現代異変解決記   作:鰹ノ烏帽子

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幻想学園の不思議

「…………そろそろ時間かな。次回分の予習もしてくるように」

 

キーンコーンカーンコーン

――昼休み――

 

幻想学園に入学して1週間。俺は相も変わらずぼっちライフを送っていた。

そして俺が危惧していた自体も起こった。

 

イケメンッ「博麗さんは居るかな?」

 

ドウキュウセイ「あれイケメンで有名な2年の鷹司翼(たかつかさつばさ)先輩じゃね?!」

 

鷹司か。かなり高貴な家系だな。身分の高い家の血筋は霊力が高く除霊師である事が多いが……こいつは霊力はそこそこに高いけど除霊師なのかまではわかんねぇな。

 

霊「私が博麗だけど……何か用ですか?」

 

鷹「噂通りの美人だな!やはり君は僕の女になるに相応しい!」

 

はぁ?こいつぶっ飛んでやがる。初対面の女性に対して『 俺の女にしてやる!』とか頭おかしいんじゃねぇの。

 

霊「はぁ……悪いけどタイプじゃないので」

 

鷹「…………まぁ良い。直に君も僕の事が好きになるさ」

 

なんか引っ掛かるが、まぁ今は気にしなくていいか。

通常の学園生活が始まってからというもの、俺が危惧していた通り先輩達まで2人に、というか1年の可愛い娘達を狙いに群がることが増えた。はっきり言って気持ち悪い。

 

霊「あー気持ち悪い。男ってなんでみんなああなのかしらね」

 

魔「私もここ最近絡まれてばっかだぜ……ま!御影の近くに居れば絡まれないから良いんだけどな!」

 

影「それもある意味お前らのせいだけどな」

 

飯は基本的に3人で食べている。周りからの視線は痛いが便所飯をしなくて済むのでありがたい。

 

?「あ、あの……」

 

いつも通りの昼飯かと思いきや突然話しかけられる。

 

霊「あら、妖夢じゃない?どうしたの」

 

妖「私もお昼ご飯一緒に食べてもいいかな?」

 

魔「勿論だぜ!ほら、隣来いよ!」

 

そうして魔理沙の隣に座ったの美しいボブカットの銀の髪に黒のカチューシャを付けた美少女であり、同じクラスの魂魄妖夢さんだ。

 

影「はじめまして、月宮御影です」

 

妖「?! …………魂魄妖夢です……」

 

なんか凄い驚かれたぞ、初対面なのに。

 

霊「御影、実は妖夢も同業者なのよ」

 

御影「へ?…………確かに霊力が強いな」

 

油断してたってのもあるが魂魄さん、霊力を隠すのが上手い。相当鍛錬してるな、俺たちと違って。」

 

妖「そ、それ程でも……///」

 

御影「ん?声に出てたか」

 

霊「俺たちってあんたと一緒にしないでよ!」

 

魔「御影が1番修行さぼってるだろ、現在進行形で」

 

影「なんとも言えないなそれは」

 

霊夢は博麗神社の次期当主かつ未来の最高傑作とまで呼ばれている天才肌、とは言っても昔見てたけどかなり厳しい鍛錬を積んでた努力家だ。

魔理沙に関しては元々一般家庭の生まれであるにも関わらず、俺や霊夢と同じが良いと言って独学と自主練、そして海外で使われる魔法という方法を確立して除霊を行う誰よりもぶっ飛んだやつだ。

 

対して俺は最低限の修行と努力しかしてないからな。

なんとも言えんわこりゃ。

 

お手上げ状態でいると妖夢が話を振ってくる。

 

妖「そう言えば知ってますか?この学園の怪異について」

 

魔「怪異?!」

 

魔理沙が妖夢の話に興味津々といった様子で食いつく。

 

妖「はい、何でも夜な夜な校内中を人のような()()が沢山彷徨き回っているようですよ。この前なんかは3年生の椅子が全部体育館に置いてあったらしいですよ、誰も動かしてないのに」

 

魔「うぉぉ!それは異変に違いない!調査しよう、今すぐに!」

 

霊「嫌よ、お金にならないし」

 

影「面倒」

 

魔「冷たいぞお前ら!」

 

怪異なんざ関わらないって決めてるんだ、わざわざ首突っ込む訳ないだろ。と不動を決めていたのだが……

 

妖「学園の上層部は依頼として除霊師に頼もうとしてるらしいですよ?学園長に直談判すれば報酬も貰えるかも「直ぐに行きましょう!」……相変わらずですね、御影さんはどうしますか?」

 

影「えぇ……やだよ、てか妖夢は何処からその情報を仕入れたんだ」

 

妖「私の知り合いの先輩に情報屋の様な方が居るんです。勿論普通の事だけじゃなくて霊に関することも」

 

つまり同業者というわけか。それを知ったところで接触することもないが「御影……」 ?!

 

魔「みかげぇ…………一緒に来てくれないのか……?」

 

ぬうぅ?!魔理沙の上目遣いうるうるフェイスだと?!

昔っから魔理沙のこの表情には弱いんだ……幼馴染とはいえ可愛すぎるから。

 

クラスメイトッ「?! おい、あの魔理沙さん可愛すぎないか?!」

 

クラスメイトッ「魔理沙ちゃん、可愛いわ!何があったのかしら」

 

クラスメイトッ「まさかあの男が泣かせた?……殺す」

 

だよなお前ら!! 可愛いよな!俺がキモイんじゃなくて良かった。後殺意を向けないでくれ怖いから。

 

影「ぬぅ〜、わーったよ!ついて行ってやるよ!」

 

魔「ほんとか?!やったぁ〜!」

 

上目遣いをやめた魔理沙は神々しい程の笑顔を見せる。

 

霊「あんた昔から魔理沙のあれに弱いわよね」

 

影「わざとだったらまだ耐えれるんだ。天然物だから勝てないんだ」

 

霊「……まぁアレが破壊兵器であるのは認めるわ」

 

色々あったものの幻想学園の異変の調査をすることが決まり、放課後俺たちは学園長の部屋へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ?「フフフッ、()()()()()のショーはまだ始まったばかりよ?」

 

悪意は静かに牙を剥く。

 

 

 

 

 

 

 




順調に両方の話を進めております。弱点としては主人公の名前がごっちゃになりかけます。

誤字脱字、矛盾等報告して下さると嬉しいです。
感想は禿げみになります。
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