アポロン・ファミリアとの戦争遊戯を行う事が決まった後・・・
ヘスティア
「ベル君!!馬鹿のアポロンの鼻っ柱を徹底的にへし折ってくれないかな!!」
ベル
「別に、鼻っ柱をへし折るのは簡単ですけど・・・」
「どんな感じで絶望させるかが肝心なんですけど」
リリ
「最初から卍解を使って、蹂躙するのが一番良いかと思いますが」
卯ノ花烈
「簡単に許可は出来ませんね」
「戦争遊戯は、神々が離れた場所で見るそうなので不要に卍解を使うとゴミ共がベルに群がる可能性が有りますね」
松本乱菊
「派手な卍解は使えなさそうだし」
四楓院夜一
「オラリオで一番偉い神にベルに有象無象が群がった瞬間、ゴミ共を天界に送還しても良い許可を貰えば良かろう」
アストレア
「簡単に言わないで頂戴・・・神殺しは大罪なのよ」
アリーゼ
「何とかしないといけないわね!!」
輝夜
「斬魄刀・・・ヘファイストス・ファミリアとゴブニュ・ファミリアの面々が真っ先に食いついてくるのが目に見えている」
ライラ
「斬魄刀を使わない方法を考えるしかないんじゃねえか?」
リュー
「だが、アポロン・ファミリアの構成員は100人を超えている」
「斬魄刀なしで戦う事は出来ると思うが・・・少し、ベルに分が悪い」
アルフィア
「事前にゴミ共に契約をさせればいい」
「契約を破った瞬間、問答無用で天界に送還・冒険者は恩恵を封印してオラリオを追放」
「ベルに害を及ぼそうとした瞬間、私が直接血祭りにあげてやる」
ヘスティア
「お願いだから、穏便にしてもらうと良いんだけどねぇ・・・」
アストレア
「でも、事前に契約をさせるのは良いと思うわ」
「神は、契約を重んじる・・・その神が契約を破棄・破った瞬間に神罰か天罰が下りるような契約を作りましょう」
アルフィア
「ウラノスを巻き込むぞ」
ヘスティア
「ウラノスの権限を借りる事が出来れば、上手い具合に契約を結べそうだね」
ヘスティア・アストレア・アルフィアは、オラリオを管理している主神ウラノスの元に向かった・・・
ウラノス
「・・・お主達の主張は理解した」
「以前から、アポロン・ファミリアの素行の悪さにギルドも頭を悩ませていた」
「今回は、オラリオの管理をする主神として協力しよう」
アストレア
「随分と話が早いわね」
ヘスティア
「でも、ボク達が上手く活動出来るようになるから良いんじゃないかな?」
アルフィア
「何か裏が有るだろ」
ウラノス
「冒険者は、基本は自由に活動する事が保証されているが・・・他のファミリアを襲撃して団員を無理やり改宗させて自分の眷属にする等許させる事では無い」
「長い時間を掛けて、少しずつ証拠を集めてきたが・・・先日の神会でのアポロンの態度を見て確信を得た」
「あの阿呆を野放しにする事はギルドにとって損害を与える疫病神だと認定した」
ヘスティア
「アポロンは疫病神に認定されたのかな」
アストレア
「間違っていないわ」
アルフィア
「諸悪の権化だぞ・・・速攻、排除するべきだ」
ウラノス
「戦争遊戯は行われるが、中継を行う前に観覧している神々にベルの能力を見ても一切の干渉をしないと誓約書に署名と血判を押して契約をさせる」
「制約を破った時点で、天界に送還される事を明記しておく」
ヘスティア
「斬魄刀に関しては、隠しきれないけど大丈夫かな・・・」
アストレア
「何とかしたいわね」
アルフィア
「魔剣と言う事にしておけば問題無いだろ」
ウラノス
「今の世界に斬魄刀に匹敵する魔剣は存在しない・・・」
「元柳斎が使っていた流刃若火の聖なる炎を見た時の衝撃を今でも忘れる事は無い」
ヘスティア
「・・・もしかして、ベル君の知ってる人かな」
アストレア
「戻ったら、烈さん達に確認してみましょう」
アルフィア
「恐らく、そいつも人外レベルなのだろう」
ウラノス
「ギルドマスターの狛村左陣を見た事が有るだろう」
ヘスティア
「前に、事情聴取を受けたからね」
アストレア
「狼人の戦士かしら」
アルフィア
