YAMA育ちが行く人理修復の旅【現在一部五章完結済み】 作:柳瀬塔矢
「ウッヒッヘッヘッヒッヘッヒ・・・フッヒュッヒュッフッヒョッ・・・は!おお、夢から覚めてしまえばハーレムは遥か彼方。此処に居るのは我らが先生と、2人の世界を築き上げてる百合っぷるだけでござる・・・いやまあ、拙者百合もイケる口ですが。いかんせん、独り寝は寂しいですなあ(チラッ」
「───凄い。アン。この船長、同衾を求めているよ」
「好感度がゼロというよりはマイナスに等しい分際で、素晴らしい発想だと思いますわ。*1というか、夢に私たち出てませんわよね?出てたらあなたが夢を忘れるまで銃床で殴り続けますが」
「マフー。出てきたヒロインが多すぎて覚えてないですなあ」
「───凄い、アン。この船長、僕たちを十把一絡げのモブヒロインにしたよ」
「うん♪やっぱり殺しましょう♪」
その時、轟音が響く。直後、黒髭の船は空に浮かび*2───海中から船が現れる。その船こそ
「っしゃあ!完璧ぃ!んじゃ第二波、行くぞ!」
「───そういうことか!へい、同志諸君!エウリュアレちゃんの矢に当たったら即座にぶち殺すから、気を付けてね!」
「ちっ、気付くの速ぇんだよこのクソ野郎!」
「・・・は?船長、何言って・・・いでっ!?」
なんだこの出オチ要員・・・
「・・・あ、あ、あ、あ、あ・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?」
その海賊は狂乱した。まぁ刺さった矢は魅了の矢だから普通レジスト出来るわけもなく。
「お前ら・・・お前ら!エウリュアレ様の為に、死ねっ!!」
直後、鳴り響く銃声。血飛沫は狂乱した海賊から出ているものであり、煙は黒髭の手元からのものである。
「あ・・・れ・・・?船長、なんでオレを・・・う、あ───」
「ほーら、返り血で濡れちゃったじゃん?無闇矢鱈とこうなるわけDEATHヨ?」
「ア、アイアイサー!」
「アン氏、アン氏〜」
「気持ち悪い声で呼ばないでください。何でしょう船長」
「ギギギ。いやまあ、とりあえず撃ってちょんまげ(死語」
「余計な茶々が入らなければ、そうするつもりでした」*3
「よっろしくぅ♪さてさて。まさかBBAちゃん、これだけじゃないよねぇ?」
「───あったりめぇだろうが、このボケ船長」
「・・・さらに上空か!?」*4
そして舞い降りるはなんかバグみたいなサーヴァント。女神霊基を使用せずに現界とかちょっと・・・
「天使や・・・天使がおる・・・天使がおるけど・・・誰ナノジャ!?」
「サーヴァント・・・!?」
「私、オリオンでーす!全員、射殺しちゃうゾ☆」
「ぐえっ!?」
「ぎゃぁっ!?」
「僕が行く!アンはそのまま射撃続行!」
「分かったわ!」
「・・・ったく、ぬいぐるみ遣いが荒いったら・・・よいせ、よいせ、よいせ」
「もうすぐ砲弾が届く距離まで近づくぞ!弾薬庫から、ありったけ予備弾を持ってこい!」
「はいはい、案内してちょうだいなっと・・・」
孤軍奮闘中・・・
「えいっ、やっ、とうっ!」
「ぎゃひっ!?」
「くそっ・・・!メアリー氏!頼むでござる!」
「言われなくても!」
「あぁら、人間さん。接近戦に持ち込まれると、私、困っちゃう」
「見た感じ、アーチャーだろうからね・・・!」*5
「だから、逃げちゃうわ」
「この、待て・・・!」
「アルテミス!準備出来たと伝えろ!」
「ダーリーン!分かったわ、船長さーん!」
「よっしゃ!操舵手、取り舵一杯!角度をつけて、
「あいよ、姉御!取り舵いっぱあああああい!」
「何ですかな、あの小さいの・・・あの小さいの・・・オー、マイッ、ガッ!全員、衝撃に備えなさい!爆発するですぞおおおおおお!!!」
「え───」
「爆発・・・!?」
「ああ、成程そういうコトか畜生!」
「か、火薬庫が爆発を・・・!?」
「上手く行ったわね、ダーリン!」
「し、死ぬかと思った!火薬庫で!導火線に!護符巻きつけて!火をつけて!全力で!走るとか!」*7
「貴様ら───!」
「無礼者ね。いいわ、しばらく遊んであげる」
「遊ぶんじゃなくて、ちゃんと仕留めろよ!・・・勿体無いとは思うけど」
「OK♪あとダーリン、後でお仕置きね☆」
黒髭の船内は大変混乱していた。まぁ多少パニックになるようなルーン魔術も組み込んでたから割と妥当of妥当なんだけども
「せ、船長!どうすれば・・・!?」
「おおお、落ち着け!君たち落ち着け!*8まずは火を消そう!よし、まずは服を脱いで───」
「正気に戻りなさいな、船長」
「なななな何を。拙者は超正気ですよ?それよりアン氏、貴女もズボンを脱いで───」
「次言ったら撃ちます」
「正気に戻りまちた!そして理解してしまちた!取り舵一杯!とにかく、一旦ここを離脱しろ!」
「へ、へい!・・・動かない!?」*9
「───とは言っても。やれやれ、もう遅いですなぁ」
「へ?」
「総員。対ショック耐性ー!ドゥフフフ、いっぺん言ってみたかったでござる!」
次の瞬間、今度は横に揺れた。原因は明らかである。
「
「速い上に、呆れた頑丈さですわね・・・!」
「さあて、略奪開始だ。乗り込むよ、アタシの頼れるアホウども!」
「うゥゥゥゥゥ!!!」
「アステリオス、行きなさい!」
「お前らはアン&メアリーと槍のおっさんを頼む!俺とドレイクで黒髭のクソ野郎をぶっ殺す!」