YAMA育ちが行く人理修復の旅【現在一部五章完結済み】   作:柳瀬塔矢

146 / 190
毎日投稿は途切れますが少しずつリハビリしていきます。あ、IFシリーズ始めました。

それはそれとして何故過去の私はダ・ヴィンチちゃんをレイシフトから外したのでしょうか・・・?ライブ感で書くからこうなるんですよ


7-17 それは彼方より考えていた事

 

この気配・・・聖剣持ち*1だな。てことはトリスタンとかではない。*2アグラヴェインはあり得ない。*3ベディヴィエールはここにいる。*4てことはあとはガウェインとかランスロット、モードレッドだな。*5いや、モーさんはない。知らない気配だ。*6つまりはガウェインもありえない。*7てことはランスロットでほぼ確定かなぁ。*8いや、知らん武装で来ました!とか言われたら分からんけど。*9

 

「どうしました?柳星さん、そんなに後ろを見て」

 

『気を付けて!後方から猛スピードで接近する魔力反応があるわ!数は粛正騎士4つとサーヴァント級1!そこからさらに後方に魔力反応多数!迎撃しなさい!』*10*11

 

はぁ・・・どうする?バギーを使うのは簡単だ。だけどそれでこいつらは成長するか・・・?*12

 

「・・・?何を悩んでるの、柳星?」

 

「いや何、ここからどうするかってな。*13どうでもいいことではあるんだよ。俺が出張れば多分退けられる。*14だけどそれでいいのか?俺頼りでいいのか?*15いいんだろうが、俺が悩んでしまう」

 

『何言ってるの!?今の私達にとって貴方は必要不可欠なのよ柳星!』*16

 

「っ・・・!かくなる上は、私が・・・!」*17

 

仕方がない。やるか・・・!

 

「バギー起動。コード反転:魔力暴走広範囲自爆(エレメント・ビックバン)*18

 

「柳星!?何しようとしてるの!?」

 

「はっ、聞いて分からんか?一旦この特異点はお前に託す!ま、()()()()()()()()()()*19

 

『柳星、何しようとしているの!?まさか自爆しようってわけ!?そんなの所長として私が認められると思う!?』*20

 

「いいんだよ、マリー。俺はこれくらいで充分だ。*21あとはほら、英霊召喚で俺を喚んでくれよ。*22そしたらまぁ・・・狙い通りかな」*23

 

『待って、行かないで!ねぇ、本当はあるんでしょう?ほら、オートパイロットみたいな、ねぇ?というか魔術じゃダメなのかしら?貴方ならそっちでも十分な火力が出るでしょう?』*24

 

「引き留めないでくれ。*25これでいいんだ。これがいいんだ。大丈夫。召喚すればまた会えるさ。そもそもだぞ?俺がこんなに長くいられたのも奇跡みたいなもんだよ。だってそうだろう?俺だぞ?」*26

 

『いや、やめて、せっかく会えたのよ?なのに会えなくなるなんて、ねぇ、なんで、なんでよぉ・・・』*27

 

「笑え・・・とは言えない。だけど泣くな、マリー。これからもっと色んなものを犠牲にしていかなくちゃならないんだ」*28

 

「ねえ、本当に他に方法はないの?ほら、柳星の事なんだしまだ見せてない大規模な魔術とかあるんじゃないの?」*29

 

「あるにはあるけど・・・*30いや、使えない。*31俺の命と引き換えにすると考えたら使ったほうがいいんだろうが・・・ちょっと周りも巻き込んじまう。それは避けたい。どうせまた会えるひとつの命と失ってはならない数百の命、守るべきは後者だろうよ」*32

 

なんでそこまで俺を引き留めようとするんだろうねぇ・・・人はいつか死ぬ。それは絶対じゃないか。魔法使いだって死ぬ時は死ぬんだし。俺はそれが今だったってだけだろ。・・・まぁ、そんな簡単に死ぬつもりはないが───まぁ四肢のどっかは無くなるだろうな、とは確信してるさ

 

『なんでよ、なんで貴方まで急に居なくなるのよ・・・私、嬉しかったのよ?貴方に再開できたあの日、私本当はすぐに貴方に言いたかったのよ?「久しぶり」って・・・でも、あんなことがあって、結局言えなくて、それでなんとなくの流れで今日まで来て・・・』*33

 

「そうか・・・悪かったな。何も言えなくて」

 

「あの、私からも止めさせてください。まだ私は貴方から学んでない事が沢山あります・・・!なのにここでお別れなんてとても耐えられません!」

 

「はっ、言うようになったなマシュ。それでいい。自分の感情を爆発させろ。それこそがきっと成長できる種になる・・・んじゃ、そろそろ行くわ!」

 

もう、良い。これで十分だ。俺は充分に幸せだった。だから、

 

「もう、これで終わってもいい・・・!いいさ、だから・・・!」

 

「なっ!?自爆特攻とは正気か貴様!?」

 

「ラーンスロットくーん!あーそびーましょー!!!」*34

 

宝石を構える。そう、せっかくならこれだよなぁ・・・!?

