それと過激な発言や暴力的な描写、不快に感じる様な描写が多くありますのでご注意下さい。
遠くから戦闘の様子を見るヴェサリウス
「さてとどうしたものかな?既に幕が上がっているとはね」
「エターナルの他に二隻、一つは足つきですが・・・地球軍側は一隻の様ですな」
「ともあれエリスを先に出したのは正解だった。これならまだやり様もある。エリス、聞こえるか?」
ジャッジメントと通信するヴェサリウス
「クルーゼ隊長、どうしましたか?」
「隙を見てサンシャインをあのコロニーに追い込んでくれ。味方も潜伏しているコロニー内では奴のプロミネンスカノンとシールドのビーム砲を封じれる筈だ。私とイザークもそこに向かう」
「なるほど、全員で掛かれば確保も不可能じゃないと・・・ただ、この状況だと難しいですね」
エリスの相手はサンシャインだけでは無かった。フリーダムやジャスティスがサンシャインの味方をしている上に地球軍のカラミティ達も相手にジャッジメント単機でどうにかしないといけないのだった。普通に戦うだけでも大変であるがその上でサンシャインだけを分断させるのは容易では無かった。
「分かっているさ。だが君にしか出来ない。頼んだぞ」
「了解」
「隊長自らですか?」
「ヘルダーリンとホイジンはここを動くなよ。コロニーメンデル・・・上手く立ち回れば色々な事に肩がつく。良いな?」
「はっ」
カラミティのシュラークを回避するジャッジメント
「しかしコロニー内に追い込めって・・・今のセナはともかく周りが厄介ね・・・」
「クソ、速ぇ!」
「なんなんだよコイツ‼︎」
「おいシャニ!雑魚は放ってコッチ来い!」
「え?しょうがないな〜」
フォビドゥンがクサナギから離れる
「離れた?今の内にクサナギは脱出を!」
「了解!」
ジャスティスがフォビドゥンを追う
「キラ!セナ!待たせたな」
「アスラン!セナを守ってくれ!数が多すぎて手が回らない!」
「そういえば貴方も居たわねアスラン」
ジャッジメントがジャスティスにビームソードガンで切り掛かる
躱して連結ビームサーベルで切り掛かるが小型シールドで防ぐジャッジメント
「ジャッジメント!やはり完成していたのか・・・」
「随分とジャスティスを使いこなしてるじゃないアスラン?」
「エリス⁉︎君がこの機体に乗っているのか!」
「そういう事。とりあえずアンタも」
「滅殺‼︎」
ジャスティスとジャッジメントにミョルニルを飛ばして分断するレイダー
「チィ!」
「邪魔よ!」
ジャッジメントがレイダーに二丁拳銃で狙い撃つがフォビドゥンが割って入りビームを曲げる
「はっ!効かないよ!」
「ビームを曲げる⁉︎面倒ね・・・」
「オラァ‼︎」
カラミティのスキュラで狙われるサンシャイン
シールドで防ぐが弾かれるサンシャイン
「クッ!」
「セナ!」
「どうしたんだセナ⁉︎らしくないぞ!」
「どうやらセナは私がザフトなのがよっぽどショックな様ね」
「何?エリス、お前セナと知り合いなのか?」
「ええ、友達になったの。まぁ今は敵だけどね」
「馬鹿野郎!分かっているのならセナとは戦うな!」
ジャスティスがファトゥムの機関砲をジャッジメントに向けて撃つ
「どうしたのよアスラン?急に熱くなって」
「いいかエリス!知っているもの同士で戦うのは・・・友達同士で殺し合うのは、ダメなんだ!もう元に戻れなくなるかもしれないんだぞ」
かつてキラやセナと戦った事を後悔しているアスランはエリスにも同じ思いをさせたく無くて必死に説得を図っていた。だがエリスは既に戦う覚悟は出来ていた。
「だからプラントを裏切れと?」
「それだけじゃない!今のままだとどちらかが滅びるまで戦い続けることになる!俺達はそれを」
「だから何?」
「な⁉︎」
「上等よ。奴らを滅ぼしてしまえば、もうあんな悲劇は起こらない。それで良いじゃない?」
「エリス、お前・・・お前までそんな事を」
「二人共その辺に、キャア⁉︎」
サンシャインが変形したレイダーのクローに肩を掴まれる
「よし!ようやく捕まえたぜ!」
「おし、連れて帰れよクロト!」
「ヘマしないでよね」
「分かってるよ!お前らこそしっかり守れよ」
「へいへい」
「速く行きなよ」
レイダーがサンシャインを掴んでドミニオンに連行しようとする
「セナ!」
「クッ!追うぞキラ!」
追いかけるフリーダムとジャスティスに立ち塞がるカラミティとフォビドゥン
「邪魔するなぁ!」
「邪魔なのはそっち!」
「クソ!」
