YAMA育ちが行く人理修復の旅【現在一部五章完結済み】 作:柳瀬塔矢
『先の極大生体反応は確認できない。だが、まだ追跡は止まっていない。急ぐんだ!』
「先輩、馬がほしいです!」
「ごめんなさい、一人乗りで・・・!」
「旅には慣れているけど、こんな旅は初めてだ!いや、これただの撤退戦じゃないか!?」
「マスター、遅れないで下さい!」
「だぁらっしゃあ!なんか来る!サーヴァント二騎!随行してワイバーン!お前らはそっちの処理に走れ!」
「A──────urrrrr!!!」
「・・・」
「・・・野郎・・・!」
「───まぁ、なんて奇遇なんでしょう。貴方の顔は忘れた事が無いわ、気怠い職人さん?」
「それは嬉しいな。僕も忘れた事などなかったからね。懐かしき御方。白雪の如き白いうなじの君。そして同時に、またこうなった事に運命を感じている。やはり僕と貴女は、特別な縁で結ばれている、と。そうだろう?処刑人として一人の人間を二回も殺す運命なんて、この星では僕たちだけだと思うんだ」
「・・・生前のみならず、今回もマリア処刑する気満々ときたか。シャルル=アンリ・サンソン。どうやら本気でいかれてたってワケかい?」
「・・・人間として最低品格の男に、僕の彼女の関係を語られるのは不愉快だな。アマデウス。君は生き物、人間を汚物だと断言した。僕は違う。人間は聖なる者だ。尊いものだ。だからこそ、処刑人はその命に敬意を払う。お前と僕は相容れない。人間を愛せない人間のクズめ。彼女の尊さを理解しない貴様に、彼女に付き従う資格はない」
「・・・ん?つまりよ、*1飛躍しちまえば・・・そこのバーサーカーも円卓の騎士にいる資格は無いって事になるよなぁ!?*2相変わらず理性飛んでんのな、ランスロット!」*3
「・・・Arrrrrrrrrrrrrrrr!!!」
「はっ、どうした!人の心が分からないと言ったお前が!1番人の心を無くしてるじゃねぇか!」
くっそ!一撃叩き込んで離れてって苦手なんだよ俺ぁ!まぁ冬木と違ってあのAUOが居ねぇのは助かるかぁ!?*4
「なんて一撃・・・!マスター、退がってください・・・!このバーサーカー・・・今までのどのサーヴァントよりも真っ直ぐで、怖い、です・・・!」
「当たり前だろうが!今回オルタが呼んだサーヴァント全てに狂化が付与されてたとしても、それはあくまで後付け!こいつはなぁ・・・呼ばれる前からバーサーカーなんだよ!だが畜生!バサスロットは雁夜の特権じゃねぇのかよ!*5なんで呼べてんだ!アレか!?獅子王繋がりか!?*6ならふざけんな!そもそもウェールズの騎士をフランスに呼ぶなよ侵略かぁ!?」*7
めんどくさい!武器使えないのはめんどくさい!なに?元々肉体だろうって!?拳銃使えないのはめんどくさい!そのifも考えられないのはめんどくさい!起源の拳も刺さらないと見ていいだろうな!
「お前らはそこな処刑人とワイバーン、あとなんか静観してるカーミラをどうにかしやがれ!ランスロットは【俺がどうにかする】!」
「さぁ来いよランスロット・・・人の心を無くしたって言ったお前が人の心を無くした状態で俺の前に現れるとはな」
「A────────urrrrrrrr!!!」
「はっ、コレを使う日が来るとはな・・・」
霊脈・接続
起源・干渉
発現・混沌
「目覚めろ・・・シバルバー」
さて・・・先達殺したるこの仮面が反応するってことは、そゆことだな?
「ここからは無疆柳星ではない、【簒奪のハサン】としてお相手しよう。ランスロット卿」*8
手に握るのは・・・今回は槍の姿か*9
「師範仕込みの百種武器術。是非とも覚えて還ってもらおう」*10
「A・・・アー・・・サー・・・」
「何を言ってるんだ、目の前にいるのはハサンだしそこに居るのはジャンヌ・ダルクだぞ?・・・まぁ、狂化されてたら分からないか・・・しょうがない・・・【狂化を拒絶しよう】」*11
「・・・私は・・・」
「はっ、俺の気まぐれだ!決闘と行こうじゃねぇか・・・我が名は無疆柳星!先達よりハサンの名を継ぎし【簒奪のハサン】!汝身、円卓の騎士・ランスロット卿とお見受けして・・・我と命を賭けて争った貰う!」
「・・・いいだろう。円卓の騎士が1人、ランスロット!汝の決闘・・・お受けしましょう!」
走り出しは同時、だぁっ、ちょっと足りない!*12足入れて*13・・・あ、そうくる?*14なら回すね?*15へぇ、そう来る。*16流石騎士って感じ
「さぁ、加速していくぞ・・・!」
「無毀なる湖光・・・加速する!」
っは!こちとら今かなり加速してんのに追いついてくるのかよ!まぁAUOと戦えてたから来れるとは思ってたがな!
「湖の乙女と共に!最果てに至れ、限界を越えよ。彼方の王よ、この光を御覧あれ!」
「果てより来たりて天の川、我が奪うは永劫の煌めき!」
・・・はっ、ははっ!
「この決闘・・・俺の勝ちだ!ランスロット卿!」
「はは・・・では、さらばだ・・・」
「柳星さん!?なんですかその仮面・・・!ていうかバーサーカー倒したんですか!?」
「撤退か?」
「あ、はい!粗方倒したのと戦況が変わりまして・・・その辺は撤退後に!」
「分かった、んじゃさっさと撤退だな。流石に仮面使うと諸々疲れるわ・・・」
なに?聞きたい事が幾つもある?それを語るとかなりのネタバレになるので語りませんよ?