剣士ベルの冒険譚   作:暁海斗

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近況報告

 

 

 

 

 

 

 

ハリベルは、最近オラリオで起こった事を事細かに手紙に書いて、とある場所宛に送った・・・

 

 

 

 

とある場所・・・

 

 

雛森桃

「シロちゃん!!ベル君が結婚するんだって!!」

 

日番谷冬獅郎

「・・・ベルが結婚だと?」

 

「アイツは、今は幾つになったんだ?」

 

朽木ルキア

「ふむ・・・助け出した少女と結婚をするそうだ」

 

黒崎一護

「良いじゃねえか」

 

「俺達から、何か結婚祝いを送ってやろうぜ」

 

井上織姫

「ベル君も結婚か~♪」

 

「一護君、子供が生まれるとか書いてある?」

 

黒崎一護

「まだ正式に結婚した訳じゃ無いみたいだぜ」

 

「お見合いをして、結婚に向けてお互いに意識し始めてる段階みたいだな」

 

井上織姫

「婚約って感じだね♪」

 

「きっと初々しいんだろうな~♪」

 

朽木ルキア

「ベルが結婚とは・・・時間が流れるのは早いな」

 

砕蜂

「オラリオには、狛村隊長が在住している筈だが・・・」

 

黒崎一護

「オラリオには、卯ノ花隊長と乱菊さんと夜一さんが居るみたいだぜ」

 

「手紙に事細かに書かれてるぜ・・・ハリベルの几帳面さが前面に出てるな」

 

砕蜂

「あの人は何をしてる!!」

 

「オラリオに行って、連れ戻してくる」

 

井上織姫

「まぁまぁ。夜一さんは変な事をしてるわけじゃ無いみたいだし大目に見てあげて」

 

砕蜂

「あの人は、何かと面白そうだと言って余計な事をする!!」

 

「ベルが大変な目に逢う前に連れ戻す」

 

雛森桃

「でも、手紙だとベル君の事を見守ってるって書いてあるよ」

 

「逆に、乱菊さんがベル君にイタズラしてるって書いてある」

 

日番谷冬獅郎

「良し、松本を連れ戻しに行くぞ」

 

黒崎一護

「落ち着けって。卯ノ花隊長が一緒に居るんだぜ?」

 

「そうそう変なことは出来ねえって」

 

井上織姫

「過去にベル君にしたエッチな問題行動がバレてお仕置きされたって書いてあるよ」

 

日番谷冬獅郎

「あの馬鹿・・・」

 

黒崎一護

「十刃の連中には見せられねえな」

 

雛森桃

「私達だけの秘密だね」

 

グリムジョー

「何読んでやがんだ?」

 

黒崎一護

「何でもねえよ」

 

ネリエル

「一護、嘘をつくと目頭が少しピクッて動く癖が有る」

 

黒崎一護

「・・・織姫、俺って本当に癖が出てるのか?」

 

井上織姫

「・・・分かりにくいけど、ほんの少し動いてるかな?」

 

グリムジョー

「ちと貸しな!」

 

ネリエル

「何々・・・ベルが結婚!?」

 

グリムジョー

「あの泣き虫坊主が結婚だぁ?」

 

日番谷冬獅郎

「ベルは、泣き虫じゃないだろうが」

 

雛森桃

「常に諦めずに頑張ってたから、泣き虫じゃないよね」

 

ネリエル

「泣き虫だったのは生まれたばかりのグリムジョーだから」

 

黒崎一護

「ネリエル、詳しく教えてくれ」

 

ネリエル

「よくノイトラに苛められて泣いてたんだよ」

 

黒崎一護

「・・・ぶふっ!!」

 

グリムジョー

「テメェ・・・いい度胸してやがるじゃねえか!!」

 

「表に出やがれ!!ぶっ倒してやるぜ!!」

 

 

カンッ!!!