「消えろ!」
「キラ!アスラン!クッ、離せ!」
「コラ、暴れるな!」
「・・・これは好都合ね」
カラミティ達の横を通り抜けレイダーに迫るジャッジメント
「エリス⁉︎」
「しまった!」
「何やってんだよお前ら!」
「その子に汚い手で触れるな、地球軍!」
ジャッジメントの背部ビーム砲でレイダーのクローを撃ち抜く
サンシャインが解放される
「な⁉︎」
「よし、これで」
「エリス?なんで?」
「こうするのよ!」
回り込んだジャッジメントがサンシャインにタックルしてコロニーメンデルに突撃する
突撃の負荷で身動きが取れないサンシャイン
「グゥッ⁉︎」
「このままあそこに叩きつけてやるのよ!」
「セナ!速く抜けて!」
「クッ、セナ!今は戦うんだ!ここでやられるわけには行かないだろ!」
カラミティとフォビドゥンを抑えているフリーダムとジャスティスはすぐに助けに行けないと悟ったキラとアスランはセナに戦う様に呼びかける
「グッ、エリス・・・本当に私達、戦わないといけないの?他に道は」
「無いわよ。ま、そのまま腑抜けてくれてた方が私もやりやすいわ」
「・・・私は・・・まだ!」
ジャッジメントの左腕を捻って背中側に回り込んでデブリに突撃するサンシャイン
「グッ⁉︎」
「ハァ!」
ジャッジメントに回し蹴りをして蹴り飛ばしコロニーメンデル内に逃げ込むサンシャイン
「グッ!やってくれるわね」
「ごめんエリス。すみませんマリューさん!今の私は役に立ちません!」
「今は戻りなさいセナさん。その機体もセナさん自身も守らないといけないのよ」
「キラ!俺達で」
「やるよアスラン!」
キラとアスランのSEEDが発動する
レイダーとフォビドゥンにレールガンを撃つフリーダム
シールドで防いだフォビドゥンにビームブーメランを投げるジャスティス
シールドに傷ついたところで近づきニーズヘグを切り落とすフリーダム
「ああ!やったな!」
「シャニ退け!粉砕‼︎」
レイダーのツォーンを回避して蹴りを入れるフリーダム
「グゥ‼︎」
「クロト!このぉ!」
カラミティのスキュラをシールドで防ぐジャスティス
そのままカラミティに近づきゼロ距離で誘爆させカラミティのスキュラを潰す
「クソォ!」
「アスラン!」
「大丈夫だ」
メンデル内部を飛ぶサンシャイン
「ここまで来たけど、エリスは・・・」
「見つけたぞ!」
後ろからレールガンが飛んで来るのを躱わすサンシャイン
待ち伏せしていた白ゲイツとデュエルがサンシャインに接近する
「後ろ⁉︎ってデュエル!それにあの機体も!」
「良くやったエリス。とりあえず私とイザークで押さえる。来てくれ」
「了解」
「さて、分かっていると思うがアレの性能は凄まじい。私達二人がかりでも勝てないだろう」
「分かっています。エリスが来るまで持ち堪えます!」
白ゲイツとデュエルのビームライフルの射撃を躱し続けるサンシャイン
「クッ!ここじゃあアレが使いづらい。嵌められた・・・」
アークエンジェルの護衛をしていたムウがクルーゼの気配を感じ取る
「コレは⁉︎クソ!こんな時に」
引き返してメンデル内に向かうストライク
「おい、どうしたんだよおっさん!」
「おっさんじゃない!中にザフトが来たんだよ!」
「はぁ⁉︎って待てよ!」
ストライクの後を追うバスター
「おい、どうした?」
「分からない!ザフトが内部に入ったとアイツが言うんだよ!とにかく確認してくる」
「分かりました」
ケーブルを切り落とすM1アストレイ
「切れました!遅くなって申し訳ありません!」
「いや、こちらこそすまなかった」
「クサナギ前進!ドミニオンを追う!今度は引っかけるなよ」
「ありゃりゃ、自由になっちゃいましたか」
「一時撤退する!」
「え⁉︎せっかくここまで追い詰めたのに?」
アズラエルはここまで攻めたのに今撤退する事に懐疑的であった。だがナタルはこのまま攻めても勝てないと悟り、立て直す事にした。
「3機のパワーもそろそろ危険です。撤収せねば敗退しますよ」
「そう言うからには今退けば次は勝てるんでしょうね?」
「ここで戦死されたいので?」
「それは僕も嫌だね。分かりました」
「信号弾撃て!面舵10、戦闘領域より離脱する!」
ドミニオンから戦闘停止の信号弾が上がる
「タイムアップかよ!」
「みたいだね!」
「この!この!この‼︎」
ジャスティスにフレスベルグを撃つフォビドゥンにカラミティとレイダーが割って入る
「シャニ!」
「撤退命令だバカ!」
