ドールズ・アーカイブ   作:あっぷる⤴ぱい⤵

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コナンの話にありそう(小並感)

今回から長編SS始まります。

この話は「頑固な料理人たち」まで読んだのちに読んでくれると話がわかりやすいかと思います。


長編SS デミウルゴスの救済
シスターフッド連続襲撃事件


「じゃあ私こっちだから〜」

 

「ばいば〜い」

 

とある日のトリニティ。

日は沈み、宵の口に入った頃、二人のシスターフッドの生徒は家への道を歩いていた。

二人で何気ない話をしながら歩き、分かれ道で二手に分かれる。

いつもの光景である。

 

そんな別れた二人の一人はてくてくと道を歩く。

いくら丈夫なキヴォトス人とは言え、夜は怖いため少々早歩きになってしまうのはしかたない。

そのため足音もてくてくではなくとっとととペースも上がる。

 

そうして歩くこと、十分程度、彼女は家についたのかカバンから鍵を探すためにポケットに手を突っ込む。

ガサゴソと少しカバンを漁ると鍵を手にカバンから手を抜く。

 

ズダンッ!!

 

「ッ!!」

 

そして彼女の側頭部に、鈍痛が走り、意識は闇へと落ちた………

 

 

◇◆◇◆◇

 

 

翌日、シャーレ。

 

”はいこちらシャーレ。どうしたの?ナギサ”

 

先生は電話に出ていた。

 

『先生。困ったことになりました。今からトリニティに来ていただけませんか?』

 

電話の相手のナギサの声色からも随分困ったことになったことが伝わる。

それを聞き先生は一も二もなく了承し、仕事を切り上げ、トリニティへ向かうのだった。

 

車を走らせトリニティについた先生はとりあえず集合場所にされていた正義実現委員会の本部へと向かう。

ちなみに今日は一人、スプリングフィールドは当番の子とともに仕事を終わらせるためにシャーレに残って書類の相手である。

 

「ああ、先生。お待ちしておりました」

 

誠実の本部についた先生を待っていたのは電話の主のナギサに誠実のトップの剣先ツルギとナンバー2の羽川ハスミ、それにシスターフッドの歌住サクラコと名だたるビッグネームたちである。

 

”おまたせ、ナギサ”

 

「いえいえ大丈夫ですよ、先生。それより伺いたいことがあります」

 

いつになく真剣な様子のナギサに先生もなにかあったのかと気を引き締める。

そんな先生に対し、ナギサがなにか言うのではなく…そばにいたサクラコが声を上げた。

 

「最近、シスターフッドの生徒たちが襲撃にあっています」

 

”襲撃?”

 

「ええ、みな頭に一発ずつ撃たれ、気絶しております。中には衝撃で記憶が混濁した子までいます。幸いほんの一日程度で記憶は戻り、今は経過観察のため入院しています、他の子も経過観察で入院していますが日常生活に不便はない、と救護騎士団の方から聞いています」

 

”………良かった。……それにしても…脳震盪……キヴォトス人ならピストル弾程度ではこうはならないよね”

 

先生が確認するように言うとサクラコもええと一言呟く。

 

「こうもシスターフッドが襲撃されているので、シスターフッドではしばらく外出禁止令を出していたのですが、登下校の間を今回は狙われました」

 

”シスターフッドになにか恨みが…?”

 

「あると思ったほうがいいでしょう。何分、ユスティナ聖徒会時代の禍根は深いです」

 

例の残念そうな顔をしながらサクラコが答える。

そして詳しいことは正義実現委員会の方にお聞きくださいと続けた。

 

”詳細を教えてくれない?ハスミ”

 

「わかりました……FAL(ファル)さん、お願いしますね」

 

「わかったわ。ここからは私が説明するわ」

 

扉を開けて入ってきたのはファッションセンスのイカれた女FALである。

後ろにはエイプリルフールになるとフェレットの着ぐるみを被る女Five-seveN(57)もいる。

57の手には資料が握られている。

 

「んじゃ説明するから耳かっぽじって聞きなさい」

 

あいも変わらず高飛車な彼女に先生は苦笑いで返すが、それに彼女が気にする様子もなく、57の手から資料をもらいホワイトボードへ貼っていく。

 

「襲撃事件は昨日ので5件になるわ。犠牲者8人よ。3件目は2人、4件目は3人やられているわ」

 

”だから8人”

 

確認がてら先生が呟く。

それにFALも頷き答える。

 

「そうよ。みんな脳天に一発。弾は12.7×99mm NATOのフルメタルジャケットよ。要は.50BMGね」

 

”対物ライフルか?”

