ドールズ・アーカイブ   作:あっぷる⤴ぱい⤵

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Q.ペルシカリア博士は人形じゃなく、人間では?
A.あんなゲロ甘いコーヒー飲んでて生きている奴が人間なわけないだろ。
あんなん糖尿病なるて。


エンジニア部とペルシカリア博士

”あっモモトーク来てる”

 

ある日先生のモモトークに一件のメッセージが来た。

差出人はミレニアムのエンジニア部。

内容は新作の道具ができたからぜひ見て欲しい、とのことである。

 

「どうしたんですか?先生?サボれる口実でも見つけたような顔をして」

 

”ギクゥ……”

 

今日のシャーレ当番のノアが言葉のナイフを首筋に突きつけた。

いくら大人の先生と言えども生塩ノアの前では軽くあしらわれてしまうようである。

 

「大丈夫ですよ。先生。私がやっておきますから行ってきてください」

 

そう言うのはスプリングフィールド。

ここ最近ずっと先生といるため嫉妬の炎に巻かれる生徒もいるが、仕事を早く終わらせてデートに送り出してくれるため逆にありがたがっている生徒もいる。

評価が割れる淑女である。

 

さて、それは置いといてスプリングフィールドの提案を二人は飲み、ノアと先生はミレニアムへと向かった。

 

 

◇◆◇◆◇

 

 

”来たよ、ウタハ、みんな”

 

「よく来てくれたね先生。待ってたよ」

 

エンジニア部の部室で先生を待っていたのはエンジニア部の部長、ウタハ。

残りの二人はどうやら留守にしている様子。

 

「さて、前置きはともかく、まずはこちらを受け取ってほしい」

 

そう言い、ウタハが私のは一本のボールペン。

特に変哲もないボールペンである。

 

「ボールペン。のようですね」

 

”だね、ノア”

 

「そうさ、ボールペンだが、コレには色々付いているんだよ。まず、ボールペンの本分として赤と黒を切り替えて文字を書ける」

 

ウタハがさささーと紙にボールペンを走らせる。

普通に書けて、特におかしなところはない。

 

”普通だね”

 

「ええ、エンジニア部としてはまだまともですね」

 

「散々な良いようだね……まぁそれはいい。で、お次はもちろん自爆機能だ。Bluetoothも対応しているから遠隔でも爆発させられる」

 

ウタハはさも当然と言わんばかりに紹介する。

これのどこがまともなのだろうか?

 

”それはペンに必要なのかい?”

 

「ああ、それがロマンと言うものさ」

 

「次行きましょう。ウタハさん、他にも付いているんでしょう?」

 

「ああ、そして自爆だけじゃ身を守れないから武装としてペン先から弾が出る拳銃、登録されていない指紋の持ち主が触れば電撃が走り、デデンデンデデンのリズムでノックすれば雷ちゃん搭載のドローンがどこからともなくやってくる」

 

ノアと先生は天を仰いだ。

どこのスパイが持つペンだよと、そう心でしっかり思った。

 

「まぁ、武装はコレぐらいで一応多機能ボールペンを自称しているんだ。マイスターとしては生半可な機能で多機能とは言いたくないからね。この他にも………」

 

それから数多の機能に付いて紹介された。

ここまで来るとすごいよりおかしいが勝つ。

 

”す、すごいね……”

 

先生の口からはそう漏れた。

さすがのノアも先生も引いている。

 

「さて、まぁ、私もここまで多機能だと誤爆が起きやすいからね。色々機能を削って正規版として出そうと思うけどどうかな?」

 

「それが良いと思いますね」

 

「よしよし……ということでノア。予算の増額を頼んだ。最近何かと出費がひどくてね……先生の方からもユウカへの口利きを頼むよ。お願いだ」

 

「そういうことだろうと思いましたよ。にしても最近予算を出したはずですが……?」

 

「いやね、今すごいものを作っているんだよ!で、それに予算が溶けていくんだよ、ヒビキもコトリも今は資金調達に走っているよ」

 

随分エンジニア部の予算事情は逼迫しているようである。

先生はこの予算の逼迫度合いより、何にそんなに予算が溶けているのかが気になるところである。

 

”ねぇウタハ。何にそんなに予算が溶けているんだい?”