「でも!アイツ!」
「今は退くんだよ!また苦しい思いをしたいのか?」
「っ!・・・分かったよ」
フォビドゥン達が撤退する
「流石に引き際も見事ね」
「ナタルさん・・・」
「おい、フラガとエルスマンから連絡は?」
「え?」
「メンデル内にザフトが来たかもしれないんだとよ。様子見してくれているらしいが連絡は来てないのか?」
「いえまだ・・・キラ君、悪いんだけど」
「分かりました」
ストライクとバスターがメンデル内でサンシャインを追い詰める白ゲイツとデュエルを見つける
「やっぱり居たかクルーゼ!」
「本当に居た!デュエル・・・」
「む!イザーク、新手だ。今度は貴様がそれのパイロットか」
「なんですって⁉︎ストライク・・・バスター⁉︎」
「フラガ少佐!ディアッカ!」
「お前が狙いだ!離れてろセナ!」
「お前調子悪いんだろ?ここは任せろ」
「待って!もう一機来る!」
ジャッジメントがサンシャインにビームソードガンを構えて突撃して来る
躱してビームライフルを撃つが簡単に躱される
「アンタには悪いけど、それは危険な機体なの!大人しくして!」
「エリス・・・どうせ外に出ても同じ・・・なら!」
ビームサーベルを取り出すサンシャイン
「セナ⁉︎お前」
「どうせ追われます!なら、ここで!」
「ふ、やっと戦う気になった様ね、セナ!」
互いのサーベルとビームソードガンの斬りつけをシールドで防ぐサンシャインとジャッジメント
何度も打ち合うサンシャインとジャッジメント
「凄い・・・なんだよあの動き」
「アレが、ファーストステージシリーズ同士の、戦い・・・」
「少しは本調子になったか、セナ」
ディアッカとイザークは自分との技量差に驚きを隠さなかったが、何度もセナの凄さを実感しているムウはそれくらいでは驚く事は無かった
「ほう・・・やはりとんでもないな・・・サンシャインの力とやらは。いや、パイロットの・・・セナと言ったか。彼女の腕あってこそだな。エリスと互角、いやあちらの方が上の様だな」
「はぁぁぁぁ‼︎」
ビームサーベルで切り付けるフリをして膝蹴りを入れるサンシャイン
「グゥ⁉︎」
「そこ!」
体勢を崩したジャッジメントに回し蹴りをして白ゲイツの方に飛ばすサンシャイン
白ゲイツとぶつかるジャッジメント
「クゥ⁉︎油断した・・・まさかここまでやるとはな」
「すみません隊長。前より強くなってる」
「だろうな・・・来るぞ!」
「うぉぉぉぉぉぉ‼︎」
ビームサーベルで白ゲイツの左腕を切り落とすサンシャイン
白ゲイツが向けたビームライフルを蹴り飛ばすサンシャイン
「速い⁉︎」
「ラウ!」
ジャッジメントのビームソードガンの二刀流を躱わすサンシャイン
白ゲイツとジャッジメントに向けてアグニを撃つストライク
「クッ!厄介だな、貴様も!」
「今がチャンスだ!ここで落としてやる、ラウ・ル・クルーゼ!」
「ラウに手を出すなぁ‼︎」
「フラガ少佐!」
ジャッジメントがストライクに切り掛かるのをシールドで受け止めるサンシャイン
そのまま弾かれ地面に不時着するサンシャイン
「グッ!うぅ・・・」
「セナ!すまん、大丈夫か⁉︎」
「すみません、サンシャインはともかく私が・・・」
「分かった。どこか隠れてろ。ここは俺が」
「ラウ、動ける?」
「まだ動けるが、正直足手纏いの様だな・・・どこかに身を隠しておくよ」
「分かった。奴らは私が」
バスターにビームサーベルで切り掛かるデュエル
「この!貴様!よくもディアッカの機体で!」
「クッ・・・イザーク!」
「は⁉︎」
ディアッカの呼びかけで動きが止まるデュエル
「ディアッカ⁉︎本当に貴様なのか?」
「ああ、そうさ」
「・・・それがなぜストライクと共にいる!どういう事だ貴様!生きてくれたのは嬉しい。が、事と次第によっては貴様でも許さんぞ!」
「イザーク・・・」
「ディアッカ!」
「キラ!」
フリーダムがバスターに近づく
「アレは!」
「止めろイザーク!キラも!コイツは俺に任せてくれ。キラはセナとおっさんを」
「良いんですか?」
「ああ」
「分かりました。でも僕とアスランみたいな事にはならないで下さいね」
「アスラン?」
「分かっている」
フリーダムがストライクとジャッジメントの方に向かう
バスターのコクピットを開け姿を見せるディアッカ
「銃を向けずに話をしよう。イザーク」
「・・・そこに降りるぞ」
「分かった・・・」
ジャッジメントの猛攻を躱わすので精一杯のストライク
