YAMA育ちが行く人理修復の旅【現在一部五章完結済み】 作:柳瀬塔矢
そして作者はアガルタをクリアです。頭の中で流れ出すラピュタ。まぁそりゃそうかと思いながらもここに。
「みんな〜!情報をもらってきました〜!」
「すいません、マリー。私が街に居ると、それだけで大騒ぎなので・・・」
「気にしないでジャンヌ。お互いにサーヴァントなんだから、ね?さあ、耳よりの情報を受け取って。聖女マルタが教えてくれた都市、リヨン。結論から言うと、リヨンは少し前に滅ぼされました。そこから逃げてきた難民たちが住み着いていたのです。」
「かつてというニュアンスが気になっていましたが・・・やはりですか」
「ええ。彼の街には今、地獄からやってきたような怪物たちが闊歩しているのだそうです。でも、その前段階の話の方が重要だと思うの。なんでも、それまでリヨンには守り神がいたんですって」
「守り神・・・ですか?」
「大きな剣を持った騎士さまが、ワイバーンや骸骨兵を蹴散らしていた、とか」
「なるほど。それがもしかすると、マルタ様の言っていたサーヴァントかもしれませんね」
「ええ。でも、少し前に恐ろしい人間たちがやってきた。恐らくサーヴァントの事でしょう。複数のサーヴァントに追い詰められて、彼は行方不明に。かくして、リヨンも滅びてしまった・・・」
「生きていると良いのですが・・・いえ、聖女マルタの言葉を信じましょう」
「そうそう、シャルル七世が討たれたのを切掛けに混乱していた兵をジル・ド・レェ元帥が纏め上げたそうよ」
「ジルが・・・!?」
「リヨンを取り戻すため、攻め入ろうとしているのでしょう」
「合流は・・・難しいでしょうね。」
「なぜかしら?ジル・ド・レェはジャンヌの信奉者でしょう?ジャンヌがお願いすればきっと力になってくれるのではなくて?」
「あー・・・それはやめておきたいな。ジル・ド・レェ?それはオルタ側の人間だろうよ。まぁ正確にはまだ堕ちてないジルなんだろうが、それでも一般人に同一人物を見分けろなんで出来ない。いつ背中を狙われるか分からんなら合流は出来んよ」
「そうですね。彼が竜の魔女となった私を受け入れてくれるとは思えません」
「そう・・・何となく、違う気がするのだけど、というか彼の言った通りまだ会える余地はあると思うのだけど・・・でも、会いたくない気持ちも分かるわ!だって女の子だもの!*1うん。無理して会わなくていいに一票!私たちも急がなくてはいけないし。リヨンの街に住み着いた怪物たちを、フツーの兵士さんたちが倒せるとは思えないし・・・」*2
「・・・確かにその通りですね。私達だけで倒しましょう」
「うん、きっと勝てるよ。だよね?柳星」
「知らんよ?*3ぶっちゃけそこらな居るような雑魚どもには負けんが伝説とかに出てくるようなのが来たら俺じゃあ分からんからな?そりゃある程度は戦えるだろうが苦手なんだからな?」
『いや、あの森の化物相手にしておいて何を言ってるんだい?少なくともシャドウサーヴァントクラスはあっただろ、って思うんだけど僕は』*4
「まぁそうなんだけど。あんまり相手にしたくないっていうか・・・魔力の分配、苦手だからさ!俺」*5
『そういうことか。確かにこれからはいつ、どう使うかも考えていかなくちゃいけないからね』
「んじゃ、肩慣らしでそこらの賊に堕ちた兵相手に拘束戦だ、マシュ」
「分かりました、では、峰打ちで!」
「・・・その盾でどうやって峰打ちするんだい?」
「・・・ほら、十時盾の横の出っ張り。あれ、峰」*6
「うっそだぁ!」
んー、弱い!流石に一般人すぎるな
「んじゃ縛ったしあとは役人にまかせていくぞ」
「もうそろそろかしら」
「はい、そろそろです。・・・また滅んだ街を見なければならないと思うと、少し憂鬱ですが・・・・誰もいませんね」
