現代異変解決記   作:鰹ノ烏帽子

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烏帽子です。急に脳内に出てきちゃったので東方欲心録と並行してやっちゃいます。片方が飽きたらもう片方を書く、永久機関の完成だな!と言うやつです。ハイ。


プロローグ

月宮財閥。

日本有数の財閥の1つである。しかしその裏では悪霊、怨霊、妖怪等によって起こる異変を解決するという仕事を行っており、月宮家は代々異変解決を行ってきた一族である。

 

俺、月宮御影(つきみやみかげ)も月宮家の一員である。しかし俺はその中でも末っ子であり出来損ないだ。

除霊や妖怪退治なんてした事ない、能力が暴走しない様にと最低限の修行しかしてこなかった。

そのため俺は修行よりも経営術等を叩き込まれてきた。

 

月宮家では15になるとしなければいけない伝統がある。そして俺は今年で15となる。

その伝統とは――

 

父「御影、お前も今年で15歳だ。よってお前もあの伝統を踏襲しなければならない」

 

影「はい、父上」

 

 目の前でそう話すのは父親であり、現当主の御影洋太郎(みかげようたろう)。隣に居るのは母親の御影陽香(みかげはるか)である。

 

父「我々月宮家の伝統……。15になった時点で会社を設立し除霊師としても自立しなければならない」

 

 そう、俺たち月宮家は社会経験として会社を運営し、除霊師として名を挙げる事で将来月宮財閥を支える存在として成長しなければならない……。

 

父「お前は財閥の当主も興味が無いだろう、正直な話をすると兄2人に姉も居る。お前が当主になる可能性はほぼ無いだろう」

 

 あら辛辣。でも父親は俺の事をよく分かってらっしゃる。当主なんて面倒臭いことはしたくない。

 

父「しかし、伝統は伝統だ。家は既に用意している。お前の学力で行ける範囲の学校も探しておいた」

 

 そして父親は俺に幾つかの資料を手渡す。

 

父「お前の兄姉は確かに天才だ。お前より優れている。だが、お前にも兄姉より優れている所はある筈だ。励めよ」

 

影「?!…………頑張ります」

 

 初めて父親から応援された。微笑んだ所も初めて見たな。さすがに驚いた。

 

母「御影、貴方は可能性に溢れてるわ!離れるのは寂しいけど、頑張ってね!」

 

 母親も応援してくれている。

 ……とりあえずある程度考えは固まってるからあとは実行するだけだ。

 

影「はい、できる限りの事はしてみます。それでは失礼致します」

 

ここから俺の除霊師人生は始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――1年後――

俺は除霊師として1つも仕事をこなしていなかった。

俺は株式会社ルナクリエイティブという映像、動画編集を主な業務とする会社を設立し、それと同時に動画配信者『 ノワール』として活動していた。

会社は基本在宅ワークで済むようにしている為、会社ビルなんてものもないし俺自身動画編集が趣味だったのでかなり楽な仕事だ。

 

 学校に関してはリストの中のひとつをしっかり合格をもぎ取った。

名前は幻想学園、この学園にした理由は主に2つ。

1つは家に近いというだけである。

そしてもう1つの理由は――

 

 ピンポーン

 

影「はいよー」

 

?「約束通り迎えに来たわよ御影」

 

?「御影遅いぞー!」

 

影「別に約束した覚えはさらさら無いぞ」

 

玄関を開けるとそこに居たのは、長い髪を結んだ赤い特徴的なリボンと白い肌が対照的な美人と艶のいい金髪のロングで身長が小さめの美人が立っていた。

 

影「はぁ……何しにきやがった霊夢、魔理沙」

 

こいつらは俺の幼馴染である博麗霊夢と霧雨魔理沙だ。

2人は俺と同じ(?)除霊師としても活動しており、俺が幻想学園に行くことにした理由の1つでもある。

 

霊「何しに来たって一緒に学校に行く為に迎えに来たに決まってるじゃないの」

 

影「…………今日休む」

 

魔「嘘つけ!入学式早々休むやつがいるか!」

 

この2人は俺の家柄関係なく接してくれる数少ない、本当に数少ない友人である。だから俺はこの2人の言う事は基本的に聞くようにしている。

 

影「…………着替えるから待ってくれ、すぐ終わる」

 

霊「あんたそんなこと言って着替え中に二度寝してたの忘れてないからね」

 

影「2年前の話をまだ引きずるかお前は!」

 

霊「魔理沙、私達の手で着替えさせるわよ」

 

魔「ガッテン承知だぜ!!」

 

影「承知してんじゃねえぇぇぇぇえぇぇ!」

 

……とまぁ俺の騒がしい学園生活が始まった。

 




東方Projectのキャラクターさん達は登場人物として出演して頂きます。舞台は勿論現代日本でごぜぇます。
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