「クゥ!速い・・・」
「貴方も中々やるわね。でも、ラウには及ばない。所詮子は親には勝てないって事なのかしらね?」
「何⁉︎何を言っているお前!」
「ムウさん!」
フリーダムがジャッジメントに向けてビームライフルを撃つ
「フリーダム⁉︎キラ!」
「キラ!ここを頼む!俺はセナを保護する!」
「え⁉︎分かりました、セナをお願いします!」
建物の影に身を隠す白ゲイツから降りるクルーゼ
「ふぅ。ここなら・・・アレは」
サンシャインが同じ建物の別の場所に降りて来るのを目撃する
「サンシャイン!何故ここへ?だが好都合だ」
サンシャインのコクピットを開けフリーダムとジャッジメントの戦闘を見守るセナ
「キラ、いつの間に・・・ムウさんは?」
「あの顔⁉︎まぁいい・・・隙だらけだな!サンシャインのパイロット!」
「やば⁉︎」
下からクルーゼが拳銃を撃って来るが、躱してサンシャインを盾にしながら降りるセナ
「ほぅ、パイロットとしての腕だけじゃないのか」
「貴方は⁉︎」
クルーゼに銃を向けるセナ
「初めましてだな。私はラウ・ル・クルーゼ。君達とはなんどか戦ったのだ。名前くらいは聞いた事無いかな?」
「クルーゼ⁉︎じゃあ貴方がエリスやアスランの」
「エリスを知っているのか?なら丁度いい。サンシャインと共に来てくれないかな?」
「はい⁉︎何言ってるんですか!」
突如敵であるクルーゼに勧誘されて戸惑うセナ
「他にも理由はあるが、エリスの友人なんだろう?なら出来れば傷つけたくない。それに個人的に君は知り合いに似ているのでね」
「知り合い?そんな事ウズミ様にも言われましたよ!」
「ウズミ・ナラ・アスハか。じゃあリナ・シヤ・アスハの名前も知っているよな?」
「なんでリナさんの名前を⁉︎」
「彼女とは子供の頃に会っていてね。知りたいか?」
「気にはなりますけど・・・」
「セナ!離れろ!」
ストライクから降りたムウがクルーゼに向けて発砲する
「チィ!邪魔をしおってムウ・・・」
「大丈夫かセナ?なんで降りてるんだよ!」
「すみません、ムウさん・・・」
「お前はここに居ろ!いいな?」
「いや、邪魔者はここで消えてもらう!」
クルーゼの拳銃でムウの左横腹が撃たれる
「グゥ!」
「ムウさん⁉︎」
「そこで倒れてろムウ。死にたいのなら私を追って来るが良いがな!」
クルーゼが建物内に逃げ込む
「くっ・・・待って!」
「おい、セナ・・・」
セナもクルーゼの後を追って建物内に入る
ムウも左横腹を抑えながら後を追う
その様子を見ていたキラとエリス
「ラウ!・・・チィ、勝ちはアンタに譲るわキラ」
「セナ・・・ムウさん・・・別に勝ったつもりも無いけど」
「なら続きは今度にしてあげる。私はラウを連れ戻す。キラはセナとお仲間さんを助けたら?」
「そうさせてもらうよ」
地面に降りるディアッカとイザーク
「イザーク・・・」
拳銃を向けるイザーク
「な⁉︎」
「敵のそんな言葉を信じる程俺は甘くない!」
「・・・俺はお前の敵か?」
「・・・敵となったのは貴様の方だろうが」
イザークからすればザフトと敵対しているアークエンジェル側についている様にしか見えなかった。それは間違いでは無いのだがザフトと、イザークと敵対したつもりは無かったディアッカはイザークに話しかける。
「俺はお前の敵になった覚えはねーよ」
「ふざけるな!貴様も裏切り者だ!」
「プラントを裏切ったつもりも無い」
「なんだと!」
「けど、ただナチュラルを・・・ただ軍の命令に従ってただナチュラルを全滅させる為に戦う気も、もう無いってだけだ」
「ディアッカ・・・」
フリーダムから降りたキラが建物内に入り込む
「セナ・・・一体どこに?」
中から発砲音が聞こえる
「今の⁉︎セナ!」
「キラ、待て!」
物陰で座り込むムウに気づくキラ
「ムウさん⁉︎撃たれて」
「まだ大丈夫だ!それよりセナを・・・」
「貴方も放っておけません!立てますか?」
「ああ・・・悪いが手貸してもらうぞキラ」
クルーゼを追うセナ。背後から気配を感じて拳銃を向けるがセナと気づいた途端に拳銃を下ろすクルーゼ。
「君だったのか・・・」
「もう撃たないんですか?」
「君と殺し合うつもりは無い。ここがなんだか知っているかねセナ?」
「知りません。リナさんがここに居たらしいとしか」
「まぁ君が知らないのは無理もない。ムウや君の弟が知らなかったら許し難いがな」
「なんでキラとムウさんがここで出て来るんですか?」
