本日、オラリオで1人の女神が路頭に迷っていた・・・
ヘスティア
「ヘファイストスめ・・・いきなり追い出さなくても良いじゃないか」
「お金も無いのに・・・どうやって生きて行けというんだ!!」
女神ヘスティアは、女神ヘファイストスの所に居候をしながら・・・毎日、自堕落な生活をしていたら・・・流石に、ブチ切れた女神ヘファイストスに追い出された・・・
ヘスティア
「うぅ・・・お腹が空いて、倒れそうだよ・・・」
女神ヘスティアが空腹に耐えかねていると・・・
アストレア
「・・・ヘスティア?」
ヘスティア
「アストレア・・・アストレア~!!!」
アストレア
「下界に降りて来ていたのね」
ヘスティア
「うぅ・・・」
アストレア
「・・・何だか汚れているけど、何か有ったの?」
ヘスティア
「ヘファイストスに追い出されたんだ~!!」
アストレア
「・・・とりあえず、私のホームに行きましょう」
アストレア・ファミリアのホーム・・・
アリア
「粗茶ですが」
アストレア
「それで・・・一体何が有ったの?」
ヘスティア
「聞いてくれよ!!」
「ヘファイストスは酷いんだ!!」
「一か月くらい自堕落な生活をしていたら、追い出されたんだよ!!」
アストレア
「・・・それは追い出されても当然よ!」
「自堕落な生活しかしない穀潰しなんて、居るだけでムカつくでしょ」
「ヘファイストスも気の毒に・・・」
アリア
「いくら女神と言えど、穀潰しは駄目だと思いますよ」
アストレア
「ヘスティア、追い出されたなら自分のファミリアを持たないとオラリオでは生きていけないわよ」
ヘスティア
「ボクだって、自分のファミリアを作ろうと思って入ってくれる冒険者を探したさ・・・」
「でも、誰も集まらなかったんだよ!!」
アストレア
「まぁ、知らない女神のファミリアに入るのは冒険者としてはリスクが有るかしら」
「でも、ヘスティアの方が神格は私より上なのにね」
ヘスティア
「・・・もう、誰でも良いからボクのファミリアに入ってくれよ~!!」
アストレア
「もう・・・ヘスティア、私が出す条件を守れるなら冒険者を1人だけヘスティアの新しいファミリアに改宗させても良いわ」
ヘスティア
「本当かい!?」
アストレア
「私の出す条件を飲むの?」
ヘスティア
「どんな条件でも飲もうじゃないか!!」
アストレア
「なら、何処でも良いからアルバイトをしなさい」
「自分の生活は自分で生計を立てる事」
「冒険者が稼いでくるヴァリスには、必要時以外に手を付けない事」
「それと、自分の身の回りの事は自分でやる事」
「家事全般が苦手なら、アリアさんに教わって出来るようになる事」
「これが、私から出す条件ね」
ヘスティア
「ぐぬぬ・・・条件の飲めば冒険者の誰かを必ず改宗してくれるんだね!!」
アストレア
「正義の女神アストレアの名前に誓っても良いわ」
ヘスティア
「分かった!!」
「アストレアの条件を飲むから、冒険者を紹介しておくれ!!」
アストレア
「分かったわ」
それから、誓約書を書いてお互いに1枚ずつ保管する事にした・・・
アストレア
「今日は、みんなダンジョンに行っているから・・・明日みんなを紹介するわ」
「とりあえず、ベルが使っていたテントが有るから使っても良いわよ」
ヘスティア
「野宿するより、テントでも寝られれば問題無いさ!」
次の日・・・
アストレア
「ヘスティア、私の眷属達よ」
アリーゼ
「アリーゼ・ローヴェルよ!」
輝夜
「ゴジョウノ・輝夜だ」
ライラ
「ライラだぜ!」
リュー
「リュー・リオンだ」
ノイン
「ノイン・ユニックです」
ネーゼ
「ネーゼ・ランケットです」
アスタ
「アスタ・ノックスです」
リャーナ
「リャーナ・リーツです」
セルティ
「セルティ・スロアです」
イスカ
「イスカ・ブラです」
マリュー
「マリュー・レアージュです」
ベル
「ベル・クラネルです」
ヘスティア
「アストレア・・・この中から誰かを選んでも良いのかい?」
アストレア
「本人との交渉次第かしらね」
ヘスティアは、アストレア・ファミリアの冒険者達を見ていく・・・
ヘスティア
「ベル君と言ったね?」
ベル
「そうですね」
ヘスティア
「アストレア!!ベル君をボクのファミリアに迎え入れたいと思うんだ!!」
アストレア
「ん~・・・ベルが良いと言えば良いんだけれど・・・」
ヘスティア
「何か問題でも有るのかい!?」
「ちゃんと約束だって守るよ!!」
アストレア
「そういう事じゃないのよ・・・」
「ベルは、アストレア・ファミリアに入ってから1年経ってないのよ」
「だから、改宗が出来ないのよね」
ヘスティア
「それじゃあ、ベル君は駄目と言う事かい!?」
ライラ
「アストレア様、暫くの間はウチのホームで生活する感じで良いんじゃねえか?」
輝夜
「新参者のファミリアでは、満足する活動も出来ないだろう」
「小さな離れを提供する代わりに、毎月の家賃を収めて貰えればよかろう」
リュー
「クラネルさんが改宗出来るようになった頃に、独立・・・と言う形が無難では」
アリーゼ
「そうね!!」
「ファミリアの運営の仕方もアストレア様に教えて貰えば良いわ!!」
アストレア
「ベルは、それでも良い?」
ベル
「ボクは、何処でもやる事は変わりませんので」
「所属ファミリアが変わっても、神様が良い人なら問題ないです」
アストレア
「なら、ベルがヘスティアのファミリアに移ると言う事になりました」
「とりあえず、改宗出来るまでは正式にファミリアの申請が出来ないから、アルバイトを頑張りなさい」
「自分で家賃を払える様になったら半人前ね♪」
ヘスティア
「なら、早速アルバイトを探しに行ってくるよ!!」
神友のヘスティアを助ける為に、ベルの改宗を認めたアストレアでした・・・