YAMA育ちが行く人理修復の旅【現在一部五章完結済み】 作:柳瀬塔矢
3-0 1にするかは悩んだアバン回
「・・・」
夢である。目の前にはかつての敵がいる。躊躇なく殴り飛ばす。しかし消えない。魔術回路は起動せず頭が焼け落ちる。そこでいつも目が覚める。ああ───あの日は最後どうなったっけな・・・
「・・・夢ではあるはずだがな・・・」
「あら、私に対する挨拶はないのかしら?」
ん?・・・ああ、いたのか*1
「おはようマリー、来たってことは次のレイシフトが決まったのか?」
「ええ、さっさと管制室に来なさい・・・ところで、まだあの日の夢見てるの?」
「そりゃそうだろ。忘れちゃならない悪夢の日なんだから。───ま、あの日の最後はもう思い出せないけどな」*2
「───そう。分かったわ。先に管制室で待ってるわね」
「おう」
その後とりあえず汗を流して、とりあえず魔力の流れが問題ない事を確認*3
「っと、今日は俺が最後か。おはよう、立香、マシュ」
「おはよう、柳星」
「おはようございます。珍しいですね、遅刻ギリギリとは」
「すまんな、ただまぁ間に合ったし許してくれ」
「あ、柳星さんにも聞いておきたいことがあるのですがいいでしょうか?」
「ん、なんだ?答えられることも狭いがまぁ聞くだけは聞こうか」
「ダ・ヴィンチちゃんの話だと契約したマスターとサーヴァントは同じ夢を見るそうなんですが本当なのですか?」
「んー、まぁ50:50って所だな。同じ夢ではない。マスターはサーヴァントの夢を見る。例えば騎士王のマスターだった衛宮士郎は真なる竜種を夢で見てたし*4サーヴァント:エミヤのマスターだった遠坂凛は剣の荒野を夢で見ていたそうだ。だから今後は立香もマシュの夢を見るのかもな」
「そうですか・・・ありがとうございました」
さて、そろそろ時間か
「時間よ。皆揃ってるようですね。ではブリーフィングを始めます。回収した聖杯は技術部に回して解析中です。今回は既にレイシフトの準備は終わらせてあります。レイシフト先は一世紀ヨーロッパ。ローマですね。*5古代ローマ、つまりはイタリア半島から始まり地中海を制した大帝国ですね」
「ん、古代ローマ?ホント?なにそれ楽しそう!ちょっと私も行きたいなー!」
「貴方は解析作業があるでしょう?ローマの享楽に浸るのはまたの機会にしてください」
「むー。残念。誰でも良いから1人くらい、ローマ皇帝と話してみたかったんだけどなぁ。特にカリギュラ帝*6かネロ帝*7。きっと趣味が合うと思うんだけどなぁ」*8
「んー・・・ローマはよく知らん。師範からもローマ関連で何か聞いてることもないから知識面では俺ぁ今回役に立たないな。その分は戦闘で還元しようか。ローマである!*9ってな」
「ん、何それ?柳星」
「ん?ああ、俺の山にはローマ好きがいてな?そいつ曰くローマは全ての始まりであり全ての道はローマなんだってさ。だからこそローマである!って言ってたが・・・今でもよく分からん!ま、世界の中心的存在だったって考えてた方がいいのかもな*10・・・あ、今回はなんで特異点になってるんだ?何か歴史的に致命的な事あったか?」
「いえ、今回はそれも探らなければなりません。なのでオルレアンの頃よりも慎重に動いてください。ただ───今回もレイシフト先にサーヴァントはいるでしょう。可能であれば彼らの力を借りるように。無論、敵対する者に対しては敵わない願いなのですが」
「それについて所長。一つ質問がありますがよろしいですか?」
「いいでしょう、マシュ・キリエライト。何ですか?」
「敵対サーヴァントと中立のサーヴァント、これを反応感知の時点で見分けられませんか?」
「すみません、それに関しては現時点では不可能ですね。現状では数値のみで確定出来るほどのサンプルがありません。ですが、状況から計算はできるでしょうから七割以上敵対している可能性のあるサーヴァントについてはこちらから警告しましょう。・・・柳星ってそこのところ見分けられないの?」
「んー・・・微妙だな。抑止力から呼ばれたサーヴァントと聖杯召喚のサーヴァントの違いはあるからそこを見分けられればいいんだが直接見ないとなんともな・・・」*11
「───出来るのね・・・驚いたわ、貴方のその眼。本当にできない事は無いんじゃないの?」
「そりゃねぇだろ。そんな全能だったら俺のキャパはとうに超えてる」
「それもそうね───さて、それではレイシフトを始めましょうか」
「「はい!」」
「おう!」
『アンサモンプログラム スタート』
『霊子変換を開始 します』
『レイシフト開始まで』
『3』
『2』
『1』
『全工程
『グランドオーダー 実証を開始します』
ロ ロ ロ
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マ マ マ
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あ あ あ
るるる
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