YAMA育ちが行く人理修復の旅【現在一部五章完結済み】   作:柳瀬塔矢

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なおこれの書き始め時点ですら何来るか決めてないからレッツライブ感


7-23 藤丸立香、はじめてのしょうかん

 

「設置、完了しました」

 

『うん、こちらでも確認したよ。それで、一度召喚してみない?*1はっきり言って今の戦力は相手に届いてない。少しでも手札を増やす必要があると思うんだよね』

 

「・・・うん。そうだね。召喚してみようか!」

 

えーと、なんて言いながらマシュと2人で魔法陣を描いていく。

 

『再確認だけど、本来必要な触媒はその盾が肩代わりしてくれる。だからまぁ・・・カンペでも見ながらでも魔力を回しながら唱えるんだよ?立香君』

 

「分かりました。スゥ───素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。祖には我が大師シュバインオーグ。降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ。閉じよ(満たせ)閉じよ(満たせ)閉じよ(満たせ)閉じよ(満たせ)閉じよ(満たせ)。繰り返すつどに五度。ただ、満たされる刻を破却する───Anfang(セット)告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。誓いをここに。我は常世全ての善と成る者。我は常世全ての悪を敷く者。汝、三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ───!」*2

 

直後、召喚陣が反応し三本の線が虹色に光り、収束する。そして現れるのは一騎のサーヴァント。金色の綺麗な髪に鋼の鎧を身に纏い、手に持っている武器は何故か見えていない*3*4

 

「召喚に応じ参上した。問おう、貴方が私のマスターか」*5

 

そう、現れたのはセイバー、アルトリア・ペンドラゴンである───!*6

 

「うん。これからよろしくね。俺は藤丸立香。えーと・・・」

 

「私はアルトリア・ペンドラゴン。貴方にはアーサー王、と言った方がわかりやすいでしょうか。私の剣は貴方と共に。よろしくお願いします、マスター」

 

「マスターだなんて、堅くなくていいよ。立香でいいよ、アルトリアさん」

 

「そうですか、ではリツカ、と。*7聖杯からある程度の知識は与えられていますが、今現在の状況について再確認をしたいのですが構いませんか?」

 

その時、ガタッ、と音がする

 

「わ、我が王・・・?」*8

 

「ベディヴィエール卿・・・?貴方もこちらに来ていたのですね」

 

「我が王・・・私は、とんでもない過ちを・・・」

 

ベディヴィエールは震え、あの時の続きについて。あの時託された約束を果たせなかった事を語り出した

 

「あの時の約束を、ついぞ私は果たせませんでした。聖剣を返す事を、私は躊躇ってしまったのです・・・どうか処罰を、我が王。私は、貴方に託された事も果たせない・・・!」

 

実はこのアルトリア、SN経由のアルトリアである。その為第四次聖杯戦争において、ランスロット卿に「なぜ裁いてくれないのか」と問われた事を思い出していた。

 

「いいのです、ベディヴィエール卿。それが貴方の決断ならば私はそれで構いません。それに貴方の事だ。決してそれは私欲などではないでしょう?」*9

 

「───えぇ。えぇ・・・!王よ、今ではない事は重々承知しております。しかし、私は貴方に聖剣を返したいのです・・・!どうか、受け取ってはくれませんか・・・!」

 

そうしてベディヴィエールは聖剣をだし、傅いてソレをアルトリアに捧げる

 

「───えぇ。分かりました。受け取りましょう。ベディヴィエール卿、今まで大変お疲れ様でした」*10

 

アーラシュはふと思った。そろそろいいかな?と。そもそもこちらの事情の説明終わってなかったよな?とか。まぁ自らのペースを持ってるのは良いことか。なんて結論をつけて。

 

「あー、落ち着いたかな?」

 

「あ、ごめんねアーラシュ。本来ならこういうのは今やるべきではなかったよね」

 

「まぁそういうのは今後学んでいけばいいさ。よし、ここからは気を取り直してこっちの話だ。アンタら、しばらくこの村に居るんだろう?円卓の騎士の目*11から逃れるにはもってこいだからな。この村に居る限りお前さんたちは安泰。情報収集も出来る。そこの騎士の兄さんの疲れも相当なものだしな。本拠地は必要だ」

 

「そう───そう、ですね。確かに無理は続けていました。それに、1人でも向かう予定でしたが・・・その目的は達成した。我が王に聖剣を返すという私の目的は達成したのですから。これからは貴方達と共に動きましょう。よろしくお願いします」

 

「うん。よろしく、ベディヴィエール」

 

「ええ。よろしくお願いします、ベディヴィエールさん」

 

「で、だ。おまえさんたち、ちょいと仕事に付き合ってくれないか?最近、村の周りも物騒になっていてな。盗賊や怪物が徘徊している。これを退治していけば村人は安心、お前さんたちは村人に信頼されて最高!いいこと尽くめだと思うんがね。どうだい?俺と狩りに出てくれるかい?」

 

そんな提案、立香からすれば考えるまでもなかった。故に、即答だった

 

「よろしく、アーラシュ」

 

「良い返事だ。んじゃ、早速行こうか!ああ、騎士の兄さんは休んでな。俺の代わりに村を守ってくれりゃあいい。まずは山の中腹、水場に集まる怪物どもの駆除だ。頼りにしてるぜ、マスター!」

 

「それでは移動中に現状の擦り合わせをしましょうか、リツカ」

 

「そうだね」

 

 

*1
そろそろやるべきかな、というロマンの独断。まぁカルデア的にもそろそろやっておくべきだ、と言う判断だったからね

*2
何故遠坂式なのか?簡単、柳星が「なんとなぁく立香が遠坂に似てるんだよな」と言ったからだけである!

*3
Q.そんな奴、居たか?

*4
A.いるさっ!ここに1人なっ!

*5
夕陽を背にして運命構図

*6
なぜ青王にしたのか、作者も分かりません。面白そうだから。それだけだからね!

*7
アルトリア「そういえばキリツグもシロウもセイバー、としか呼んでくれませんでしたね」

*8
そう、こうなるのである!オリジナル展開祭りだぁ!

*9
相変わらず騎士を疑えない

*10
アルトリア が 強化された!

*11
アルトリア「円卓の騎士・・・?何が起こっているのですか、このちで」





「ふっ、しいっ、はぁっ!」

「ッッッ!貴方、やはり相当やりますわね!いいでしょう、それでは宝具にて審判と致しましょう!」

直後、天秤が現れ、俺はその片方に転移されていた

「これは貴方の善の軽さ」

いや、確かに俺の善は軽いけど。

「そしてこれが貴方の罪の重さ!」


【裁きの時はいま。汝の名を告げよ】(クストス・モルム)



「ガッハァッ!?いや痛っ!?」

あー痛っ、さすがルヴィアを依代にしてるだけあるわ

「いやぁ、初めてじゃないか?まともに宝具受けたの。いや、冬木以来か?」

「貴方、私が言うのもなんですが何故避けなかったのですか?貴方の実力なら避けれるのでは?」

「あー、だって避ける意味ないだろ。これは俺の罪。ならば受けて、罪を祓うのが道理、ってやつだろ」

「そうですか。それでは貴方のこれからを願っておりますわ」

「おう!」

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