シャーレの五条先生   作:未来跳躍

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仕事でしばらく忙しくなるので、本編は少しお休みします。
その代わりに短めの何気ない日常集を出しますので楽しんでください


ミニストーリー
じゅじゅさんぽ 壱


 

 

早瀬ユウカは管理したい

 

シャーレ・執務室

 

ユウカ「こんにちは……って、誰もいない。もう先生ったら、今日は私が当番に行くって言ったのに……」

 

ユウカ「どうせいつもの遅刻でしょうし、先に仕事始めておこう」

 

カタカタカタカタ

 

五条「ただいまー……って、あれ?なんでユウカがいるの?」

 

ユウカ「はあ……もう!今日は私が当番の日だってモモトークで言いましたよね!」

 

五条「そうだっけ?まあ、いいや」

 

ユウカ「よくないです!!そういえば、ずいぶんな大荷物ですね」

 

五条「うん、ちょっと買い物をね。インナー用のシャツやら靴下が安かったから、まとめ買いをしたんだ」

 

ユウカ「へえ、そうだったんですね。いくらだったんですか?」

 

五条「ふっふっふ。それがね、なんと……1着10万円だったんだ!安くない!?」

 

ユウカ「……へ?」

 

五条「この靴下なんか、1足5000円だったからさ、10個まとめて買ったんだ!どう、お得でしょ?」

 

ユウカ「……」

 

五条「ユウカ?」

 

ユウカ「……ん……い」

 

五条「え、なんて?」

 

ユウカ「全っ然、お得じゃなーい!!」

 

五条「えっ、どうしたの?」

 

ユウカ「高すぎますよ!何なんですか、この金額は!?」

 

五条「えぇ、別に普通じゃない?」

 

ユウカ「普通じゃありません!ちょっと他に何買ったのか、見せてください!」

 

五条「そんな変なの買ってないんだけどな」

 

ユウカ「10万円のシャツが3着と8万のズボンが3本……って、全部で60万弱も使ったんですか!?」

 

五条「これくらい、普通ていうか……安いもんじゃないの?」

 

ユウカ「頭が痛くなってきた……先生は家計簿とかつけないのですか?」

 

五条「……家計簿って、なに?」(←呪術界御三家のボンボン)

 

ユウカ「……わかりました。ミレニアムサイエンススクール『セミナー』の会計として、私が先生の懐事情はキッチリ管理させていただきます!」

 

五条「えぇっ!?」

 

ユウカ「当然です。いくら先生のお金といえど、お金の使い方というものがあります。経済を回すために使うことは大切ですが、使い過ぎもよくありません。それから――」

 

A few moment later.

 

ユウカ「――というわけで、私が先生のことをしっかり管理するのでどうぞ宜しくお願いします」

 

(ヒュー)

 

ユウカ「先生ーっ!!

 

結局、五条に逃げられたユウカなのであった。

 

 

 

伊落マリーは懺悔したい

 

トリニティ大聖堂

 

五条「ヤッホー!マリー!今日も頑張ってんねー」

 

マリー「あっ、先生!ご無沙汰しております。今日はトリニティにお仕事ですか?」

 

五条「まあね。この限定マカロンをゲットするために、朝からずっと並んでたんだー」

 

マリー「あの、お仕事じゃなかったのですか?」

 

五条「何言ってんの!このマカロンを手に入れることも大事な仕事さ」

 

マリー「あはは……」

 

五条「そういうマリーは忙しそうだね」

 

マリー「え、ええ。大変ですけど、これも立派な『シスター』になるためですので」

 

五条「今日も懺悔を聞いてたの?」

 

マリー「はい。迷える人々の心の道標になれればと思いまして」

 

五条「よっ、御立派!さすがはシスターマリー!」

 

マリー「や、やめてください……」

 

五条「シスターマリー!シスターマリー!」

 

マリー「は、恥ずかしいです……せんせ――」

 

五条「……ッ!マリーッ!」(グイッ)

 

マリー「きゃっ!?」

 

ガシャーン

 

五条「ふう……危なかったねー。大丈夫、マリー?」

 

マリー「……」

 

五条「マリー?」

 

マリー「あっ!いえ、どうもすいません!あ、ありがとうございました!」

 

五条「そう。ならよかった」

 

マリー「わ、私はもう行きますので」

 

五条「あっ、ちょっと待って」

 

マリー「な、なんでしょ――ムグッ」

 

五条「1個あげるよ、じゃあねー」

 

モグモグ コクン

 

マリー(顔が熱い……どうしたのでしょうか?先ほど、先生に抱き寄せられた時からずっと……)

 

マリー「あぁ……主よ。私はいったい、どうしたのでしょうか……?」

 

