YAMA育ちが行く人理修復の旅【現在一部五章完結済み】 作:柳瀬塔矢
「はいはい戻って来ましたよっと」
「ねえ柳星、なんで獅子王はこんな暴挙をしてるのか分かったりしない?」
「あ?*1・・・あー・・・*2なるほど?そうなると・・・*3いや、そっちじゃない。*4なら・・・*5なるほど、*6だとすると・・・*7いや、こっちだろ。*8ソレはない。*9だから・・・はいはい。*10つまり・・・」
『それで、何か話せる事はあるかしら?』
「なら事前に確認だ。
「・・・ええ。私はあの時、我が王からの命令に背いてしまいました。だからこそ、聖剣を我が王に返したいのです。その為に、獅子王に会いに行くのですから」
「送って来たのはマーリンだな?特異点に自由に干渉出来るのはその時代を生きている奴だけだ」*11
「ええ。このヌァザの腕も彼から貰いました」
「そうか。お前がここに居る理由は分かった。その上で獅子王の目的と手段は分かって
「何をやってくるの?」
「あ?*12十中八九
「あれ、手段は分かったけど目的は?」
「ああ、言い忘れてた。
「つまり俺達が今後するべきは何?」
「まずは難民を送り届ける。その足でハサンと協定を結び魂の霊廟へ向かう。ここが中東かつ特異点で助かった。*17確実に伝説のあの人*18がいる。そこでどうなるかは分からんがそのあとはもう一度エジプト領に向かってオジマンディアスと協定を結んで初撃を彼に担当してもらう。その混乱に乗じて獅子王討伐・・・が丸いかな。ただこの先何が起こるかなんざ正確に当てる事はできないんだ。多少、なんならガッツリチャートが崩れるかもだしそこだけ注意な」*19
「ならとりあえず今俺達にとっての一番の脅威は?」
「獅子王の持つ
だが誰が来る?そもそも獅子王の性格だと誰を残す?トリスタン、ガウェインは確定。となるとアグラヴェインもいるな。あとは・・・モードレッド、ランスロットは居るだろう。ベディヴィエール、ギャラハッドはこちら側だ。パロミデス、ケイ、ガレス、ガヘリスが不明だな。多分死んでるんだろうが・・・いけない。となると厄介なのはトリスタンとモードレッドか。
「・・・い!柳星!」
「ん?どうした?」
「あと少しで山に入れるって」
・・・いや、その前に少しばかり厄介なのが来てるな前に4、後ろに40、内1はサーヴァントだな。・・・ちっ、どうすりゃいい?今の俺達じゃあどうにもならん。せめて俺一人なら・・・そうか、その手があったか
「なぁ、山の中は安全か?」
「あ、ああ。山岳地帯に入ってさえしまえば、あとは隠れながら村を目指せる。東の村は山陰に隠された村だからな。案内がいなけりゃそう簡単には辿り着けない。それが平地の騎士どもとなれば尚更だ。怖いのは山に潜む獣やら盗賊だけだな」
「そうか。ならお前らはこのまま進め。立香、ベディヴィエール、マシュ。彼らを頼む」
「柳星さんは何を?」
「なに、ちょっとした時間稼ぎだよ。大丈夫大丈夫。俺がそう簡単に死ぬと思うか?」
まずは粛正騎士4体。これはもう慣れた。さぁ、
「ランスロット卿。敵影、補足しました。第三陣の到着を待ちますか?」
ランスロット卿と呼ばれた紫の鎧の騎士は即断する。
「いや、このまま突撃する。第三陣は左右に分け、我々が交戦している間に難民たちを取り囲め。命令は叛逆者の拿捕だ。抵抗しなければ難民たちと矛を交える必要はない。よいな。これは王命ではなく、アグラヴェインからの指令だ。手間をかける必要はない。補佐官殿はこの任務が終わらぬうちは我らに聖都への入場許可は出せない、と仰せだ。まったく───つまらぬ些事、つまらぬ謀だよ。早々に片付けて聖都に帰還する」
「了解致しました。我らが旗に、
申し訳ありませんが、一身上の都合で数日の間休息を取りたいと思います。その期間中は未完という扱いにさせていただきますので、快復までお待たせする事になります。重ねて申し訳ありません