 

そう言うとウタハが目を輝かせた。

 

「そう!それなんだがね……ペルシカ博士」

 

「やぁ」

 

”うわ出た”

 

露骨に先生は引いた。

某ゲマトリアを見た時みたいである。

ノアはそんな先生の様子を見て不思議に思いながらも挨拶を返した。

 

「さて、指揮官……じゃなかったわね、先生。私もね、こっちに来て今はここで色々やっているわけよ……今とあるものを作っているのよ。ここはすごい、私がいた16LABを超える設備もあるのよ。こんな設備をハイスクールの学生が自由に使えるとはいやはや、キヴォトスが羨ましくて仕方ないよ」

 

そんな事言うのはI.O.Pの16LAB主席研究員のペルシカリア博士。略してペルシカ。

某ウマ娘のアグ◯スタキ◯ンから運動神経と尻尾を取った女性である。

耳はつけ耳(猫耳)

ドルフロというゲームを成り立たせるためのスティグマシステムの開発など結構活躍しているが、私生活と泥甘いコーヒーで損をしているタイプの人間である。

 

”で、一体今度は何に予算を溶かしているんですか?”

 

「そうだったそうだった。着いてきて」

 

ペルシカの案内の元エンジニア部の部室の奥へと進む。

そこには一つの箱が置いてある。

ペルシカはそれを掴むと蓋を開けた。

 

「ペンケースのようですね」

 

ノアが呟く。

それを聞いてペルシカは満足そうに言った。

 

「そう、コレはペンケースだけど、指揮官!M16が背負っているケースがあるでしょう」

 

”嫌な予感が……”

 

露骨に先生の顔が引きつる。

ウタハはワクワク、ノアは困惑である。

 

「さて、勘の良い指揮官の想像した通りよ。コレも指揮官の認証で発動するアレよ。パワーはM16が背負っているものに引けを取らないわけ」

 

「アリスのレールガン並の出力はあると思うよ」

 

イマイチピンと来ていなかったノアもアリスのレールガンを引き合いに出されると威力が嫌でもわかる。

そんな戦略兵器をこれぐらい軽いもんさと言わんばかりに言っているペルシカはキヴォトスに来ても先生の胃痛の原因となりそうである。

 

「で、こんな扱いに困るものをどうするんですか?ウタハさん?」

 

「そう、それが問題なんだ。ペルシカさんも作ったは良いが状態なんだ……」

 

”わかった……一応こっちで預かっておくね。腐ってもペルシカが作ったものだ、動作不良とか誤動作には十分気をつけていると思うし……”

 

先生はまた胃痛の種を押し付けられたと言わんばかりにペンケースを預かった。

また厄ネタが増えたよコレ。

いつかこのペンケースもネタにするかも……

その後、セミナーやヴェリタス、特異現象捜査部やゲーム開発部など、色々な部活に顔を出して先生とノアはシャーレに帰っていった。

 

シャーレではすでにスプリングフィールドが先生のサインがいるもの以外は全て終わらして、コーヒーを淹れて待っていた。

何この人正妻適性が高すぎる……

そんなことを思ったセミナーの書記がいるとかいないとか………




☆エンジニア部(ブルアカ)
同人誌、SS、漫画など二次創作の導入としてはサヤの薬並に便利な存在。
基本は色々作っているが部室をふっ飛ばしてセミナーの雷が落ちることも。
この世界線ではペルシカ加入もあるためもっと吹っ飛ぶかもしれない。

☆I.O.P(ドルフロ)
正式名称はググりなさい。
グリフィンの人形を貸し出している企業。
社長のハーヴェルのCVは若本規夫さん。
もうこの人ひとりで良いんじゃないかなぁ?

☆16LAB(ドルフロ)
ペルシカが主席研究員を務めているLAB。
ペルシカは既存の☆5装備に自身のLABのラベルを張ってプレミア化させたり、ニューラルクラウドの舞台の仮想空間”マグラシア”に自身の体の一部分を盛ってダイブさせたりしている。
もちろんこちらも雑に導入に使える。

某アグ◯スタキ◯ンは紅茶にドバドバ砂糖を入れて、ペルシカ博士はコーヒーにドバドバ砂糖を入れる。
なんか似てるなこいつら。
このキャラこんな口調じゃないとか、こんなキャラじゃないとかそんなご指摘お待ちしてます。
なおあまり強く言わないでくれると嬉しいです。
コメント、出してほしい人形や生徒、出してほしい人形と生徒の組み合わせとか待ってます。

次回は筆が乗り次第。

ここから評価!

指揮官、この前貸した写真集、そろそろ返してもらえませんか?

ぶっちゃけブルアカとドルフロやっている?

  • 両方やっている!
  • ブルアカはやっている!
  • ドルフロはやっている!
  • 昔両方やっていた!
  • 昔ブルアカやっていた!
  • 昔ドルフロやっていた!
  • 両方やっていない!
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