剣士ベルの冒険譚   作:暁海斗

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ちょっと思い付きで書いてみました・・・


出会い

 

 

 

 

 

 

ボクは、ベル・クラネル・・・

 

 

お義母さんと叔父さんの看病を続けて、もうどれくらいの時間が経ったのかな・・・

 

 

相変わらず、お義母さんと叔父さんの具合が良くならない・・・

 

 

お爺ちゃんが言うには、呪いを受けていて・・・もう長くは生きられないらしい・・・

 

 

ボクは、何もできない・・・

 

 

 

 

今日も、せっせと薬草とキノコを村の近くの草むらで集めていると・・・

 

 

ベル

「・・・呪いに効く薬草とか無いのかな・・・」

 

「お義母さんと叔父さんが死んじゃうのはヤダよ・・・」

 

 

ベルが泣きながら、採取をしていると・・・一人の女性が話しかけてくる・・・

 

 

 

卯ノ花烈

「何故、泣いているのですか?」

 

ベル

「・・・ボクは、何もできないから・・・」

 

「お義母さんと叔父さんが死んじゃうかもしれないのに・・・何もできないから」

 

卯の花烈

「ご病気なのですか?」

 

ベル

「お爺ちゃんが言うのには、強い呪いを受けて長くは生きられないって・・・」

 

卯ノ花烈

「呪いですか・・・」

 

ベル

「・・・薬草なんか集めても意味ないのに・・・」

 

卯ノ花烈

「・・・貴方は、綺麗な心を持っているのですね」

 

「では、聞きます」

 

「貴方は、ご家族の呪いが解けたら・・・何をしますか?」

 

ベル

「・・・ボクは、どんな人でも助けられる英雄になりたい・・・」

 

「困っている人達に手を差し伸べられる・・・強い英雄になりたい!」

 

卯ノ花烈

「・・・貴方の覚悟は見せて貰いました」

 

「名前を教えて貰えますか?」

 

ベル

「ベル・クラネルです」

 

卯ノ花烈

「私は、卯ノ花烈と言います」

 

「では、ベル・・・お家に案内してくれますか?」

 

ベル

「・・・はい!」

 

 

ベルが、家まで案内すると・・・アルフィアたちはさらに衰弱して、今にも命の灯が消えてしまいそうだった・・・

 

 

卯ノ花烈

「・・・それでは、お2人の呪いを解呪します」

 

「ベル、コチラを見てはいけませんよ」

 

ベル

「は、はい」

 

 

ベルは、部屋の外に出て待っていると・・・

 

 

卯ノ花烈

「もう大丈夫ですよ」

 

ベル

「・・・お義母さんと叔父さんは大丈夫なんですか?」

 

卯ノ花烈

「えぇ。それではベル・・・私に付いて来てください」

 

ベル

「・・・書置きを残しておこうかな」

 

 

ベルは、簡単な書置きを残して・・・卯ノ花の後ろを付いていく・・・

 

 

 

 

小さな小屋・・・

 

 

卯ノ花烈

「ココですよ」

 

ベル

「小さな小屋ですか?」

 

卯ノ花烈

「外から見れば、小さな小屋ですが・・・下に続く隠し通路が有るんですよ」

 

ベル

「・・・からくり屋敷みたいですね」

 

 

地下への隠し通路を降りていくと・・・

 

 

カン!カン!カン!カン!

 

 

刀鍛冶

「おう!姉さんは、お早いお帰りだな!」

 

卯ノ花烈

「・・・姉さんとは呼ばない様に」

 

刀鍛冶

「お~怖い怖い」

 

「それで、後ろの坊主は客人か?」

 

卯ノ花烈

「私は、この子を育成しようと思います」

 

刀鍛冶

「ほぉ・・・姉さんが認めたって事か」

 

卯ノ花烈

「その為に、ベルに相応しい斬魄刀を制作して欲しいのです」

 

刀鍛冶

「久しぶりの大仕事だな!」

 

「ベル!!お前さんに一番適した斬魄刀を作ってやるぜ!!」

 

ベル

「あの・・・斬魄刀って何ですか?」

 

卯ノ花烈

「今は、不思議な刀だと思ってくれて構いませんよ」

 

「ベルは、まだ子供です・・・最初の斬魄刀は小さいモノが良いでしょう」

 

刀鍛冶

「小さいサイズねぇ・・・」

 

「そうなると、ナイフが一番適してるな」

 

「成長に合わせて、サイズを変えていくのが無難だな!」

 

卯ノ花烈

「ベル、斬魄刀には名前を付けてあげるのです」

 

ベル

「名前ですか?」

 

刀鍛冶

「カッコいい名前がオススメだぜ!!」

 

ベル

「・・・なら、お月さまの名前が良いな」

 

卯ノ花烈

「・・・月ですか」

 

「では、彼が使っていた斬魄刀・・・斬月の名を付けてみては」

 

刀鍛冶

「斬月か朧月とかが良いんじゃねえか」

 

ベル

「なら、斬月が良いです」

 

刀鍛冶

「なら、早速制作に入るぜ!」

 

卯ノ花烈

「では・・・ベル、これから貴方には非常に過酷な修行を課します」

 

「途中で辞める事は許しません・・・死にかける事もあるでしょう」

 

「その覚悟が貴方には有りますか?」

 

ベル

「・・・ボクは、誰かを助けられる英雄になりたいです・・・」

 

「辛い修行を乗り越えて見せます!」

 

卯ノ花烈

「では、長い時間が掛かるでしょうが・・・ベルを一人前の死神に育てて見せましょう」

 

ベル

「死神??」

 

卯ノ花烈

「あまり細かい事は気にしてはいけませんよ」

 

刀鍛冶

「飯と風呂は完備されてるから、安心しろよ!」

 

卯ノ花烈

「怪我をしても、私が治しますので」

 

ベル

「お義母さん・・・叔父さん・・・ボク、強くなって帰るね!」

 

 

 

 

こうして、ベルの最強の英雄への厳しい修行が始まった・・・

 

 

 

 

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