ダンジョンで思い付き短編を書くのは間違っているだろうか 作:ミストリアン
内容:現代のオラリオに来ちゃったザルドとアルフィアが…
―――結論から言うとしよう。
正確に言えば、アルフィアの放った
「…はぁ、まったく、当時のあの正義の乙女共の仲間が、まさかポンコツエルフ2になっているとはなぁ」
「だ、だれがポンコツエルフ、だっ…しかも2とはどういうことだ‥」
「ほぅ、アルフィアの攻撃を受けて立ち上がってくるとは、確かにレベルが昔より大きく上がったようだが…大丈夫か?」
「暴食、この程度は問題は無い。それよりも今は、なんで2なんだ!!」
ぶっ飛ばされたがそれでもレベル6となったリュー。
彼女は耐えきったようだが…まさかのポンコツ呼ばわりに、その最悪なアルフィアの言葉に納得のいかないリューの叫びだが、それも確かに気になるところだろう。
だがしかし、ザルドとしてはなんとなく、1の相手に心当たりがあった。
(多分、あの
レベルだけで言えば、確かに上級冒険者の位置にいるザルド。
かつてオラリオで暴れ、オッタルともぶつかりあった彼だが、エルフとのいざこざの面倒さは良く知っている。
と言うか、
「ははは…その考えは当たっていると思うというか…」
「見事に、巻き添えになったのぅ」
ザルドの考えを呼んだのか、同意したように苦笑いを浮かべるフィンにガレス。
そして同時に、ポンコツエルフ1と推測されるリヴェリアに関してはリュー同様に吹っ飛ばされたが、こちらも高レベル冒険者にも拘らず、リュー以上にしっかりと魔法を直撃させられたのか、地面に頭から突き刺さって動かなくなっていた。
「それともう一つ!!静寂、どうして貴様が、貴様がっ、貴様がぁっ!!ベルを抱きしめている!!」
「黙れ、拗らせ小娘。この子に対して、淫猥な感情を浮かべようとしているのは、何となくその目でわかるからな」
「んあっつ、淫猥っつ!?何を、言っているんだぁぁあああ!!」
「おいおいおいおい、落ち着いてくれ、エルフ君!!これ以上ここを壊す気かい!?それに、確かにk菜緒所の言う通り、なんでベル君を抱きしめているんだい!?」
「あれ、ベル様やけに静かですね…気絶されてますぅ!?」
…下手な混乱を引き起こさないためなのか、あるいは自然と手が保護に向かったせいなのか。
目にもとまらぬ手刀で、既に兎は仕留められていたらしかった。
「…まぁ、そういうわけだ。血が教えてきたが…いや、同時に見てわかった。この子は、私の愛しい妹が残した子供だとな」
「「「なんだってぇぇぇぇぇ!?」」」
「…ついでに言えば、父親はゼウスファミリアのやつだな」
「「父親は命知らずの大馬鹿か!?」」
とにもかくにも、ぶっ飛んだ暴れ具合を見せたとはいえ、一応事情を知らなければいけない。
どうにかして場を収めつつ、確認し合えば…とんでもない事実が出てきたことに、フィンたちもヘスティアファミリの面々も、驚愕の表情を浮かべた。
「嘘だと思いたいが…と言うか、本当に血縁関係にあるのかと疑いたくなる」
「疾風…僕らも、同じ意見だよ。いや、普段の
「本当に血のつながりがあるのかと確かに思うな…もしもここに、レオンのやつがいたら、顎が外れるほど驚いたじゃろうな」
「かなり失礼なことを言ってないか、貴様ら」
「「「…」」」
アルフィアの言葉に、リューもフィンもガレスも、そろって目をそらす。
あまりにも違い過ぎるというか、かけ離れ過ぎているというか…もしもこの場にレオンがいれば、同じような反応を返したのは言うまでもない。
「まぁ、なんにせよだ…あの妹の忘れ形見が、まさか冒険者になっているとはな」
「しかも話を聞く限りだと、相当な試練をくぐっているからな」
かくかくしかじかと、手短ながらもこれまでのベルの軌跡の話を聞いて、思わずそうつぶやくザルド。
確かに、もしもこの子がこの英雄の都であるオラリオに来ることがあれば、数多の英雄たちばその前に立ちふさがって、試練になることを望んでいた身ではあるだろう。
だがしかし、その中身が少々問題ではあった。
正直言って、何十回何百回…下手すればガチ弟子に変えているレベルのことが多すぎる。
「うむ、これはこれで良いが…おい、アルフィア、同時に何で機嫌を悪くしているんだ」
「…あの廃教会を、アポロンファミリアが破壊しただと」
「あー…うん、なるほど」
アルフィアの言葉に、速攻で理解したザルド。
これは確実に、止められないというか、彼女がどれだけ妹のことを大切に思っていたのかわかっているからこそ、相手のやらかしに対して止める手段が無いのを悟ったのだ。
「えっと、どういうことだい?あの廃教会は、僕とベル君が、最初の方で使ってたところだけど…」
「こいつの妹の大事な場所だったようでな…そこを襲撃に合って破壊されたとなれば、破壊したファミリアは…ご愁傷さまとしか言えなくなるな」
「短い説明だけでも、無茶苦茶なことをしでかす五秒前としか言いようがないことを理解させられるんだけど!?あ、でもアポロンファミリアは、解散しているから!!」
「カサンドラ様や一部残ってますが…」
「何だと…教えろ、小娘」
「ひぇぇぇえっづ!?」
「…あー、リリスケのやつ、うっかり口を滑らせたか」
リリの言葉に、ぎらんっと眼を光らせ距離を詰めるアルフィア。
この瞬間、確実にどこかの誰かが犠牲になるのが確定したのであった…
「いやあああああ!!逃げよう、今すぐ逃げよう!!」
「ちょっと、どうしたのカサンドラ!?そんなに慌てて!!」
「さっきお昼寝で、聖鐘楼の大きな鐘が爆音を立てながら、哀れな太陽の子供を吹き飛ばすって、夢があああああああああ!!」
…その
さらっと放置され続けているリヴェリア
ついでに言えば、時点でフレイヤによる都市全体の魅了話もでていたりする
…のでまぁ、早くお帰りにできなければ、今度はそっちで…
色々対応中
安定しないですが、ご了承をお願いいたします
…イレギュラー・レコードのベルと同じ状態だとすると、
元の世界に帰還する条件もありそうだけど…さっさと返さないと、あちこち酷い目に合うのが確定しているんだよなぁ…どこかの旅神とか…