ダンジョンで思い付き短編を書くのは間違っているだろうか   作:ミストリアン

28 / 28
IF:イレギュラー・レコードのように未来から過去…ではなく、むしろ逆の場合、過去から未来へ来たものがいれば‥


兎と始まりの英雄

「…マジか、妹よ。ここはどうやら、未来のようだぞ!!見ろ、この未来の日付を!!」

「おとなしくしてください、兄さん…!!ここで迂闊な騒動を起こせば、どう考えても厄介事になりますよね?」

 

 

…オラリオの一角にて、ローブを身を隠した男女。

 

その容姿を見れば、とある冒険者たちに似た姿なことに気が付くだろう。

 

 

「ふははは!!『ミノタウロスを倒し、姫とスキスキラブチュッチュな日々を築き上げていた道化師は、哀れ妹のハリセンで、未来へ渡った!!』どういう喜劇なのか、口にしてもわからんなぁ!」

「だからおとなしくしてくださいってこの馬鹿兄さぁぁんっつ!!」

ドゴスンッツ!!

「あべっしっ!?」

 

 

姿を隠すべきなのに、大声を出して喜劇の役者のようにふるまう彼に対して、強烈なツッコミが腹部にめり込む。

 

 

 

「…わぉ、まるでアルゴノゥト君につっかかるときのレフィーヤみたい」

「私、あんなのじゃないですよ!?いえ、でも彼を兄と呼ぶの…いやぁぁぁ!!」

 

そんな二人の様子を見て、そうつぶやくのは偶然にも買い物でその場を通りかかったレフィーヤとティオナ。

 

何やらおかしな漫才を繰り広げている姿を見つけ、こっそり見ていたのである。

 

 

 

 

 

「でも、なんだろう?私、気のせいか見覚えがあるような無いような…?」

「ティオナさんがそういうなら、どこかの知り合いですか?この間のアマゾネスの…いえ、男の人?らしいのがいるのなら違う…のでしょうか?」

 

 

声がどこかで聞いた気がしなくもない。

 

昔どこかで巡り合ったのか、疑問に思う中…そこに、風のいたずらが吹いた。

 

 

 

 

 

ヒュオォォォォ!!

「っと、しまったな、風でフードが…」

「何やっているんですか、兄さん!!ここ、早々に私たちに似た人がいるらしいから念のために隠したのに…って、私もですか」

 

 

 

さらりとその場に露わになった二人の素顔。

 

 

その顔を見て、思わずレフィーヤとティオナは、驚愕のあまり目を見開く。

 

 

 

 

 

「ふぇ?‥‥え、アルゴノゥト君?」

「ええ?‥‥わ、私!?」

 

 

見えた姿は、彼女たちにとってなじみあるモノ。

 

 

しかし、だからこそどういうわけなのか驚愕させられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ、彼女たちは知らないのだ。

 

この世界に飛ばされてきた、過去からの、喜劇の縁者たちの姿を。

 

物語としては伝わっていても、その活躍がおとぎ話のようになっていても、そしてその生まれ変わりがこの世界にいたとしても、初めての出会い。

 

 

 

 

 

 

「ふははははは!!まぁ、良いじゃないか!!姫のもとへ帰るために、いっそこの天高い場所で見ているであろう神々へ宣言しよう!!未来だとしても、必ず喜劇の土産話を持ち帰らんと、このアルゴノゥトが叫ぼうぞ!!」

「いいから黙ってください、この大馬鹿兄さんがぁぁぁああああああ!!」

ドゴォォォォンッツ!!

「オベェェロォンッツ!?」

 

 

とりあえず今は、勢いそのままにアッパーカットでふっとび、空中できりもみ回転しながら墜落するその姿を見て、ティオナとレフィーヤは(ベル)とは違うそっくりさんだと思うのであった…

 

 

 

 

 

「いえ、この方法はありかも?気が付かれる前に仕留めれば、アイズさんに近寄らせずに…」

「何考えてんの、レフィーヤ?」

 

 

 




ちょっと短いけど、喜劇の話
これはこれで、あっちこっちでやらかす気しかしない

魂が同じ、過去からの旅人が来たら…さて、皆どう反応するのやら



一応、リクエストも対応はしていたりする
色々あるから遅かったりしますが、ご了承をお願いいたします
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

オラリオでの聖杯戦争(作者:寝心地)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

オラリオで聖杯戦争やってみた


総合評価:334/評価:7.64/連載:57話/更新日時:2026年05月09日(土) 02:00 小説情報

無窮の果てに (作者:雀盆)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

人が無力ながらも、勇者として、英雄として、築いてきた時代は終わり、神が降臨したことによって、胎動した神時代。▼誰しもが、夢見た英雄と肩を並べることが出来る量産型世界。▼終末時計は人知れず針を進める。▼最高の神選でさえ、漆黒の龍には届かなかった。▼全知零能の神でさえ、世界の真実には至ることはなかった。▼世界は英雄の誕生を求めている。▼──それは、人の時代に淘汰…


総合評価:767/評価:7.22/連載:34話/更新日時:2026年06月01日(月) 13:51 小説情報

兎の群れ√ 出会いの果ての未来(作者:サイセンサイ)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

英雄となったベル・クラネル▼その後の続く人生で大人となり親となった▼修羅場はあれどハーレムの主となった▼それを得て少しだけ変わった彼と彼の妻達と子供達が今もオラリオで暮らしている


総合評価:1055/評価:8.89/連載:50話/更新日時:2026年06月12日(金) 11:27 小説情報

ダンジョンに炎柱がいるのは間違っているだろうか(作者:kursk)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

アストレア・レコードは、リューの成長のために必要とはいえ、あまりにも救いがない。とはいえ、最強オリ主を入れるのは何かが違う。正義の刀といえば、誰かほかにいないだろうか。そういえば、鬼滅の刃も正義が巡るという点では同じではないだろうか――。▼そんな思いつきでクロスさせてみました。▼※【要注意】ここに出てくる杏寿郎とアストレアは作者の妄想です。色々と解釈違いもあ…


総合評価:3416/評価:8.86/連載:20話/更新日時:2026年03月23日(月) 23:30 小説情報

深紅の兇猛(作者:眼鏡熊@ヒロアカ完走)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

リリベル男女逆転モノ。▼pixivにもあります。


総合評価:367/評価:8.33/短編:4話/更新日時:2026年04月30日(木) 01:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>