「ドクター、生体反応は───」
『・・・』
「ドクター?申し訳ありません。通信の調子が悪いようです。手分けして、聖女マルタが言っていた“竜殺し”を探しましょう」
「ええ、どちらが先に見つけるのか競争ね。わたしとアマデウスは西側を選びます」
「では私とマシュは東側で。柳星さんはどうしますか?」
「俺は単独で探る。あんたらよりかは効率的に探せるからな」
「そういえば柳星さんの眼は魂の輪郭を見るとか所長に聞いたことがあります」*7
「そ。だから単独でいい。魔力も抑えて動く。まぁ使わなくちゃいけないほどの相手だったら強大だろうさお前らも気付くだろ?」
「ですね」
「んじゃ、行ってこい!お前ら!」
さて、実は既に見えてるんだよなぁ・・・常に見ておいてて正解だった。一旦切るか・・・流石にいつもよりも消耗が早い気がするしなぁ、これ。
そして来ましたデカ目の建物。こんなところにサーヴァントがあるってどゆことだよおい
「・・・お、いたいた。んー、こりゃ酷いな。魔力回路は問題なさそうだが余りにも損耗が激しい。よく今退去せずに居るな・・・三騎士のどれかって感じだな、このしぶとさは」*8
「次から・・・次へと」
「おっと、まだ戦える気概はあるか。となると真っ当な英雄だな、こりゃあ。良かった。・・・なぁ、話を聞く気はあるかい?」
「・・・?」
「アンタは竜殺しなんだろう。きっとそうなんだろう。ならば俺達はアンタの力を借りたい。生憎いますぐにアンタのその呪縛を解くことは厳しいが、*9俺達には聖女がついている。竜の魔女なんかじゃない、本物の聖女だ・・・どうだ?着いてきてくれるか?とりあえず話を聞くだけでもいいんだ」
「竜・・・か、なるほどな。だからこそ俺が召喚され、そして襲撃を受けた訳か」
「無疆柳星だ。とりあえずよろしく、セイバー」
「ジークフリートだ。とりあえず、よろしく頼もう」
「・・・さて、何か来てるな?竜種・・・あ、こりゃやばい相手だ。山の女王*10に近い、またはそれ以上・・・あー、真の竜種ってこんなヤバい雰囲気出せるのか」
「柳星さん!?まぁ見つけてるだろうなっては思ってましたが本当に見つけていたとは!そちらが竜殺しですね?」
「ああ。よろしく頼む」
「・・・何を見つけたかと思えば、瀕死のサーヴァント一騎ですか。いいでしょう。諸共滅びなさい・・・!」
「炎は好きだ。よく操れる・・・!」*11
「わ、私もでます!」
「何を言ってるんだマシュ!?」
「マシュさん、ここは一緒に・・・!」
「俺が威力を落とす。が、広くなりそうだからな。そこら辺は任せたお前ら!」
「は、はい!」
「灼きつくせ・・・ファーヴニル!」
「
「守る護る護り通す・・・!」
「
「きゃっ・・・!」
『うわっ!莫大なエネルギーだな、これは・・・!そっちは大丈夫か!?というか聞こえてる!?・・・な、何か言ってくれーっ!!』
「ロマン煩い!やかましいよ!?」
「・・・っち、若干時間稼ぎにしかならないが・・・これで良いだろう!?」
「───うむ、間に合ったようだ。君達のおかげで僅かだが、魔力を回復できた・・・久しぶりだな。邪悪なる竜。二度蘇ったなら二度喰らわせるまでだ・・・!」
「・・・ファーヴニルが怯えて・・・あのサーヴァント、まさか!?」
「蒼天の空に聞け!我が真名はジークフリート!汝をかつて打ち倒した者なり!宝具解放・・・!」
「くっ・・・!ファヴニール、
「・・・はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・すまないが、これで限界だ。戻ってこない内に、逃げてくれ・・・」
「今の内に撤退しましょう、皆さん!」
クー・フーリン思い出したら連鎖的にエミヤの巻き舌I am born of my sword・・・思い出して釣られて英語詠唱な柳星でした