指揮官さんたちに聞きたいです。
コルト・ウォーカーの使い方や相性の良い人形とかを教えてください。
結構癖のある性能で使い所が難しいです…
「先生、調査結果が出ました」
ある日のシャーレ。
スプリングフィールドはホチキス止めされたA4サイズの書類の束を先生に渡した。
”ありがとう、スプリングフィールド”
「いえいえ、お礼は私ではなくウィンチェスターさんやM16さんに行ってあげてください」
”でも情報をまとめたり、あの二人へと交渉材料の料理を振る舞ったのはスプリングフィールドでしょ。ありがとうね”
はい出たよ無自覚女たらしムーヴ。
でもコイツ肝心なとこでクソボケるんだよなァ……ハァァァ…つっかえ。
それは置いといて、資料を受け取った先生はパラパラと紙の束をめくると一つの名前の所で止まった。
”マギー・ポンジ……まさかキヴォトスで名前を聞くとは……”
「ええ、ですがあり得ないことではないかと……」
「先生、一体その人は誰かしら?」
そう訊くのは今日のシャーレ当番の空崎ヒナ。
事務もできて、戦闘もできて、お日様の匂い。
完全無欠の美少女である。
”ああ、この人は今、ブラックマーケットで勢力を広げている組織の長だよ”
「カイザーグループ自体最近は失速しているとは言え、カイザーグループすら凌ぎかける勢力に成長しています」
「そう言えばアコが言ってたわね。最近ブラックマーケットで勢力を伸ばしている組織があるって……ところで先生はその人を知っているの?」
”うん、ここに来る前は関わりがあったからね”
「ですね」
空崎ヒナはその光景を見てにわかに嫉妬した。
自身の想い人が自分ではない女性となんかいい感じになっているからである。
それも初々しいカップルではなく、何年も連れ添った夫婦かのような光景にヒナは嫉妬を覚えた。
少しシナっとなった。
ヒナがそんなことを思っていると先生はシャーレの電話をとってどこかに掛け始めた。
『どうも、こちらコルト・マーケットです。ご要件は?』
無愛想な機械音声が響く。
どうやらロボット住民の声のようである。
”マギー・ポンジに繋いで欲しい”
『身元の確認がない人をマギー・ポンジに繋ぐことはできません』
”シャーレの先生だ。別に無理に繋いで欲しいと頼んでいるわけではない。ただ、マギー・ポンジにこう伝えて欲しい。指揮官がコルトウォーカーに会いたがっている。と”
『それぐらいなら……』
そう言うと電話は切れた。
”ふぅ……にしてもマギー・ポンジか……コルト・エクスプレスを思い出すね”
「そうですね、詐欺をやってないと良いんですが……」
”わからない。だけど、彼女は生きるために詐欺はしても、遊びで詐欺をしているような娘ではないと思う。それに、私は信じているよ。
(なんかすごく先生とそのマギー・ポンジ?コルトウォーカー?って人は随分仲が良いのね………)
シナッた。
お労しやヒナ上。
その後も先生とスプリングフィールドとヒナの三人体制でテキパキと紙の山を潰していく。
そんなことで時間を潰してくると電話が鳴った。
”はいこちらシャーレ”
『やぁ、シャーレの先生』
”マギー・ポンジかい?”
