YAMA育ちが行く人理修復の旅【現在一部五章完結済み】   作:柳瀬塔矢

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あと六節。そして作者は二部を始めました。つまりどう言うことか。わかる人にはわかる事が起きます


3-14 帰還・1

 

「もうすぐですね。首都ローマには間もなく到着します。帰路もお疲れ様でした。先輩」

 

「何故馬に乗らぬのだ、立香?そうだ、戦車でも用意すればよかったか?」*1

 

「まぁ馬に限らずそもそも騎乗に慣れてないのは確かだよなぁ」

 

「柳星の魔眼でそういうのも取り除けたりしない?」

 

「しないな。と言うかそんなことのために使いたくない。*2そしたら俺が居ないと何も出来なくなってしまうただろ?」

 

「それもそうだね」

 

「すまぬ、余の部隊に残った数名の兵たちは精鋭だが生憎と戦車兵はおらぬのだ」

 

「ならば皇帝陛下。次の遠征には戦車を用意しましょうか」

 

「んー・・・どっちかというと都市攻めに有能な方がいいと思うが?なにせ相手は【皇帝】たちだ。そこを相手にするのは俺達がやるからアンタらには一般兵を相手してほしいからな」

 

「ところで柳星よ、先程からなんかボコボコ音がしてるが何が起きてるか知ってるか?」

 

「ほら、今の俺は霊脈読めるからな。*3ある程度遠くても何かが召喚されたらすぐに反応できる。そんでもってそのナニカが召喚されまくってるから即座に土の角(ストーン・スパイク)で倒してんだよ。*4お陰で若干めんどくさい・・・【皇帝】の誰かなんだろうなぁ・・・」

 

『そんな反応検知出来てないけど*5どれだけ遠くまで分かってるのやら・・・』

 

「にしてもこの強さ、シャドウサーヴァント以上サーヴァント以下ってところだな・・・宝具か?」

 

「敵襲!敵兵、数百!」

 

「ちっ!殺し損ねた!」*6

 

「待ち伏せか!数百もの数を、一体何処に・・・いや、柳星の言葉を借りれば召喚、か。確か宮廷魔術師も似たようなことを言ってたこともあったな。その類いか」*7

 

「待ち伏せ、ではない。私はここを防衛すると決めただけのことです。我が拠点に貴方たちが足を踏み入れたのです。すなわち、私は、これより拠点防衛を開始します。進軍する敵のすべてを打ち砕く。攻撃よりも勇ましく、防御よりも遥かに硬く。これが、我がスパルタの拠点防衛術。その身をもって味わうといいでしょう」

 

「こりゃまためんどいのが来たな・・・スパルタかよ・・・」

 

「スパルタと言いましたね。では貴方は───」

 

「サーヴァント、ランサー。真名をレオニダス」

 

『真名を隠さない、か。前回といい今回といい、通常の聖杯戦争とはおもむきが違うね』

 

「そもそも普通の聖杯戦争ってなんだよ・・・」*8

 

「レオニダス?貴様、かのスパルタのレオニダス王と申すか?」

 

「その通り。義なき戦いなれど、貴方を砕く者です」

 

「・・・ん?」*9

 

「なんと・・・!伝説の、炎門の守護者レオニダスか!蘇ったのは【皇帝】だけではない、のか?ん。ならばブーディカは・・・」*10

 

「そこに関しての疑問は後で解決だな。とりあえず行くか」

 

「しかしこちらはごく小部隊。守り切れると良いのだが・・・」

 

「サーヴァント本体を倒せば残る数百は消えるはずです。ですから───」

 

「マシュは守ってろ。千日手だろ、マシュとレオニダスだと。俺が出る。義なき守りは倒壊するんだよ」

 

過去の皇帝だからか仮面が反応する反応する・・・英霊相手だと反応しやすいのかね?

 

「【簒奪】のハサン、いざ参る・・・!」

 

シバルバーは使えない、魔眼は・・・やめとこう。魔眼頼りはみっともない

 

槍、正面か。*11なら受け流して、お。横に来る?*12なら跳ぶね。

 

「【起源の拳(オリジン・フィスト)】」*13

 

「ぬぅっ!!!」

 

そして響くは盾が粉砕された音

 

「ふぃぃ、盾壊れたから後少しだな・・・!」

 

「まさか盾が壊れるとは・・・では見せましょう!これが、スパルタだぁぁぁっっっ!!!」

 

炎門の(テルモピュライ・)守護者(エノモタイア)

 

「炎か!ならばこちらも太陽だ・・・!とっておき、行くぜ・・・!」

 

よ、よ、よ、我が意思はにある。我が情けはの上にある。傾き、嘲り、全てを微笑(わら)う。それは即ち相手の否定である───」*14

 

天まで届け、我が憎悪の炎(ヘブンズ・フレイム)裁定の憐憫(ルーラーズ・デザイア)

 

スパルタ・・・攻略完了

 

「次会う時にはちゃんとした拠点を持って会いたいものだ」

 

「やはり、か・・・守るべきものなき戦いでは・・・」

 

「サーヴァント:ランサー、レオニダスの退去を確認」

 

「消えた、か・・・やはり正しくこの世にあるものではないのだな」

 

『周囲に反応はもうないようだ。サーヴァント、人間、どちらもね。幻想種も無しだ』

 

「では首都ローマへ帰還だ!マシュ、柳星、立香、胸を張るが良い!うむ、特にマシュはよく胸を張れ。余ほどではないが、なかなか良いものを持っている」

 

「い、いえ・・・」

 

「ふふ、胸を張るがよい、堂々と!何せ、これはガリアよりの凱旋なのだからな!」

 

 

*1
この時代に戦車ってあったの?

*2
範囲的に出来ない

*3
なお霊脈についての説明はしてたか不明な模様

*4
召喚と同時ならまだ世界に確立されてないからどれだけ強くても即死できる、という独自設定

*5
そりゃ確立されてない存在は検知出来なくてあたりまえ

*6
会話の裏でかなりの頭脳戦が繰り広げられてた。予想外のブラフに負けたって感じ

*7
宮廷魔術師なら使い魔の召喚くらい出来るだろ。誇張だとしても不死者だからな

*8
分からん

*9
存在理由に矛盾を感じた

*10
おっとそこまでだ

*11
そりゃ槍の初手は突きからでしょ

*12
刺さりはしないけど吹き飛ばす事はできそう

*13
そのままぶん殴った

*14
実は持ってる高速詠唱A。何故普段使わないのか?使わない事で多少魔力をカットしてるから。魔眼の分で浮いてるし使っちまおうっていうかんかく




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