「ベルの事を知っていたな」
ウラノス
「狛村左陣を私に紹介してきたのが元柳斎だ」
「ベルの事も知っている筈だろう」
「誓約書は、私が作る・・・最後に確認はしてもらうが良いな?」
ヘスティア
「勿論だよ」
アストレア
「重い厳罰が下る制約でお願いね」
アルフィア
「有象無象を滅しても良い様にしておいてくれ」
ウラノスとの打ち合わせを済ませて、ヘスティア達は帰っていった・・・
ウラノス
「元柳斎・・・お前が気に掛けていた少年がオラリオで大きな事を成し遂げようとしているぞ」
「お前は、隠居しているのか知らんが・・・たまには、手紙の1つでも寄こさんかい」
ヘスティア・ファミリアのホーム・・・
ヘスティア
「とりあえず、ウラノスとの話し合いは無事に終わったよ」
アストレア
「ウラノスもアポロン・ファミリアの素行の悪さに頭を抱えていたみたいだったから丁度良かったわ」
アルフィア
「これで、あのゴミ共を殲滅しても問題無いぞ」
ヘスティア
「それで、烈君に聞きたい事が有るんだけど」
卯ノ花烈
「何でしょう」
アストレア
「元柳斎って言う人を知ってるかしら?」
松本乱菊
「何で、総隊長の事知ってるの!?」
四楓院夜一
「・・・隠居生活をする前に、オラリオに寄ったのではないか?」
ベル
「狛村隊長がオラリオに居る時点で関わりが有っても可笑しくないと思いますよ」
卯ノ花烈
「ベルが使う斬魄刀に中に宿っている流刃若火は元々、山本元柳斎重國という死神の一番偉い隊長が使っていたものです」
「彼方此方で、伝承に残るような凄い死神なのでオラリオで何か有ったのかもしれませんね」
アルフィア
「ベルも知っているのか?」
ベル
「流刃若火の使い方を教えて貰ったから知ってます」
「優しいお爺ちゃんですよ」
リリ
「ヘスティア様、戦争遊戯の事に関しての打ち合わせ等は行われるのでしょうか?」
ヘスティア
「あの馬鹿のアポロンの事だ・・・自慢する為に何かしらの打ち合わせは行うだろうね」
命
「あの~、私は何をすればいいのでしょうか?」
ヘスティア
「戦争遊戯は、ファミリアのメンバーは強制参加だからねぇ・・・」
「命君にも何かしらの役目を割り振らないといけないね・・・」
ベル
「当日は、広範囲に毒を撒くので命さんには解毒剤を持ってボクの近くで待機していてもらいたいです」
ヘスティア
「毒を撒くのかい!?」
アストレア
「ベル・・・いつから、そんな恐ろしい子になっちゃったの」
アルフィア
「致死性の猛毒だな」
ベル
「普通の麻痺毒ですよ。命に係わる毒ではないので死にませんよ」
リリ
「では、リリとアルフィア様は敵陣に潜入して撹乱ですか?」
アルフィア
「撹乱くらいでは足りないだろ」
「私が1人で殲滅しても良いんだぞ」
アストレア
「それだとベルが出る意味が無いからね」
「ある程度は、ベルが戦わないとアポロンも納得しないでしょ」
ヘスティア
「あぁ・・・頭が痛くなってくるよ」
アリーゼ
「今日は、もう全部忘れてパ~っと美味しいモノでも食べに行きましょう!」
輝夜
「腹が減っては何も出来ないからな」
ライラ
「リューがバイトしてる筈だから、様子を見に行ってやろうぜ」
それから、面倒な事を忘れる為にみんなでパ~っと美味しい料理を食べた・・・
バベルでの抽選会・・・
ロキ
「今日は、戦争遊戯の会場を決める抽選会や!!」
「阿保のアポロンに抽選をやらせるとイカサマをやりかねんから、ウチが担当させてもらうで!」
アストレア
「早めに進めて頂戴ね」
ヘスティア
「胃が痛くなってくるよ・・・」
フレイヤ
「当日の舞台は何処になるかしらね」
ロキ
「当日の舞台は・・・」
ロキは、適当に抽選くじを引く・・・
ヘスティア
「ベル君が暴れ回れる場所が良いんだけどねぇ・・・」
ロキ
「場所は、旧市街地に決まりや!!」
アポロン
「ハ~ッハッハ!!」
「旧市街地であれば、アポロン・ファミリアが負ける事等万の1つも有りはしないさ!!」