『ああ、そうさ』
”そう、では端的に要件を言うよ。コルトウォーカーと会いたい”
『ふぅむ……分かった。今日いけるか?』
”うん、こっちは良いけど”
『分かった。今からそっちへ行く』
”いや、私が行くよ。君がどんな生活をしているか気になるからね”
『そうか……どうせ、先生のことだ。私の本拠地を知っているだろう。そこにいる』
”わかった。そっちに行くね”
『待っている』
そう言うとプーッと電話が切れた。
”話は聞いたね。行くよふたりとも”
三人はテキパキと外出支度を整え、シャーレを出た。
目指す先はブラックマーケット。
先生は随分のほほんとしているが、ヒナは普通にピリッとしていた。
◇◆◇◆◇
ブラックマーケットに到着した一行は、コルト・マーケットの本拠地へと向かった。
「シャーレの先生ですね。どうぞ」
ロボ社員に連れられブラックマーケットの一角のビルの最上階へと連れられる。
レッドカーペットに高級な置物が置かれている廊下を歩き、一室の前で止まる。
「失礼します」
一言そう言うとガチャリとドアノブを捻り、重厚な戸が開かれる。
中には大理石の床が広がり、黒のカーペットにワインレッドのソファ。
ソファに挟まれるようにガラスのテーブルが鎮座している。
ソファとテーブルの奥には執務机と思われるアンティーク調の机に黒の革張りの椅子。
その背後に広がる窓ガラスからはブラックマーケットが見渡せる。
「やァ。待ってたよ。シャーレの先生」
執務机に座っていたのは褐色肌に黒髪のミディアムの長身の女性。
その金色の目は底しれぬ迫力がある。
”久しぶりだね。コルトウォーカー”
「お久しぶりです。ウォーカーさん」
「久しぶりだねェ…ふたりとも。ところでそのオチビさんはかの風紀委員の?」
「空崎ヒナよ」
チビと言われたことに少しムッとしながらもヒナは答える。
「ふぅむ……キミが、かい。随分君にお熱のようじゃないか?先生?まァいい。座ってくれ」
ということで三人並んで腰掛ける。
向かいにはコルトウォーカーが脚を組んで座っている。
「で、どうしたんだい?わざわざブラックマーケットくんだりまで?」
コルトウォーカーはあくまでも飄々と底知れない態度で先生と話す。
”いや、君がまたマギー・ポンジなんて名前を使っているからね……気になったんだよ”
それに対し、先生は目線をコルトウォーカーに固定し、じっと見つめて落ち着いて話す。
「ああ、そのことかい?まぁ、聡明な先生なら気づいているだろ?私だって生きるために必死なんだ」
”そうか……だけど、あまりやり過ぎないでね。私は今はシャーレで先生をやっているけど、君たちの指揮官でもあるんだ。コルトウォーカー。君はコルトウォーカーだ。マギー・ポンジではないだろう?だから、ここにいるときはマギー・ポンジを
「………ありがとう、指揮官。……おっと、時間だ。お引き取りを願うよ。先生」
先生らから顔をそむけ、目尻を指で拭きながら彼女はそう言った。
先生もすっと立ち上がり、ドアへと向かう。
「あっ、そうだ…オチビちゃん…じゃなかったね。空崎…ヒナさんだっけ?
そうコルトウォーカーは酒を煽って言った。
ヒナはその意味が一瞬わからなかったが、
「わかった」
コクリと頷き、決意に満ちた顔で廊下へと出た。
先生はその横でポカンとしている。
こいつゥ……
「それと最後にもう一つ。スプリングフィールド。あのガーリックシュリンプの作り方を教えてくれ。あれがないとロックが満足できないだ」
「では、シャーレにいらしてくれたら作りますよ」
「ええぇ……レシピさえ教えてくれれば作らせるが……」
「来てください、ね」
「…ハイ」
「よろしい」
あの天下のコルトウォーカーですら胃袋を握られるとどうにもならない。
いやはや、料理上手というものは本当に怖いものである。
一人は決意と一人は安心、一人は喜びを持ってブラックマーケットを去った。
とある日の昼下がりである。
それと後日先生をデートに誘ったシロモップと、シャーレでガーリックシュリンプを肴にウイスキーを飲んでそのデートの結果を聞いていた人形と、その二人を見て落ち着いた笑みでグラスを磨いていた淑女がいたとかいないとか……
☆風紀委員会(ブルアカ)
風紀(乱し)委員会という声もあるがデマだと信じたい。
あの混沌無秩序のゲヘナの治安を一手に担うヤベー組織。
その中でも委員長の空崎ヒナは不良たちが恐れる恐怖の象徴となっている。
☆マギー・ポンジ(ドルフロ)
コルトウォーカーが名乗った偽名にして、彼女の昔の雇い主。
まぁ、色々あったんだ。彼女も。
詳しくは「ドルフロ 縦軸歪曲 ストーリー」で検索。
☆ガーリックシュリンプ
ガーリックシュリンプは飲み始めのツマミに最適でニンニクの薫りで食欲がそそられる一品。
エビに多分に含まれるタンパク質が代謝を促進し、アルコール分解を活性化させるため、悪酔いを防げる、という点でも酒に合うツマミである。
次回は生徒を出します!!!
先生はクソボケ、はっきりわかんだね。
このキャラこんな口調じゃないとか、こんなキャラじゃないとかそんなご指摘お待ちしてます。
なおあまり強く言わないでくれると嬉しいです。
コメント、出してほしい人形や生徒、出してほしい人形と生徒の組み合わせとか待ってます。
次回は筆が乗り次第。
ここから評価!
どうも、アリウススクワットの錠前サオリだ。よろしく頼む
ぶっちゃけブルアカとドルフロやっている?
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ブルアカはやっている!
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ドルフロはやっている!
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昔両方やっていた!
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昔ブルアカやっていた!
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昔ドルフロやっていた!
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両方やっていない!