ガンダムSEED 太陽の少女   作:黄金鷹

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少し戦闘シーンが短いかも。


第十七話 ローエングリンゲートの攻略

ミネルバのブリーフィングルームに集められるシン達

 

「作戦前にブリーフィングルームって・・・何をするのかな?」

「現地の協力者が来るらしいわよ」

「レジスタンスって事?」

「まぁそういう事じゃない。大分酷いらしいからね。ガルナハンの町は」

「そうか・・・」

 

目つきが鋭くなるシンに嫌な予感を感じるルナマリア

 

「ねぇシン。いくらなんでもここでアスランさんと揉めないわよね?」

「揉めるかよ!なんでそう思うんだよ」

「いやだって、未だに仲直りしていないんでしょ?」

「してないんじゃない、やらないだけだ」

「なんでよ。詳しくは知らないけどお互い話しが噛み合っていないだけなんでしょ。なら」

「・・・別に」

 

二人から話しを聞いたエリスがデリケートな部分に触れない様に説明をしてはいたのであとは二人が仲直りして終わりなのだが、何故かシンとアスランの間には冷戦状態が続いていたのだった。

 

「もう・・・どうやったら仲直りするのよ」

「無駄話はその辺にしとけよ。来たぞ」

 

ブリーフィングルームにコニールを連れてアーサーとエリスとアスランが入ってくる

 

「・・・子供がいるじゃん。大丈夫なのかよ?」

「は?なんなのよ。そっちこそ」

 

まだ子供のマユの姿を見て思わず本音が出るコニールとコニールにキレかけるマユ

 

「ちょっとマユ」

「いきなり人の顔見るなり失礼な事言ったのはあっちよ」

「マユ、ストップ。彼女は客人よ。作戦が終わってからにしなさい」

「・・・はい」

 

エリスに諭されてひとまず気持ちを抑えるマユ

 

(マユもキレるとシンに似ているな・・・)

「では、これよりラドル隊と合同で行うガルナハンローエングリンゲート突破作戦の詳細を説明する」

 

アーサーの一言でブリーフィングルーム内の空気が変わる。今回の作戦はかなり厳しいものになる事を知っている為、皆真剣になっていた。

 

「おお・・・」

 

全員の様子が一瞬で真剣になったのを見て思わず声が漏れるコニール

 

「だが知っての通りこの目標は何敵である。以前にもラドル隊が突破を試みたが、結果は失敗に終わっている。そこで今回は・・・」

 

アーサーがエリスとアスランを交互に見た後でアスランを指名する

 

「アスラン、代わろう。後は君から」

「えっ⁉︎はい」

「エリス、隊長じゃないのか?」

 

アスランに説明を代わった事に疑問に思いながらもシンの独り言は誰にも聞かれなかった

 

「ガルナハンローエングリンゲートと呼ばれる渓谷の状況だ。この断崖の向こうに町があり、その更に奥に火力プラントがある」

 

前に映し出された地図を指差ししながら説明するアスラン

 

「こちら側からこの町へアプローチ可能ラインはここのみ。が、敵の陽電子砲台はこの高台に設置されており渓谷全体をカバーしていてどこを行こうが敵射程内に入り隠れられる場所はない。

 超長距離射撃で敵砲台、もしくはその下の壁面を狙おうとしてもここにはモビルスーツの他にも陽電子リフレクターを装備したモビルアーマーが配備されており有効打撃は望めない。君達はオーブ沖で同様の装備のモビルアーマーと遭遇したという事だが」

「あーそういえば」

「そうですよ」

「そこで今回の作戦だが」

「そのモビルアーマーをぶっ壊して砲台をぶっ壊しガルナハンに入ればいいんでしょ」

 

説明中に割り込むシンにその場にいたザフト兵全員が困惑する。ただマユ達はまたなのかと頭を抱えていた。

 

「それはそうだが、俺達はどうしたらそう出来るかを話しているんだぞシン」

「やれますよ。やる気があれば」

「そうか、ならやってくれるか?俺達は後方で待っていれば良いんだな。突破出来たら知らせてもらおうか」

「えっ⁉︎っと・・・」

 

