剣士ベルの冒険譚   作:暁海斗

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師匠たち

 

 

 

 

 

 

ベルは、ダンジョン探索を終えて・・・銭湯でお風呂に入った後、アストレア・ファミリアのホームに顔を出しに行くと・・・

 

 

 

四楓院夜一

「ベル!!暫く会わなかったが、元気にしておったか?」

 

ベル

「何で夜一さんがオラリオに?」

 

卯ノ花烈

「適当に旅をしていたら、オラリオに辿り着いたそうです」

 

「知っている霊圧を感じたので、探しに来たそうですよ」

 

アストレア

「この人がベルの格闘の師匠なの?」

 

ベル

「そうですよ」

 

「特殊な戦い方は出来ませんけど、単純な格闘戦なら夜一さんに合格点を貰えているので強いと思います」

 

ヘスティア

「ベル君より強いなんて・・・規格外の存在と言う事だね」

 

四楓院夜一

「ベルは、決して挫けずに努力を重ねていた出来る子じゃ」

 

「故に、儂に届く存在になったと言う事じゃ」

 

アリーゼ

「こんな強い人が公にならないって事が凄いわね」

 

ライラ

「田舎に居ればバレないんじゃないのか?」

 

輝夜

「極東で有名な剣士は、一部の大陸に偉業が伝承になって伝わる事が有る」

 

「田舎に居ればバレないと言う事は無いな」

 

リュー

「・・・小さい頃のクラネルさんは必死に努力していましたか?」

 

四楓院夜一

「どれだけ負けようとも、何度も立ち上がったな」

 

「烈が手当てをしながらの修行だったが・・・凄まじい光景だったの」

 

ベル

「あまり聞かない方が良いですよ」

 

「ある意味、トラウマになりますから」

 

 

ベルが話していると・・・後ろから誰かが近づいてきた・・・

 

 

松本乱菊

「ベル~♪」

 

ヘスティア

「もう一人いたのかい!?」

 

ベル

「・・・乱菊さん、頭に胸を乗せないでください・・・重いです」

 

松本乱菊

「え~、男の子にとっては役得でしょ♪」

 

卯ノ花烈

「駄目ですよ」

 

四楓院夜一

「乱菊はショタコンじゃから気を付けた方が良いぞ~」

 

ヘスティア

「アストレア、ショタコンって何だい?」

 

アストレア

「・・・年下の子供で男の子が好きな性癖かしら・・・」

 

ヘスティア

「何だって~!?」

 

「君は、ベル君に近づくんじゃない!!」

 

松本乱菊

「私は、ベルが修行を始めた頃から知ってるから無理で~す」

 

「それに・・・ベルに始解と卍解の使い方を習得する為の組手相手が私で~す!」

 

卯ノ花烈

「それは間違いありません」

 

四楓院夜一

「烈の始解と卍解はイカレてるからな」

 

「乱菊の方が丁寧に教えられるんじゃ」

 

ベル

「基本の剣術は烈お母さんから教わりましたよ」

 

「でも、様々な始解と卍解を完全習得する為には乱菊さんの協力が無ければ無理でしたね」

 

松本乱菊

「だから、私もベルの師匠だも~ん♪」

 

「主神でも、私達の関係は壊せないからね~」

 

ヘスティア

「ぐぬぬ!」

 

アストレア

「ベル、乱菊さんに変な事とかされなかった?」

 

ベル

「酔っぱらった乱菊さんにキスされました」

 

卯ノ花烈

「乱菊さん、ちょっとお話が有ります」

 

四楓院夜一

「こりゃ、当分は終わらんな」

 

松本乱菊

「そんな怖い顔しないで~♪」

 

「あの時は、確かに酔っぱらってたけど半分は素面だったし」

 

ヘスティア

「もっと駄目じゃないか~!!」

 

リュー

「クラネルさん・・・キスは何処にされたんですか・・・」

 

ベル

「口ですね」

 

アルフィア

「・・・私より強い相手に挑んでも徹底的に負かされるのがオチだ・・・」

 

「だが、ベルのファーストキスを奪うだと!?」

 

アリア

「ちょっと駄目だと思うわ~」

 

「ショタコンの人にはご退場して貰わないと」

 

アストレア

「少し落ち着きましょう」

 

「話し合いは、烈さんが進めてくれるから」

 

卯ノ花烈

「久しぶりに本気でお話をしましょうか」

 

松本乱菊

「本気の卯ノ花隊長と戦うのは避けたいかな~」

 

四楓院夜一

「諦めて怒られて来い」

 

ベル

「いってらっしゃ~い」

 

 

乱菊の首根っこを掴んで、ガネーシャが今現在取り壊し中の闘技場に連れて行った・・・

 

 

アリア

「ベル君、他には変な事されてない?」

 

ベル

「されてないと思いますけど・・・」

 

アルフィア

「アストレア、今スグにベルを連れてオラリオを離れるべきだ」

 

アストレア

「そうね・・・でも、烈さんの意見を聞いてからにしましょう」

 

ヘスティア

「烈君にお説教されると良いんだ!!」

 

四楓院夜一

「ベル、儂を甘やかすと良い」

 

 

夜一は、黒猫の姿になってベルの膝の上に乗っかって丸くなる・・・

 

 

ヘスティア

「な、な、何だい!?」

 

「一瞬で猫の姿に変わったじゃないか!!」

 

アストレア

「黒猫になれるのね」

 

アリア

「・・・猫又?」

 

アルフィア

「・・・猫の姿では怒るに怒れん」

 

ベル

「夜一さんの毛並みは綺麗ですね~」

 

