ダンジョンから、負傷した冒険者たちを救助した後・・・ベル達は、女神アストレアと女神ヘスティアに今回の出来事を報告する・・・
アストレア
「そう・・・ダンジョンでそんな事が有ったのね」
ヘスティア
「でも、ベル君達の行いは素晴らしい事だと思うよ!」
「誰かを助ける事は咄嗟に出来る事じゃないからね!」
「今日は、みんなが良い事をしたお祝いにボクがご飯をご馳走してあげようじゃないか!!」
アストレア
「ヘスティア、みんなにご馳走して大丈夫なの?」
ヘスティア
「ボクのアルバイトのお給料を甘く見ないで貰いたいね!!」
「最近、じゃが丸君の露店の売り上げが好調過ぎてお給料が大幅にアップしたんだよ!」
「先月と今月だけで20万ヴァリスを稼いだんだからね!」
アリーゼ
「鉱石を採掘して売った時より稼ぎが良いわ!?」
輝夜
「アルバイトは、そんなに儲かるのか・・・」
ライラ
「スゲェじゃねえか」
リュー
「アルバイト・・・」
ベル
「何処かお店を見つけて有るんですか?」
ヘスティア
「オラリオで一番料理が美味しいお店をお客さんから教えて貰ったんだ!」
「みんなの予定を合わせて、ご飯を食べに行こうじゃないか!」
アストレア
「アリーゼ、今日と明日の予定はどんな感じなの?」
アリーゼ
「今日は、特にする事は無いわ!」
「明日は、ポーションを買いに行ったりする予定ね!」
アストレア
「なら、今日のお昼か夕方に行きましょう♪」
ヘスティア
「ボクは、今日は休みだから何時でもOKさ!」
ベル
「なら、着替えてから行きましょう」
各自、銭湯に行って・・・サッパリしてから、ヘスティアが教えて貰ったお店に向かう・・・
ヘスティア
「ココさ!!豊穣の女主人!!」
「お酒と料理が美味しいって教えて貰ったのさ!」
アストレア
「オラリオでは、有名なお店ね」
アリーゼ
「大盛のお店らしいわ!」
ライラ
「食べ盛りのベルには丁度良いんじゃねえか」
輝夜
「色んなメニューが有ると良いな」
リュー
「・・・クラネルさんは飲酒は駄目です」
ベル
「飲みませんよ・・・ボク、未成年ですよ」
アストレア
「ベルは、ジュースが良いわね」
ヘスティア
「さぁ、入ろうじゃないか!」
女神ヘスティアご一行は、店内に入ると・・・
ミア
「いらっしゃい。奥のテーブル席が空いてるから好きに座りな」
アーニャ
「ご案内するニャ~♪」
案内されると、少し広めのテーブル席に案内されたので・・・誰がベルの隣に座るかジャンケンで決める・・・
ヘスティア
「やっぱり、ベル君の隣はボクが選ばれたんだね!!」
ライラ
「日頃の行いが良いからだろうな♪」
アリーゼ
「まさかジャンケンで負けるなんて!?」
輝夜
「勝負は時の運と言うからな」
リュー
「・・・アストレア様。そこまで落ち込まなくても・・・」
アストレア
「たまには、ベルの隣に座りたかったのに・・・」
アーニャ
「お冷だニャ~」
「ご注文が決まったら、声を掛けてくださいニャ~」
ベル
「ボクは、具沢山ミートスパゲティにします」
ヘスティア
「う~ん・・・色々メニューが有って迷うね」
アストレア
「困った時は、オススメを選ぶのが一番だと思うわ」
ヘスティア
「なら、チキンドリアにするよ!」
アリーゼ
「おまかせプレートにするわ!」
ライラ
「野菜パスタにするぜ!」
輝夜
「ビーフカレーにしよう」
リュー
「・・・野菜サラダのセットにしよう」
アストレア
「私は、野菜カレーにするわ」
ヘスティア
「それじゃあ注文しよう。すいませ~ん!!」
アーニャ
「はいニャ~♪」
「ご注文は決まったかニャ?」
ヘスティアは、みんなの分の注文を伝える・・・
アーニャ
「ご注文承りましたニャ~」
暫く待っていると・・・注文した料理が届いたので、みんなで食べ始める・・・
ベル
「本当に具沢山ですね・・・」
ヘスティア
「チキンドリアは、熱々で口の中を火傷しそうだよ」
アリーゼ
「今日のおまかせプレートは、ハンバーグなのね♪」
ライラ
「野菜パスタは、サッパリして食べやすいな!」
輝夜
「・・・スパイスが効いていて、美味しいな」
リュー
「野菜サラダに、サンドイッチがセットになっている・・・丁度いい量だ」
アストレア
「野菜カレーは、程良い辛さで美味しいわ♪」
ベル達が仲良く食べていると・・・
アーニャ
「ロキ・ファミリアの来店ニャ」
ミア
「さっさと案内しちまいな」
ヘスティア
「げっ!?」
アストレア
「向こうは、コッチに気づいていないから大丈夫よ」
