モルゲンレーテでM1アストレイのテスト運転をするアサギ達
以前より動きが滑らかになっていた
下で見ているセナ達
「本当に変わってる・・・凄いわね」
「でしょう?それにアサギさんもマユラさんもジュリさんもセンスありますから、言ったことすぐに覚えてくれて、教え甲斐ありますよ」
「いえいえ、先生の教えが良いんですよ」
「そうですよ。最初は地獄でしたけどね・・・」
遠い目をしながらセナの教訓を思い出すアサギ達
「最初はって・・・アレをよく乗り越えられたよね・・・私は無理よ」
「私もアレは駄目だな・・・アサギもマユラもジュリもパイロットなんだな。知らなかった」
「もう!カガリ様は!」
「私達を何だと思ってるんですか!」
「でも、カガリもフレイも続けたらいけそうだよ?」
「そうかしら?周りと何が違うかも分からないんだけど」
フレイからすれば自分は動くだけで精一杯で正直他の人より上手く出来てる気はしていなかった。その為続けたところでセナ達の様にザフトの兵士相手に戦える様になれるとは思えなかった。
「二人は一応、手足を使うことを意識できてるからね。飛び方とか狙いとかはもっと上手い人はいるけど、動きだとどうしても乗り物感覚の人が多くてね・・・ま、頑張ろうよフレイ」
「なんで私だけなのよ!」
「いや、カガリはここでお別れになるけど、フレイはアークエンジェルに乗るでしょ。なら私がまた教えられるし。今のフレイならいけると思うよ。以前のフレイならともかく」
「以前?」
「うん。前は私やキラにザフト倒してもらおうとしてたけど、今は自分で何かしようとしてるじゃない?だから教えてるのよ。あの艦の中なら才能ある方だし」
「・・・そうね。前はパパの仇を取りたくて、貴女達を利用しようとしてたわね。砂漠であそこまで荒れたセナを見なかったら、モビルスーツの操縦の訓練をして、大変さを知らなかったら、多分そのままの私だったわよ・・・今更だけどごめんね。キラも、ごめん」
フレイが頭を下げる
「フレイ、僕は大丈夫だから・・・」
「うん、今のフレイなら、許せるよ。だからサイと仲直りしなよ。フレイの気持ち、きっと届くから」
「うん・・・ありがとう」
「おーい、キラ!セナ!あとフレイ!修理終わったってさ!戻るぞ!」
「あら、もうか・・・少し寂しくなるね」
「ありがとうね、キラ君、セナさん。貴方達のお陰でここまで進んだわ」
「いえこちらこそ、ストライクとプロトの修理ありがとうございます」
アークエンジェル出港直前にカガリがやって来る
「どうしたの?カガリ?」
「どうしたって・・・別れの挨拶くらいさせろよな。それに、上にお前らの両親来ているからな。姿見してやれよ」
「あ、本当だ!お父さん、お母さん」
自分達の両親に手を振るヘリオポリス組
「ありがとね、カガリ。教えてくれて・・・」
「・・・なぁ、セナは私の事、どう思ってるんだ?今まで自分の事隠してた私の事・・・」
「何よ?私達友達でしょ?カガリが誰でも、どこのお姫様だろうとそこは変わらないでしょ?」
「そっか・・・ああ、そうだな。ありがとな、セナ。元気でな」
「うん、カガリも元気でね」
カガリとセナがハグする
「セナ、お前死ぬなよ。キラも、みんなも」
「大丈夫よ。みんな元気で帰って来るから・・・私が、守るから」
「そこは私達って言ってよね、セナ。僕もいるんだから」
「そうだぞ、前に出る訳じゃないけど、俺達もいるからな」
「もう色々慣れてきたからね、僕達も」
「そうよ、セナ。みんなで生き残ろう」
「うん・・・そうだね」
アークエンジェルがオノゴロ島を出る
領海を出た直後にザラ隊が出撃して来る
「見つけたぞ!足つき!」
「今度こそ落としてやるぜ!」
「行きましょう!」
「作戦はあるの?隊長」
「まずはモビルスーツからだ。どちらか一機を集中して狙う」
ザラ隊が出撃する
「潜んでいた⁉︎網を張られていたのか!」
「艦長!出撃許可を!もう出れます!」
「私もです、ラミアス艦長」
「キラの予想通りってわけだな・・・待機して正解だったな。
そう緊張するな。上空からストライクとプロトの支援だけをやれば良い」
「は、はい」
