ダンジョンで思い付き短編を書くのは間違っているだろうか 作:ミストリアン
内容:某有名なY談おじさんネタがあったら
…地獄絵図だけど、前々から各界隈で見かけたパロだから、やってみたくもあったので後悔はしていない
「---それで、これが例のやばいマジックアイテムなんやな?」
「ああ、その通りさ。いやぁ、参ったよ。うちのアスフィがこの間、作ってた自白用のマジックアイテムなんだけど、面白い方向に大失敗したんだよね」
「自白用?神々がいるのに必要あるんか?」
「確かに
…ダイダロス通りのある一角。
その場にて、ヘルメスが手にもっていたステッキの形をしたマジックアイテムを見て、ロキは確認していた。
「残念ながら、うちの万能なアスフィでも…流石に、1週間不眠不休で別件の依頼を併用してやっていたんで、やらかしちゃったんだよね」
「ちっとは休ませろ、あほ。で、その失敗は?」
「このステッキの先に、大きな黄色の水晶があるだろう?本来はここから出る光を浴びせることで、相手を嘘のつけない正直者にしちゃえってことで、魅了に近いものも混ぜたら…Y談が出ちゃった」
「は?どういうことや?」
「実験してみようか」
「お~い、リヴェリアたん、ちょっとええーかー?」
「ん?どうした、ロキ。なんだその手に持ったそれは」
「ほれっ」
ペカァッツ!!
「まぶっ…!!何をするんだロキ!!私はスパンキングされるのが好…んんっつ!?」
「おおぅ!?まさか、リヴェリアたんからそんな言葉が飛び出るとは、意外やけど効果が分かりやすいわ!!」
「だろだろ、ロキ!!そのうえ面白そうだろ!!」
「ま、待て何をっ私を緊縛し縛り上げてくれっってんんぁっつ!?」
…ロキファミリアのホームで行われた、ハイエルフに対するえげつない行為。
そう、まさかのこのマジックアイテムは…自身の性癖をY談として、思っていなくとも深層心理からも引きずり出す恐怖のステッキと化していたのである。
名付けるならば、「Y談ステッキ」…そのままであるが、性能は恐ろしいものだ。
実験第一号は…正確に言えば、この効果を直に浴びてしまったアスフィがいるので、
そして当然、こんなことをすればただでは済まないのだが、普段は絶対に見られない姿に興奮してしまった
「よーし!!せっかくだから、皆の赤裸々な秘密、聞いちゃおーー!!」
「いえぇぇぇえい!!」
「「「ま・て・や・ごらああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」」」
悪ふざけに爆走しそうな神々共を止めるために、その前に立ちふさがった者たちがいた。
誰であろう。そう、彼らであろう。
「エルフの皆さん!?ああ、そっか、
「あたりまえだぁ!!」
「リヴェリア様に何て恥辱を!!」
「神々であろうと何であろうと、その罪からは逃れられな」
「はい、ステッキの光をどや」
ピカァァッツ!!
「あべぇぇっづ!?」
「眩しい!!でもあの子の肌色の方がもっと眩しくて好き!!」
「罵りは世界を平和に素っ…」
「「「ーーーーーー!?」」」
「おや、黙ったね」
「当然やな、この光を浴びた以上、口を開けば駄々洩れな深層心理レベルのY談が出るしな‥‥おっと、これはもしや詠唱も使えんから魔法封じにも…?」
「やめっつ、絶壁はステータスでも豊満さにはかなわない悲しみが!!」
「誰がぜっぺきやあああああああああああ!!」
とにもかくにも、コレで瞬時にエルフたちの大多数が無力化されたも同然だろう。
魔法を使うマジックユーザーな面々が多い以上、そのための詠唱が全てY談に変換されては、プライドの高い者たちでは生きてはいけない。
それゆえに反撃が直ぐにできないからこそ、増長する者はより馬鹿を行うのだ。
「そ~れ、ステッキや!!」
ペカペカアアアア!!
「っつ!?」
「何を、いきなり団長を縛り上げて監禁して一夜を共にしたいのよ!?」
「何を言っているんやティオネ!?…あ、いや、変わらへんか?」
「ちん!?ち、ちっつ、ちんっ!?」
「あー、
「(自主規制)、(自主規制)!?」
「ティオナの方がえげつないんやけど!?」
混沌と化す、Y談地獄。
それはいかなる冒険者であっても避けられないようだが、その面白さは底知れない。
それゆえに、外に出てより一層…
「ほれほれぇ!!ぺかぺかっと!!」
「はぁ、はぁっ、あっちだ!!あっちに逃げたぞ絶壁変態共!!」
「裸よりニーソとかできこんだほうのエロスが、向こうへ!!」
「り、リードされてぇのは嫌なんだがよぉ、こ、このやろっというのもまぁ、ぞわっとくるっていうか…」
「…わぉ、地獄」
「なんてものをやらかしているんだいロキたちは!?」
「騒ぎが酷いと思ったら、一体何をしているんですかあの方々はぁ!!」
「おお!!来てくれたか、僕は受け寄り責めだが!!」
「フィン様何か変なことに!?」
騒ぎが大きくなってくる中、ヘスティアファミリアも黙ってはいない。
Y談ばかりの地獄絵図しかない状態で、情報もまともにやり取りできなかったが、それでも冒険者である彼らはなんとかして、情報を伝えて…まだ犠牲になっていない者たちへ託したのである。
「にゃーーー!!少年、尻を出せニャ!!あっちに叩けば鳴る尻が!!」
「ミャミャミャッツ!!ん~Y談なんぞなんぞの、みゃーたちならばそんなに聞く意味もないし、むしろみなあれで面白いニャ!!」
「ベルさん、今私は白の」
「って、何を言っているんですか酒場の皆さ――――んっつ!!」
