ダンジョンで思い付き短編を書くのは間違っているだろうか 作:ミストリアン
内容:運動会の競技にパンもといジャガ丸君食い競争と、お弁当の追加
お楽しみいただければ幸いです
…というか、思った以上に運動会ネタで楽しむ人多いな
実際に本編でやったら、もっとカオスになりそうだが…
ーーーさて、競技が順調に進む中、オラリオの時間は昼に近くなった。
波乱万丈な様々な競技を経て、多少は死傷者が出そうなものだったが、一応は死の散歩から一歩手前ギリギリぐらいまでならば、回復できるので脱落者はいない状態。
それでも、腹が減っては戦も出来ぬというべきか、力が出にくくなってくる頃合いなので…
『と言うわけで、お昼前にちょっとだけパワーアップ!!小腹満たしのパン喰いデッド競争だぁ!!勝利すれば、なんとすぺしゃるぅぅなお弁当も当たるぞ!!』
『なんか嫌な予感するけど、ラインナップは?』
『オラリオの有志の方々が作ってくれたものばかり!!名物「じゃが丸君弁当」に、「酒場の美味しいおつまみセット」、「私を食べてよ性増し増しマジ弁当」、「愛しい貴方へ
『後半おかしくないかな!?確実に殺す気だよね!?』
思わずツッコミを入れた
どうやら当たりはずれがすさまじい状態になっているらしく…下手をすれば午後の競技に影響が出る可能性すらあるだろう。
『まぁ、そんなわけで確実に
『不穏な文字が見えるんだけどぉおおおお!!』
そのツッコミはさておき、午後も確実に生き延びるためには、腹の無事を祈らなければいけない。
ならば、ここで安全なものを得るためにも、多少はマシな腹の満たしを得るためにも、パンへ少しでも早く喰らいつ…
『おっと、申し訳ございませんが、ここで臨時の情報が!!』
『なんだろう、嫌な予感がする』
『用意する予定だったパンに、不備があり…全部、じゃが丸くんになったようです!!しかも、神々が以前、ふざけて発案したロシアンルーレットとかいうものを混ぜ込んだ、ロシアンじゃが丸君喰い競争になりました!!』
「「「なんだってぇええええええええええ!?」」」
予想外にも、ほどがあるだろう。
だがしかし、これは現実であり、逃れられない運命である。
パンから切り替わったのはじゃが丸君だったが…その中身は、いつものものではない。
恐るべき具材が混ざった、何が入っているかわからないロシアンじゃが丸君なのだ。
とにもかくにも、やるからには挑むしかない。
各々のお腹を守るために、戦いの火ぶたはすぐに切られた。
「って、ちょっと待ってくださいよコレ!!リリもそもそも
『ああ、済まないね。本当は公平な高さにしたいのだが…あいにく、そこまで用意が出来なかったようだ』
「ひっでぇ外道勇者ですーーーーーーーーーーー!!」
切られたのは良いのだが、いかんせん急な変更に、現場の対応が難しかった様子。
高い位置に取り付けられたじゃが丸君に喰らいつけず、叫ぶリリだが、フィンにはどうすることもできない。
ぴょんぴょこ跳ねまわる姿は可愛らしさも感じるが、満たせぬ飢えに泣き叫ぶ悲壮感があった。
「はぁっつ、はあっつ、なかなか、食べられないです命ちゃん…」
「春姫殿、はだけすぎでござる!!ばるんばるんしすぎで!!」
跳ね回る春姫だが、中々食らいつけない。
そのせいで、じゃが丸君以上に目立ちまくるスイカのごとき巨大な果実に目を奪われ、他の参加者たちも中々食らいつけない。
「んんんん!なんですかこれ、メッチャ揺れて食べづらい!!あの変態兎のようにかわすなんて、生意気ですよぉ!!」
「じゃが、まる、くんっつ、たべっつ、ほげっつ!?」
ボィンッツ!?
「あ、アイズさぁんっつ!?」
ぴょんぴょん跳ねていたレフィーヤの側でじゃが丸君を食べようとしていたアイズを、不意打ちの
「っつ、これ食べにくい…けど、これなら!!あぐっつ!!」
そんな中で、
とりあえずこれで、問題は無いはず…と思った、次の瞬間だった。
ジュボッツ!!
「からあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」
『おおおっと!?爆炎が上がったぞ、あれは魔法かぁぁ!!』
『違う、あれはただ辛さで苦しんでいるだけだ!!』
ロシアンルーレットだけに、引き当ててしまったのは、激辛のじゃが丸君。
あの階層主たちでさえも火を噴いて食べないと言われるような、激辛クリームが仕込まれているらしいが…いささか、幸運の兎がこのようなものを簡単に引き当てるのは何か、不自然さがある。
(あぐっ…あ、違う、これ誘導されてた…ま、
薄れ良く意識の中、ふとベルの視界に入ったのは、ある鬼畜エルフの姿。
それと同時に、彼は悟った。
ああ、これは間違いなく、あの
何をどうして誘導したのかは検討が付かないが、何かのマジックアイテムで、もしかしたら全て激辛のジャガ丸君にした可能性だって否定できないだろう。
でも、もう少しだけ穏便にできなかったのかと思いつつも、ベルは見事にノックダウンするのであった…
「べ、ベルさん!!大変、お口直しにすぐに私の弁当を上げますから元気になってください!!」
「待ってください、シル!!彼にとどめを刺す気ですか!?」
「駄目です、シル様!!ここは私が、あっちで
…この後、救護班の元へ、ダークマターのような物を詰め込まれまくった兎が運ばれたのも言うまでもない。
ようやく前半部分が終わったような気がしなくもない
運動会と言えば、午後も盛り上がる競技や箸休めの応援合戦とか、色々ありそう
アルフィアとかいたら、親子二人三脚でベルを引きずって…いや、一応は合わせつつ、他の参加者を沈めたりするか、あるいは両方か…?
色々とリクエストも対応中
それも合わせて色々やっているため、ペースが不安定なのはご了承ください