ファミリアの主神は、それぞれ何かを司る神様である・・・
馬鹿のロキは、道化・・・
性悪フレイヤは、美貌・・・
ヘファイストスは、火と鍛冶・・・
ド変態の馬鹿のアポロンは、太陽・・・
タケミカズチは、武・・・
ガネーシャは、豊穣・知識・商業・・・
デメテルは、農業・・・
ミアハは、医術・・・
フレイヤと対立しているイシュタルも一応は、美貌・・・
アルテミスは、月・・・
ベル達が所属しているアストレア・ファミリアの主神アストレアが司っているのは・・・正義だ
正義を司るアストレアのファミリアは、オラリオ内の治安維持をする仕事もしている・・・
アストレア
「待ちなさい!!食い逃げは犯罪よ!!」
犯人
「うるせぇ!!」
「俺に追いつけるもんなら追いついてみやがれ!!」
ライラ
「クソッ!!すばしっこい野郎だ!!」
輝夜
「細い路地を自分の庭のように走るな・・・」
「闇派閥の生き残りか」
リュー
「アリーゼ!!この先は、大通りに合流する!」
「そこまで行かれると、追いつけない!!」
アリーゼ
「犯罪行為を見逃すわけにはいかないわ!!」
犯人
「ここまで来れば、こっちのもんだぜ!!」
犯人が大通りに合流した瞬間・・・
ベル
「縛道の一・塞!」
いきなり犯人の手足が拘束されて、ド派手に転んだ・・・
アリーゼ
「捕まえたわよ!!」
犯人
「チクショ~!!!」
「ここまで逃げてきたのによ!!」
ライラ
「諦めろ!」
輝夜
「無銭飲食は重罪だ」
「その罪からは逃げられんぞ」
リュー
「手こずらせてくれる・・・」
アリーゼ
「ベル、助けてくれてありがとう!」
「あれ、ベル~?」
犯人を捕まえるチャンスを作ったベルは、雑貨を詰め込んだ紙袋を抱えてとある場所に向かっている・・・
最近ベルは、卯ノ花お母さんの家の近くの空き家を借りて、1人暮らしを始めた・・・
ベル
「新しいタオル・歯ブラシ・歯磨き粉・調味料を揃えれば問題ないかな~」
アストレア
「ベルは、1人暮らしが出来るくらい家事スキルが完璧なのはビックリしちゃったわ」
ベル
「お母さんが、覚えておいて損は無いと言って教えてくれました」
「まだ、色々と食器が足りないので・・・質素なマグカップですけど・・・紅茶です」
アストレア
「ありがとう♪」
ベルは、買ってきた雑貨を棚に仕舞っていく・・・
アストレア
「ベルは、いつの間に一人暮らしが出来る位のお金を貯めたの?」
ベル
「元々、修行の一環で畑仕事をしてお小遣いを貰っていたので、ずっと貯めていました」
「それに、モンスターの魔石をたくさん集めて、ギルドに買い取って貰いました」
「気づいたら、結構な金額が溜まっていたので、思い切って1人暮らしを始めました」
アストレア
「まぁ、ウチのファミリアは男の子がベルしか居ないから・・・気を遣うでしょ?」
ベル
「ですね」
「お風呂は、近所の銭湯で入れるので前と変わりませんよ」
アストレア
「アリーゼ達は、ココの場所を知ってるの?」
ベル
「ライラさんには教えてありますよ」
「アリーゼさん達には内緒です」
アストレア
「それは何故?」
ベル
「パーティーをやるとか言いそうなので」
アストレア
「アリーゼなら言いそうね」
ベル
「さて、ボクはダンジョンでモンスターの魔石を集めてきますね」
アストレア
「無理はしちゃ駄目よ」
ベル
「分かってますよ」
ベルは、ダンジョンに向かう・・・
アストレア・ファミリアのホーム・・・
アリーゼ
「アストレア様、ベルは帰って来てませんか?」
アストレア
「ベルは、1人暮らしを始めたわ」
アリーゼ
「そんな事は全然聞いていないわ!」
「団長の私に、1人暮らしをする事を教えてくれても良いじゃない!!」
ライラ
「お前の場合、ベルの家に転がり込むだろ」
アリーゼ
「当然よ!!」
「引っ越しパーティーをする必要が有るわ!!」
輝夜
「ベルは、そんな事は望んでいないだろ」
「ベルの穏やかな暮らしを邪魔するな」
リュー
「・・・何故、ホームを出て行ったのですか」
アストレア
「ベルも色々と気を遣うからね」
「お母さんの近くで暮らすのも良いと思って、賛成しました」
「ベルは、基本的に1人でダンジョンに行く事が多くなると思うわ」
「ライラは、ベルの事を気に掛けてあげてね」
ライラ
「分かってるぜ」
アリーゼ
「何で、ライラだけなのよ!!」
輝夜
「何処でも構わず、ベルを弟のように構い倒すアリーゼに疲れたんだろ」
「過度な接触は距離を置かれると言う事だ」
リュー
「・・・私は、まだ殆ど彼と話せていない・・・」
ライラ
「リューは、ベルに嫌われてると思うぜ~」
リュー
「何故だ!?」
輝夜
「初対面で、ベルに辛辣な態度を取っておいて良く言う」
「ベルは、自分から関わりに行く事は無いと言っていたぞ」
ライラ
「堅物エルフは、嫌われるぜ~」
アリーゼ
「リオンは、もう少し表情を豊かにする必要が有ると思うわ!」
リュー
「余計なお世話だ!」
アストレア
「折角、ベルがリューに触れても問題ない事が分かったのに・・・」
「あまり、ベルに辛辣な態度をとるのは良くないわよ」
「もう少し、歩み寄らなきゃね」
リュー
「・・・善処する」
ライラ
「駄目だこりゃ」
アストレア達が話している時、ベルはダンジョンでモンスターの魔石を大量に集めていた・・・
ベル
「キラーアントの上位種を多く倒したから・・・買取金額はちょっと期待出来るかな~」
「今度から、モンスターの上位種と亜種を狙っていこうかな」
この日の魔石の買取価格は、いつもの数倍も高く買い取って貰えたらしい・・・