ヘスティア
「あ~はいはい。君は、楽観的で良いね~」
アストレア
「あれは、楽観的じゃなくて馬鹿なのよ」
フレイヤ
「救いようの無い馬鹿なのよ」
ウラノス
「では、私からお前達に一つの契約を提示する」
「この契約に応じない主神は、戦争遊戯を観戦する事を一切禁じる」
アポロン
「契約だと?」
ウラノス
「この契約は、絶対順守の契約である」
「契約違反や破棄をした場合、問答無用で天界への送還・・・オラリオからの永久追放を明示している」
「さぁ、この契約書に血判を押して署名をしてもらおう」
ミアハ
「ふむ・・・特に問題無いね」
ガネーシャ
「全く持って問題無いぞ!!」
ヘスティア
「問題無いよ!!」
アストレア
「問題無いわね」
ロキ
「こんな契約で良いんか?」
フレイヤ
「この契約なら問題無いわね」
デメテル
「問題なしよ♪」
それから、全ての主神がウラノスの提示した契約書にサインしていく・・・
ウラノス
「では、来週の戦争遊戯は早朝の8時より行う事とする」
抽選会を終えて、ヘスティア達は自分達のホームに戻ってベットに倒れこんで眠りについた・・・
戦争遊戯の当日・・・
ベル
「折角の機会だし、お母さんから貰った羽織を着ようかな」
リリ
「ベル様、お手伝いしますよ」
ベル
「ありがとう」
ベルは、死覇装を身に纏って・・・以前、烈から貰った羽織に腕を通す・・・
羽織の背中には、四番隊の文字が書いてある由緒ある本物の羽織だ・・・
リリ
「ベル様、とても似合っていますよ」
ベル
「この羽織は初めて着るんだけど、緊張感が増すね」
ヘスティア
「ベル君・・・凄く格好良いじゃないか!」
アストレア
「ベルの格好良い姿を記録に残さないと!」
フレイヤ
「私にもベルの格好良い写真を貰えるかしら」
ロキ
「随分と雰囲気が変わるもんやな~」
アイズ
「格好良い・・・」
ティオナ
「・・・ベル君に惚れちゃいそうだよ・・・」
リヴェリア
「所謂、勝負服と言う物だろうか」
アリーゼ
「ベル!ハグさせてもらえるかしら!!」
輝夜
「極東のサムライの見本だな」
ライラ
「いつの間にか立派になっちまってよ~」
リュー
「ベル、貴方の活躍を祈っています」
アルフィア
「ベル、その姿を良く見せなさい」
「極東では、七五三と言う子供の成長を祝う行事が有ると聞く」
卯ノ花烈
「ベルの成長を実感するには良いかもしれませんね」
松本乱菊
「凛々しいベルの姿を写真に収めておかないと駄目ね」
四楓院夜一
「あ奴らは、ベルに自分と同じ羽織を渡しておけば良かったと後悔しているじゃろうな」
ヘラ
「こんな素敵なイベントに巡り合えるなんて・・・」
ゼウス
「ベルの成長を実感できるイベントじゃの~」
ミアハ
「ベル、ポーションの用意はしてあるから何か有れば言ってくれ」
ナァーザ
「・・・アポロンの馬鹿をぶっ飛ばしてきて」
ベル
「それじゃあ、命さんは解毒薬を持って近くに居てくださいね」
命
「ベル殿の仰せのままに」
ベル
「リリとお義母さんは、適当にアポロン・ファミリアの敵陣中で動いてね」
リリ
「見事に撹乱してきます」
アルフィア
「有象無象を消し飛ばしてやる」
ヘスティア
「思いっきり蹴散らしてくるんだよ!!」
ベル達は、旧市街地の陣地に向かった・・・
バベルの塔・・・
ウラノス
「では、開始の鐘を鳴らす準備を始めよ」
ウラノスの指示に従って、戦争遊戯を始める為の準備が進んでいく・・・
同時に、大きな鏡に旧市街地の様子が映し出される・・・
アポロン
「ヘスティア!!ベルきゅんとの別れは済ませて来たのかい!!」
ロキ
「阿保は黙ってろや!!」
アストレア
「クズは失せなさい」
ヘスティア
「そのムカつく顔をボク達の前に見せるんじゃない!!」
フレイヤ
「失せなさい」
ヘスティア達に一蹴されて、顔を真っ赤にしたアポロンは自分が据わっていた場所に戻っていった・・・
豊穣の女主人・・・
アイズ
「ヘスティア・ファミリアに50万ヴァリスを賭ける」
