YAMA育ちが行く人理修復の旅【現在一部五章完結済み】 作:柳瀬塔矢
ところでこの特異点ってハサン大集合なのに耀星の姿が無いのって単純にカルデアと接点が無かったのか召喚されなかったのかわからないですよね。この作品では「そもそも東洋のハサン連中も呼ばれてないし一定年代過ぎたら召喚対象外になる」ということにします。
・・・蒼銀鯖多くね?味方側。弓殺騎だよ?
by.FGOは「執筆したら引ける教」信仰者の作者(耀星を最近引いた。現代のハサン繋がりだね!)
と、呪腕のハサンが立香達の元に来た*1。どうやら被害の確認は終わったようだ
「こちらでしたか立香殿。お待たせして申し訳ない。村の様子を見て回ってきたところです。皆様のおかげで被害は最小限*2に抑えられました。この呪腕、西の村の頭目に代わり礼を言います。まことにかたじけない・・・」
「あの場で諦めてたら、この村の人達は救えなかった。だから俺は走るんです。確かに後先なかったかも知れない。だけどそれを理由に止まりたくないんです」*3
その立香の感性は呪腕の心に沁みるのであった。まぁ頭目連中はハサンだからね・・・中立善な訳ないよね。暗殺教団のトップだった連中だから中立に立ってて善よりの思考だとしても藤丸立香のような「一般社会的な中立善」にはなれないよね・・・どっちかと言うと秩序よりな気がしなくもない
「・・・うむ。立香殿はよいマスターになられるでしょう」
『ところでハサン君。*4今後の事だけど、どうするんだい?』
「無論、ここまで来たのです。よい機会ゆえ、この村の頭目と引き合わせましょう。我らはすでに協力関係。こちらの新しい戦力として皆様を紹介致しまする。ははは、今ならば円滑に進むでしょう。あやつも皆様には感謝していましたからな。───お。噂をすれば影。うむ、こちらだ百貌の。この者たちが先ほど話した、我らの新たな同胞だ」
百貌と聞き藤丸立香とマシュは驚いた。まぁハサンだからいるだろうけど今来るかと。なんともまぁ分からんものだな・・・と
「・・・お待たせ致しました。この度の助力、感謝の言葉しかありません。私は西の村を預かる山の翁、百貌のハサ───んんんんんん!?*5な、なにぃぃい───!?貴様は、あの時の───!!!!」
「ちゃっべぇぇぇ!」*6
「おや。既に知り合っていたとは。これは話が早いですなあ。はははははは」
そんな温和な呪腕を横目に百貌は仮面を取って威嚇し始めるのだった。
「断る。こやつらは信頼できぬ。共闘なぞ以ての
「・・・なんという・・・素顔を晒してまでの威嚇とは・・・立香殿、いったいなにがあったのです。百貌は確かに陰湿にして意固地、恨みがましい性根*8ですが、計算高さもハサン随一。立香殿が値千金の加勢である事、私が説かずとも分かろうと言うのに・・・」
「運命は分からないなぁ・・・というか柳星はこれを予測してたって事・・・?」*9
「ええい、終わった事のように語るな!おまえたちのおかげで私は散々だ!念入りに計画したニトクリス拉致計画を邪魔され、素顔まで晒され・・・!そんな怨敵に助けられたなどという屈辱まで負わされるとは・・・!初代様に知られれば間違いなく罰を受けよう!私は絶対にこやつらとは共闘しない!貴様もどうかしているぞ呪腕!よりにもよって円卓の騎士どもを信頼するなど!」*10
「ははは。まるで昔の自分を見ているようですなぁ。これは説得は難しい」
「よーし、じゃあ一回戦うか!」
「確かに柳星さんも言ってましたね。戦えば相手の事を理解できると。確かにこの場面では有効なコミュニケーションですね先輩!」*11
「お断りだ!私より強ければ認めると思うたか!むしろより嫌うであろう!
「リツカ、貴方何をしたのですか?モードレッド以上の頑固さを感じますが、いったいどれだけの事をしたらこうなるのですか・・・」
『・・・まぁとは言っても彼女も山の翁。連携を取らないと聖都への進軍もままならない。どうにかして説得しないとなぁ・・・』
「うむ。それはそれとして、百貌の。例の件はどうなっている?」
「・・・あれか。進展はない。このままでは死を待つだけであろう・・・あやつにかぎり口を割るコトは無いと思うが・・・円卓には拷問の達人も居ると聞く。*13あやつが死ぬ前に我らの計画を漏らせば、もはや反撃の機会はなくなるだろうな・・・」
「うむ。それは困った、実に困った。どこかに我々以上に強く、単独行動に向いており、しかもサーヴァントを使役できて、力になってくれる、そんな御仁がいればいいのだが・・・」
「そんな都合のいい助っ人がいるものか!
シュッ、シュッシュッシュッ!立香は無言でシャドーボクシングを始めた。なお想定は対カリギュラ。
「先輩。わたしたちでお力になれる事があるようですね」
「では説明致しましょう」
「ふむ、因縁を全て解いたか」
「まぁ・・・そうなのかな。んじゃ、戻るとするよ。俺は今死ぬべきではないってのは思い出せたからさ」
「その眼・・・少し変わったか?」
「ん・・・?あぁ、そうだな。そうっぽい。直死っぽいな、この視界」
「何が見えている?」
「ん?ほら、元々魂が見えてたろ?それが『終わり』まで見えるようになった。こりゃあ・・・うん。使いやすいな」
「それはつまり私の終わりも見えているな?」
「そりゃもちろん。始まりがあるなら無限にだって終わりはある。そうだ、師範もかつてこう聞いたと言っていたな。『そこにあるなら、神様だって殺してみせよう』・・・だったかな?まあ、今の俺なら師匠も殺せると思う。死にたくなったら教えてくれ」
「ほざけ。私が死にたくなるなぞあるはずがなかろうが」
「それもそうだな───ここまでの待遇、感謝します。我が武の師よ。返礼とは言えませんが、またいつか、今度は
「うむ」