「彼らの事も知らないか・・・いいさ。教えて上げよう」
「セナ!」
遠くからセナを呼ぶ声が聞こえる
「キラ⁉︎」
「キラ・ヤマト⁉︎生きて居たのか・・・君まで来てくれるとは嬉しい限りだ、キラ・ヤマト君!そうか、君がフリーダムのパイロットか」
「キラは君付けなんですか?」
「セナ⁉︎」
「あのバカ、よりによって奴と仲良くなったのかよ・・・」
今のセナは精神的に不安定であるのはムウは重々承知であった。故にクルーゼに何か吹き込まれておかしな事にならないか危惧していた。
「さぁ、遠慮せずに来たまえ!始まりの場所へ。キラ君、君にとってもここは生まれ故郷だろう?」
「え?」
「引っかかるんじゃない。奴の言う事なんか、いちいち気にするな!セナも戻って来い!」
「ムウさん⁉︎あの状態で来たんですか!」
「お前を放っておける訳無いだろうが!ただでさえ今のお前は」
「今の?セナがどうしたんですか?」
「そ、それは・・・とにかく今は連れ戻すぞ!話はそれからだ」
「はい!」
クルーゼとセナが進むと水に浸かった大きな機械の様なものと透明なパイプに入れられた胎児の姿が
「コレって・・・」
「セナ!」
「追ってきている様だな。懐かしいか?キラ君」
「何⁉︎」
「君はここを知っている筈だ」
「知っている?僕が?」
「そんな話はどうでも良い!セナを返せこの野郎!」
「彼女を殺すつもりは無いさ、君達もね。せっかくここまでおいで願ったなら、全てを知ってもらうまではな」
「クッ、待て!」
「キラ!」
部屋に入るキラとムウ
「キラ!ムウさん!」
「セナ!大丈夫?」
「ったく勝手に動くな!」
「来たか・・・」
キラとムウの足元に写真を投げるクルーゼ
カガリから見せてもらった写真と金髪の親子の写真が表向きになっていた
「親父⁉︎」
「え⁉︎」
「君も知りたいだろう?人の飽くなき欲望の果て、進歩の名の下に狂気の夢を追った愚か者達の話。君もまたその息子なのだからな」
「何?」
「ここは禁断の聖域。神を気取った愚か者達の夢の後。君は知っているのかな?今のご両親が君の本当の親では無いという事を」
「・・・何故貴方がそれを?」
「知っていたのか?」
キラが自分の両親の事を知る術は無いと思っていたクルーゼは意外にも落ち着いた反応のキラに少しだけ驚いていた
「ちょっと前にセナからね・・・それまでは」
「知らなかっただろうな。知っていればそんな風に育つ筈も無い。なんの影も持たぬ普通の子に。
アスランから名前を聞いた時は思いもしなかったのだがな。君が彼だとは。てっきり死んだものだと思っていたよ。あの双子、特に君はね。その産みの親であるヒビキ博士と共に、当時のブルーコスモスの最大の標的だったからね」
「何を・・・」
「だが君は生き残り成長し、戦果に身を投じてからも尚存在し続けている。何故かな?」
「それはみんなに、セナに守られてきたからだ!」
「キラ・・・」
「その様だな。君はセナに比べて戦う心構えが出来ていない。その上実力も・・・皮肉なものだな。あそこまでの犠牲を払っておいて唯の一般人の少女に負けるとはな」
キラの実力も訓練されたザフト兵と比べてもかなり上位のレベルではあった。それだけでも普通なら十分過ぎる程なのだが、その強さの秘密を知るクルーゼからすれば寧ろ哀れとしか言いようが無かった。
「キラがなんだと言うんですか⁉︎貴方は何を」
「君は人類の夢、最高のコーディネイターである特別な存在、スーパーコーディネイターという奴だよ」
「な⁉︎」
「スーパーコーディネイター?なんだそれは!」
「そんな願いの元に開発されたヒビキ博士の人口子宮。それによって生み出された唯一の成功体。彼の息子、数多の兄弟の犠牲の果てにね」
「な⁉︎」
「しっかりしろキラ!奴の与太話に飲まれてどうする⁉︎」
「それを信じるかどうかは君達次第だがね・・・この真実だけは信じてもらわないとね。高い金を積んで産み出す昔のコーディネイターは、不確定要素が高くてね。要望のままに産まれる事は少なく、多くの悲劇を生んだ。だから完璧なコーディネイターを求めてその果てに更なる犠牲を生んだ。平和を求めておきながら、幸せを望んでおきながら人は何度も過ちを犯し、傷つけ合い殺し合う!」
「ほざけ!お前に何が分かるんだ!」
「そんな事、誰も望んじゃいない!」
「人は目的、理想、正義、その為にどこまでも残酷になれる。君達も見てきただろう?」