ティオナ
「ヘスティア・ファミリアに10万ヴァリスをベットだ!」
リヴェリア
「ヘスティア・ファミリアに100万ヴァリスを賭けるぞ」
ナァーザ
「ヘスティア・ファミリアに30万ヴァリス賭ける」
ディーラー
「おいおい、アポロン・ファミリアに賭けとくのが無難だぜ?」
アイズ
「大丈夫」
ティオナ
「このままで問題無し!」
リヴェリア
「問題無い」
ナァーザ
「勝てば、ぼろ儲け出来るから問題無い」
ディーラー
「分かった分かった」
「負けても文句無しだからな」
アイズ達は、賭け事に参加していた・・・
旧市街地・・・
ヒュアキントス
「拠点の守りを固めろ!!」
「一匹たりともゴミ共を通すな!!」
カサンドラ
「あぁ・・・聖なる炎が全てを焼き尽くす・・・」
ダフネ
「普段は、アンタの予言なんて当てにしないけど・・・今日だけは信じたいね」
「このクソみたいなファミリアから抜け出すためにね」
カサンドラ
「ダフネちゃん・・・私の近くに居れば大丈夫だと思う・・・」
ダフネ
「なら、アンタの予言を当てにさせて貰うから」
ベル
「そろそろ時間になるのかな」
命
「ベル殿、毒を撒くと言っていましたが・・・」
ベル
「命さんは風向きに気を付けてください」
「なるべく、口を布で覆っていてください」
命
「分かりました」
ゴ~ン!!ゴ~ン!!ゴ~ン!!
ベル
「さて、始めようか・・・本当の蹂躙をね」
「卍解・・・金色疋殺地蔵・・・天鎖斬月!!」
2本の斬魄刀を卍解状態にして、巨大な芋虫の様な金色疋殺地蔵が出現して口から黄色い毒霧を吐き出す・・・
同時に、月牙天衝を放って旧市街地の邪魔になる建物を全て破壊していく・・・
命
「ベル殿!!魔石を砕きます!!」
ベル
「風向きに注意してお願いします」
命は、バックから緑色の魔石を取り出して地面に叩きつけて砕く・・・
この魔石は、通常より魔力を溜め込む事が出来る魔鉱石にアイズにお願いして風魔法を籠めて貰った特別な魔石だ
魔石を破壊すると、強力な突風が吹き荒れて毒霧を敵の陣地まで運んでいく・・・
リリ
「ベル様が毒の散布を始めましたね・・・」
「では、リリもお仕事を始めさせていただきます」
リリは、瞬歩を使いながら敵陣値を掛け巡って混乱させる・・・・
アルフィア
「邪魔は壁は破壊するか・・・福音」
アルフィアは、邪魔な壁を破壊して風通しを良くする・・・
カサンドラ
「ダフネちゃん・・・口をふさいで」
ダフネ
「何・・・アレ」
カサンドラ
「・・・予言では何も出なかったけど・・・危ないと思うから・・・」
ダフネ
「ハンカチで口を塞いどくよ」
アポロン・ファミリアの団員達・・・
「がっ!!体が痺れて!!」
「何だこれ!?」
「体が・・・動かねぇ!!」
「あのデカイ芋虫から・・・」
ヒュアキントス
「ヒーラー!!急いで回復しろ!!」
「動ける奴は攻撃している奴を探せ!!」
ベル
「麻痺毒が行き渡ったかな~」
命
「・・・恐ろしいですね」
ベル
「今回は、麻痺毒ですが・・・普通に致死性の毒も作れるので気を付けてくださいね」
命
「・・・ベル殿を怒らせない様に気を付けます」
ベル
「次のステップに進めようかな」
「卍解!!大紅蓮氷輪丸!!」
氷の龍を模した翼がベルの背中に生えて、強力な冷気で周囲を凍らせていく・・・
命
「氷の龍が・・・」
ベル
「命さん、ボクは一帯を全て凍らせるので、合図をするまでは動かないで下さいね」
命
「分かりました」
ベルは、周囲の建物を全て凍らせていく・・・
ヘスティア
「ほえ~、ベル君はチート過ぎるねぇ」
アストレア
「流石ベルだわ♪」
フレイヤ
「・・・ベルを伴侶にしたいって言ったら怒られるかしら」
ロキ
「普通に怒られるやろ」
ミアハ
「強いね、ベルは」
デメテル
「自由に氷を操れるのね~」
ヘファイストス
「何よ・・・あの刀は」
ゴブニュ
「規格外の刀じゃな」
アポロン
「ヘスティア!!あれは反則では無いのか!!」
