YAMA育ちが行く人理修復の旅【現在一部五章完結済み】   作:柳瀬塔矢

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7-34 再開

 

「敵性集団、撃破しました!ですが肝心の悲鳴の発生源が・・・」

 

「フォウ、フォウ〜」

 

『サーヴァント反応、近いぞ!注意してくれ!』

 

しかし、聞こえるのは悲鳴のみである。

 

「たーすーけーてー!あたし美味しくなーいーわーよー!?あ、やめて。火とか吐かないで。熱いから。よし、あたしすごく美味しいってうーわーさーよー!だから乱暴な調理はしーなーいーでーよー!お腹、お腹へったー!トータのバカー!」

 

「チィ、面倒な・・・されど女の悲鳴は無視できぬ。今の私が酷薄なザイードでない事が恨めしいわ!」

 

「あちらです、立香殿!敵影、捉えましたぞ!」

 

その時、令呪が反応する。ソレはまるで、懐かしい誰かに会った時の様な、二度と会えないと思っていた人に会えた時の様な感覚であった

 

「ッ・・・!?」

 

「どうしたんですか、先輩!?」

 

「嘘・・・だろ?」

 

直後、龍は姿を消した。黄金の炎に身を包まれて。その炎は良く知ってる物だった

 

『嘘だろ!?生きていたのか!?』

 

『嘘・・・夢よね?だって彼は・・・』

 

「柳星!?柳星だよね!?」

 

そして彼は、緑の髪に紫の瞳をした彼は藤丸立香達の前に姿を現す。

 

「おう。無疆柳星、ただ今生還!待たせたな、立香、マシュ、ドクター、マリー」

 

「今まで何してたの!?いや、すぐに戻って来なかったのは何か理由があったんでしょ?」

 

「だな。まぁ・・・うん?*1あー・・・おけ。*2ならそちらの目的を優先しようか。初めましてだな。呪腕殿。久しぶりだね、百貌の。エジプト以来だね!そんで・・・マジ?*3喚ぶのは読めたけど貴方が来るのか!?アルトリアさんよぉ?いやぁ・・・こう言うのもアレだけど大当たり引いたな」*4

 

「誰ですか、貴方は。リツカの反応から知人なのでしょうが、それでも初見で真名を当ててくるとは・・・」*5

 

それもそうだな。と思ったのか魔眼を空起動し、槍を構えて自己紹介をするのだった

 

「改めて自己紹介。無疆柳星、現代最後の魔眼使い。貴方のことはかつての聖杯戦争で知った。というかカルデアに貴方の記録残したの俺だしな。まぁその聖杯戦争で呪腕殿とか百貌のが居たからハサンについても知ってたって感じだな」

 

『なんで今まだ連絡して来なかったのよ!?こっちがどれだけ心配してたか・・・!』

 

「悪いな。エジプト側に居たってのとあと普通に死の国に居たからな。蘇ったのも昨日なんだよ。まぁ死の淵にいた間に霊脈は登録出来たからこれからは魔術もモリモリで行ける。大丈夫。俺はもう死なないよ、マリー」

 

『そう・・・でも心配させた罰で後で反省文ね!いい!?』

 

「ああ、悪かったな」

 

「それで、一つ確認です。貴方はどれだけ戦力になれますか?」

 

「ん?今の俺ならマシュの盾を貫ける。嘘偽りなくな」

 

その言葉にマシュを付随して答える。

 

「ええ。それは私からも保証します。私の盾は柳星さんに鍛えられました。まぁそれでも柳星さんの宝具級を守り切れた事はないんですが・・・」

 

「そうですか。なら充分以上ですね。よろしくお願いします、リューセイ」

 

そんな話をしてたら百貌が一つの違和感に気がついてしまった。

 

「・・・ん?同胞の気配がするぞ・・・?」

 

その違和感を解消するかどうか、柳星は大いに悩むのだった。なにせこの特異点に於けるある意味大きい手札だからだ。しかし、まぁ、切ることにした。そうすべきだというある種の天啓を知ったからだ

 

「・・・・・・はぁ・・・しょうがないな・・・まぁこうなったなら問題はないか・・・?だな。ライブ感で行くしかないな」

 

「何を独り言を言ってる?」

 

そして柳星は仮面を顔を付ける。その仮面はよく知っているソレだった。勿論、驚くだろう。それはそうなのだ。なにせ現代最後のハサンと思われるのだから。

 

「・・・な、その仮面は・・・!?」

 

「ええ、改めて初めまして。呪腕殿、百貌殿。私、現代最後のハサン・サッバーハ。名を簒奪と言います。よろしくお願いしますね?」*6

 

「なっ、なにぃ─────!?」

 

少し驚きすぎじゃね?と思った彼は少しばかり魔眼を起動する。魂を知覚出来たから直死のような使い方が出来るのは当然だが、その派生として少しばかりの情報も手に入るようになっていたのだ。

 

「・・・あー、なるほど。て事は目的は静謐殿の奪還か。確かにあの人は自害出来ないからなぁ・・・それでこのパーティか。オケオケ。なら探るわ」

 

「状況把握速いね」

 

「ただ俺この現状の打破の仕方は知らないから()()は任せた」

 

「え・・・」

 

さてさて、探査/地上走破───キャメロット内部が弾かれたな。にしても随分世界が狭い・・・?なら地下か?ソナーソナーっと・・・あったあった。アレか。んーと・・・あー・・・これか?囚人が一定数いるが・・・うん。当たりだな

 

「んー・・・建物も走破しておくか・・・」

 

探査/地上走破=建物走破───地上完了、上階確保、地下入口発見、障害は無視するものとし、最短を計算・・・アグラヴェインか・・・どんな能力持ってたっけな・・・狂化付与だっけ?おけ、最短は見つけた。ただ障気がヤバめだな・・・俺は今のうちに拒絶の準備をするとして・・・立香とマシュは毒耐性あるから良いとして、ハサン二人も問題ないだろ。んでアルトリアさんは・・・まぁ問題ないだろ。最悪霊体化っていう手段あるし

 

「んじゃカルデア、俺が居なくなってから今までのデータ全部寄越せ。砦探りながら確認する」

 

『分かりました・・・送りました』

 

「オケオケ。んじゃ見るわ」

 

ほへー・・・!?アーラシュ・カマンガー!?マジかよマジかよ。アーチャーの語源さんじゃん!?まさか現界してるとは・・・!まぁこの地域だしそりゃ現れるか・・・?んでモードレッドもいる、と。ギフトは暴走。ありゃ自爆用のギフトじゃなかったっけ?勘違いじゃないと思うんだけど・・・んでベディヴィエールがヌァザの使いすぎて今はダウン中、と。霊廟には向かってないのは・・・まだ信頼されきってないからか。まぁあの人が俺達の前に現れるのは首刎ねる時だけだし?そりゃしょうがないか

 

「っと、アイツらも終わったか?」

 

 

*1
ハサンとなんで行動してるんだ?

*2
まぁそれだけ危急な用件があるって事か

*3
なんでここに居るん?

*4
本当にそう言うのはアレだな。

*5
ドン引きである

*6
ハサンの時の声はとても胡散臭い声になってしまう





なんでこのタイミングで再開出来たんだろ・・・本当なら霊廟イベント終わってからの予定だったんだけど・・・?
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