仮面ライダーゾーハル 読み切り版   作:神崎始

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エンサイクロペディア
O-03-03 「それはあなたの救世主であり、執行者である」


 

一つの罪と幾多の善

危険度:ALEF(アレフ)(基本的に安全)

区分:オブジェクト

 

管理方法

愛着、洞察、本能、抑圧の順に作業を好む。

作業の結果が良い場合、作業を行った職員の精神力を回復させた。

作業を行っていた職員(エージェント)は「精神が清められる気分」だと証言した。

一つの罪と幾多の善がいる部門は職員全員の精神力が回復した。

 

脱走情報

非脱走オブジェクト。

 

観測レベル

レベル1

ギフト「懺悔」のアンロック。

レベル2

防護服「告解」のアンロック。

レベル3

武器「告解」のアンロック。

レベル4

全ての情報(名前、分類、クラス、肖像、気分状態)の解放。

 

ストーリー

巨大な十字架につけられた茨冠(けいかん)を載せた頭蓋骨である。それは地上約1メートル近くを浮遊している。

その不気味な外見にもかかわらず、攻撃を行うことはない。

時折、歯を噛み合わせて音を発するが、特別な注意を払う必要はない。

告白により明かされた人間の「罪」を糧としている。

職員(エージェント)は対象の目の前に座り(或いは立ち)自身の罪を告白する。

最近の調査により、以下の事実が明らかになっている。
原因は不明だが、無事に罪を告白したエージェントの精神汚染が大幅に回復した。
尚、事実でない事象を告白した場合の結果は不明。

 

観測記録

〈実験ログ〉

我々は人間の犯す罪をカテゴリー毎に3つのレベルに区分した。

レベル1:些細な嘘や行動。

レベル2:気の置けない相手以外に告げた場合、重大な問題に発展する可能性のあるもの。

レベル3:誰にも話すことができず、一生抱えていかねばならないほど大きな罪悪感を伴うもの。

職員███はレベル1の罪を告白するために監視対象の下へ送り込まれた。

エネルギー生産量が12%上昇した。

職員█████はレベル2の罪を告白するために対象の下へ送り込まれた。

エネルギー生産量が15%上昇した。

職員████はレベル3の罪を告白するために対象の下へ送り込まれた。

職員が入室して1分48秒が経過した時、眩い光が放たれた。

当社はその直後に電力供給が発生しなくなり、2時間近く停電状態となった。

████は過去6年分の記憶を失い、この実験は中止となった。

 

<観測ログ>

「それは頭蓋骨で眼窩は空だった。だからといって見ることができないわけではなく、確かに視線が向けられ、俺の話を聞いているのを感じる事が出来た。告白をする気持ちで何もかも打ち明ければ心は楽になった」

 

<専門家████の研究から抜粋>

全ての職員(エージェント)が頭蓋骨に事実を告白すると期待してはいけない。

大抵10の内の1つは真実ではない何かを言う。

それは嘘とは少し違う、それは無意識な自衛に近い。

彼らは本当の事だけを言わなければならないという事実に気づいている。

だが、一度でも行動の理由について間違いの言い訳を始めたなら、それはもはや告白ではない。

 

E.G.O.

告解

一つの罪と幾多の善に似た形をした、ALEFクラスのメイス。

十字架の表面に象徴ともいえる棘の冠を被った頭蓋骨が付いている。

観測レベル3から製造可能。

告解

茶、白、紺色で構成されたALEFクラスの防護服。

観測レベル2から製造可能。

 

ギフト

懺悔

一つの罪と幾多の善が被っているものによく似た、頭に装着する茨冠(けいかん)

色は本来のものと全く同じだが、見た目の品質がやや低い。

観測レベル1から取得可能。

一つの罪と幾多の善の作業を終えた後、5%の確率で付与。




職員███によるメモ書き
支社に護送中だった同じオブジェクトの別個体が襲われたらしい。社長代理や部門セフィラは気にする必要はないと言っていたけど、本当に大丈夫なんだろうか?
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