ヘスティア
「戯言は辞めて貰えないかな」
「ベル君は、反則行為に該当する事なんて一切していないよ」
「ウラノスにも確認して貰っているから不正は無いよ」
アポロン
「あんな事が許される訳が無いだろ!!」
ロキ
「五月蠅い奴やな~」
アストレア
「コレが現実なのよ」
デメテル
「流石ベルだわ~♪」
フレイヤ
「調子に乗った愚か者を懲らしめるには丁度良いんじゃないかしら」
ミアハ
「現実を受け止めるべきだね」
アルテミス
「馬鹿は死んでも治らないというからな」
ヘスティア
「アルテミス、何時から居たんだい?」
アルテミス
「今さっきよ♪」
「将来の伴侶であるベルの雄姿を見届けないとね♪」
フレイヤ
「ちょっと、どういう事かしら?」
アルテミス
「ベルに求婚した・・・それだけの事だ」
フレイヤ
「アルテミスに先を越されるなんて・・・」
アポロン
「こんな・・・こんな事が有ってたまるか・・・」
リリ
「芽吹け!八重桜!!」
アポロン・ファミリアの団員
「グァアア!!」
「あの餓鬼を捕らえろ!!」
「死ななければ問題無い!!」
リリ
「貴方達のレベルでは、リリを捕らえる事は出来ませんよ」
リリは、始解と瞬歩を使いながら有象無象を蹴散らしていく・・・
アルフィア
「雑音共が・・・目障りだ」
アルフィアは、詠唱すら面倒になって来たので指パッチンで魔法を使いながら有象無象を吹き飛ばしていく・・・
卯ノ花烈
「良い感じにベル達が圧倒していますね」
松本乱菊
「そりゃ、ベルに敵う冒険者なんて居ないでしょ~」
四楓院夜一
「リリも規格外に片足を突っ込んでおるからな」
狛村左陣
「こうして、弟子の活躍を見るのは不思議な感じがするな」
卯ノ花烈
「それだけ、時間が経ったと言う事ですね」
ベル
「命さん、敵陣に進みましょう」
命
「はい!」
周辺の障害物を全て凍らせた後は、一旦卍解を解除して、命を背負って敵陣に突っ込んでいく・・・
アポロン・ファミリアの陣地・・・
ヒュアキントス
「有り得ん・・・我々は、アポロン・ファミリアだぞ!」
ベル
「随分とプライドが高いことで」
命
「ベル殿、アレがアポロン・ファミリアの団長のヒュアキントスです」
ベル
「・・・性格が悪そうな顔してるからスグに分かるね」
ヒュアキントス
「貴様~!!!」
ベル
「五月蠅いなぁ」
アルフィア
「全くだな」
リリ
「耳が腐りそうです」
命
「辛辣ですね・・・」
ヒュアキントス
「私はレベル3の冒険者だぞ!」
ベル
「そうですか・・・・その割には弱いですね」
「日頃から、慢心して胡坐かいて腐った人生を送ってたんですね~」
リリ
「あんな変態で救いようの無いゴミ主神を敬愛している時点で終わっていますね」
アルフィア
「主神がアレだからな・・・眷属も似たか寄ったかだ」
命
「・・・ベル殿、随分と怒っているようですが」
ベル
「良いの良いの」
「怒った所で強くならないから」
ヒュアキントス
「アポロン様を侮辱するか!!!」
ベル
「侮辱と言うか・・・事実ですし」
ヒュアキントス
「貴様だけは私が直々に殺してやる!!」
ベル
「・・・縛道の六十一・六杖光牢」
霊圧の帯がヒュアキントスを拘束して、動けなくする・・・
ヒュアキントス
「何だコレは!?」
ベル
「ボク、五月蠅い人が嫌いなんで・・・終わらせますね♪」
「万象一切灰燼と為せ・・・流刃若火!!」
聖なる炎を彷彿とさせる凄まじい炎が全てを飲み込んでいく・・・
ヒュアキントス
「貴様!!アポロン様の太陽の力を使うとは何事だ!!」
ベル
「うるせぇ!!!松明!!」
流刃若火の一太刀でヒュアキントスをぶっ飛ばして戦争遊戯を終わらせる・・・
リリ
「・・・黒コゲになりかけていますが生きていますね」
アルフィア
「コレで終わりか・・・つまらん」
命
「ベル殿達が可笑しいんですよ?」
ベル
「まぁ、人外に片足突っ込んでるし・・・仕方ないよね♪」
ゴ~ン!!ゴ~ン!!ゴ~ン!!