アリーゼ
「最近、ロキ・ファミリアは良い結果を残せていない様ね!」
ライラ
「オラリオ最大派閥とか言われて調子に乗ってんだろ」
輝夜
「元々、気に入らんからな」
リュー
「ゼウス・ファミリアとヘラ・ファミリアを追放してからは、何年もレベルが上がっていないと聞く」
ベル
「あれが馬鹿のロキ・ファミリア・・・糸目の人は裏切るって聞くけど、あの人も裏切るのかな」
ヘスティア
「ベル君、貧乳のロキには絶対に近づいちゃ駄目だよ!!」
「純粋なベル君が汚されてしまうよ!」
ベル
「ボクは、そこまで純粋無垢ではないと思いますけど・・・」
アストレア
「ベルは、純粋な良い子よね~」
ヘスティア達がロキ・ファミリアを警戒しながらご飯を食べていると・・・
ベート
「クソがぁ!!」
「雑魚の冒険者が死にかけたぐらいで騒ぎやがって!!」
ロキ
「ベート、少し黙りや」
リヴェリア
「口を慎め」
「10人の冒険者が四肢欠損の状態になっていたんだ」
「我々がミノタウロスを逃がさなければ、こんな事にはならなかったんだ」
ガレス
「ワシらの落ち度じゃ」
「文句を言う権利など欠片もありはせん」
ティオナ
「大惨事になっちゃったもんね・・・」
ティオネ
「・・・何でこんな事になってるのよ・・・」
アイズ
「私達がミノタウロスを逃がしたから・・・」
フィン
「今回は、何処かのグループが負傷した冒険者たちを救助してくれたから死者が出なかったんだ」
「ベート、君に彼らを侮辱する権利はないはずだ」
ベート
「雑魚に雑魚と言って何が悪い!!」
「雑魚がどこで死のうが知った事じゃねえ!!」
ベートの他者を侮辱する言葉を聞いて・・・ベルは、久しぶりに頭に来たので瞬歩でベートの背後に近づくと・・・頭に冷水をぶっ掛けた・・・
ベート
「冷てぇ!?何しやがる!!」
ベートは、ベルに掴みかかろうとするが・・・その前に、ベルの渾身のグーパンチが顔面にめり込んで・・・凄い勢いで窓ガラスをぶち破って、外に飛んで行った・・・
フィン
「ベート!!」
ベル
「さっきから聞いてれば・・・他人に迷惑を掛けた分際で偉そうに・・・」
「いい加減、その臭い口を閉じろ・・・犬っころが」
ヘスティア
「あわわわ・・・」
アストレア
「あら~・・・でも、ベルの言う事は間違ってはいないわ」
アリーゼ
「むしろアイツが吹っ飛んだ所を見てスカッとしたわ!!」
ライラ
「格好良いぜ!!」
輝夜
「やはり男だな」
リュー
「・・・窓ガラスが粉々に」
ロキ
「アストレアにドチビ!?」
アストレア
「ロキ・・・正義を司る女神として、貴方の眷属に苦言を呈させてもらうわ」
「他者に迷惑を掛けて、一体何様のつもり?」
「アリーゼ達が負傷した冒険者を助けていなければ、更に酷い大惨事になっていたというのに」
ロキ
「アストレア・・・何処まで知ってるんや」
アストレア
「事の詳細を全部知っているわよ」
アストレアとロキが言い合いをしている時・・・ベルは、ミアに謝罪をしていた・・・
ベル
「お店の窓ガラスを割って御免なさい・・・」
「足りないかもしれませんけど・・・修理代に使ってください」
ミア
「今回は、あの餓鬼が悪いのさ」
「坊主は、人として間違ったことはしていないよ」
「窓ガラスの修理代は、ロキ・ファミリアに吹っ掛けるから安心しな」
ベル
「でも・・・」
ミア
「店主のアタシが良いって言ってるんだ!」
「坊主は、何も気にしなくていいって言ってんだよ!」
アーニャ
「ミャ~は、今の行動が間違ってるとは思わないニャ~」
「ミア母さんが良いって言ってるなら問題ないニャ!」
ベル
「そうですか・・・」
ミアの許しを貰っていると・・・
ベート
「クソが!!」
「テメェ・・・表に出やがれ!!」
リヴェリア
「ベート!!お前は黙っていろ!!」
ベート
「邪魔すんなババア!!」
バァン!!!
ガネーシャ
「俺がガネーシャだ!!」
「この喧嘩は俺が一旦預かろう!!」
「文句が有るなら、闘技場で付けるが良い!!」
アストレア
「ガネーシャ、一体何処から聞きつけてきたの?」
ガネーシャ
「通りがかりの通行人から通報が有ったのでな!!」
「ガネーシャが駆けつけて来たのだ!」
ヘスティア
「相変わらず騒がしいねぇ」
ガネーシャ
「おぉ!!ヘスティアではないか!!」
アストレア
「はい、お話はまたの機会にしましょう」
ガネーシャ
「うむ!!今は、闘技場に連れて行くとしよう!」
主神ガネーシャが、この場に居合わせた面々を闘技場に連れて行く・・・