ダンジョンで思い付き短編を書くのは間違っているだろうか   作:ミストリアン

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前回のちょっとした続き

サブタイトル、アナザー・カオスレコード
とでもやっておくべきだったか‥?

内容:アルフィア&ザルドが、今のオラリオへ…


静寂な暴食がイレギュラーになってしまうのは間違っているだろうか②

「…というわけで、恐らく君たちをしばらく引き取れそうなのは、ここしかないと思う」

「ここは…アポロンファミリアのホームではなかったか?」

「ああ、あの神なら以前、戦争遊戯(ウォーゲーム)に敗北して都市追放処分になっておるんじゃよ」

「あの太陽神が?マジか、いつかやらかすと思ってたが…」

 

…酒場の方から場所を移し、ザルドとアルフィアが連れてこられたのは、竈火の館前。

 

 その場所に見覚えがあった二人だったが、既に昔の持ち主(アポロンファミリア)が追放されていたという事実に少なからず驚かされた。

 

「馬鹿ではあったが、数は多かったはずだ。そう簡単に敗北するとは考えていなかったな」

「それがね、当時のことを思うと本当に、よくやったと思うよ…まぁ、あの髪の自業自得だけどね」

「何をしでかしたのかは、所業をしっているから想像するに容易いが、その勝者のファミリアがいる場所なのか」

 

 

 二大派閥ほどではないとはいえ、それなりに繁栄を誇っていたアポロンファミリア。

 

 あの太陽神(ド変態)がしでかして痛い目を見たのは理解できるのだが、その相手が容易く二人を受け入れてくれるかまではよくわからないだろう。

 

 

「多分、大丈夫なはずだよ」

「何が大丈夫だ、ロキの者たちと…そこの二人」

「っと、なんだなんだ」

「白妖の魔杖(ヒルドスレイヴ)?」

 

 

 はははっと軽く割らフィンに対して、割り込んで注意するように入ってきた声。

 

 ザルドとアルフィアが見れば、そこにはフレイヤファミリアの幹部であるはずの人物…ヘディンがいた。

 

 

 

「かのお方のいる場所に、何やら怪しいものが近づくとあってな。しかもその報告内容を聞いて、正直言ってあの屑(ヘグニ)が見間違えをしたのだと思いたかったが…何故、ここに暴食と静寂がいる?」

「それは俺たちも知らないからな」

「いやまて、何故フレイヤファミリアのものもいる?まさかとは思うが、ここは貴様らの別拠点か?」

「違うな。詳しく言う必要もない」

「おいおい…まぁ、確かにそのあたりは説明をするとややこしくなるけれどね」

「だから本当に、何があった?」

 

 強大な派閥幹部が、普通にいるのもおかしなこと。

 

 しかも、感覚的にはおそらく館の主であるファミリアとは別なのだろうに、わざわざ前に出てくるのも奇妙なことなのだ。

 

 思わずザルドが問いかけの言葉を発するが、フィンは苦笑いし、その答えは返ってこない。

 

 

 何しろ色々とあり過ぎたもので…説明するには、少々時間も場所も不足しているのである。

 

 

「とりあえずこちらとしては、実際に目で確かめに来ただけだ。あの猪男《オッタル》がいれば、再戦を望みそうだが…いなくてよかったな」

「ふむ、こっちとしてはあの猪坊主がどれほど成長したか見たくもあったな」

「やめろ。お前たちのぶつかり合いで、下手すればオラリオが崩壊しかねん」

 

 ザルドの言葉に対して、アルフィアは溜息を吐きながらそうつぶやく。

 

 かつての戦いの、成長を遂げた今の状態での戦いは確かにお互いに糧になりそうだが…いかんせん、いまはイレギュラーな事態のような物であり、余計な混沌は招きたくはない。

 

 

 

 

「なんにせよ、万が一にもあのお方に対して手を出そうものならば、我々(フレイヤファミリア)は全力で戦うからな。今は敵対の意志が無いと見ているが、その時は覚悟しておけ」

「相変わらず、色々と難しい奴だな」

 

 レベルが高い第一級冒険者同士、まともにぶつかり合うのは得策ではない。

 

 それに今は、自分の目で確かめに来ただけだからなのか、ヘディンはすぐに下がる。

 

「それともう一つだが…ここに厄介事を招き入れるな、ロキファミリア。あのお方よりも、あの愚兎の方が、余計に火種を大きくしかねん」

「否定したいけど、うん…いや、本当に、そこは何とも言えないね」

「愚兎?何か余計なトラブルメーカーでもいるのか、ここは?」

「なんというべきか…」

「うーむ、多分大丈夫だとは思うがのぅ」

 

「…お前たちがその返答をする時点で、不安しかないのだが」

 

 リヴェリアもガレスも、少々返答に困る様子。

 

 無理もないだろう。色々と聞いている部分だけでも、どれだけのことがあの兎にあったのか。

 

 今からこの二人の保護を頼み込む相手の眷属ではあるが、いかんせんヘディンのその言葉も、同様に飲み込むしかないとひとまずは諦めることにした。

 

 

「さてと、それじゃうまくいくと良いが…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビッタァァァンッツ!!

「ぎゃあーーーーーーづ!?」

「ベル様ぁぁぁあっつ!?」

「はっ、しまったつい!!すみません、ベル、でもノックを忘れて着替えている時に、入ってきた貴方が、いやでも、えっと」

「それよりも早く、治療をぉぉ!!」

 

…トラブルメーカーな可能性にフィンたちが心配している一方。

 

 その当の本人(ベル)は今、邸の中で盛大に投げ飛ばされ、壁に激突していた。

 

 ある意味、事前にトラブルを引き起こして、多少は減らせたのかもしれないが…それはそれで、力なく気絶したベルを春姫が慌てて介抱する中で、ホームのチャイムが鳴り響くのであった…




話が進みにくいかもしれないけど、地味に色々やっているからなぁ…
あとさらっと、ベル君が酷い目に合っているけどいつものことかもしれない



…運動会ネタも書きたいし、このレコードも書きたい
色々リクエストも対応しつつ、他作品もやっているので安定しないですが、
ご了承ください






ところでこれ、書いていて思ったけどアポロンファミリアの残っている面子…やばくない?
ほぼ確実に、なんでこうなったのかの理由を聞いて、あの例の廃教会破壊を聞いたら、アルフィアがどう動くかはわかるし…そこをちょっとごまかせないかな…無理か
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