ベルは、ダンジョン内で毎日の鍛錬を頑張っている・・・
ベル
「気配の察知も以前より範囲が広がったかな」
「15階層までは行っても良いって許可貰えたし、もっと強いモンスターは居ないかな~」
アリーゼ
「ベル、詠唱無しで魔法を使うのは流石に驚くわ!」
輝夜
「まぁ、戦う必要が無いのは良いのか・・・悪いのか・・・」
ライラ
「楽が出来るのは良いけどよ・・・もう少し、難易度が欲しいよな」
リュー
「クラネルさん、後方の警戒をお願いします」
ベル
「分かりました」
ダンジョンでの鍛錬を終えて、ホームに戻ってくると・・・
ヘスティア
「ベル君、アイズ君達が待ってるぜ」
ベル
「何か約束してたかな・・・」
アリーゼ
「強者であるベルに向けての宣戦布告かしら!」
輝夜
「そんな事をしたら、オラリオが地獄絵図になるだろうが」
ライラ
「まぁ、話だけは聞きに行こうぜ」
リュー
「良からぬ事であれば、追い出します」
ヘスティア・ファミリアのホームのリビングに行くと・・・
ティオナ
「ベル君~!!」
アイズ
「・・・待ってた」
ベル
「ボク、お2人と約束とかしてましたっけ?」
ティオナ
「ちょっとベル君に相談が有るんだ~」
アイズ
「・・・ベルが強いのは何で?」
ベル
「何だか漠然とした質問ですね・・・」
「ボクは、5年以上お母さんの元で地獄のような修行を耐え抜きました・・・そのお陰ですね」
卯ノ花烈
「生半可な修行では、ベルを英雄のように強くする事は出来ませんでしたから」
アリーゼ
「ベルは、私達を未知のモンスターから助けてくれたのよ!」
輝夜
「壊滅寸前の我々を見事に助けてくれたのだからな」
ライラ
「あの時のベルは格好良かったぜ!」
リュー
「思わず物語の英雄の姿を重ねてしまった・・・」
アストレア
「アリーゼ達を助けてくれたベルには返しきれない程の恩が有るのよ」
アリア
「私を黒龍から解放してくれたのもベル君だもんね」
「あの時は、思わず一目惚れをしてしまったんだもの♪」
アルフィア
「ベルは渡さんぞ」
ヘスティア
「アルフィア君は、大人しく洗濯物を畳んでいようね~」
ティオナ
「ゼウス・ファミリアとヘラ・ファミリアが勝てなかった黒龍を1人で倒しちゃうなんて規格外だよね!」
アイズ
「・・・私も厳しい修行をすれば・・・ベルみたいに強くなれる?」
ベル
「あまりオススメはしませんよ」
「修行中、何度も死にかけましたし・・・片腕や片足が無くなる事も日常茶飯事でしたし」
卯ノ花烈
「そのたびに、私が治療しました」
ティオナ
「烈さんは、治療師なの?」
卯ノ花烈
「治療は、本職ですが・・・戦えない訳ではありませんよ」
「私も、黒龍なら倒せますので」
アイズ
「・・・規格外だ」
ヘスティア
「それで、アイズ君達は茶飲み話をしに来たのかい?」
ティオナ
「本来の目的を忘れるところだった!?」
「ベル君には、ロキ・ファミリアのホームに一緒に来てもらいたいんだ!」
アストレア
「妙な事をさせるなら、お断りよ」
ヘスティア
「ロキの頼みなら、先に差し出すものが有るだろう!」
ベル
「まぁまぁ・・・」
アイズ
「前に、ベルに一方的に完封されてから他のファミリアのメンバーの心が折れて、役に立たない・・・」
ティオナ
「かなり荒療治になるけど、ベル君にフィン達と模擬戦をやって貰いたいんだ!」
アイズ
「・・・一度の敗北で心が折れる・・・ヘタレのみんなを叩き起こしたい・・・」
アストレア
「一回負けたぐらいで心が折れるのは・・・究極のヘタレね」
ヘスティア
「報酬次第では考えてあげても良いじゃないか!」
ベル
「まぁ、模擬戦は良いですけど・・・また心が折れても知りませんよ?」
アイズ
「そこは自己責任だから・・・」
それから、ベル達は仕方なくロキ・ファミリアのホームに向かった・・・
ロキ・ファミリアのホーム・・・
ティオナ
「ちょっと待っててね~!」
アイズ
「ロキたちを連れて来る・・・」
ヘスティア
「ホームの趣味だけは良いようだね」
アストレア
「一応、オラリオの二大派閥の1つだし・・・資金は潤沢に有ると思うわ」
アルフィア
「馬鹿のロキファミリアの主神だぞ?」
「まともな主神で有るわけがないさ」
卯ノ花烈
「ベルに害を加えるのであれば、問答無用で殲滅しますので」
アリーゼ
「とりあえず落ち着きましょう!」
輝夜
「最近、思う存分暴れられていないからな・・・羽目を外しても良いだろうか」
ライラ
「辞めとけ」
リュー
「クラネルさんの本気の戦いが見られるのだろうか・・・」
ロキ
「ドチビとアストレアが何の用や・・・」
