45姉…
これはおじさん=45姉が成り立つのでは???
今話から先生のセリフは” ”で表しています。
”じゃあ行くよ”
「わかりました」
ある日のシャーレ。
先生とスプリングフィールドの二人は書類仕事もそこそこに外出支度を整えていた。
目的地はアビドス高校。
支援物資を届けに行くついでに顔を出してくる算段である。
ついでに柴関で腹を満たしてくることも考えながら彼らはシャーレを出た。
◇◆◇◆◇
支援物資をしこたま積んだ4WDでアビドス砂漠を走ること一時間ほど。
ボロさが目立つものの活気が少しは出てきた学校が見えてきた。
アビドス高校。
かつては優雅を誇ったが奢れるものは久しからず、今となっては自治区が砂に沈み、生徒も随分減った。
だが、残った生徒が復興を目指し尽力している。
そんな学校である。
さて、そんなアビドス高校に着いた二人は車を校舎につけ、荷物をおろし始める。
「あっ!先生お手伝いしまs……どちら様で?」
”ああ、彼女はスプリングフィールド。シャーレの事務を手伝ってもらっている”
「へ、へぇ…そうですか…あっ!それ持ちます」
”ありがとうアヤネ”
校舎から出てきたのは奥空アヤネ。
メガネっ子である。
メガネの有無についての話はしないでおく。
「そっち貰いますね〜」
「ん、先生、それ半分持つ」
続いて十六夜ノノミ、砂狼シロコが降りてくる。
アビドスのヤベー奴、ヤベー奴である。
下りてきた三人は弾薬や食糧、装備、消耗品などを校舎へと運び込む。
一応大きめのトレーラーを後ろに繋げた4WDを二台でやって来たため、五人がかりで下ろしても中々時間がかかる。
先生も消耗品の入った段ボールを校舎の一室に持っていくと中で思わぬ再会があった。
「あら…懐かしい顔がいるじゃない〜」
「ホントだ!指揮官だ!」
薄暗い倉庫となっている教室の中。
キヴォトスに来る前何度も顔を合わせた姉妹がいた。
茶鼠の髪のサイドテールに左目の傷。
妹には敵わない胸部装甲。
ミステリアスな読めない笑顔。
もう一人は栗色のツインテールに右目の傷。
姉と違って曲がっているマガジンを象徴するように膨らんだ胸部装甲。
ファミパン姉貴
UMP45とUMP9の姉妹である。
”45にナインか。二人も来てたんだ”
「ええ、砂漠で迷ってたところを拾われてね。それからここでお世話になっているのよ」
「そうだよ!ここの人たち優しいんだよ〜!あったかいベッドで寝れるしね〜!そんなの指揮官の基地以外じゃできなかったから!」
妙に闇の深い話がナインの口から漏れたが気にしない。
久方ぶりの再開、みんな積もる話はあるが今は荷物の整理。
三人は荷物の整理を再開した。
七人がかりで荷下ろしをすればいくら2台分と言えども三十分程度で全ての荷物を下ろし終えた。
荷下ろしを終えると一息つく目的でアビドス廃校対策委員会の部室にみんな集まっていた。
「まさか指揮官もこっちに来てるなんて思わなかったね45姉!」
お茶で喉を潤したところでナインが切り出した。
「そうね、ナイン。で、どうしてこんなことになってるか説明、できるわよね〜?せ・ん・せ・い?」
”ヒュッ”
「はいはい。45さんもそれぐらいにしときましょうね。先生伸びちゃってますから」
「あら?どうしてかしらね?」
腹の底が見えない笑顔しながら45はとぼけて見せる。
その様子はまだまだ付き合いの浅いアビドスの面々は当たり前のこと、長い付き合いのナインですら顔を青くさせた。
「そ、そういえばお二人は随分仲が良さそうですけどお知り合いですか?」
アヤネが流れを変えにかかった。
「はい、45さんとはそれなりに長い付き合いですよね?」
「そうね、ウチのナインの餌付けに成功するぐらいには長い付き合いね」
さっきまでのおどろおどろしさは形を潜め年相応の少女のような笑みで答える45。
グリフィンの汚れ仕事をこなしている小隊長なだけはある。
”そういう45こそどうしてアビドスに?砂漠で迷ったって聞いたけど?”