命
「終わったようですね」
ベル
「はぁ、不完全燃焼だよ」
リリ
「もっと暴れても良かったのですが・・・」
アルフィア
「この一帯を瓦礫の山にしても良いんだぞ」
命
「戦争遊戯は終わったんですし、ヘスティア様の元に戻りましょう」
ベル達は、オラリオに向けて移動を始めた・・・
カサンドラ
「終わったね・・・」
ダフネ
「ずっと移動してたけど、このファミリアの呪縛から解放されるんだ」
カサンドラ
「ダフネちゃん・・・これからどうするの?」
ダフネ
「まだ何も考えて無いけど、アポロン・ファミリアより良い所は有るだろうから改宗するつもり」
カサンドラ
「そうなんだ・・・」
ダフネ
「一緒に来る?」
カサンドラ
「え?」
ダフネ
「アンタの面倒を見てあげるって言ってるの!」
カサンドラ
「・・・うん」
カサンドラとダフネは、旧市街地から離脱した・・・
バベルの塔・・・
ウラノス
「今回の戦争遊戯は、ヘスティア・ファミリアの勝利とする」
アポロン
「馬鹿な~!!!!」
ヘスティア
「流石だぜベル君!!」
アストレア
「やっぱりベルは最強ね♪」
ロキ
「アイズたん達が結果を見て、興奮してるやろうな~」
「オマケに、ぼろ儲けさせて貰ったで~」
フレイヤ
「やっぱり、ベルは素敵だわ・・・」
アルテミス
「ベルは渡さないぞ」
ミアハ
「ベルは、誰の物でも無いからね」
ヘスティア
「さて、アポロン~!!!」
アポロン
「ヒィ!!」
ヘスティア
「ボクからの要求は何も決めて無かったね~」
アポロン
「ヘスティアの眷属があまりにも可愛くて魔が差しただけなんだ!!」
ヘスティア
「だ!ま!れ!」
「ボクからの要求はアポロン・ファミリアの即解体!!」
「全財産は没収!!今まで他所のファミリアから無理やり改宗させて眷属を解放!!」
「オラリオからの永久追放!!二度とその不愉快な顔を見せるな~!!」
アポロン
「ギャアアア!!」
ヘスティア
「その前に、ボクからのプレゼントだよ!!」
ヘスティアが合図すると・・・眉間に青筋をバリバリに出してブチ切れてるヘラが入って来た・・・
ヘラ
「おい、この腐れ外道」
「良くも私の可愛いベルに下劣な視線を向けてくれたわね」
アポロン
「何故オラリオから追放されたヘラがココに居るんだ~!!!」
ヘラ
「五月蠅い!!ベルに手を出そうとした時点で重罪なのよ!!」
アポロン
「へぶっ!!」
ヘラは、アポロンにグーパンチをお見舞いして吹っ飛ばした後、馬乗りになって徹底的にボコボコにしていく・・・
ゼウス
「相変わらず遠慮が無いのぉ~」
ロキ
「怒らしたら一番怖いで」
アストレア
「良い薬になるんじゃない?」
フレイヤ
「謝って、許して貰えて良かったわ・・・」
アルテミス
「強い女性だな」
ヘスティア
「良いぞ~!!もっとやれ~!!」
ミアハ
「元々、酷い顔だったけど更に酷い顔になっているね」
デメテル
「今までの悪事のツケが回って来たのね」
アポロン
「もう・・・もう止めて・・・」
ヘラ
「お前に発言権なんて無いのよ!!」
アポロン
「ギャアアアア!!」
それから、顔面がボコボコになってアポロンかの判別がギリギリ出来る状態で公開処刑は終わった・・・
ウラノス
「では、ヘスティアの要求を全てアポロンに飲ませる方向で刑を執行しよう」
ヘスティア
「さて、ベル君達を迎えに行かないとね!」
アストレア
「今日はお祝いね~♪」
ロキ
「今日は、ぼろ儲けさせて貰ったから奢るで~」
フレイヤ
「盛大にお祝いね」
デメテル
「私もお邪魔しようかしら~♪」
ミアハ
「ベルを祝わないとね」
アルテミス
「何かプレゼントを用意した方が良いだろうか・・・」