ヘスティア
「ボク達は、アイズ君とティオナ君に連れてこられたんだよ!」
ベル
「もう帰っても良いですか?」
アルフィア
「適当に遊んでやってから、帰ればいいだろう」
アストレア
「話だけでも聞きましょう」
ティオナ
「お待たせ~!!」
アイズ
「・・・みんなを連れて来た・・・」
ガレス
「騒々しいの~」
フィン
「君は・・・」
リヴェリア
「ロキ・ファミリアにようこそ・・・と言う訳では無さそうだな」
ティオネ
「団長をコケにしたガキ!?」
ベート
「・・・何しに来やがった」
ベル
「・・・面倒くさ」
ティオナ
「そう言わずにさ~」
アイズ
「・・・ベルと模擬戦」
フィン
「アイズ・ティオナ・・・詳しく説明してくれるかな」
アイズとティオナは、今回の経緯を説明する・・・
リヴェリア
「なるほどな・・・腑抜けた我々の尻を叩く為に彼らを連れて来たと・・・」
ティオナ
「一回負けたくらいで、ウジウジしてるのって情けないじゃん!」
「だから、発破を掛けようと思ったの!」
アイズ
「・・・ベルには許可は貰った・・・」
ガレス
「まぁ、あれから腑抜けた奴らも多い訳だしの・・・ここらで発破を掛けるのは賛成かの」
リヴェリア
「ベルと言ったか?」
ベル
「そうですよ」
リヴェリア
「今回は、ティオナの提案を受け入れてくれて感謝するよ」
アルフィア
「細かい能書きは後にしろ、年増」
リヴェリア
「その呼び方は・・・アルフィアなのか!?」
アルフィア
「黙れ・・・吹っ飛ばされたいか」
アリア
「アイズちゃん、アルフィアさんとエルフのお姉さんは仲が悪いの?」
アイズ
「良く分からない・・・」
アストレア
「静寂のアルフィアは、当時のオラリオで最強の女性冒険者だったわ」
「リヴェリアは、9つの魔法が使えるけど・・・実力では、遥かに及ばないわね」
ヘスティア
「アルフィア君、落ち着こうね」
アルフィア
「・・・仕方ない」
アリーゼ
「ベル!ロキ・ファミリアの冒険者達をコテンパンにしちゃえば良いと思うわ!」
輝夜
「ベルが勝つ方に10万ヴァリスを賭けても良いぞ」
ライラ
「それじゃあ、賭ける意味が無いだろ・・・結果が分かり切ってるんだから」
リュー
「クラネルさんが負けるとは思わない」
卯ノ花烈
「ベル、適度に遊んであげると良いでしょう」
ベル
「始解と卍解は?」
卯ノ花烈
「使う必要は無いでしょう・・・鬼道が有れば十分でしょう」
ベル
「後は、体術だけで対処します」
アルフィア
「ベル、餓鬼共の鼻っ柱をへし折ってやると良い」
ベル
「前に、へし折っちゃったんだけどね・・・」
ヘスティア
「アルフィア君は、やけに過激だね」
アルフィア
「過去にあいつ等がやった事を考えれば無理も無いだろう」
アストレア
「ベル、怪我はさせちゃ駄目よ」
ベル
「ポーションが有れば大丈夫だと思いますよ」
「骨の1本か2本は折れるかもしれませんけど」
ロキ
「頼むから、これ以上被害を増やすのは勘弁してや・・・ファミリアの財政はカツカツや」
ヘスティア
「君達の自業自得の結果じゃないか」
アストレア
「今回もガネーシャに闘技場を貸してもらいましょうか」
リヴェリア
「アイズ、ティオナ、ポーションを何本か買って来てくれ」
アイズ
「お財布の中はホコリしか出てこない」
ティオナ
「ダンジョンに行けてないから、お金が有りません!」
リヴェリア
「・・・そんな状態で、食事は如何していたんだ・・・」
アイズ
「アストレア・ファミリアに御呼ばれしてご馳走になってた」
ティオナ
「美味しいご飯をタダで食べさせてもらってました!」
ロキ
「アイズたん達だけズルいやないか!」
「ウチ等は、水と野菜の切れ端しか食うとらんのに!」
フィン
「こんなに空腹感に苛まれたのは久しぶりだよ・・・」
ティオネ
「あんた達、いつも何を食べてたのよ」
アイズ
「ハンバーグカレー」
ティオナ
「根菜のポトフを食べた!」
ガレス
「中々に良いモノを食べてるの」
アイズ
「凄く美味しかった」
ティオナ
「ヘスティア様が作ってくれるカレーが美味しかったよ!」
アイズ
「ベルが作ってくれた、焼きたてのパンが美味しかった」
ベート
「焼き立てのパンを寄こせ」
ティオナ
「残ってる訳無いじゃん!!ベートって馬鹿なの?」
アイズ
「きっと空腹で頭が動いてない・・・放っておこう」
アストレア
「ガネーシャから許可を貰ったから、闘技場に行きましょう」
アリーゼ
「ベルの無双バトルが見れるかもしれないわね!」
準備をして、闘技場に向かった一行でした・・・