YAMA育ちが行く人理修復の旅【現在一部五章完結済み】 作:柳瀬塔矢
相手は剣と盾のオーソドックスなスタイル。シバルバー使うのも有りだがアレは英霊寄りだから・・・人の限界、とくとご覧あれ!
「回路、起動・・・!」
「ほう、汝は圧政に叛逆せし者か!」
スパルタクスは盾のないガン攻めスタイル。行くぜ・・・止めてみな!
「ぬぅぅぅぅぅ!!!」
「まだまだぁぁぁ!!!」
ラッシュだラッシュ!全てに魔力を込めて・・・
「下がってスパルタクス!ここはわたしが───」
「邪魔だ・・・!」
発勁・浸透型
「───幾ら盾が強くても、持ち手がなければ意味ないだろ?」
「嘘っマジ!?」
武術的な奥義ってそういや見せてなかったな・・・使うか
『あの構え・・・アレをやる気か!?いつのまに受け継いでたんだ!?』
「虚拳震央・・・開花の型」
「ぐはぁ!?」
「・・・ここまでここまで。降参降参」
っと、ここまでか。せっかく開花を見せたから他の型に繋げたかったんだが・・・*3
「はふ・・・いやぁ、正直ここまでやるとは嬉しい誤算ね。あんたたちの腕は見せて貰った。ありがとね、旅の疲れも残ってたろうに。あたしの防御とスパルタクスの攻撃って割と相性良いの。それを相手に引かないマシュ、それを相手に攻めきった柳星。2人とも凄いわね。見直したわ。それにマシュって盾の英霊なんでしょ?すっごく気に入った。守るためだけの武器はいびつだって分かってるけど、奪うためのものよりよっぽどいい・・・っていうか、そんなにか細いのにたくましい!」
「ん?」
「フォウ?」
「たくましいですか.・・?」
「ああ、盾を構えて踏ん張るところなんて、地面に根をおろしてるみたいだった。ネロ公が火の激しさなら、マシュは大地の豊かさだね。あんたはどの英霊とも相性がいいと思うよ?」
「・・はい。」
「うん、いい返事。うん。うん。うん・・・うん。(じーっ)うん、うん?。(じーっ)うんうんうん。(じーっ)」*4
「は、はい?」
「よく見たら、何だそうか。そーいうことか。あんた、それならそうって言ってくれればいいのに!」
「はい?」
「いろいろ複雑なコトになってるんだねぇ。こっちだって・・それによく見たらめんこいねえ!」
「えっ」*5
「えっ?」
「こっちおいで、ほら。よしよし」
「あっ───な、何でしょうかブーディカ、その、わぷっ・・・突然、どうしてこういった・・・」
「あたしには、あんたは妹みたいなもんだ。あんたたちは、かな。よし よし・・・遠い時代からよく来たねえ。それに、とっても強い。よしよし」
「親戚のおば・・・おねえさんみたいだね」
「そうなのか?立香がそういうならそうなんだろうな」
「あ、あのっ、む、胸で・・・息が・・・」
「んー、いい子、いい子!もうっ、ネロ公の味方って言うからちょっと警戒しちゃったけど、ごめんねー!でも、今はも一とっても良い気分!よーし、今夜は腕によりをかけて料理振る舞っちゃおう!お姉さんはねえ、あれなの、ブリタニア料理がとっても得意なの。食べてくれるでしょ?」
「あ、ありがとうございます・・・先輩、どうですか、お腹、空いてます?」
「お腹はぺこぺこだよ」
「ですよね。実は、わたしもです」
「うんうん!食べて、食べて、寝る!それが一番の元気のもとよね!嫌がったって無理矢理食べさせてあげましょうとも!食事が終わったら───とーぜん、お風呂に入ろうか!あたしが背中、流してあげる。うんうん」
「えっ」
「シャクだけどローマのバスは世界一なのよねー。*6ネロ公もたまには役に立つって言うか。気持ちいーんだ、これが。スパルタクスもお湯に浸けておけばおとなしいし」
「えっ」
『ふむふむ、スパルタクスはお湯につけておくといい、ね。メモメモ・・・』
所変わって風呂の中。女風呂は書きません。そもそも原作と変わらんから書かんよ
「ねえ、柳星。これまでの行いって正義じゃないんだよね?」
「少なくとも俺はアレを正義とは呼べられない。それだけだ。何も間違ってる、なんては言ってないんだぞ?」
「・・・え?」*7
「は・・・?なに目ぇ丸くしてんだよ立香。もしや否定されたと思ってたのか!?」*8
「あ・・・う、うん。なんで自分のやってきた事を否定するんだろ、って思っちゃってた」
「あー・・・別に俺はこれまでの修復に何か間違ってるって思う点はないんだぜ?むしろよく走ってきてると思ってる。俺のようないつかこうなる事を予期していた魔術師とは違って*9立香は巻き込まれた一般人なんだしどこかで止まっちゃうのかな、なんて危惧してた。だからああやって発破かけたんだが・・・逆効果だったか?」
「そうだね。逆効果だ。だからほら、とりあえず謝ってよ。そしたらお互い後腐れなく今後も作戦に身を落とせるでしょ?」
「だな。マシュには後で謝るとして───すまん。お前のその勇敢さを勝手に見限って動いてしまった」
「うん、これからは一緒に。いい?隊長命令です!」
「ははっ、オーケー。んかった」