YAMA育ちが行く人理修復の旅【現在一部五章完結済み】   作:柳瀬塔矢

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ほとんど蛇足。だけど書きたくなった


2-17 毒蜥蜴

 

ジャンヌ・オルタがオルレアンに逃げてった後、少しばかりの仮眠を取ってマリー・アントワネット王妃の退去をカルデアのオペレーターから聞き。その森の探索を始めた辺りの頃。*1

 

「・・・ったく、なんで俺が調べなきゃなんねぇんだよ・・・」

 

『それはしょうがないでしょ。今割ける人員が貴方くらいしかいないんだから』

 

「まぁそうなのは知ってるからこうやって俺が出てるんだけどよ。んで、その竜種はどんな見た目してんだ?」

 

『白い鱗に一本の角が生えた竜種ね。瞳は紅く周辺が焼け爛れるブレスを放ちます』

 

「ふむ・・・」

 

ま、俺に何かを求めてもよく知らん!で終わってしまうんだよなぁ・・・冬木関連なら分かるが化物については山に居た奴らしか知らんからな───っと、確かにいるなぁ・・・ん?んんん?

 

「アレ、山の化物じゃねぇか?毒蜥蜴だろアレ。アルビノ種か?」

 

『さぁ・・・こちらからはなんとも言えませんね。とりあえず味方に引き入れるなんてのはライダーがいない今ソレは避けて・・・うん。倒しましょうか、アレ』*2

 

「いや、今は倒さんよ。オルレアンにぶつけたい」

 

『オルレアンに?それはまたどうしてよ』

 

「だってワイバーンの群れとかめんどくさいしサーヴァントも多い。ここにいるって事はオルタ陣営ではないんだろうしぶつければ何か起きるだろってのが考えだな」*3

 

魔力抑えて一撃放つなら最適解はガンドだな。*4別に倒す必要はないんだから・・・な?

 

『ってちょっと!』*5

 

おっと見つかった。*6

 

「さぁこっちにこいよ・・・!毒蜥蜴!」

 

っと突進。これは横に避けて、引っ掻き?バックステップでいいな。んで口ある?あるんだ。まぁあるよな。ならそこにガンド。*7

 

「おっ、効いてる効いてる」

 

っとブレスか。

 

「風よ!」

 

ふーむ・・・毒の種類違うな。山のは単純な猛毒だった*8がこいつは『減衰』とか『吸収』とかって感じの毒だな。厄介だなこりゃ*9

 

「guoooooooo!!!」

 

「おー怒ってる怒ってる。てことは意識があるな?」*10

 

なら余裕だろ。・・・っと藤丸から通信?珍しいな*11

 

「おう、どうした?・・・っと、アンタのブレスなんか当たるかよバーカ!」

 

お喋りしてても慣れたブレスなんぞ逸さなくても当たんねぇよ

 

『えと・・・戦闘中?』

 

「ま、そだな。特徴から見て王妃を退去させた竜種で間違いないだろうなこの毒蜥蜴・・・んで、呼んだ理由は?最終決戦か?」

 

ま、ソレ以外ないだろうが。

 

『そうだね。柳星から見たら誰をどこに配置するべきなのかなって思って。こっちではジークフリートと俺達と清姫がファヴニールに当たって、その間にジャンヌ・ダルク同士で決着を。それでエリザベートがなにか因縁あるらしいからそっちに行くって言ってるね』

 

「エリザベート・・・ああ、カーミラぶん殴るのか。*12そういや生きてたなあのバーサーク・アサシン。んー・・・アマデウスはどうすんだ?何も決まってないならちょっと頼み事あるんだけど」

 

『何かな?僕に因縁のある相手なんていないでしょ』

 

「ほら、サンソンだっけ?まだ退去しきってないから*13多分傭兵代わりに出てくると思うんだよな。だからアマデウスにはサンソンの対処を頼もうかと。んで藤丸達はジャンヌと同行。キャスター:ジル・ド・レェの捜索も並行してくれ。目ん玉デッカく顔から出てるから見れば分かると思う」

 

『じゃあファヴニールはどうするの?ジークフリート1人だと危なくない?』

 

「そこはほら、俺がいる。この調子で向かえば多分お前らと同じくらいのタイミングでオルレアンに着くと思うんだよな。だからこの竜種をファヴニールにぶつける。どうなるかは知らんがファヴニール相手なら俺は負けないから安心してくれ」