 

 

山本元柳斎重國

「この場での不要な戦いは禁じている筈じゃ・・・」

 

「契約を破るのであれば・・・全てを消し炭にされても良いと意思表示したと解釈するぞ」

 

黒崎一護

「俺じゃなくて、グリムジョーがケンカを売って来たんだぜ!」

 

グリムジョー

「テメェ!!」

 

山本元柳斎重國

「・・・二度は無いぞ」

 

日番谷冬獅郎

「大隊長、どうか穏便に」

 

砕蜂

「この馬鹿を追い出すので手打ちとしていただきたい」

 

朽木ルキア

「この阿保を追い出しますのでご容赦を」

 

グリムジョー

「誰が馬鹿だと!?」

 

井上織姫

「三天結盾!!」

 

グリムジョー

「クソが!!」

 

黒崎一護

「おい、邪魔だから出てけ」

 

ネリエル

「一護、私が連れて行くから」

 

黒崎一護

「頼む」

 

グリムショー

「離しやがれ!!」

 

ネリエル

「あぁ?私より格下の癖に口答えするとか・・・殺されたいの?」

 

黒崎一護

「ネリエル、怖い顔が出てるぞ~」

 

ネリエル

「一護には怖い顔しないから安心してね~♪」

 

 

騒ぐグリムショーをネリエルが引きずって連れて行った・・・

 

 

雛森桃

「シロちゃん、ベル君へのお祝いとかは何が良いと思う?」

 

日番谷冬獅郎

「無難に日用雑貨が良いだろう。腐る事も無いし、ストックする事も出来る」

 

井上織姫

「なら、タオルが良いかな」

 

砕蜂

「洋服は好みが分かれるからな・・・タオルが無難だろう」

 

黒崎一護

「卯ノ花隊長は、ベルに羽織を贈ったらしいぜ」

 

日番谷冬獅郎

「何の羽織だ?」

 

井上織姫

「えっとね・・・四番隊の隊章がデザインされた羽織だって♪」

 

「何でも、戦争遊戯の時にベル君が実際に羽織を着て戦ったんだって!」

 

黒崎一護

「結果はどうだって?」

 

雛森桃

「ベル君の圧勝だったみたいです♪」

 

砕蜂

「当然だろう」

 

山本元柳斎重國

「・・・ベルに羽織を贈るのも良いかもしれんな・・・」

 

黒崎一護

「俺は、羽織なんて持ってねぇぞ」

 

井上織姫

「私だって、羽織なんて無いよ!」

 

日番谷冬獅郎

「お前達は、何かアクセサリーでも贈れば良いだろ」

 

「先輩夫婦として、何かしらのアドバイスも書いておけ」

 

井上織姫

「そんな事を急に言われても~♪」

 

黒崎一護

「・・・織姫の髪飾りをイメージしたネックレスを贈るか?」

 

「未来の嫁さんと一緒に着けろって」

 

井上織姫

「それだよ!!一護君は、良い事思いつくんだから♪」

 

雛森桃

「なら、私達の分も何かイメージしたアクセサリーを作ろうよ!」

 

日番谷冬獅郎

「・・・斬魄刀の能力をイメージしたアクセサリーを作ってやれば良いだろう」

 

砕蜂

「私は、スズメバチをイメージすれば良いというのか・・・」

 

雛森桃

「・・・ちょっとスズメバチのアクセサリーは物騒かな?」

 

砕蜂

「そうなると何も作れないんだが・・・」

 

日番谷冬獅郎

「二番隊の隊章をモチーフにして何か作れ」

 

黒崎一護

「俺は、斬月のデザインが入った上着でも贈るか」

 

井上織姫

「私は、さっき一護君が言ったネックレスをセットで贈るとして・・・」

 

「日番谷君は、氷の結晶とかかな?」

 

朽木ルキア

「それだと袖白雪を少し被るな・・・」

 

雛森桃

「私は、梅の花のブローチかな♪」

 

日番谷冬獅郎

「俺は、十番隊の隊章を贈る事にした」

 

朽木ルキア

「では、私は雪の結晶をモチーフにしたブローチを贈ろう」

 

砕蜂

「・・・二番隊の羽織を贈ろう」

 

山本元柳斎重國

「・・・結婚指輪を御廷十三隊の一同名義で贈るとしよう」

 

