やる事やったらYouTubeもいいなと思ってる烏帽子です。
2人を家まで送り届けた後、俺はリビングのソファに飛び込んだ。
影「にしてもえぐい量集まってきたな……」
幻想学園は所謂マンモス校というものだ。2年次からは勉強、スポーツ、芸能、経営などそれぞれの分野に集中して学ぶことができる。それもあってか幻想学園には沢山の人間が集まる。一般生徒からどっかのご令嬢までな。
影「能力を使わないといけないほど人が集まるとはな……今日は入学式だったからマシだったけど先輩とか来たらどーなんだマジで」
能力、細かく言うと霊術と言うのが正しい。
自身の霊力を用いて生まれ持った術を使う、というものだ。ちなみに俺の霊術は
名前の通り影を操る。
除霊師の家系は生まれたと同時に霊術の確認も行うからな。だからこそ『 御影』と名付けられたのだろう。
と、脳内の誰かさん達に説明しながら会社の仕事を終わらせる。映像を作る、というのはやはり楽しい。
俺のモットーは『 好きな事で金を稼ぐ』だからな。
除霊師よりも天職かもしれない。
3時間程作業をして今日のノルマを終わらせる。
気付けばもう夕飯時となっていた。
影「ん〜…………ふぅ、飯でも作っか」
今日は面倒なので適当に作る。
作ったのはレンチン米で卵とハムのチャーハンとサラダチキンで作った棒棒鶏。ちなみに俺はゴマだれが好きじゃないので棒棒鶏には焼肉のタレをかける。俺の他にも居るのかな、霊夢には意味わからんって言われたけど。
1人分なのでササッと食べて、皿を洗い、風呂を終わらせて部屋に戻る。
影「さて、いつもの始めますか」
俺はゲーミングPCと向き合い、準備を始める。
ノ「あー……これ声入ってるかな?」
『 入ってるよー』『 入ってます!!』
ノ「おーけー。おばんです皆さん。ノワールでーい」
俺が始めたのは動画配信だ。最初は趣味で始めたものだが今となってはこれで食って行けるほどの金は入ってくるようになった。
『 おばんです!』『 おばんです』『 初見です、初めまして!』
ノ「ん、初見さんいらっしゃい。さて、今日はユアズクラフトの裏作業配信と行こうかな」
俺が最近、というかずっとハマってるユアズクラフト。
配信と別で動画を投稿していたりする。俺の趣味の1つである。
ノ「今日は入学式だったんだけどさぁ……早速ぼっちほぼ確っすよ皆さん。幼馴染以外誰も話しかけて来ねぇの」
『 幼馴染いるだけいいだろ!』『 高望みするな!』
『 俺たちを置いていかないでくれ』
ノ「置いて行かんわい。その幼馴染も他の生徒に超人気なんだ。結局ぼっちだよ俺は」
雑談しながらゲーム作業を続ける。
幽霊部員『 でも、幼馴染さんはノワさんのことを大切に思っていると思いますよ!』
赤ワイン『 ノワ君には私達が居るんだし、気にしなくていーでしょ』
ノ「幽霊部員さん、赤ワインさん…………くぅー!俺は良いリスナーを持ったよほんと!」
俺を慰めてくれたのは古参の中の古参である幽霊部員さんと赤ワインさんだ。性別は分からないが俺にとっての大切なリスナーだ。慰めてくれるし肯定してくれるし、まじで愛してる。
――数時間後――
ノ「おおっと、もうこんな時間か。明日も学校あるし、今日はここら辺にしとくわ。明日動画投稿できるから確認よろしゅう」
『 楽しみにしてます!』『 無理しすぎじゃないですか?』『 たまには休めば?』
むっちゃ心配のコメントが来る。まぁ動画投稿始めてからほぼ毎日投稿してるからな、無理もないだろう。
ノ「無理だったらはなからやってないから大丈夫。それじゃお疲れさん」
『 お疲れ様でした(*^^*)』『 おつー』『 お疲れー』
配信を止め、俺はベットへと潜り込む。
影「毎日充実してんな……。彼女はいないし友達も少ないがリア充だなこれは」
除霊なんかせず、このまま毎日が過ごせますように。
そう願いながら俺は眠りについた。
――しかし除霊師の家系という1種の呪いは、運命は、それを許してはくれなかった――
皆さんは棒棒鶏には( ~・ω・)~ゴマダレ~派でしょうか、焼肉のタレ派でしょうか。僕は焼肉のタレ派です。美味しい。
にしても幽霊部員さんに赤ワインさん。誰なんでしょうね?(もっといい隠し方しようと思ったけど特に思いつきませんでした)
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感想は禿げみになります。