「トール、気をつけてね」
「分かってるさ」
「行くぞ!落ちるなよ」
煙幕を張るアークエンジェル
スカイグラスパーが2機出撃する
煙幕の中からザラ隊に向けてアグニの射撃が飛んでくる
「何⁉︎」
「こっちの位置が分かるのか⁉︎」
「散開!」
散開するザラ隊
「分かれた!セナ」
「分かってる。まずはバスターからやる!援護お願い」
「了解」
「分かった、任せとけ!」
バスターに向かって飛ぶプロト
「プロトか⁉︎」
「やらせるかよ!」
バスターのガンランチャーとビームライフルの射撃を躱してグランドスラムでグゥルを叩き切るプロト
「クソ!」
「この!よくもディアッカを!」
デュエルのビームライフルとレールガンの射撃を躱してイーゲルシュテルンでグゥルを破壊してアークエンジェルに戻るプロト
「おのれ!」
「バスターとデュエルを落とした」
「分かった。次はブリッツとイージスをやる。気をつけて」
「了解」
「ストライク、エールへの換装スタンバイです」
「プレゼント落とすなよ」
「少佐、どうぞ」
スカイグラスパーに換装されていたエールストライカーを空中で換装するストライク
「アイツ!空中で換装を」
「ニコル、ストライクを頼んだわよ。アスラン、貴方はプロトを」
「分かった」
ビームサーベルで切り掛かるブリッツとストライク
互いのサーベルをシールドで弾く
「くそ・・・」
「今だよ、セナ」
ストライクの後ろから飛びつくプロト
「何⁉︎、このぉ!」
ランサーダートを撃とうとするがスカイグラスパーのミサイルで妨害される
「セナ!」
「トール、ありがとう」
「しまっ」
ブリッツの右腕を切り落としてから蹴り落とし、グゥルを奪うプロト
「うわぁぁぁぁぁ‼︎」
「やったぜ!」
「次があるよ、油断は禁物!」
「そうだった、気をつけるよ」
「ニコル!くそ、セナ!」
「やらせない」
イージスのビームライフルをシールドで受け止めるストライク
「キラ!あれやるよ!」
「セナ、分かった」
プロトのシールドを足場にしてジャンプするストライク
「前やったやつか!だが」
「アスラン!上!」
「何⁉︎」
上からスカイグラスパーの機関銃でグゥルを壊されるイージス
「くそ!」
「行け!セナ!」
「ありがとうございます、フラガ少佐!」
プロトがグランドスラムをイージスに投げる
「そんなもん!」
シールドで弾くが、ストライクにビームサーベルでビームライフルを壊される
「このぉ!」
イージスがスキュラを撃つ
躱わすストライクとグゥルを乗り捨てて爆発させるプロト
爆発でストライクとプロトの姿が見えなくなる
「また煙幕?また同じ手を・・・」
グランドスラムをキャッチしたプロトがイージスに突撃する
「空中なら避けれないだろ!」
スキュラを撃とうとするイージスを上から踏みつけるストライク
「グッ!キラ・・・」
「ソードストライカーを!ここでケリをつける!」
「了解!受け取ってね」
小島に着地するイージスを機関銃で狙うスカイグラスパー
シュベルトゲーベルで切り掛かるストライク
シールドで防ぐがシールドが壊れるイージス
「やめろアスラン!君達の負けだ!もう戦いたくない!」
「何を今更!討てばいいだろ!お前もそう言ったはずだ!」
イージスがビームサーベルで切り掛かるがプロトが上からビームサーベルで奇襲する
「クッ!セナ・・・」
「アスラン!コレに乗って!」
青ゲイツがグゥルを乗り捨ててイージスに向けて飛ばす
「来たわね、青い奴!」
「セナ!今日こそその機体を壊す!」
ビームクローで切り掛かる青ゲイツ
サマーソルトで青ゲイツを蹴り飛ばすプロト
プロトがフェイズシフトダウンする
「キャアァ!」
「やば!エネルギー切れちゃった」
「セナ!直接ぶつかり過ぎだよ!」
小島に上がって来るデュエルとバスター
「アイツ!もうエネルギー切れだぜ」
「貴様もここで終わりだ!」
「セナ!コレ使え!」
スカイグラスパーから予備バッテリーが落とされる
バスターのガンランチャーを空のバッテリーを飛ばして防ぐプロト
「チッ!悪あがきを」
「予備を使わせると思うなよ!」