戦争に勝つ為に味方すら犠牲にしようとする地球軍、敵を撃つ為なら反対する穏健派も攻撃するザフトの現状を思い出し、言葉が詰まるムウとキラ
「くっ・・・」
「ならば好きに殺し合えば良いさ!それが望みならな‼︎」
「何だと⁉︎」
「私達にはあるのだよ!この宇宙でたった二人!全ての人類を裁く権利がな‼︎」
「なんだと⁉︎・・・私達?」
「ムウさん!危ない!」
後ろから撃たれるムウを庇い右腕に弾丸が掠るキラ
「クッ・・・」
「おい大丈夫かキラ⁉︎」
「はい・・・でも誰が?」
「こんな早く再会するとはねキラ」
物陰からエリスが拳銃を向けて現れる
「エリス!」
「君も来たのか。済まないな。いるだけで辛いだろうに」
「気にしなくて良い、寧ろ好都合よ。ここであのヒビキのクソ野郎を、その息子をここで殺せるとは思わなかったから。アンタだったんだね、キラ」
「エリス・・・」
「まぁ私の話しは後ね。ラウ良いわよ」
エリスの憎悪は凄まじいものであったが、それでもクルーゼの方を優先して拳銃を下ろした
「ありがとうエリス。覚えてないかなムウ?私と君は遠い過去、まだ戦場で会う前、一度だけ会った事がある」
「何だと⁉︎まさか・・・あの時の」
「私は、己の死すら金で買えると思い上がった愚か者。貴様の父、アル・ダ・フラガの出来損ないのクローンなのだからな」
「親父のクローンだと⁉︎そんなお伽話、誰が信じるか!」
「私も信じたく無いがな!だが残念な事に事実でね!」
「そんな・・・そんな事って・・・」
「本当よ。けどそれだけじゃ無い。人間ってテロメアってのが体にあるんだけど、それが無くなると死ぬのよ。外部から補充する事も出来ないから実質寿命みたいなものよ。そしてラウはアルって糞爺が持ってた分しか無いから、人より寿命が短いの。人としての当たり前すらラウには許されないのよ。
それなのに世界にはクソみたいな奴が多い。そんなのが蔓延る位なら、一度綺麗に掃除した方が良いでしょ?奴ら、よく言うじゃん。青き清浄なる世界の為にって」
「だからって・・・」
「そもそもお前は何なんだ!俺の親父やキラの親父さんに恨みがあるそうだがな」
「そんなもんじゃないわ!言っちゃえば全ての人間が許せないと思っているわ」
エリスの目が今まで以上に鋭くなる
「全てだと⁉︎」
「エリス・・・君は一体?」
「キラ。私はね、アンタの様なスーパーコーディネイターを作っている中で産まれた唯の失敗作よ!」
「失敗作・・・でもエリスは」
「失敗作だからって即殺処分される訳じゃないのよ。そういう子もいたけどね。メンデル無き後もこの研究続いててね。けど知ってる?失敗作はね、人間扱いされないのよ」
「人間扱いされない?それって奴隷って事?」
「まぁそんな感じよ。雑用だけで無く物心付いた時には殺しの訓練をさせられていたわ。けど女の子がそれだけで済むと思ってる?」
「何?まさか・・・」
その一言だけで何が起きたかを察したムウだったが、エリスはそのまま話しを続ける
「殆どの子はあの変態共の慰み者にされたのよ。私もね。小さい子の方が締まりが良いとか、成熟しきってないくらいが至高とか、そんな吐き気を催す様な理由で無理やり犯されて、気が済んだら処分して!そんな下衆な行為を繰り返されてきたのよ‼︎」
エリスの目から涙が流れる。それでもエリスの目つきは鋭く、その睨みだけで人を刺し殺せる程の怒りが込められていた
「な⁉︎」
「酷い・・・」
「私を犯した奴はかなり悪趣味でね。12歳の私を押し倒して無理やり着ていた服を破かれてね、両手で首を絞めてくるのよ」
「え⁉︎」
「首絞めながらだと何か締まりが良いとかなんとか・・・理解出来ないわ。けど最悪だった。痛かった、苦しかった、辛かった、何より嫌だった!口とか顔とかにもかけてきて気持ち悪かったし、臭かったし、不快という言葉だけで表せないくらいには悍ましい二度と思い出したくない記憶よ‼︎
ほんとは嫌だけど、ほぼ毎日あの日の事は夢に出るわ。瞼を閉じるだけであの風景がよぎってしまうのよ・・・そんな辛さが!苦しみが!アンタ達に分かる‼︎」
今も過去にされた事を思い出して体を震えさせながらもキラ達に向けた拳銃と世界すら呪い殺せそうな憎悪だけは揺らいでいなかった
「エリス・・・」
「一通りやって満足したと思ったら、ただただ首を絞めてくるのよ。ヤッタ後は処理するからって、どうせなら苦しんでる様を見ていたいから、そんな理由で私はまた絞められた・・・もう終わって欲しい、どうせ死ぬなら速く楽になりたい、頭の中はそんな事しか考えてなかった。そんな事しか考えられなくなってたのよ。
