YAMA育ちが行く人理修復の旅【現在一部五章完結済み】 作:柳瀬塔矢
「時刻は現在7:00ジャスト。空は雲ひとつもない
「うん。行けるよ・・・!」
「折角だ、ランスロット。鼓舞してやれ」
「我が王でなくていいのか?」
「ええ。私はカルデアのサーヴァントですし、何より同一存在の別霊気なだけの戦力です。この特異点の中心にいたわけではないですから。それならランスロット卿、あなたが適任なのですよ」*1
「はっ、では───これより我らは聖都を落とす!この地に生きる全ての者の為!獅子王の過ちを糾弾する為!皆、剣を取れ!今こそ、聖地を正しい姿に戻すときだ!」
オォォォォォォォォォ!!!!!
「始まり始まりぃ」
俺の役目は簡単。ガウェイン卿を止め、殺す事。あとはファラオ待ちだな
「っと、やっぱ来るよな。その方が分かりやすくて有難いんだけど」
「
っと
「よっと。前口上も無い、詠唱も何もしてないただのガラティーンなら止めれて当然だよな」*2
「貴方ですか」
「簒奪のハサン・サッバーハ、カルデアより無疆柳星。いざ・・・参る!」
投影してる剣はエミヤの干将・莫耶。*3
「短剣で、ここまで攻められるとは・・・!」
「オールラウンダーなんでね、そも人理の陰法師、その鏡なんだから全て出来なくちゃあやってらんねぇのよ!」
「クッ・・・」*4
「やっぱ殺しきれないか。スゥ・・・盟約の時来たれり!姿を現したまえ!」
砂嵐・・・来たか!なんなら晩鐘も鳴ってるし!
「!?」
おっ、あの気配遮断相手に直感で攻撃当てやがった。すげぇな、やっぱり
「何者ですか、貴方は・・・!?」
「ハサン・サッバーハ。幽谷の淵より、生者を連れに参上した。天を見よ、粛正を驕る騎士よ───その頭上に、日輪の陽は在るか?」
直後、景色が変わる。それは夕方だった。崖には獅子王が居た。その獅子王の左右にはそれぞれ円卓の騎士が居た。それぞれに分かれていた騎士達は争い始めた。争って、争って、争って・・・最終的に、アグラヴェイン、トリスタン、モードレッド、ガウェイン、ランスロットが生き残った。その争いの中、ガウェインは自らの妹すらも殺した。それが忠誠を誓うかのように、罪悪感は有ったんだと思う。でも、その程度で止まれるわけではなかった。
「それが汝の罪業か───」
そう確認すると初代は振り向いて去っていこうとした。・・・えぇ・・・
「晩鐘が鳴り止んだ。ならば去ろう。汝の運命はここに在らず、走るといい。汝が忠節の騎士であるのならば」
そう言い残して霊廟に帰りやがった
「・・・まぁ、晩鐘も理解できたし。いいか」
「それで、貴方達山の翁の首魁はああ言ってましたが貴方は見逃してくれるんですかね?」
「そもそもお前が俺を殺したいだろ?そんで俺はハサンではあるが山の翁ではない*5のでね。態々従う理由もないしお前の運命の相手はもう居ないし・・・てことで死んでくれ」
アレだろ?多分ベディヴィエールをぶつけるのが正解だったんだろうなぁって事だけ理解出来る
さて、武器変えるか。
「奔れ、銀の流星!」
「これはベディヴィエール卿の・・・!」
「アイツは既に退去した。*6だから俺が引き継いでる。さて・・・聖剣も使わせてもらうぞ」
てことで取り出したるはエクスカリバー。
「その、その輝きは・・・!まさか、あり得ない!何故貴方が・・・!」
「知らんのか?俺は英霊の宝具なら使えんだよ。そして俺達の陣営には
「───えぇ。ならば全力で迎え撃ちましょう・・・!」
「この剣は太陽の映し身。もう一振りの星の聖剣!あらゆる不浄を清める焔の陽炎!」
「輝けるは命の奔流!星々を照らす命の輝き!」
「「オォォォォォォォォォ!!!」」
上段!止めて・・・
「オーバードライブ!」
令呪の強制起動!命に危険があるけどやるしかねぇだろ!
「これで・・・終いだァァァァァァ!!!」
そうして放たれた一撃は、明確にガウェイン卿の霊基を砕いた。
「ハァッ───ハァッ───これで、俺の勝ちだ・・・!」
にしても、いつの間にファラオ来てたの?*8というか側面に玄奘三蔵置いてて正解だったな。モードレッドがぶつかってくれた。