 

『・・・うん。分かった。ならオルレアンで集合って事で、こっちは動き出すけどいいね?』

 

「そもそも現地指揮は立香の方が上なんだから聞かなくていいだろ。俺が合わせる」

 

っと、通信切れたか。

 

・・・んで、なんでこうなるかねぇ・・・

 

「新規のサーヴァント。しかもバーサークって事はオルタ側か。名乗る気はあるかい?」

 

「殺してやる・・・殺してやるぞ・・・!誰も彼もこの矢の前で散るがいい!」

 

「狂化強めに施されてんなこりゃ。名前を聞く気もないから・・・」

 

魔力回路・フルオープン

 

「速攻で殺してやるよ」

 

っと早い!?いや速いだなこりゃ!俺と同速・・・それ以上か?嫌だなぁそう言う相手

 

「でもまぁ動きは単調。読みは外さないさ」

 

攻撃を置くだけってのは楽なんだがなんだか悲しい気分にもなる。

 

「てかどっちかというとお前の方がめんどくいんだが!?この毒蜥蜴!俺しか狙わないってどう言う事だよ!?」

 

でもそろそろオルレアン・・・見えた!ファヴニール!

 

「じゃあな、アーチャー!【起源の拳(オリジン・フィスト)】!」

 

ふっふっふっ・・・俺を放置したことを悔しがるんだな、ジャンヌ・オルタ!

 

 

 

「師範流・・・竜種一本背負い!」

 

っしゃあ!ファヴニールに命中!俺も冴えてるねぇ!ってなんでジャンヌも藤丸達もここにいるんだよ、ってオルタおるやんけ、なるほど、そゆことね*14

 

「今だジークフリート!」

 

「なっ、どこから現れたのよ貴方・・・!」*15

 

「ふっ、こうして撃つのを卑怯だとは言うまいて。喰らうがいい、邪悪なる竜(ファヴニール)よ!」

 

【幻想大剣───天魔失墜】(バル───ムンク)

 

「馬鹿な・・・!?」

 

「・・・倒しました・・・!なんか柳星さんが連れてきた竜種も一緒に消えました・・・!」

 

『ファヴニールの完全沈黙確認・・・!竜種、毒蜥蜴の方は完全消失確認!』

 

「見てください、ワイバーンがパニックに陥っています!」

 

「連中を支配していたファヴニールが倒れたからな。混乱しているのだろう」

 

「んで、ここで決着付けるか?ジャンヌ・ダルク?」

 

「お戻りあれ、ジャンヌ!」

 

「ジル!」

 

「・・・ジル・・・!」

 

「はっ、相変わらず出てくる時は終盤だけか!ジル・ド・レェ!狂気に堕ちた間違いだらけのキャスターがよ!」

 

「まずはこの監獄城に帰還を!態勢を整えるところから始めましょう」

 

「させるかよ!」

 

見えた、聖杯の魔力!・・・っち!これくらいしか取れなかったか!

 

「・・・っち、逃げられた上に取れたのも最低限か・・・攻めるぞ、お前ら。───最終決戦と洒落込もうじゃねぇか」

 

 

 

*1
藤丸視点だと大体森からマシュとアマデウスが戻ってきた辺り

*2
至極真っ当な判断

*3
完全に運任せ

*4
ガンドに効果混ぜないからマシンガンくらいの速度で連射しない限り魔力回復速度の方が速い

*5
何か言いたい様子

*6
おっととは言ってるが計画通り

*7
まるでモンハン

*8
単純とは言うが専用の解毒剤じゃないと効かない上にそれでも『若干良くなる』程度だから単純などでは毛頭ない

*9
なので正確には『焼け爛れる』ではなく『削られている』が正しい。が、ブレスが毒効果あってもやっぱり熱もあるもので。なので『焼け爛れる』と誤解した

*10
誰かに操られてる時に山の化物は自我を出さない

*11
ここの会話は前話と同じですね

*12
やっぱり未来の自分って否定したいよね

*13
冬木のシャドウライダーの感覚と同じ

*14
要はFGO本編のようにファヴニールがオルレアンに出てきた為ジャンヌ同士がここで邂逅した

*15
ほんとソレな




あと数話でオルレアンも終わりかな?多分
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