突然の無茶振りに困惑するシン

 

「ふふ、何それ」

「とりあえず話しは最後まで聞いた方がいいぞシン」

「お兄ちゃん、少し落ち着こう」

「お前ら・・・分かったよ、分かりました」

「という馬鹿な話しは置いといて、ミス・コニール」

「あ、はい」

「彼がそのパイロットだ。データを渡してやってくれ」

「ええ?コイツが?」

 

先程のやり取りを見てシンに対する信用があまり無いコニールがデータを渡す事に不安を感じていた

 

「なんだよ、オレに文句でもあるのか?」

「シン、相手は協力者なのよ」

「この作戦が成功するかどうかはそのパイロットにかかっているんだろ?大丈夫なのか、こんな奴で?」

「さっきから失礼ね、このガキ」

「はあ?ガキはお前もだろ?」

「なんだと!」

 

立ち上がりコニールを睨みつけるマユ

 

「マユ、落ち着け。熱くなるのはシン一人にしてくれ」

「・・・どうせオレは問題児だよ」

「もう・・・すみません、アスランさん」

「なぁ、隊長はアンタなんだろ?じゃあアンタがやった方が良いんじゃないのか?失敗したら町のみんなだって今度こそ終わりなんだから」

「あ、その・・・」

「隊長は私よ」

 

横からコニールを睨みつけるエリス

 

「え、アンタが?なんかオーラが無いというか」

「この・・・言わせておけば」

「止めろエリス。お前がそんなだから」

「良いミス・コニール?シンを甘く見ないでよ」

 

しゃがんでコニールに目線を合わせて話すエリス

 

「シンは普段は態度悪いしすぐ機嫌が悪くなるしいつまでも引きずるし誰が相手でもギャンギャン言ってくるしで正直手を焼く問題児だけど」

「いや、ダメなとこしか言ってないじゃん」

「フォローになってないぞエリス」

「そんなシンだけど、一生懸命で優しくて可愛い私の部下なんだ。それにシンはやる時はやる奴だよ。私が保証する。だから、データを渡してあげて。お願い」

 

コニールに頭を下げるエリス

 

「アンタ・・・」

「私は、確かに隊長としてはアレかもしれないわ。さっきのアスランの説明聞いて、自分にはそこまでは出来ないと思ってしまった。けど、部下の力量くらいは分かっているつもりよ。だから」

「・・・さっきの説明だとコイツは信用できないけど」

「んだと!」

「けど・・・アンタの言う事なら信じられるかも」

「ありがとうミス・コニール」

 

コニールからデータを受け取るエリスを見て感心するアスラン。自分だとそんな情に訴えても上手く行かないと思っている。だからこそ的確に相手の心を動かせられる様に自分の思いを伝えられるエリスは自分より隊長に向いていると思っていた。

 

「シン、ほら受け取って」

 

エリスにデータを差し出されるが受け取らないシン

 

「ソイツの言う通り、アスランさんにやらせたら良いんじゃないんですか??というかなんだよコレ?コレで何をするっていうんですか?」

「そういえば説明がまだだったわね。これはローエングリンの砲台が置いてある所の裏に回れる坑道よ。狭い上に出口が塞がっているから現地の人しか知らない抜け道よ」

「ふーん。それをオレだけが抜けると?」

「そうよ。坑道は狭いからモビルスーツでは通れないのよ。けどコアスプレンダーならギリギリ行けるのよ。シルエットは今回使えないから少し装備は心許ないけど、ま、アンタならなんとかするでしょ」

「軽いなオイ!というかその間みんなはどうするんだよ?」

「私達全員で正面から行って囮になる。時間を指定するからそれにぴったりで坑道を抜けなさい」

「はぁ⁉︎」

 

エリスからさらっと伝えられた作戦は、シンに全てを賭けた奇襲作戦だった。その作戦にシン以外も驚きの声を上げる

 

