YAMA育ちが行く人理修復の旅【現在一部五章完結済み】 作:柳瀬塔矢
それはそれとして何故過去の私はダ・ヴィンチちゃんをレイシフトから外したのでしょうか・・・?ライブ感で書くからこうなるんですよ
この気配・・・聖剣持ち*1だな。てことはトリスタンとかではない。*2アグラヴェインはあり得ない。*3ベディヴィエールはここにいる。*4てことはあとはガウェインとかランスロット、モードレッドだな。*5いや、モーさんはない。知らない気配だ。*6つまりはガウェインもありえない。*7てことはランスロットでほぼ確定かなぁ。*8いや、知らん武装で来ました!とか言われたら分からんけど。*9
「どうしました?柳星さん、そんなに後ろを見て」
『気を付けて!後方から猛スピードで接近する魔力反応があるわ!数は粛正騎士4つとサーヴァント級1!そこからさらに後方に魔力反応多数!迎撃しなさい!』*10*11
はぁ・・・どうする?バギーを使うのは簡単だ。だけどそれでこいつらは成長するか・・・?*12
「・・・?何を悩んでるの、柳星?」
「いや何、ここからどうするかってな。*13どうでもいいことではあるんだよ。俺が出張れば多分退けられる。*14だけどそれでいいのか?俺頼りでいいのか?*15いいんだろうが、俺が悩んでしまう」
『何言ってるの!?今の私達にとって貴方は必要不可欠なのよ柳星!』*16
「っ・・・!かくなる上は、私が・・・!」*17
仕方がない。やるか・・・!
「バギー起動。コード反転:
「柳星!?何しようとしてるの!?」
「はっ、聞いて分からんか?一旦この特異点はお前に託す!ま、
『柳星、何しようとしているの!?まさか自爆しようってわけ!?そんなの所長として私が認められると思う!?』*20
「いいんだよ、マリー。俺はこれくらいで充分だ。*21あとはほら、英霊召喚で俺を喚んでくれよ。*22そしたらまぁ・・・狙い通りかな」*23
『待って、行かないで!ねぇ、本当はあるんでしょう?ほら、オートパイロットみたいな、ねぇ?というか魔術じゃダメなのかしら?貴方ならそっちでも十分な火力が出るでしょう?』*24
「引き留めないでくれ。*25これでいいんだ。これがいいんだ。大丈夫。召喚すればまた会えるさ。そもそもだぞ?俺がこんなに長くいられたのも奇跡みたいなもんだよ。だってそうだろう?俺だぞ?」*26
『いや、やめて、せっかく会えたのよ?なのに会えなくなるなんて、ねぇ、なんで、なんでよぉ・・・』*27
「笑え・・・とは言えない。だけど泣くな、マリー。これからもっと色んなものを犠牲にしていかなくちゃならないんだ」*28
「ねえ、本当に他に方法はないの?ほら、柳星の事なんだしまだ見せてない大規模な魔術とかあるんじゃないの?」*29
「あるにはあるけど・・・*30いや、使えない。*31俺の命と引き換えにすると考えたら使ったほうがいいんだろうが・・・ちょっと周りも巻き込んじまう。それは避けたい。どうせまた会えるひとつの命と失ってはならない数百の命、守るべきは後者だろうよ」*32
なんでそこまで俺を引き留めようとするんだろうねぇ・・・人はいつか死ぬ。それは絶対じゃないか。魔法使いだって死ぬ時は死ぬんだし。俺はそれが今だったってだけだろ。・・・まぁ、そんな簡単に死ぬつもりはないが───まぁ四肢のどっかは無くなるだろうな、とは確信してるさ
『なんでよ、なんで貴方まで急に居なくなるのよ・・・私、嬉しかったのよ?貴方に再開できたあの日、私本当はすぐに貴方に言いたかったのよ?「久しぶり」って・・・でも、あんなことがあって、結局言えなくて、それでなんとなくの流れで今日まで来て・・・』*33
「そうか・・・悪かったな。何も言えなくて」
「あの、私からも止めさせてください。まだ私は貴方から学んでない事が沢山あります・・・!なのにここでお別れなんてとても耐えられません!」
「はっ、言うようになったなマシュ。それでいい。自分の感情を爆発させろ。それこそがきっと成長できる種になる・・・んじゃ、そろそろ行くわ!」
もう、良い。これで十分だ。俺は充分に幸せだった。だから、
「もう、これで終わってもいい・・・!いいさ、だから・・・!」
「なっ!?自爆特攻とは正気か貴様!?」
「ラーンスロットくーん!あーそびーましょー!!!」*34
宝石を構える。そう、せっかくならこれだよなぁ・・・!?
「久しぶりだな!目覚めろぉぉぉ!シバルバ───!!!」
今回は素直な直剣。いいねぇ、最高だ・・・!
「ちっ、しかし貴様を討てたならば我らの障壁はもはや無し!我は湖の騎士ランスロット!蛮勇ありし貴様の名を問おう!」
「我が名は無疆柳星!未来からこの世界の異変を止めようとした者、未来に希望を託す者、そして貴様らからしたら・・・」
仮面を付ける。俺の最期は、これがいい・・・!
「我が名はハサン、【簒奪】のハサンである!我が命、既に捨てたものが故、そう簡単に獲れると思わない事だな!」
魔力を回せ、魔力を回せ!それが・・・これだけが!この場を凌ぐ唯一の方法だろうが!
「果てより来たりて天の川、我が奪うは永劫の煌めき!俺の最期だ!盛大な流れ星を見せてやる!」
「良いでしょう、貴様がそれを望むなら付き合いましょう───!湖の乙女と共に!最果てに至れ、限界を越えよ。彼方の王よ、この光を御覧あれ───!」