「哀れな犠牲が、次々広がってますね…いえ、一部いつもと同じ気がしますが、このままではオラリオの風紀が真っ逆さまですよ」
「なんとしても、あの二人をどうにかしたいけど…何か、いつもよりうごきがはやいというか、おかしくないか?」
「…それは、私が説明しましょう。ええ、私はマジックアイテムで動けない相手をじんわりとやるのがすきですが」
「アスフィさん!?」
ベルたちが必死に追いかける中でも、増え続ける犠牲者たち。
その中で、最初の犠牲者がいつの間にか、彼らの側にいた。
「舐められるのは良いですが、こっちからじっくりと舐め返すのも良くて」
「ふんふん、あのマジックアイテム、欲望を解放させるけど、使用者の欲望も解放させていくと」
「ああ、じわじわと弱っていくさまも、そこで都合よく責めて効果的にいかせるのも悪くはなく」
「その暴走したよくは神でも抗いがたく、どんどんオラリオ中をY談の底なし沼に嵌めさせる…いわば、呪われたマジックアイテム、カースドマジックアイテムと言うかYカースステッキが暴走したというべき状況で非常に不味いと」
「そこで、私は的確に、弱い部分を連弾で責め立てて、湯悦に浸りたいのです」
「だから、最後まで一気にくる前に、もうここでマジックアイテムを破壊してほしいと…」
「…あの、神様。何で僕たち、こんな赤裸々な性癖を聞いているのに、内容が分かってしまうのでしょうか」
「その場の雰囲気と乗りだよ、ベル君」
「ええ、そんな事よりも今は、あの神たちを止めましょう。そうでないとこのままじゃオラリオが」
「どうなるっていうんや、ドちび共!!隙ありやでぇぇぇ!!」
ペカペカアアアアア!!
「しまったぁああああああああ!?あああああ!!ベル君が鍛えようとしていても、筋肉が直ぐに見えない臼らとした鎖骨や、汗が染み出る肌が好きでぇぇ!!」
「いやあああああ!!まさかこんな目に合うなら、私はベル様と一緒にウーズの沼地でじゃぶじゃぶぬるぬるあそびたいです!!」
「二人とも何を言っているんですかああああああ!?」
油断大敵と言うように、放たれたマジックアイテムの光。
そのせいで、瞬時にヘスティアとリリの二人は影響を受けてしまったが…そこで一つ、おかしなことが発生した。
「って?あれ?ベル君、お風呂場でだらりと弛緩するセクシーな姿は?:
「え?僕の言葉がY談になってないって?」
「本当ですね?情欲の小説の中の、キラメキをベル様と一緒に味わいたいのに」
「リリたちと違って、影響されてないって‥?」
「んなあほな?え、どうなっているんや?」
そう、何故かベルには今はっきりと、Y談ステッキの効果が表れていなかったのだ。
「どうなっているんだ?おかしいな、アスフィのマジックアイテムが、効果が無いって、何か変な守護のマジックアイテムを隠し持っているとか、そういうのは…ええ?魅了に近いものもあるから、状態異常を防ぐスキルとかでも難しいのに…」
「…あ。そうか、ベル君ドスケベなのが良いんだ!!」
「なんですかそれつ!?」
その状況下の中、ふとヘルメスがつぶやいた言葉を聞き、ヘスティアは理解した。
今回の騒動で使われたY談ステッキだが…その効果を発揮するために
…つまり、『
「えっと、つまり僕にはこのY談にするマジックアイテムが効かないということは…」
「「げ」」
詳しい理由を理解するよりも先に、ベルは動く。
ここで下手な考察をして時間を稼いでは、ロキたちに逃げられるのは明白である。
それゆえに、ここで一気に仕留めにかかり…この騒動は、ようやく鎮火したのであった。
「おのぶべべ、ごめんなひゃいやでぜったいりょういきはせいぎで」
「っぶぶぶ…済まないアスフィ、立派な太ももとしまった腰つきが好きで」
ゴギッツ!!
「…はぁぁ、皆さん、この
騒動が鎮火し、ステッキも破壊された。
それと同時に、人々にかけられていたマジックアイテムの効果も消え失せ、瞬時にそれまで蓄えられた怒りの炎は元凶たちに牙を剥いて、徹底的な制裁が行われ…何故か、もうマジックアイテムの効果が無いはずなのに、ロキとヘルメスの二人には効果が残ったままなのであった…
「あはは…いや、本当に何だったんだろう、この騒動。そして神様、リリ…二人とも、帰りましょうよ」
「ごめん、ベル君…今本当に、恥ずかしくて地下に行くための穴を掘っているんだ」
「ダンジョンに到達しても、リリたちの恥辱は消えないですが…すみません」
…心に傷を負った犠牲者たちが復帰するまで当面オラリオの活動も停止したのであった。
犠牲者が大きく出た今回の一件
あの程度で済む元ネタの世界ならともかく、
ダンまちの世界だと相当影響が大きくありそうだよなぁ…何なんだ、元ネタの世界は世界でツッコミどころしかない
リクエストなども対応中
新刊発売日延期(投稿時点で)を知った悲しみを背負いましたが、
発売まで生きる気力は必死に作るつもりです
…だから最近、やけにこのダンまち関係に感想やリクエストが多くなったのかと、納得していたりもする
読みてぇ…新刊早く読みてぇ…アイズとベルのクリスマスデートとか、どう考えても作者じゃないと書けない甘酸っぱさと確実にろくでもないことが起きる危うさがありそうで、延期された渇きによる供給の飢えが…我慢しないといけないか…
ベル×アイズのデートすることがあったらはちょっといくつか試作してストックにあるけど、表現がまだいまいちなのが…原作者の壁はやっぱりすごく大きいや…