「え、シンにそんな重要な・・・」

「行けるのか?そんな作戦で?」

「行くしかないんだろ」

「だがあいつがしくじればこっちの被害は尋常じゃないぞ」

 

ざわめき出すザフト兵達

 

「良いのかよ?オレにそんなの託して。オレはどうせ」

「やる前からどうせなんて言うな。ここまで来て私達を頼ってくれたミス・コニールの気持ちを、ガルナハンの人達を、助けたいとは思わないの?」

「それは・・・」

 

シンも無論やる気はある。だがいきなり責任重大な役割を命じられて戸惑いを抑えられないシンは少しだけ弱気だった。

 

「けど、それとこれは別でしょ。それにみんな納得してないだろ。オレの事、信用してないじゃん・・・」

「・・・不安があるのを否定はしないわ。誰だって責任重大な役割は重いと思うわよ。けどそれが何?私は出来ると信じている。だからやらせる。そこに誰にも文句は言わせないわ」

「エリス・・・隊長・・・」

「それにここでシンがやらないと、私が頭を下げてまでデータを渡す様お願いしたのが無駄になるでしょ。部下として隊長の面を汚させないでよね」

 

少し前まで良い隊長っぽかった空気が一瞬で崩れてしまう

 

「ええ・・・」

「エリス隊長、それは・・・ダサいですよ」

「・・・ノーコメントで」

「やっぱアンタにした方が良かったかも」

「ミス・コニール、気持ちは分からなくも無いですが、ここは」

「なんでよ!」

「いや、そりゃそうとしか・・・」

「シン、こうなったら、私の汚名返上して!シンしか頼れないのよ〜」

「オレしか・・・」

 

今までのザフトからのシンの評価はインパルスをある程度は使えているが、最年少で期待されているマユや同期達と比べるとそこまで高く評価されていなかった。それ故にいつも期待されていなかったシンはいつの間にか卑屈になっていた。

 だからこそ、自分を信頼している、自分にしか頼れないと言われた事をシンは嬉しく思っていた。自分がいる意味があるのだと思えたからだった。

 

「・・・分かりましたよ。なんか今の隊長よりは上手く出来る気がしてきましたから、もう大丈夫ですよ」

「一言余計!でもよく言ったわシン」

 

エリスからデータを受け取るシンの顔に迷いは見えなかった

 

「・・・本当に大丈夫だよな?」

「なんだよそんなにオレだと不安かよ?」

「前にザフトが砲台を攻めた後、町は大変だったんだ。それと同時に町で抵抗運動が起きたから・・・地球軍に逆らった人達は滅茶苦茶酷い目に遭わされた。殺された人だってたくさんいる。

 今度だって、失敗したらどうなるか分からない。だから、今度こそやっつけて欲しいんだ。あの砲台を、今度こそ」

 

涙目で訴えるコニール

 

「分かった・・・任せてくれ。コニール、それにみんな」

「ええ、勿論よ」

「頼むぞシン」

「気をつけてお兄ちゃん」

「こっちは任せてよシン」

「あまり気負いすぎるなよ」

 

コニールの訴えでやる気を出すシルファ隊。そしてラドル隊もまた作戦を成功させる決意は固かった。

 

「インパルス、発進スタンバイ、パイロットはコアスプレンダーへ」

 

シンがコアスプレンダーに乗り込み、発進準備をする

 

「コアスプレンダー、発進どうぞ」

「シン・アスカ、コアスプレンダー、行きます」

 

コアスプレンダーが発進して、その後ろからチェストフライヤーとレッグフライヤーが飛んで付いてくる

 

「頼んだわよシン。シルファ隊、出るよ!」

「「「了解」」」

 

ミネルバからシルファ隊が出撃してザフト艦達の前に出る

 

「エリアワンより接近する熱源あり。モビルスーツ隊は直ちに出撃せよ」

「識別、ザフト軍地上戦艦レセップス級1、ピートリー級1、それと・・・ミネルバです」「ザフトめ、全く性懲りもなく。新型艦など持ってきたところで同じ事だ。ローエングリン起動!ゲルズゲー発進!」

 

