ベルは、卯ノ花と共に・・・非常に厳しい修行を行っていた・・・
卯ノ花烈
「ベル、霊圧が乱れています」
「それでは、鬼道は使う事が出来ませんよ」
ベル
「くっ・・・はい!」
卯ノ花烈
「また霊圧が乱れています」
「どんな時も平常心を乱してはいけません」
「さぁ、もう一度霊圧を安定させる為の修行を続けましょう」
それから、座禅を組んで自分の霊圧と安定させる修行を行いながら・・・背後から、卯ノ花の不意打ちを察知して避ける修行をした・・・
まぁ、普通に不意打ちに気づけずに・・・何度もボコボコになって、死にかけていた・・・
その度に、卯ノ花がベルを治療していく・・・
卯ノ花烈
「今日は、これまでにしましょう」
「お風呂に入って、食事を済ませたら、ゆっくりと休んでくださいね」
ベル
「ひゃい・・・」
刀鍛冶
「見事にボコボコにされてんなぁ」
ベル
「先生の不意打ちが予測できなくて・・・」
刀鍛冶
「まぁ、姉さんは規格外だからな」
「あの姉さんの修行に挫けずに付いて行くだけで見所が有るぜ!」
ベル
「ボクは、成長してるのかな・・・」
刀鍛冶
「まだ始まって1週間しか経ってねぇじゃねえか」
「1週間で成長出来るなら、誰だって英雄になれるだろうさ」
「だが、ベルは文句を言わずに修行に取り組んでる・・・それは誰にでも出来る事じゃねえぜ!」
「努力を続けられるのも才能の1つだ」
ベル
「努力を続けられるのも才能・・・」
刀鍛冶
「殆どの連中は、途中で心が折れちまうからな」
「姉さんの修行を乗り越えられれば、ベルは英雄になれるぜ!」
ベル
「・・・ボク、もっと頑張ります!」
刀鍛冶
「その意気だぜ!!」
「今日は、風呂に入って、飯を食って寝ろ!」
「明日の事は、明日考えりゃ良い!!」
ベル
「はい!」
それから、風呂に入った後・・・食事をお腹いっぱい食べて、眠りについた・・・
ベルが修行をしている頃・・・アルフィア達は・・・
アルフィア
「ベルが・・・」
ザルド
「書置きに書いてあるが・・・呪いが消えたのは間違いないが・・・」
ゼウス
「この書置きを残して・・・」
ヘラ
「私の可愛いベルは・・・一体何処に行ってしまったの・・・」
アルフィア
「ベル・・・お願いだから、帰って来てくれ・・・」
アルフィア達が、こんな事になっているのはいざ知らず・・・
ベルは、毎日諦めずに修行を続けていた・・・
ベル
「破道の四・・・白雷!」
バシュン!!
ベル
「出来た・・・」
卯ノ花烈
「ベル、これまでよく頑張りましたね・・・」
「一歩前進ですよ」
ベル
「・・・はい!!」
卯ノ花烈
「白雷は、破道の中では下級の技ですが・・・霊圧をコントロール出来た証でもあります」
「これからは、難易度を上げていきますが覚悟は有りますか?」
ベル
「有ります!!」
卯ノ花烈
「では、破道のランクを上げていきましょう」
それから、1年くらいの年月を掛けて・・・殆どの破道を会得した・・・
卯ノ花烈
「ベルは、回道の適性が無いようですね」
ベル
「・・・ごめんなさい」
卯ノ花烈
「謝る事ではありませんよ」
「向き不向きが有ります・・・私が出来なくて、ベルに出来る事も有ると思います」
「なので、深く考えなくて良いのですよ」
ベル
「・・・はい!」
卯ノ花烈
「では、破道の会得をしたので・・・次は、剣術の修行に入りましょう」
刀鍛冶
「ようやく、此奴の出番だぜ!」
「ベル、お前に合わせてナイフのサイズで制作した斬魄刀・斬月だ」
「手に取ってみな」
ベル
「・・・コレが斬魄刀??」
ベルが斬月を手にすると・・・不思議と受け入れて貰えた感じがした・・・・
刀鍛冶
「ほぉ・・・最初の時点で斬魄刀に気に入られるとは・・・こいつは逸材だぜ!」
卯ノ花烈
「ベル、最初は刀の使い方を教えます」
「慌てず、ゆっくりと覚えていきましょう」
ベル
「卯ノ花先生・・・よろしくお願いします!」
それから、斬魄刀の基本的な使い方を覚えて行った・・・
卯ノ花烈
「・・・ベル、斬魄刀には個性が有ります」
「対話をしながら、斬魄刀を使いこなしていくのです」
ベル
「対話・・・」
卯ノ花烈
「難しい事は考えずに、自分の思う様に対話をしていくのです」
ベルは、斬魄刀と対話をしてみた・・・
ベル
「・・・君は、斬月なの?」
斬月
「そうさ」
「お前は、俺を使って何をしたいんだ?」
ベル
「ボクは、困っている人達に手を差し伸べられる英雄になりたい」
斬月
「英雄か・・・」
ベル
「英雄譚に出てくる英雄みたいに、大きな魔物を倒して世界を救ってみたい」
斬月
「面白いじゃねえか」
「なら、ある程度使い慣れてきたら俺の真名を叫んでみな」
「卍解・・・天鎖斬月ってな」
ベル
「卍解・・・天鎖斬月?」
斬月
「今は、使いこなせないだろうから、間違えて使わない様に俺の方で封印してある」
「頃合いを見て、封印を解くから試してみな」
ベル
「ボク、斬月に認めてもらえる様に頑張るから!」
斬月
「おう!英雄になれるように頑張れよ!」
ベルは、斬月との対話を終えると・・・少し素振りをして感覚を確かめる・・・
卯ノ花烈
「驚きましたね・・・最初から、上手く対話が出来るとは思いませんでした」
刀鍛冶
「こいつはスゲェ!!」
「姉さん!他の斬魄刀も作ろうぜ!!」
卯ノ花烈
「・・・ベルの成長具合を見極めながら決めましょう」
刀鍛冶
「面白くなってきたぜ!!」
厳しい修行を続けて、着実に成長してきているベルでした・・・