ヘラ
「散々ボコボコに出来たからスッキリしたわ」
ゼウス
「・・・ご愁傷様じゃ」
豊穣の女主人
ディーラー
「クソッ!!!ヘスティア・ファミリアに賭けた奴の勝ちだ!!」
「配当金を持って行け!!」
アイズ
「大儲け」
ティオナ
「ぼろ儲けだ!!」
リヴェリア
「当分は貯蓄を気にしなくても良さそうだな」
ナァーザ
「大儲けでファミリアの赤字が解消」
ミア
「アンタら!!賭けに勝とうが負けようが美味い料理を食って酒を飲んで金を落としていきな!!」
賭けの結果は、アイズ達のぼろ儲けだった・・・
ヘスティア達が戻ってくる前に、ベル達が先にホームに戻ると・・・
アリア
「ベル君!!」
ベル
「おわっ!!」
アリア
「もう最高に格好良かったわ・・・」
「私の騎士君は本当に格好良くて素敵よ」
アリアは、興奮した様子でベルをギュッと抱きしめる・・・
ベル
「アリアさん、苦しいです・・・」
アリア
「あ、ごめんね」
「その、お祝いになるか分からないけど・・・私からのプレゼントよ♪」
アリアは、ベルに優しくキスをしてきた・・・
アルフィア
「何をしている!!」
リリ
「コレは・・・この後、大変な事になるでしょうね」
アリア
「私はベル君の事を愛してるんだから問題無いわ!」
ベル
「あわわ・・・」
命
「英雄は色を好むと言いますが・・・流石ベル殿ですね」
アリーゼ
「大変よ!!私達もベルにキスすべきじゃないかしら!!」
輝夜
「流石に駄目だと思うが・・・」
ライラ
「アストレア様に見られなきゃ良いんじゃねえか?」
リュー
「・・・ベル!私はベルの事が1人の男性として好きだ!」
ベル
「えぇ!?」
アイズ
「ズルい・・・私もベルのこと好き」
ティオナ
「私もベル君の事が大好きだもん!!」
リヴェリア
「・・・確かにベルは優良物件だな・・・年が離れていても大丈夫か」
アルフィア
「年増は引っ込んでろ!!事態をややこしくするな!!」
リリ
「アリア様はベル様から一度離れましょう」
アリア
「無理よ!この溢れる気持ちを抑えきれないの!」
「多少の歳の差なんて些細な問題よ!」
アルフィア
「お前は風の大精霊だろうが!!」
アリア
「今は普通の主婦よ!」
アルフィア
「実年齢は幾つなんだ!!」
アリア
「1000歳は超えてるわ!!」
アルフィア
「年増以上のババアじゃないか!!
アリア
「ババアじゃないわ!!こんなにも若々しい見た目をしているじゃない!!」
リヴェリア
「大精霊なんだから容姿は変わらないだろ・・・」
アイズ
「お母さんは美魔女?」
ティオナ
「流石に1000歳は美魔女の領域を遥かに超えてると思うよ・・・」
そんな事を話していると、ヘスティア達が戻って来た・・・
ヘスティア
「ベル君!!大活躍だったじゃないか!!」
アストレア
「みんなでご飯を食べに行きましょう」
ロキ
「みんなで何話してるんや?」
アイズ
「お母さんがベルとキスした」
アルテミス
「ほぉ・・・」
フレイヤ
「へぇ~・・・」
デメテル
「何だか怖い顔した女神様が居るから、私達は先にご飯を食べに行きましょうか」
ミアハ
「・・・ベル、早い内に心に決めた女性を見つけなさい」
ベル
「ミアハ様のご忠告・・・肝に銘じておきます」
ヘスティア
「ベル君、後でお話をしようじゃないか」
アストレア
「そうね・・・アリアさんも交えてお話が必要ね」
ベル
「ボクは何も悪くないのに・・・」
その後、烈たちが戻って来たので・・・食事をしながら、真面目な家族会議を行ったのでした・・・
三日後・・・主神アポロンとごく一部の眷属達が全ての財産を没収されて、恩恵も封じられてオラリオを完全に追放されたのでした・・・