ローエングリンゲートからゲルズゲーとダガーLの部隊が出撃する

 

「・・・あれか」

 

コアスプレンダーが坑道に入る。坑道の中は真っ暗で人の目では道が全く見えなかった。

 

「うえぇ⁉︎なんだよこりゃ!真っ暗!クソ!マジでデータだけが頼りかよ!」

 

坑道の中を進むコアスプレンダー

 

(良いシン?データ通りに飛べば行けるからね)

「って、そんな問題じゃないだろコレは!」

(俺達が正面で敵砲台を引きつけモビルアーマーを引き離すから、お前はこの坑道を抜けてきて直接砲台を攻撃するんだ)

「何がオレにしか出来ないだよ!やりたくないから押し付けたんじゃないだろうな‼︎」

 

コアスプレンダーの羽が壁に掠る

 

「クソォ!後で覚えてろよエリス‼︎」

「クシュン!」

 

連合のモビルスーツ達を前にしてくしゃみが出るエリス

 

「隊長、ここで風邪ですか?」

「体調管理はしっかりしろよ」

「隊長の体調管理・・・」

「スベってますよ隊長」

「私じゃないでしょ!くっ、ここまでコケにされるなんて・・・昔はみんなあんなに可愛げのある部下だったのに、あの頃のみんなはどこへ行ったの?」

「ここにいますよ」

 

シルファ隊の緊張感のないやり取りに気が抜けるラドル隊達

 

「あの・・・本当にこれで大丈夫なのですか?彼もですが・・・」

「あれでも数々の戦果をあげている艦と部隊だ、信じるしかない。それにあのアスラン・ザラと宙の舞姫がいるんだ。今回こそあれを壊すぞ!」

 

ミネルバが最前線に出る

 

「タンホイザー起動、モビルアーマーを前面に誘い出す」

「はい。タンホイザー照準、敵モビルスーツ群」

 

ミネルバがタンホイザー発射準備をする

 

「敵戦艦、陽電子砲発射態勢、モビルスーツ隊ターゲットにされています」

「リフレクター展開」

「前へ出ろ。弾き飛ばしてやる」

 

ミネルバのタンホイザーをリフレクターで防ぐゲルズゲー

 

「やっぱり無理か・・・貴方達は敵モビルスーツをなるべく引きつけて。私はあのモビルアーマーを相手するわ」

「「「了解」」」

 

ジャッジメントがゲルズゲーにビームソードガンで狙うが躱される

 

「このぉ!」

 

プロトインパルスがビームライフルでダガーLを撃ち落とす

 

「レイ、ルナマリアはミネルバを狙うモビルスーツを頼む」

「「了解」」

 

セイバーがフォルティスビーム砲でダガーLを撃ち落とす

白ザクファントムがミサイルでダガーLを撃ち落とし、赤ザクウォーリアがオルトロスでダガーLを撃ち抜く

 

「中々やる様だが、貴様らに盾は無い。ここで沈んでもらうぞ。ローエングリン照準、目標上空、敵戦艦」

 

ミネルバにローエングリンが向けられる

 

「撃て!」

 

ローエングリンが撃たれようとするその瞬間、砲台の近くで爆発が起こる

 

「何⁉︎」

「なんだ⁉︎一体どこからの攻撃だ!」

 

煙の中から飛び出したコアスプレンダーが合体してインパルスになる

 

「シン!成功したのね!」

「やると思ったよシン!」

「本当にやったのか・・・」

「ローエングリンは・・・あそこか!」

 

ローエングリンを見つけたインパルスは真っ直ぐ向かっていった

 

「なんだあれは?迎撃!ローエングリンを戻せ!」

 

砲台の迎撃を躱しながら向かうインパルス

 

「くっそぉ、撃て!あのモビルスーツを落とすんだ!」

「合わせてくれエリス!」

 

インパルスにビームライフルを向けるゲルズゲーにプラズマ収束砲を撃つセイバー

 

「シンは、やらせるかぁぁ‼︎」

 

