ダンジョンで思い付き短編を書くのは間違っているだろうか 作:ミストリアン
実際にやってほしいなぁ…
ーーー数多くの商会が立ち並ぶ中で今、一番熱いのはどこかと聞くと、様々な意見が飛び交うだろう。
現代の英雄と言える一流サラリーマンがいる学生向け商品が多い都市商会や、マジックアイテムが多くなる魔法都市商事の…いや、それらよりも上だと言えるのは…
「ふふふ、貴方がいるおかげで、今月も商会ごとの注目ランキングで一位を得られたわ。流石、今期待の新人、『
「え、ええありがとうございます、フレイヤ社長…!!」
オラリオ商事、その社長室内にて呼び出されていたのは、若手の期待の新人、ベル・クラネル。
そして彼の目の前にいるのは、ここを収めている敏腕社長フレイヤだった。
(しゃ、社長に呼び出されるなんて、僕何かしたっけ…リューさん、
フレイヤの前でびくびくしながら、心の中でそう叫ぶベル。
このオラリオ商事の中の、ジャガ丸君部門で必死に働いて色々やらかしたことが星の数ほどあるとはいえ、呼び出される心当たりはない…とも言い切れない。
社長を目の前にして平静でいることは難しく、必死に同僚のちょっとポンコツ感あるけどクールな先輩であるリューに、厳しいながらもここまでの営業マンに鍛えてくれた師匠もとい鬼畜部長ヘディンに助けを求めようとしたが、心の中の声が届くはずもない。
ベルはただ、この商会の中の一番の先輩…憧れのアイズ本部長に追いつこうとして日々を一生懸命過ごしているだけなのに、本当に何故なのか。
(えっと、出来ればよかったことの方で呼ばれたと思いたいけど…そうだとすると、考えられるのはアレ?ヘルメス商事でローリエさんになぜか親切にしていただいて、何故かこっち有利で契約を結んでもらったこととか、タケミカヅチ建設で新しいビルの注文を請けてたこととか?)
(いや、悪い方かも?有限会社ゼノスでつまはじきにされていそうだった彼らと契約したら、思わぬ横やりでやばかったときとか、闇派閥極道組合のような反社にあたりそうになったとか…)
あれでもない、これでもないとベルが考える中、ゆっくりとフレイヤは彼に近づく。
「ふふふ、本当にどうしてここに呼ばれたのか、わからないって顔しているわね、ベル」
「ひゃ、ひゃい!?」
いつのまにかもう唇が触れそうな距離にまで近づかれており、びくんっとベルは身を震わせる。
「ど、どうしてなんですか、フレイヤ社長!!何故、僕をここに…」
「ええ、理由はね…ーーーーーーーーわたしが、ベルさんを、驚かせたかっただけでーす☆」
「…へ?」
一瞬、何が起きたのかワカラナカッタ
ベルの目の前で、フレイヤ社長が…美の女神のようだったその姿が、瞬時にして変わったのだ。
そしてその姿もまた、彼にとっては見覚えがあった。
「し、シルさぁんっ!?なんでぇっつ!?」
そう、そこにいたのは、同じ部門の先輩OL,同僚からは小悪魔系だとも呼ばれている、鈍色の髪をたなびかせるシル課長がいたのだ。
「驚きましたか、ベルさん!そう、小悪魔系にして、この商会一の美少女敏腕OLシル!!でも、その正体はーーーーー!!…ええ、私だったのよ、ベル。この社長、フレイヤなのよ」
「----ナンデェッツ!?ドウシテェッツ!?ドウイウワケデェェェッツ!?」
もはや、許容量を超えたのだろう。
にこやかに笑いながら切り替わる、彼女の姿を見て、もはやベルは叫ぶしかできないのであった…
「ぶぇくし!!」
「ひぇえっつ!!な、何をするんですか、ヘスティア所長ーーー!!鼻水で、ジャガ丸精算用領収書の束がぐしゃぐしゃになったじゃないですか!!」
「うわぁぁぁ!!ご、ごめん!!なんか誰かの、可愛い兎の叫び声が聞こえた気がしてーーー!!」
―――一方その頃、閑職の集う整理部門内では、領収書の整理をしていたヘスティアが盛大にくしゃみをしていたのであった。
現パロ企業風ダンまち・・・それはそれでみたい気がする
イレギュラーレコードの世界戦もそうだけど、
他も書いてくれよと、全力で祈る…