「抜け毛も無いですね」

 

四楓院夜一

「毎日、お手入れは欠かさず行っているからな」

 

 

それから、10分くらい猫の姿で甘やかされて満足した夜一は、元の姿に戻った・・・

 

 

アイズ

「お母さん、闘技場の方が騒がしいけど・・・」

 

ティオナ

「ベル君、今日もダンジョンに行こう!」

 

四楓院夜一

「ベルの弟子か何かか?」

 

アイズ

「褐色美人・・・」

 

ティオナ

「巨乳でグラマー!?」

 

ベル

「ボクに格闘戦のイロハを教えてくれた師匠の四楓院夜一さんですよ」

 

「凄く強いです」

 

アイズ

「ベルの師匠・・・」

 

ティオナ

「烈さんだけじゃないんだ・・・」

 

四楓院夜一

「もう一人居るが、先程ベルに対しての悪い行いが露見して連れていかれたぞ」

 

「闘技場が騒がしいのは烈がお説教をしているからじゃ」

 

ベル

「乱菊さん、生きてると良いんですけど・・・」

 

アリア

「凄く怒られてると思うわ!!」

 

ヘスティア

「ベル君!!君は一体、どんな生活をしていたんだい!!」

 

「酔っ払いにキスされるなんて!!」

 

ベル

「・・・別に普通の修行生活を送ってましたよ」

 

「みんなでご飯を食べていると、誰かがお酒を飲んだりしますから」

 

四楓院夜一

「儂と烈は、酒癖は悪くないぞ」

 

ベル

「唯一、乱菊さんだけが酒癖が悪いというか・・・酔うとキス魔になるんです」

 

「しかも、本人は半分は素面なので質が悪くて・・・」

 

四楓院夜一

「まさか、ベルの唇を奪っているとは思わんかったわ」

 

アイズ

「・・・キスしたの?」

 

ベル

「酔ってる人が相手なのでノーカウントです」

 

ティオナ

「お酒臭かった?」

 

ベル

「・・・結構、お酒臭かったです」

 

アストレア

「夜這いとかされなかった?」

 

四楓院夜一

「ベルが就寝する時は、儂が黒猫姿で枕元で警戒しておったから問題ない」

 

アリア

「お風呂とか大丈夫だったの?」

 

ベル

「お風呂に入る時は、刀鍛冶のお兄さんと一緒に入っていたので大丈夫でした」

 

アルフィア

「・・・ベルの貞操は守られていたようだな」

 

四楓院夜一

「流石にベルに夜這いしようものなら、烈がキレて収拾がつかなくなるぞ」

 

アリーゼ

「ベルも色々と大変なのね・・・」

 

ライラ

「過酷な修行の日々の中で、色んなイベントが有ったんだな」

 

輝夜

「・・・私も危なかった訳か」

 

リュー

「クラネルさん、オラリオを離れるのですか?」

 

ベル

「別に、オラリオを離れるつもりは有りませんよ」

 

「他の都市に行っても良いですけど・・・アルテミス様が来そうですし・・・」

 

ヘスティア

「ベル君は、アルテミスに会ったのかい?」

 

ベル

「アンタレスって言う化け物を討伐して、囚われていたアルテミス様を助けました」

 

アストレア

「・・・その後、ベルを伴侶にしたいって言ってきたのよ」

 

ヘスティア

「何だって~!?」

 

四楓院夜一

「アルテミスとは主神の1人の様じゃな」

 

アストレア

「月を司る主神でもあるわ・・・処女神で恋愛アンチだったんだけどね」

 

アリーゼ

「アストレア様が追い返していたわ!」

 

ライラ

「オリオンを伴侶にするって言ってたな」

 

輝夜

「どのみち、ベルは改宗は出来なかったから断った」

 

リュー

「だが、諦めて無いと言っていた・・・」

 

アストレア

「既にヘスティアの眷属になった訳だし、簡単には改宗出来ないわよ」

 

「ヘスティアの方が神格は上なんだから」

 

ヘスティア

「ベル君は渡さないぞ!」

 

アイズ

「・・・他の主神がスカウトに来るのは珍しい」

 

ティオナ

「流石、ベル君って事だね!」

 

アリア

「そうね!」

 

アルテミス

「・・・闘技場の方が静かになったぞ」

 

四楓院夜一

「説教が終わったようじゃな」

 

 

暫くすると・・・

 

 

松本乱菊

「いたた・・・」

 

卯ノ花烈

「貴方が悪いのですよ」

 

「大切なベルに手を出したのですから」

 

松本乱菊

「卯ノ花隊長だけズルいのよ・・・」

 

「可愛い弟子を引き取って、自分好みに育てるなんて」

 

四楓院夜一

「光源氏とは違うじゃろ」

 

「それに、乱菊もベルの師匠じゃろうが」

 

ベル

「乱菊さん、今日は好きな料理を作ってあげますから機嫌なおしてください」

 

松本乱菊

「ベル~!!」

 

「もうお姉さんと一緒に暮らして~!!」

 

アルフィア

「出ていけ!!」

 

松本乱菊

「今は、ベルとスキンシップを取る時間なのよ!!」

 

卯ノ花烈

「また、戦いますか?」

 

松本乱菊

「ごめんなさい!」

 

四楓院夜一

「相変わらずじゃの~」

 

アストレア

「まぁ、悪い人じゃないみたいだし」

 

ヘスティア

「ベル君、今日のご飯を作ろうじゃないか」

 

ベル

「はい、神様」

 

 

 

 

それから、みんなで大きなテーブルを囲んでお昼ご飯を食べました・・・

 

 

 

 

 

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