プラズマ収束砲をリフレクターで防いだ隙に接近してビームソードガンの二刀流でゲルズゲーの手足を切り落とすジャッジメント

 

「あっ、逃すかよ!」

 

ローエングリンが仕舞われそうになるのを見て急行するインパルス

 

「奴を近づけさせるな!」

 

ビームライフルを撃つダガーL達の攻撃を回避して一心不乱にローエングリンに向かうインパルスだが、ビームライフルを撃ち落とされてしまう

 

「クソ!こうなったら・・・」

 

フォールディングレイザーを取り出して近くのダガーLのコクピットに突き刺すインパルス

 

「うおぉぉぉぉぉぉ‼︎」

 

ローエングリンを仕舞って閉じようとするゲートに体を挟み込ませるインパルス

 

「これで!」

 

フォールディングレイザーを投げてローエングリンに突き刺し爆発させるインパルス

基地内で次々誘爆していく

 

「おわぁ⁉︎」

 

基地内の誘爆に巻き込まれそうになるインパルス

 

「シン!捕まって!」

「隊長!」

 

インパルスの手を掴んで避難するジャッジメント

 

「やったの?」

「はい!オレが壊しましたよ!」

「分かったわ。みんな聞いた?作戦成功よ!」

 

ガルナハンの街に着陸するミネルバ

 

街ではローエングリンゲートを破壊された事に歓喜していた。その中でシンは街の人達に揉みくちゃにされていた。

 

「ありがとう、ザフトの少年。君のお陰だよ!」

「ありがとうな!」

「うわ、ちょ、オレだけの力じゃないよ。コニールのデータのお陰だよ。ありがとうな」

「お礼を言うのはこっちの方だよ!ありがとうシン!」

「そうだ!これも全て二人のお陰だ!ありがとうよ!」

「「わわ⁉︎」」

 

歓喜に包まれた住民達に頭を撫でられまくるシンとコニール。その様子をセイバーの中で見つめるアスラン。

 

「シン・・・やっぱりお前は凄いな・・・けど」

 

アスランが別の方向を見る。そこでは無抵抗の連合兵を射殺する街の人達の姿だった。

 

「アレはシンには見せられないな・・・」

「何見てるのアスラン?」

 

ジャッジメントがセイバーと同じ方向を見る

 

「あらら、こりゃあ派手にやってるわね」

「本来なら止めた方が・・・いや、それは彼らの喜びに水を差すんだろうな」

「分かってるじゃない。たとえこの先どうなろうと私達が干渉出来るのはここまでよ。あとはラドル隊に任せて帰投しましょう」

「ああ・・・」

 

コクピットから降りてシンに近づくエリスとアスラン

 

「あ、隊長、アスランさん。どうしたんですか?もしかしてどこかやられましたか?」

「いや・・・よくやったなシン」

「え?ど、どうも?」

 

アスランから褒められて違和感を感じるシン

 

「普通に褒めたんだ、それくらい素直に受け取れ」

「はぁ?ってそれよりもエリス、隊長!酷いじゃないですか!あんなに見えないなんて聞いてないですよ!ほんと死ぬかと思いましたよ」

「ごめんごめん。けどシンなら出来るって言ったでしょ?それにちゃんと成功させてローエングリンも壊した。全部貴方のお陰よ」

 

シンの頭を撫でるエリス

 

「え⁉︎どうも・・・」

「なんだお兄ちゃん、照れてるのか?」

「確かに、かなりの別嬪さんだからな、羨ましいぞ!」

「いや、そんなんじゃあ・・・」

「ふ〜ん・・・まぁ良いや。そろそろ戻るわよシン」

「あ、はい!」

 

エリスに続いてインパルスに向かうシン。ガルナハンの人達の歓声を背に受けているシンの顔は喜びに満ちていた。




マユ達は先に帰投したので連合兵達の末路は知らないです。
シンに対してのザフト軍の評価ですが赤服の中では平凡よりで、正直インパルスを渡されているのか分からないと思われている状態です。結果だけ見ると今まで成果は出せていなかったので、そんな評価はしばらく続くと思います。
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