ということで書きます。
美食研究会とS.P.A.S.12
「フウカさん!行きますわよ」
今日も今日とてゲヘナの給食部は襲われる。
例の四人組…美食研究会が愛清フウカをさっさとさらっていく。
そのまま給食部の車に押し込みそのままアクセル全開で逃げ切る。
だがしかし今日は少し違った。
いつもは四人で襲うのだが今日はひとり多かった。
「そこ右ですわスパスさん」
「は〜い!」
某ゲヘナの行政官に似ている髪にワガママボディ。
ヘイローがないのに銃弾にも平気な耐久性。
パンチで壁を砕ける某トリニティピンクゴリラ並のパワー。
戦術人形のS.P.A.S.12である。
「ちょっとハルナ!その人誰よ!」
そんなことを言うのは愛清フウカ。
美食研の被害者にしてあのゲヘナの給食部を回す猛者である。
「あの人はなんか最近キヴォトスにやってきたスパスさんですわ。そして私達と同じ志を持つ同士ですわ」
そう返すのは黒舘ハルナ。
美食研のリーダーにしてテロリスト。
黙っていればいいとこのご令嬢。
「私と同じぐらい食べる人ですよ〜」
こいつは鰐淵アカリ。
めっちゃ食べる人である。
エンゲル係数を上げて家計を破壊するタイプの人である。
「料理が得意な人ですよ~」
こいつは獅子堂イズミ。
めっちゃ悪食な人である。
上は戦闘機、下は潜水艦まで食べれそうな気もする。
「ピザがとっても美味しいのよ!」
こいつは明石焼き……ではなく赤司ジュンコ。
食べたいものが食べられない人である。
幸せになってほしい。
「S.P.A.S.12です!スパスって呼んでくださいね〜!」
「愛清フウカよ。……悪いことは言わないからコイツラとつるむのはやめなさい。ロクなことにならないわよ」
「でも飲食店はしごできますからね〜」
「ハァ……」
例の顔*1 をしながらため息を吐く。
そんな話をしている間にも車は走り、とある廃墟で止まる。
「ハァ…なんでこの部屋だけ妙に豪華なの?」
ハルナに案内され廃墟の一室に足を踏み入れると、そこにはトリニティでよく見るおしゃれなカフェのような部屋になっていた。
「よくぞ聞いてくれました。今回はスパスさんの入部祝ということでスパスさんの好物のハンバーガーを出そうと思いましたが、あいにくゲヘナのハンバーガー屋はこの前爆破してしまいましてね。そして最近にわかに高級ハンバーガーなんてものもあるようなので……言いたいことはわかりましたわね?」
「あーはいはい。つまりはあそこの材料でハンバーガーを作れってことね」
「その通りですわ!」
「ハァ……じゃあちょっと待ってなさい」
フウカはため息を着くとキッチンへ向かった。
そして手元のひき肉をつくるためにフードプロセッサーに牛肉を入れるのであった。
◇◆◇◆◇
「そういえば最近なんでもヘイローのない人が増えているようですわね。それも私達と似た容姿の」
「私みたいな?」
「そうですわね。スパスさんみたいに銃弾をものともせず銃の扱いもうまいらしいですわ」
話の種にとハルナが呟く。
まるで今から世界観の説明が始まりそうな話である。
「グリフィンからやってきた人形かもしれませんね」
「グリフィン?」
「ええ、民間軍事会社グリフィン&クルーガー。私の勤め先ですよ」
「PMCというとカイザーみたいなものですか〜?」
「う〜ん……まぁ、そんなところですかね?」
そんな会話を黙って聞いていたジュンコがふと思い出したかのように呟いた。
「あっ!最近救急医学部にスパスさんみたいな人が入ったって話なかった!?」
「そういや見慣れない人がいましたね〜」
イズミがああ〜っといった顔で返す。
「グレーの平帽子を被ってAEDを持ってた人ですね〜…」
「スパスさん。心当たりはありませんか?」
「いや~……心当たりはあるんですけどね〜……確証はありませんね〜」
次話へのフリを軽く残して会話を続けているとフウカが帰ってきた。
フウカの手にあるトレイにはハンバーガーとポテト、コーラが人数分置いてあった。
この際、異様に大きい三つのハンバーガーには目をつぶっておく。
※次話が救急医学部とは限りません。
『いただきます!』
それぞれのハンバーガーを持つと豪快にかぶりついた。
アメリカのビッグなバーガーを前にすると淑女だろうが豪快にかぶりつくものだ。
ふわっとしたバンズにジューシーなパティ、塩気効いたチーズ、賛否あるがないと何か物足らないピクルス、シャキッとしたレタス、トマトソースやウスターソースが混ぜられたソース。
これらがまずいワケがない。
バーガーを頬張ると紙のボトルに入ったコーラをストローで啜る。
口に残る油濃さとジャンキーさを喉へと流し込む。
そしてポテトを数本口へと入れる。
塩気の効いたポテトを食べるとまたコーラを欲する。
あの美食研究会の舌を唸らせる愛清フウカの料理。
それは数多の料理屋を破産させてきた食べ歩いてきたスパスの舌を唸らせるに至るほどである。
「私が食べてきたものでも五本の指に入る美味しさです〜!」
「ええ、フウカさんの料理は一級品ですから」
そんなスパスを見てハルナが得意げな顔をする。
「なんで貴女が誇らしそうにするのよ……」
そんなハルナをフウカはジト目で睨む。
『あっ!おかわりお願いしますね〜!』
ジュンコやハルナがまだまだ食べている頃、もうあのバカでかいバーガーを食べ終わったアカリとスパス、イズミがおかわりを要求する。
