ダンジョンで思い付き短編を書くのは間違っているだろうか 作:ミストリアン
前回やったものだけど、イレレコ風に今度は巻き添えを追加しました
―――ここ最近、オラリオである劇団が立ち上げ、行っていた『見敵滅殺☆魔法少女ネスティちゃん』とかいう名の劇。
何気にその内容が中々面白く、波乱万丈の魔法少女物と言うことで大衆に受けたようで、その人気は多く広がったらしい。
オラリオ以外にも出張し、魔法都市や学都等、様々な場所でも見られるようになり、なおかつそれは劇団の者だけではなく、何かしらのトラブルによって巻き込まれ、出演させられた冒険者の実力も相まってさらなる人気が高まり、一大ブームにさえなっていたのである。
「そんなわけで、このアストレアファミリアでも、ある辺境の村でやることになったのよ!!ふふふ、バチコーン☆っとかっこよく決めるわよ!!」
「何を言っているのですか、アリーゼ!!何でこんなものを、引き受けたんですかぁ!!」
「何って、クエストだがな…はは、諦めろ、ポンコツエルフ。明日の主役は、輝夜だしな」
「…『見敵滅殺☆魔法少女ネスティちゃん、これにて一件落着だZO☆』…団長はん、ガチでやれと?」
「輝夜の目が、死んでいる…いつも以上に」
そんな中で、劇団が大忙しになって出してきたクエストを、まさかのアストレアファミリアでも受注することになり、どうやらとある農村でやることになった。
「なお、事前にこの村での経験者も既に呼び寄せているとのこと…問題ないわよ、輝夜。経験者がいるのなら、心強いじゃない」
「そんな話ではないのですが…」
「つーかよぉ、経験者がいるのなら、そいつだけで良くないか?クエストにわざわざ出すほどじゃねぇだろ」
「それがどうも、その経験者も色々ストレスがたまって、体調を崩したそうなのよ」
目的地の農村にも、劇団の手が伸びて、現地で実際に演じてくれる冒険者がいたらしい。
いや、正確に言えば元冒険者と言うことのようだが、オラリオから離れて暮らしているのは珍しくもあるだろう。
「何にしても楽しみね。さぁ、その経験者に話を聞いて、しっかりと演じましょう!!」
「はぁぁぁっつ…だめだ、こうなったアリーゼはもう止められないか」
色々複雑な思いがあるとはいえ、一同はどうにか心の折り合いをつけ…その経験者との話し合いの場で、しっかりと確認し合うことになった。
しかしながら、その経験者が本当にただの元冒険者であれば、そこまで問題はなかったはず。
だが、運命のいたずらと言うのは、神でさえも予測できないもので…魔法少女の格好をして、話し合いの場にやってきたその経験者の姿を見て、アリーゼ達は一瞬、時間が止まったように感じ取れた。
無理もないだろう。何故ならば、その顔は嫌と言うほど知っていたというか、こんな場所でそもそも魔法少女を演じるのかという疑問を抱くような相手…
「…小娘共、貴様らが次のやつか」
「あ、あ、あ、あ…アルフィア!?」
「静寂が、なんでここに!?」
「ちょっと待て、なんでそんな魔法少女姿になっているんだよぉ!!」
「予想外過ぎて、何も言えないですなぁ…いや本当に」
…かつて、オラリオを襲った闇派閥。
その手伝いをしていた、元二大ファミリアの幹部であった…静寂のアルフィアが、そこにいたのだから。
そのうえ、彼女たちにとって見慣れた黒ドレスではなく…
「そのうえ、まさかの魔法少女服姿!?似合っている‥うーん?」
「『ゴスペルパンチ』」
ドゴブゥンッツ!!
「お”ぐぅけっづ!?」
「あ、アリーゼーーーーー!!今のはちょっと自業自得だとは思いましたけど、大丈夫ですか!?」
「
ドゴンッツ!!
「ヘゲブバア!?」
「あーあ、ポンコツエルフが余計なことを言いやがった」
「その…うん、同情はしますわぁ」
ぱっつんぱつんの、魔法少女と言うには少々淫靡すぎる姿に、思わず言いよどんだアリーゼが吹っ飛ばされ、ついでにリオンもぶん殴られる。
ある意味地獄のような光景ではあるが、彼女たちが自らの口で招いたことなので、他の面々は呆れるしかないのであった…
「…ところで、その格好をしているってことは、まさか貴女『見敵滅殺☆魔法少女ネスティちゃん、これにて一件落着だZO☆』って決め台詞を言、」
「
ドゴブゥッツ!!
「ぐぼぉぉぉっづ!?」
「ちょっとは学べよアリーゼ‥‥綺麗なボディーブローが入ったな」
先輩からの、きつーいお仕置き
こういうちょっとした交わりがあった可能性も…いや、黒歴史にはなりそうだな
リクエストも色々対応中
筆のノリが今ちょっとダンまち系で出そうですが、
そのあたりはご了承ください
…思い付きでまた出てきたのが悪いというか、
この数年後にベルがオラリオで、当時のことを彼女たちに聞いてしまって、
無理やり着せられたリューが全力で殴りそうな気がしなくもない