そんな時突如銃声が聞こえてね、私を襲ってる変態は背中撃たれて倒れたわ。それで音のした方を見たら、ラウが居てね。地球軍の研究施設の調査、制圧の任務中だったらしいのよ。私は助かったけど、残りの子達はみんな死んでた。大人達の盾にされて、逃げる事も出来なかったらしいの。生きていたのは私と、撃たれてもがいてるクズだけだった。
まだ意地汚くもがいているのが不快だったから、とりあえず拾った鉄パイプで殴りつけてやったの。何度も何度も何度も。ごめんなさい許してとか何か言ってたけど、そんなの知らないわよ。そのまま何度も何度も何度も何度も何度も何度も殴って。動かなくなってからも、原型すら留めてなくても、関係なく殴りつけてやったわ」
「あの時のって・・・そういう・・・」
バナディーヤの街でブルーコスモスの連中に襲われた時の事を思い出すセナ。あの時エリスは顔に掛かったヨーグルトソースで過去の事を思い出して体が動かなくなっていた。
「その後私はラウに保護されてプラントに行ったけど、どいつもこいつも見ていてイライラするわ。自分達がどれだけの幸福なのかも知らないで、一生人扱いされず、ただ欲望のままに無駄に命を消費させられる辛さを知らない事が!人並みの人生がどれほどの幸福なのかを知らない‼︎この世界にどれだけクズがいるのか!
バカな奴らがどれだけでも!それこそゴミの様にいるのに!お前らもそのゴミの一つでしかない癖に・・・だから嫌いよ!自分が持っていないものを欲しがって欲望のままに他者から奪おうとする、そんなクズばかりの世界なんて、滅びるべきでしょう?」
「世界はそんな人だけじゃ」
「関係ないわよ!どうせ私の辛さを知る人はもう居ないわよ!みんな死んじゃったんだからね‼︎お前ら人間の悪意で殺されたんだから‼︎
だから私は殺すのよ!この世界事‼︎アンタらに邪魔する資格も止める権利も初めから無いのよ‼︎」
エリスがキラとムウに向けて発砲する。咄嗟に身を隠すキラとムウ
「クゥ⁉︎」
「とんでもねーお嬢ちゃんだな!」
「ねぇ、エリス。じゃあなんで私を友達と言ったの?ナチュラルである私を・・・あれは嘘だったの?どうせ殺すから関係ないって事?」
「セナ、一つだけ勘違いしている。私はこの世界そのものが嫌いよ。特に下らない嫉妬心で悲劇を生む人の心の無いクズなナチュラルは嫌いよ。けどナチュラルだからって無条件で嫌う訳じゃないわ。そんな事したら、私もあのクズ共と同じになるじゃ無い。そんなの、死んでもごめんよ。
だから私は差別はしない。話が合うのなら仲良くはなる。それだけよ」
「そうなんだ・・・」
「ところでラウ。なんでセナをここへ連れてきたの?セナはあのヒビキのクソ野郎の息子の義理の姉よ。ここの所業とは関係ないと思うけど」
「だろうな。本人はここの罪とは関係ない」
「ならなんで?」
「私がかつて会った研究者と似ていたからね。リナ・シヤ・アスハ。輪廻転生を研究していた人でね。私にも友好的に接する変わり者の研究者だった。
彼女は失った命をこのままで終わらしたくないと、私達の様な命に世界を楽しんで欲しいと、そう言って輪廻転生を研究していたこの世界の数少ない良心的な人間だよ」
「アスハ⁉︎ウズミ様と関係が?」
アスハの名前が出て驚愕するキラとムウ
「ウズミ様の妹なの。大分昔に亡くなっちゃったけどね」
「そんな人が・・・それがセナとなんの関係が?」
「いや、最初は彼女の生まれ変わりだと思ってたんだがね、それにしては彼女と一つ決定的に違う部分があってね。
彼女は頭脳は優れていたが運動はてんでダメでね。ここで産まれた5歳の少年にかけっこで負けるくらいには運動能力が無かったのだよ」
「え⁉︎」
「つまりリナとセナは何一つ関係ない、赤の他人だったのさ。瓜二つレベルのそっくりさんだったからもしやと思ったが・・・だが君の存在はそれだけでは終わらない様だがね」
「え?どういう事?」
セナはただのナチュラル、それがクルーゼの結論であったがそれ故に世界の残酷な真実というものを把握してしまったクルーゼは全員に自らの結論を語りかける
「キラ・ヤマト君はスーパーコーディネイターだ。完璧に調整されたある種人間の到達点とも言える、筈なのだが・・・それを遺伝子調整無しで超えたナチュラルがいる。それも一般家庭産まれの特殊なものは何一つ無く、才能だけで超えた存在、それが君だよセナ。