 

「おそらくそうね。重機関銃の狙撃運用は朝鮮戦争時から記録に残っているけど、ブローニングのM2もGAU-19もM85もここまで見事な狙撃はできないわ。あれらは弾幕を張ってナンボの代物よ。M2はともかく単発狙撃で綺麗に頭を狙うのは簡単ではないわ」

 

”ならバレット?”

 

「そうとは限らないわ。マクラミンのTAC-50にアキュラシーインターナショナルのAW50、PGMのヘカートII。この弾丸を使う銃は多いわよ。今こいつらを含めて.50BMGを使う銃を所持している生徒を洗い出しているわ」

 

「一応洗い出していますが、おそらく無駄足に終わるかと……」

 

ハスミが付け加える。

先生もだろうねと言わんばかりの目を向ける。

 

”.50BMG弾を使う銃ならアーマライトのAR-50にゲパード、果てはトリプルアクションのThunderもこいつを使うね”

 

「まっ、そんなんだから対象も広いわ。それに私が犯人なら足の付かないブラックマーケットのものを使うわ」

 

FALが両手をヒラヒラさせて言う。

だがまぁ、もしかしたらを考えたらやったほうが良いのだろう。

 

”わかった。とりあえず今はシスターフッドの生徒は原則外出禁止。それと、もしかしたらを考えてトリニティの生徒も外出は自粛してもらおうか”

 

「わかりました。ティーパーティーから言っておきます」

 

ひとまず今は被害を広げないためにも、トリニティには最低限の外出を除いてを自粛してもらうしかないだろう。

シスターフッドの子たちにはひとまず大聖堂でしばらく匿った方がいいだろう。

 

”じゃあ、ひとまずシスターフッドの子たちはシャーレでまとめて保護するよ。警護の人手が足りなかったら、シャーレからも派遣するとして……シスターフッドの子たちは移動中はトリニティの制服を来てもらおうか。あの礼服がないだけで敵の目をごまかせるかもしれない”

 

「わかりました。早急に取り掛かります」

 

ハスミとツルギがこの場を去る。

ついでサクラコも連絡のため懐から端末を取り出した。

 

「では私もやることがあるのでひとまず失礼しますね」

 

ナギサも軽く会釈をしてかこの場を去った。

先生もこれは大事になったとシャーレへの報告も兼ねてスプリングフィールドに連絡を取った。

 

そんな慌ただしく動くこの場を見て57はひとりボソリと呟いた。

 

「そりゃ生徒たちが必死になるわけだ。スプリングフィールド(あの女)から先生を引き剥がそうと」

 

「珍しくアンタと意見合ったわね」

 

FALも同調する。

そして二人もこの場から去っていった。

各々がやるべきことをやるために。

 

まだ何もわからないが、ひとまず、生徒の安全のために各々は動き出した。




☆ブローニングM2の単発狙撃
ベトナム戦争で米海兵隊のトップ・スカウト・スナイパーのカルロス・ハンコックが当時の最長距離の狙撃記録を上回る約2300mの狙撃を成功させている。
それ以外にも朝鮮戦争の山岳戦での狙撃運用の記録もある。
さすがブローニングのM2重機関銃ですわ。
やっぱジョン・ブローニングはすんごいガンスミスですわ。

ひとまず一話目です。
この話で襲撃犯がわかったひとはすごい(小並感)
このキャラこんな口調じゃないとか、こんなキャラじゃないとかそんなご指摘お待ちしてます。
なおあまり強く言わないでくれると嬉しいです。
コメント、出してほしい人形や生徒、出してほしい人形と生徒の組み合わせとか待ってます。

次回は筆が乗り次第。

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ぶっちゃけブルアカとドルフロやっている?

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