「なんでアカリがもう一人増えるのよ………」
フウカはまたもため息を吐いてキッチンへと戻っていった。
◇◆◇◆◇
「さて、スパスさん。美食研究会、いいところでしょう?」
「はい!こんな美味しいものが毎日食べれるなんていいところですね〜」
食後の和やかなムード……
そんなものゲヘナでは夢幻の如きものである。
「オラァ!美食研!神妙に縄につけ!!」
銀髪褐色足舐められっ子。
銀鏡イオリである。
「さて、逃げますわよ!」
部長の号令のもと六人はさっさと車に乗り込み廃墟を去る。
「ヒナ委員長がいなければなんとかなるものですね〜」
風紀委員を引き剥がしたあとアカリが妙にフラグっぽいことを言う。
「案外ヒナ委員長もスパスさんも入ったしなんとかなるかもしれませんね〜」
イズミもフラグをしっかり建てる。
「まっ!この先にヒナ委員長がいるはずもないしこれは勝ったでしょ!!」
そしてジュンコがトドメを刺す。
「スパスさん。悪いことは言わないわ。今すぐハンドルから手を放し車から飛び降りたほうがいいわよ」
フウカが最後通牒だと言わんばかりに運転席に座る彼女に声を掛ける。
「うーん……そんな気がしますね〜……」
この怒涛のフラグ発言には数多の鉄血兵を倒してきたスパスと言えども冷や汗をかく。
だがしかし、少しの間ともいえ同じ釜の飯を食べた仲間。
このまま見捨てるのも……と思い悩んでいた時………ヤツは来た。
「美食研究会。覚悟しなさい。……そこのアコみたいな髪型の貴女も抵抗するなら覚悟しなさい」
「やはりフラグでしたわね…!」
「ハルナさん!ナビをお願いします!おそらく彼女は私達が逆立ちしても勝てない人でしょう!なら逃げるが勝ちですよ!」
だがスパスは前職ピザ屋と言えどもあの鉄血兵をボコしてきた。
勝てないと踏むと焦らずすぐに逃げに転じた。
「わかりましたわ!アカリさんたちはヒナ委員長の迎撃!私はナビゲートしますわ!」
部長の号令の元各自がすぐに行動に移る。
三人はすぐに後ろを向き、飛んでいるヒナの迎撃にかかるが相手はゲヘナ最強。
そんな豆鉄砲など気にも止めぬと言わんばかりに運転席や周りの建造物を狙う。
「風紀委員長さんって怖いですね〜!」
生死は問わぬと言わんばかりの猛攻を受けて思わずスパスがボヤく。
そんな彼女は障害物を愛銃でふっ飛ばし、ハルナの指示の元なんとか逃げ道を探す。
だがそれもヒナ委員長には敵わず、車の前に立たれたヒナに思わずブレーキを掛けてしまいその隙に部長のハルナの身柄を押さえられたらあとはさっさとみんな捕まった。
◇◆◇◆◇
「いやー……捕まってしまいましたわ」
「ですね~…」
「いや~……今回もだめでしたね〜……」
「次こそは逃げ切ってやるんだから!」
「あの委員長さん随分手強いですね〜……」
捕まった五人はそう牢屋でボヤいたそうな………
☆ゲヘナ学園(ブルアカ)
・キヴォトスのゲヘナ地区にある学園。
・爆発音は日常。
・温泉開発部、美食研究会がテロリストの二大巨頭。
・イブキはゲヘナのアイドル。
・こんなんだから風紀委員の胃はキリキリ。
☆美食研究会(ブルアカ)
・気に入らない店は爆破!給食部は攫う!風紀委員長にシバカれる!あんたらキヴォトス人なの!
・テ ロ リ ス ト
☆グリフィン&クルーガー(ドルフロ)
・ドルフロ世界のカイザーみたいなやつ。なおプレイヤーの味方の模様。
・指揮官(プレイヤー)はここに就職している。なお十年後。
・社長はツダケンボイス。
☆鉄血(ドルフロ)
・鉄血工造っていう軍需工場のこと。
・グリフィンの敵その一。
・ハンターちゃんスコスコ。
複数人を動かすの難しすぎワロタ。
SS師の方々には恐れ慄きますわ………
作者はブルアカは初心者先生、ドルフロはリリース一年目からのベテラン指揮官()。
このキャラこんな口調じゃないとか、こんなキャラじゃないとかそんなご指摘お待ちしてます。
なおあまり強く言わないでくれると嬉しいです。
コメント、出してほしい人形や生徒、出してほしい人形と生徒の組み合わせとか待ってます。
次話は筆が乗り次第。
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私の趣味?ジャック・ダニエルさ
ぶっちゃけブルアカとドルフロやっている?
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両方やっている!
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ブルアカはやっている!
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ドルフロはやっている!
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昔両方やっていた!
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昔ブルアカやっていた!
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昔ドルフロやっていた!
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両方やっていない!