剣士ベルの冒険譚   作:暁海斗

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改宗

 

 

 

 

 

 

 

女神ヘスティアがアルバイトを始めて、数か月が経過した頃・・・

 

 

アルバイトを頑張ったお陰で、中々の貯金が貯まった頃合いを見てベルの改宗を行った・・・

 

 

 

ヘスティア

「ベル君!早速、改宗を始めようじゃないか!!」

 

ベル

「改宗ってどうやるんですか?」

 

アストレア

「最初に私がステイタスを改宗できるように制約を外すわ」

 

「その後に、ヘスティアが自分の恩恵を刻むの」

 

「後は、ヘスティアがベルの新しい主神になるわね♪」

 

ベル

「分かりました」

 

「それで・・・アストレア様は、何でボクを後ろから抱きしめてるんですか?」

 

アストレア

「だって、ベルが私の元を離れちゃうんだもの」

 

「今の貴重な時間を思いっきり満喫しないと~♪」

 

ヘスティア

「アストレア!!いい加減ベル君を解放してくれないかい!!」

 

「これじゃあ、改宗が出来ないじゃないか!!」

 

アストレア

「まだベルの主神は私だも~ん」

 

「後、3時間はベルから癒し成分をチャージしないと」

 

ヘスティア

「早くベル君を解放するんだ~!!」

 

アストレア

「ヤダも~ん」

 

アリーゼ

「アストレア様!!私もベルを抱きしめたいわ!」

 

輝夜

「一度くらいは抱きしめても良かろう」

 

ライラ

「ハグくらい問題ないだろ!」

 

リュー

「・・・握手位なら」

 

アストレア

「今日は、1日中私がベルを独占します!」

 

ヘスティア

「いい加減しろ~!!!」

 

 

それから、何とかアストレアからベルを引き離し・・・離れに逃げ込んで、改宗を始める・・・

 

 

 

ヘスティア

「全く・・・アストレアには困ったもんだね!!」

 

ベル

「そんなに怒らなくても」

 

ヘスティア

「ベル君は、アストレアの味方なのかい!!」

 

ベル

「ボクは、公平を貫いているので」

 

ヘスティア

「とりあえず、改宗を始めようじゃないか!」

 

 

ベルの背中に血を一滴垂らして、恩恵を刻んでいく・・・

 

 

ヘスティア

「ベル君のステイタスは・・・なんじゃこりゃ~!!!」

 

ベル

「あ、やっぱりそうなります?」

 

ヘスティア

「一体、何をどうすればデタラメなステイタスになるんだい!?」

 

ベル

「さぁ?」

 

「修行を頑張ったとしか言えません」

 

ヘスティア

「・・・ベル君、アストレアはレベルを幾つに合わせていたんだい?」

 

ベル

「レベル1に合わせてくれていましたよ」

 

ヘスティア

「1年間、冒険者を続けてレベルが上がらないのも少し不自然だね・・・」

 

「タケやミアハに聞いたけど、改宗をした時点でレベルアップする事も有るみたいだから・・・」

 

「ベル君!!思い切ってレベル2にランクアップしよう!」

 

ベル

「・・・怪しまれたりしませんか?」

 

ヘスティア

「レベル2なら、そこまで怪しまれることもないさ!」

 

「ただし、レベル以外の全部のステイタスは一番最低に誤魔化しておくよ」

 

「アストレアの眷属として、1年間活動していた実績も加味すれば問題ないね!」

 

ベル

「なら良いですけれど・・・」

 

ヘスティア

「良し!!これでベル君はボクの初めての眷属になったよ!!」

 

ベル

「これからよろしくお願いしますね・・・ヘスティア様」

 

ヘスティア

「これからよろしく頼むよ!ベル君!」

 

ベル

「ヘスティア様、このファミリアの登録手続きをしないと駄目ですよ」

 

ヘスティア

「なら、ギルドに登録をしに行こう!」

 

 

 

ギルド会館・・・

 

 

 

エイナ

「ベル君、おはよう」

 

ベル

「おはようございます」

 

エイナ

「今日は、朝からどうしたの?」

 

ベル

「ボク、新しいファミリアに改宗したので登録に来ました」

 

ヘスティア

「ヘスティア・ファミリアで登録を頼むよ」

 

エイナ

「・・・ベル君、アストレア・ファミリアの人達とケンカとかしたの?」

 

ベル

「してませんよ」

 

「アストレア様とヘスティア様がご友人だったみたいで・・・その縁も有って改宗する事になりました」

 

エイナ

「特に問題が無いなら大丈夫だよ」

 

「ヘスティア・ファミリアの主な活動目的は何ですか?」

 

ヘスティア

「う~ん・・・ダンジョン探索で良いんじゃないかな」

 

ベル

「ダンジョンに入れれば問題ないです」

 

エイナ

「なら、ベル君のステイタスは前のステイタスを使えるから・・・これで、ヘスティア・ファミリアの登録は完了だよ」

 

「冒険者カードの情報を書き換えるから待っててね」

 

 

数分後・・・

 

 

エイナ

「はい、新しい冒険者カードだよ」

 

「定期的に活動報告は聞かせてね♪」

 

ベル

「分かりました」

 

ヘスティア

「ベル君、ボクはアルバイトの時間だから!」

 

「今日の夕ご飯は、ベル君にお願いしても良いかい?」

 

ベル

「なら、今日の夕ご飯はカレーにしましょう」

 

ヘスティア

「カレーだって!?」

 

「なら、じゃが丸君を少し持ち帰ってきて・・・コロッケカレーにして食べようじゃないか!」

 

ベル

「ヘスティア様は、コロッケカレーが好きですね」

 

ヘスティア

「意外な組み合わせだけど、美味しいんだから問題無いのさ!」

 

「それじゃあ、ベル君もダンジョン探索を頑張っておくれ!」

 

 

女神ヘスティアは、じゃが丸君の露店のアルバイトに向かった・・・

 

 

 

今日の夕ご飯は、アストレア・ファミリアのみんなと一緒にコロッケカレーを食べました・・・とても美味しかったです

 

 

 

 

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