 

「久しぶりだな!目覚めろぉぉぉ!シバルバ───!!!」

 

今回は素直な直剣。いいねぇ、最高だ・・・!

 

「ちっ、しかし貴様を討てたならば我らの障壁はもはや無し!我は湖の騎士ランスロット!蛮勇ありし貴様の名を問おう!」

 

「我が名は無疆柳星!未来からこの世界の異変を止めようとした者、未来に希望を託す者、そして貴様らからしたら・・・」

 

仮面を付ける。俺の最期は、これがいい・・・!

 

「我が名はハサン、【簒奪】のハサンである!我が命、既に捨てたものが故、そう簡単に獲れると思わない事だな!」

 

魔力を回せ、魔力を回せ!それが・・・これだけが!この場を凌ぐ唯一の方法だろうが!

 

「果てより来たりて天の川、我が奪うは永劫の煌めき!俺の最期だ!盛大な流れ星を見せてやる!」

 

「良いでしょう、貴様がそれを望むなら付き合いましょう───!湖の乙女と共に!最果てに至れ、限界を越えよ。彼方の王よ、この光を御覧あれ───!」

 

 

【簒奪天流・煌帝死狂】(シバルバー・サッバーグ)

 

 

 

【縛鎖全断・過重湖光】(アロンダイト・オーバーロード)

 

 

*1
約束された勝利の剣(エクスカリバー)使ってるのもあるし、モードレッドの聖剣も見てるから感覚で分かる。サーヴァントがサーヴァントを探知出来るような奴。ただしこちらは聖剣を常時展開しているわけではない為、ズルいと言われたら苦笑いである

*2
フェイルノート?聖剣じゃないでしょ。聖弓とかだと思うby柳星

*3
柳星「王の右腕かつあいつ事務仕事メインだろ確か」

*4
これで向こうにも居たら驚きである

*5
ケイとかパーシヴァル、ギャラハッドは考慮しない

*6
聖杯(ホーリーグレイル)で霊基変わってたら分からんけどアレは属性付与ってだけだろ、と読んでる

*7
さっきまで戦ってたからね

*8
バサスロットは知ってるけど剣スロットとなると分からん

*9
それこそベディヴィエールのヌァザ武装とかは驚いた

*10
貴方が命令するって珍しいですね

*11
以下脚注の「」はマーリンの独り言です

*12
「何こいつ悩み出してるんだ・・・?」

*13
「どうするって何!?」

*14
「そうだろうね」

*15
「いやまあ確かに何か一つに頼りきりってのは少し危ういよね」

*16
「君のヒステリーも久しぶりだね」

*17
「そんなにポンポン使ってたら身体が保たないよ?」

*18
「うわぁ、神代の魔術師でもやるかどうか分からないクラスの超広範囲自爆じゃないか。マッドサイエンティストか何かかな?」

*19
「そうだそうだー!死に別れは許さないぞー!というか生きてバビロニアに来いやー!」

*20
「そうだそうだもっと言ってやれー!」

*21
「何が充分なんだよ、言ってみろよ」

*22
「あー、確かに召喚出来るのか」

*23
「そんな低確率を狙いに行くのかい・・・!?」

*24
「そうだそうだー!」

*25
「誰だってこの状況だったら引き留めて当然じゃないかなぁ!?」

*26
「一旦君に何があったって言うんだ・・・」

*27
「おっと彼女も随分と限界のようだね」

*28
「あ、やっぱりこっちがどれだけヤバい事になってるか薄々理解してるね?残念、()()()()だよ」

*29
「あー、確かにありそう。というか適正があるってだけで見せてる炎人態(イフリート)の他にも成れるよね?他の形態・・・というかイスラム特異点でイフリートってなんだかすごい度胸があるね・・・いや、使うとは限らないけど」

*30
「あ、やっぱりあるんだ」

*31
「って、えぇ!?」

*32
「・・・それは、確かにそうなのかもしれないけど・・・いや、どうせ復活する命と復活しなあ命で天秤に掛けたら守るべきは復活しない命じゃないかな?」

*33
もはやただ泣いてる。周りのスタッフなんかは「そういや所長も女性でしたね」ってなってる。そう、柳星への恋心を周りは認知したのだ。なおそのことを当の本人たちには伝える気はない模様

*34
もはや死ぬ事に怯えてはいない。だからこそ振り切れたのだ

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。