君はただ産まれた、それだけでスーパーコーディネイターを超える才能を持っていた。つまりスーパーコーディネイターを生み出す為の研究もその犠牲も、子を産みにくくなってまでして手に入れた優秀なスペックを持つコーディネイターも、私の様なクローンも、彼女一人に超えられたのだ。ならここまでの犠牲は?時間は?費用は?命は?全て無駄だったという事になるのだよ」
「え⁉︎そんな、私はそんな事」
セナからすればそんなのは知らない事だった。クルーゼもそれは承知であった。だがそれだけで済ませられる問題でも無かったクルーゼはまだ話し続けた。
「君自身の問題では無い。君の存在だけで人類の科学の進歩が間違っていたと証明されてしまったのだよ。皮肉にも人間の可能性という奴がここで出てしまった様だな」
「そう、なら私のあの苦しみも、あの子達の犠牲も・・・ふざけるな‼︎そんな事、許せるか‼︎」
セナに銃を向けるエリス
「そんな事は無い!セナはセナだ!僕の姉だ!それ以上でも以下でも無い!」
「私も君にこんな事は言いたくなかったのだがね。君の存在が人類の頂点、つまり世界中の人間が君以下となる。何もせず最高の才能を持って産まれた君を、多くの人間が羨ましがるだろう、そして許せなくなる。私も許せないさ。何もせず全てを持てる君と、人並みの人生すら得られない私に一体何が違ったのかな?」
「聞くなセナ!お前は悪くない!だから気にするな!」
キラとムウはセナは何も悪く無いと擁護する。クルーゼも内心はセナを恨んではいなかったが、その事実だけは許す事はできなかった。
産まれただけでそれだけの力を、才能を持つ事が出来るのならクローンの自分は、失敗作扱いされただけであれだけ辛い思いをしたエリスの出生を無駄と嘲笑われる様な現実にクルーゼは怒りを抑える事はできなかった。
「・・・言いたい事はそれだけ?」
「何?」
セナがエリスの拳銃を撃ち落とす
「グッ⁉︎」
「エリス!」
続けてクルーゼの拳銃と仮面を撃ち落とす
「グゥ!」
「ラウ!」
「私はセナ・ヤマト!太陽の少女!それだけで十分よ!人類の頂点とか知らない!リナさんの生まれ変わりとかでも無い!
私は私!キラはキラ!クルーゼさんはクルーゼさん!エリスはエリス!みんな同じ人間よ!そこに上も下も無い!」
セナは自分の秘密、というよりただ才能があるだけの自分の事を特別だとは思わなかった。自分が才能があるだけなのであれば今までも変わらず人を守る為に力を使う事に戸惑いが無くなるからだった。だからこそセナは迷いを捨て、今は戦争を終わらせる事だけを考える事にした。
「セナ・・・」
「そう思っているのは君だけだ!人は必ず優劣をつけたがる。だからこうなっている」
「なら私が止める!この世界はそんな人間だけじゃないって、ナチュラルとコーディネイターは分かり合える、そんな日が来るって証明してやるわ!」
「夢物語よそんなの!」
「夢で終わらせたりしないわ!だって、戦い合うより分かり合えた方が楽しいでしょ?」
「言ってくれるじゃないか。なら止めてみせるが良い!ここ宇宙を覆う憎しみの渦をな!」
「ここは私達が引いてあげる。次会った時が、アンタの最後よセナ」
エリスとクルーゼが撤退する
「最後にはさせない。私は、エリスとも、クルーゼさんとも、手を取り合ってみせるわ」
その目に迷いは無く、世界と大事な人達を守る、その目的を改めて強く決意していた
遂にオリジナルキャラの設定を全て明かせましたね。
エリスはスーパーコーディネイターの失敗作で、過去に壮絶な扱いを受けた世界の被害者として設定しました。全ての人間、特に愚かしさが目立つナチュラルに強い憎しみを持っているけどそれだけで動いている訳ではなく、差別を嫌う性格から、ナチュラルとだけで嫌う様なマネはしない、その塩梅が難しかったです。
リナはウズミの関係者とセナが似ていたら絡ませやすくなると思い、かと言って輪廻転生の話しを設定に持ち出すとそれはまた違った事になるので、あくまでその手の研究をしていたとだけにしました。
セナは当初からただのナチュラルで特別なものは何もないキャラにしました。遺伝子操作で生まれるコーディネイター、人類の科学で生み出されたクローンなどがいる中で一番強いキャラを敢えて何も操作されてないナチュラルの少女にする事でSEED世界の闇に真っ向からぶつかる事が出来る人の可能性を信じさせられる、とても意味のあるキャラにさせたかったのです。