黒崎一護

「指のサイズとか計ってみないと作れないだろ」

 

雛森桃

「・・・ハリベルさん、ご丁寧にベル君と春姫さんの指のサイズまで書いてある・・・」

 

日番谷冬獅郎

「どれだけ用意周到なんだ・・・」

 

井上織姫

「なら、みんなから結婚指輪を贈るって事で良いかな?」

 

雛森桃

「私は、良いと思います!」

 

日番谷冬獅郎

「個人での贈り物は最低限の節度を守るように伝えておけよ」

 

砕蜂

「総隊長からの伝令であれば守るだろう」

 

黒崎一護

「馬鹿が何人か居るからなぁ・・・」

 

朽木ルキア

「一護、あまり言ってやるな」

 

山本元柳斎重國

「・・・儂の方から全体伝令として伝えよう・・・」

 

 

その後、御廷十三隊の名義でベル達に指輪を贈る事が伝えられた・・・

 

 

数週間後・・・

 

 

日番谷冬獅郎

「無事に贈り物が揃った訳だが・・・」

 

朽木ルキア

「誰がベルに渡しに行くかが問題だが」

 

井上織姫

「はい!私と一護君が行きます!」

 

黒崎一護

「ベルと会うのも久しぶりだしな・・・」

 

雛森桃

「私だってベル君に会いたいのに~!」

 

砕蜂

「あの人を連れて帰るついでに私が行こう」

 

日番谷冬獅郎

「いや、松本を連れ戻すついでに俺が行く」

 

ネリエル

「私が行くよ!」

 

山本元柳斎重國

「・・・公平にジャンケンで決めよ」

 

みんな

「ジャンケン!!ポン!!」

 

 

黒崎一護

「勝ったぜ」

 

ネリエル

「やったぁ!!一護、デートしよ♪」

 

井上織姫

「駄目!!一護君は、私の旦那さんなんだから!!」

 

ネリエル

「織姫、知ってる?この世界には一夫多妻でも大丈夫なんだよ?」

 

井上織姫

「だとしても絶対にダメ!!」

 

日番谷冬獅郎

「お前ら・・・痴話喧嘩は他所でやれ」

 

砕蜂

「争うなら、再度ジャンケンをして公平に決めるとしよう」

 

朽木ルキア

「ネリエルは除外とする」

 

ネリエル

「何で!?」

 

雛森桃

「既婚者の一護君を誑かそうとするからかな~」

 

山本元柳斎重國

「・・・黒崎一護は決定として、もう一人を再度決める」

 

黒崎一護

「面倒だから、ルキアで良いじゃねえか」

 

雛森桃

「それだと不公平だよ!」

 

砕蜂

「だが、一番問題を起こさない人選でもある」

 

日番谷冬獅郎

「適当にくじ引きで良いだろ」

 

雛森桃

「なら、あみだクジを書いちゃうね~」

 

 

適当に、あみだクジを書いてランダムで名前を書いていく・・・

 

 

黒崎一護

「なら、順番に進めていくぜ」

 

 

あみだクジの結果・・・もう一人は、ルキアが選ばれた・・・

 

 

朽木ルキア

「私か・・・ふむ、では明日にオラリオに向けて発つとしよう」

 

井上織姫

「一護君、ベル君によろしくね」

 

砕蜂

「あの人が妙な事をしていたら問答無用で殴って、連れて帰ってこい」

 

日番谷冬獅郎

「ついでに、狛村隊長にも差し入れを持って行け」

 

雛森桃

「ベル君に会いたかったな~」

 

ネリエル

「・・・私だけハブられた・・・」

 

山本元柳斎重國

「瞬歩で移動すれば、1日ほどでオラリオの付く筈じゃ」

 

「ついでにオラリオを管理しているウラノスに会って、儂は息災だと伝えておいて欲しい」

 

黒崎一護

「分かったぜ」

 

朽木ルキア

「狛村隊長には、和菓子を持って行くとしよう」

 

 

オラリオに向かう準備を整えて、一護とルキアは出発した・・・

 

 

 

 

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