彼女がその答えを知るのはもう少し先のお話

 

 

 

ヴェリタスはキャンプをしたい

 

五条「いやー、いいキャンプ日和になったねー」

 

コタマ・ハレ・マキ「「「……」」」

 

五条「みんなー、バーベキューが食べたいかー?」

 

3人「「「……」」」

 

五条「テンション上げてよ……」

 

マキ「いや、そんなこと言われても……」

 

ハレ「私たちも急に連れてこられて……」

 

コタマ「どう反応すればいいのか分かりません」

 

五条「ええ!?そうなの!?」

 

マキ「なんで先生が驚いてるのさ」

 

ハレ「早く帰りたい……」

 

コタマ「まだ仕事が残っていますのに……」

 

五条「もう、文句ばっかりだなー。チヒロを見なよ、ちゃんと準備をしてくれてるんだから」

 

チヒロ「まあ、先生の無茶ぶりに文句を言ってもどうしようもないってわかってるからね」

 

ハレ「副部長……」

 

マキ「チヒロ先輩が悟った眼をしている」

 

チヒロ「ほら、みんな。さっさと手伝って」

 

3人「「「はーい……」」」

 

五条「さあさあ、キャンプを始めるよ」

 

そうして、準備に1時間が経過した

 

マキ「やっと終わったー!」

 

チヒロ「まだ準備が終わっただけだよ」

 

ハレ「もうこれで終わってもいい気がしてきた」

 

コタマ「すでに疲れました」

 

五条「お疲れー!準備終わったねー」

 

マキ「先生、ほとんど何もしてなかったけどね」

 

ハレ「確かに……」

 

五条「ふっふっふ、そんなこと言っていいのかな?見よ、これが今回のバーベキューの主役、A5ランク国産黒毛和牛だよ!」

 

4人「「「「おぉー!!」」」」

 

マキ「すごーい!!」

 

コタマ「こんな良い肉、初めて見ました」

 

ハレ「すでにおいしそう」

 

チヒロ「先生、ずっと気になってたんだけど、あれは何?」

 

五条「え、あれ?ピザ窯」

 

マキ「ピザ窯!?」

 

ハレ「なんでそんなものが!?」

 

五条「何言ってんの。キャンプと言えば、ピザもでしょ。前回は用意できなかったからね」

 

チヒロ「改めて見るとすごいね」

 

五条「ちなみに野菜は産地直送、デザートにはマシュマロとチョコとビスケットも用意してるよ!」

 

マキ「うわー!先生大好き!」

 

コタマ「お腹が空いてきました」

 

五条「それじゃあ、バーベキューを始めようか!」

 

4人「「「「おぉー!!」」」」

 

ジュージュー

 

マキ「お、美味しい!」

 

ハレ「お肉ってこんなに柔らかかったっけ?」

 

コタマ「この肉の焼ける音もいいですね」

 

チヒロ「先生、横失礼するね」

 

五条「チヒロも楽しんでる?」

 

チヒロ「うん、楽しいよ。こんなに美味しい肉もご馳走になって」

 

五条「気にしなくていいよ」

 

チヒロ「最近みんな仕事に追われて疲れてたからいいリフレッシュになったと思うよ。もしかして……先生は私たちのためにこのキャンプをセッティングしてくれたの?」

 

五条「……え?いや、普通に僕がキャンプ行きたかったからだけど」

 

チヒロ「……。プッ、アッハハハ!確かに先生らしいね!」

 

マキ「あー!チヒロ先輩、先生とおしゃべりしてるー!」

 

ハレ「先生、このお肉焼けたよ」

 

コタマ「先生、ピザもできましたよ」

 

五条「はいはい」

 

こうして、五条たちは絶品バーベキューと焼き立てピザ、そして、デザートのマシュマロサンドを堪能して最高のキャンプをしただった。

 

後日

 

ノア「ユウカちゃん、先生からです」

 

ユウカ「あ、ありがとう、ノア。なにかしら?」

 

ノア「もしかしたら、デートのお誘いじゃないんですか?」

 

ユウカ「ちょ、ちょっと!何言ってんの、ノア!?」

 

ノア「あらあら、ユウカちゃんったら可愛いですね」

 

ユウカ「もう、ふざけないでよ。えーっと、キャンプの経費申請書?はあっ!?18万円!?」

 

配達員「すいませーん、お届け物です」

 

ノア「あら、なんですか?」

 

配達員「えっと、シャーレの五条悟からですね。手紙も預かってます」

 

ノア「なになに……。『邪魔になったから、これあげる。GTG(グレートティーチャーゴジョー)より』まあ、立派なピザ窯ですね!」

 

ユウカ「先生ーーっ!!




次回は日曜の夜に投稿予定です
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