デュエルがビームサーベルを振るが、ジャンプで回避する
空中で予備バッテリーを背中に付けてフェイズシフト装甲が再びつくプロト
「コイツ!空中で回復しやがった!」
「どうせすぐ切れる!行くぞ!」
「セナ!頭下げろ!」
セナのSEEDが発動する
プロトが頭を下げて後ろからスカイグラスパーのミサイルが飛んでくる
躱わすバスターとデュエルにグランドスラムを投げるプロト
「うお!危な!」
「イザーク!前だ!」
デュエルに上からビームサーベルで切り掛かるプロト
「俺の狙いはお前じゃないんだよ!」
「お前だけは許さない!デュエル‼︎」
デュエルの右腕を切り落とし、レールガンとミサイルポッドをイーゲルシュテルンで破壊するプロト
爆発で吹き飛んだデュエルがフェイズシフトダウンする
「イザーク!」
「トドメだ‼︎」
「うわぁぁぁぁ!」
「やらせない!」
プロトの後ろから機関砲を撃つ青ゲイツ
「エリス、お前・・・」
「イザーク、下がって!」
「またお前か!邪魔するなぁぁぁ‼︎」
青ゲイツの射撃を避けながら近づき腹部に膝蹴りを入れるプロト
「クゥ!」
「オリャァァァァ‼︎」
青ゲイツの両腕を切り落とし、腹部にビームサーベルを突き刺すプロト
「エリス⁉︎」
「おい、エリス!」
コクピット内部で小爆発が起こり、直撃するエリス
「うわぁ‼︎」
コクピット内で気絶するエリス
後ろに倒れて動かなくなる青ゲイツ
「コクピットを外したか、なら」
「やらせるかよ!」
トドメを刺そうとするプロトに体当たりするバスター
その勢いのまま青ゲイツを抱えて逃げる
「イザーク動けるか?エリスを連れて撤退するぞ!」
「ディアッカ、貴様」
「今はエリスの命が優先だ!良いよなアスラン!」
「ああ、お前達は退け!」
「クソ・・・」
半壊した青ゲイツと撤退するバスターとデュエル
「逃しちゃったか・・・」
「セナ!これ以上好きにはさせない!」
「アスラン!」
「お前にも邪魔はさせない!」
イージスがグゥルをストライクに向けて飛ばす
シュベルトゲーベルで切り壊すストライク
両腕からビームサーベルを出してプロトに切り掛かるイージス
「うおぉぉぉぉぉ!」
「その程度で!」
ビームサーベルを振る左腕を右腕で止めて膝蹴りを入れるプロト
体勢が崩れたところにタックルしてイージスを倒れさせるプロト
お互いにフェイズシフトダウンする
落ちていたグランドスラムを拾うプロト
「クッ、ここまでか・・・」
「今度こそ逃さないわよ!」
「エリス!待っ」
「アスラン!下がって!」
ミラージュコロイドで潜伏していたブリッツがランサーダートを左手に持ち、プロトに襲いかかる
「てぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「しまった⁉︎」
「セナ!このぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
ランサーダートの突きを転がりながら躱わすプロト
プロトの後ろでシュベルトゲーベルを振りかぶるストライク
ブリッツの腹部にシュベルトゲーベルが食い込み、コクピットにビーム刃が届く
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
「ニコル⁉︎」
「アスラン・・・逃げ・・・」
(母さん・・・僕の、ピアノ・・・)
ブリッツが爆発する
「やったか!」
「ブリッツ撃破!キラがやりました!」
「おぉ!セナも凄いけど、キラもやるなぁ」
歓喜に沸くアークエンジェル内
「僕が・・・殺した・・・アスランの、仲間を・・・僕が」
「ニコル、そんな・・・ニコルゥゥゥゥゥゥゥゥ‼︎」
「キラ!退こう!深追いの必要はないよ」
「うん・・・」
「な、待て!」
アークエンジェルに帰艦するプロトとストライク
「くそ・・・俺のせいでニコルが・・・すまないニコル・・・すまない・・・」
懺悔するような呟きは、誰にも届かなかった
やはりここはキラとアスランにとって重要な場面なので変えることは出来ませんでした。ニコルファンの人達には、申し訳ありませんが、彼の出番はここで終わりです・・・