「私と45姉、G11に416、みんなでヘリで帰っていたに嵐に巻き込まれたらアビドス砂漠にいたんだ。で、私も45姉もどうしようかと思ってたところでシロコさんとあったんだよね。そこから私達はアビドス高校でお世話になってるんだよ」
「ん、そゆこと」
「でも、そのG11さんとHK416さんはまだ見つかっていないんですよね。どこかで保護されいればいいんですけどね」
「まっ、あの二人のことだししぶとく生き残ってそうね」
ノノミが心配そうに言う。
だが45は意にも介さずさしておかしなことでもないと言った風に返す。
”まぁ、あの二人のことだしね……”
それには先生も同意のようである。
さて、そんなこんなで場の空気も柔らかくなってきたところでさっきからずっと机に突っ伏していたピンク髪が顔を上げた。
「うへ〜……あれ〜?おじさん寝てた〜?」
「ん、ホシノ先輩おはよう」
「おはようございます〜」
シロコのおはようを皮切りにそれぞれがおはようと言っていく。
「うへ〜…みんなおはよう…あっ、先生来てくれたんだね〜」
最後にピンク髪。
キヴォトス最高の神秘の持ち主にしてキヴォトス最高()の胸部装甲の持ち主。
おじさんこと小鳥遊ホシノである。
「いや~…寝落ちしちゃうとは…おじさんも歳を取ったね〜」
”ホシノはまだ高校生でしょ”
彼女はいかにも気だるげな様子を醸し出している。
そんなホシノを横目にアヤネが口を開いた。
「そう言えば…先生はこのお二人と知り合いなんですか?」
”45とナインね〜。まぁ、色々あったんだよ”
「そうね、
迫真の燃料投下から着火。
着火の際には火炎放射器を用いた模様。
「ん、先生を襲う」
シロコが聞くやいなや襲いかかる。
聞いてから行動までの速さ…ペロッ、これは慣れている砂狼の動き!
「指揮官!家族になろうよ!」
それに続くようにナインも飛びついた。
砂狼に負けず劣らずの反応速度である。
さすがファミパン姉貴、そこにシビれる憧れるゥ!
「シロコちゃん。そこをどいて、先生を襲えないよ」
シロコは襲いかかると同時にファミパン姉貴の行く手を阻む。
それを見て先生は随分感動している様子。
「シロコちゃんが先生を守ってます!」
「うへ〜…シロコちゃんも成長したね〜」
「シロコ先輩も理性あったんだ……」
これにはアビドス組も感動している様子。
それを横目にシロコはゆっくりと口を開けた。
「ん、ナイン。ナインは先生を共有できる?」
「うーん…最近は家族の形も色々あるからね!コレも家族だね!いいよ!」
「ん、では先生を襲う」
くるっとシロコは後ろを向いて先生に飛びかかった。
その後ろにはナインも飛びかかっている。
迷いなく一直線に彼女らは先生に飛びかかる。
”やはりシロコはシロコか!”
先生もとっさに回避行動にかかるがやはり二対一。
先生はあえなく二人にのしかかられた。
「はいはいナイン、その辺にしとくのよ」
「シロコちゃんもそろそろやめとこ〜ね」
頃合いを見計らってヒョイッと45がナインを引き剥がす。
ホシノもシロコをズルズル引きずる。
「あっ、そろそろお昼ですね。先生、そろそろシャーレに戻らないといけませんね」
”ん?ああそうだね。じゃあ柴関にでも寄って帰ろうか。シロコたちも行く?”
「ん、もちろん」
「いいですね~」
このあと柴関に向かったあと一通りセリカをいじって帰ったらしい。
蛇足だが、先生の財布は随分軽くなっていたとか。
☆アビドス廃校対策委員会(ブルアカ)
廃校の危機に陥っているアビドスをなんとかしようとする委員会。
記念すべきブルアカのメインストーリーVol.1の舞台。
☆ん、先生を襲う(ブルアカ)
実はゲームでは言ってない。
某検索サイトでは”ん、せ”と打つとサジェスト欄に”ん、先生をおそう”と出てくる。
元ネタはおそらく”ん、銀行を襲う”。
☆404小隊(ドルフロ)
45姉率いるドイツ銃人形四人組の部隊。
ドルフロ2でも小隊員が全員出てくるぐらいには人気。
45姉が絶対実装されないと悟りむせび泣いた指揮官は少なくない。なお作者もそうである。
☆ファミパン姉貴(ドルフロ)
家族になろうよ!!!
※福山雅治ではない。
思ったより難産。
ぶっちゃけ始めは45姉とホシノの絡み書きたかったけど重すぎたため書けなかった。
もう少しマイルドにできたら書くかもしれない。
にしてもシロコのオチ適性は半端じゃない。
このキャラこんな口調じゃないとか、こんなキャラじゃないとかそんなご指摘お待ちしてます。
なおあまり強く言わないでくれると嬉しいです。
コメント、出してほしい人形や生徒、出してほしい人形と生徒の組み合わせとか待ってます。
次話は筆が乗り次第。
ここから評価!
地獄で会いましょう、ベイビー
ぶっちゃけブルアカとドルフロやっている?
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両方やっている!
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ブルアカはやっている!
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ドルフロはやっている!
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昔両方やっていた!
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昔ブルアカやっていた!
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昔ドルフロやっていた!
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両方やっていない!