現代異変解決記   作:鰹ノ烏帽子

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夜の学校

影「――という訳で学園長、学校の異変の依頼を僕の会社に回して頂けないでしょうか」

 

学「いいよん」

 

影「軽っ?!」

 

学「下手なとこ行ったらぼったくられちゃうからね。自分の生徒の方が信頼できるもんさ……ただし」

 

影「?」

 

学園長は真剣な目で俺たちを見る。

 

学「死んだりしたら駄目だよ?それが条件だ」

 

影「そうなる前に逃げますよ」

 

こうして俺たちは異変調査をする許可を得た。

 

 

 ――夜――

影「全員いるかー」

 

霊「遠足かっての……」

 

妖「あ、あはは……」

 

魔「早く行こうぜ!!」

 

夜の学校に行くには騒がしすぎるメンツだ。

呆れてため息をついてから校門を通る。

 

影「……これ俺らに対処出来る範囲なのか?」

 

学校から感じられる霊力が俺らよりも高い。

要するに格上がいるという事だ。

 

霊「能力の相性次第でどうとでもなるわ。それに、何かあったら逃げるんでしょ」

 

影「まあ、そうなんだけどな」

 

特に何事もなく正面の扉に手をかけて中に入った。

周りに広がるのは靴箱の()()()()()

 

影「あ?なんで俺音楽室に居るんだ?」

 

後ろを振り向くと誰も居なかった。

どうやらバラバラにされたらしい。

 

影「空間に干渉できる程の強者?学園全体を自分の『 ナワバリ』にしてるのか……」

 

悪霊や怨霊、妖怪。これからは総じて怪異と呼ぶか。

怪異達の中でも中位以上の奴らは土地の一部を『 ナワバリ』化して自分の霊力を上げる事がある。そこには勿論強い霊力に釣られてきた下級の怪異達もいる。

 

影「とりあえず合流をしなければ……」

 

そう言って音楽室から出ようとすると――

 

?『 ダメダヨ?』

 

影「?!」

 

声のした方へ振り向くと俺の腰ほどの大きさのマイクを持った女の子の人形がふわふわと浮いていた。周りには一回り小さい人形が数体浮いていた。

 

?『 アナタハ、ワタシタチト、ウタウンダヨ?』

 

影「人形とカラオケする趣味は無いもんでな……」

 

俺は戦闘態勢をとる。怪異との実践戦闘は初めてだ。

やるだけやってみるか……早くあいつらに合流しないといけないしな。

 

――霊夢side――

 

職員室にて――

 

?『 ワタシタチト、オシゴトシヨ?』

 

霊「私は強制される仕事が嫌いなのよ……」

 

――魔理沙side――

 

 理科室にて――

 

?『 ワタシタチト、ケンキューシヨ?』

 

魔「悪いな、研究は家で充分だ」

 

――妖夢side――

 

家庭科室にて――

 

?「ワタシタチト、オリョーリシヨ?」

 

妖「お料理は好きですが、今は気分ではありません!」

 

それぞれの場所で戦いの火蓋が切って落とされた。

 

 

 




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