ガンダムSEED 太陽の少女   作:黄金鷹

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この辺りは多くのキャラが出るので全て描くと場面がゴチャゴチャになりそうなので一部カットしています。大まかな部分は本家と変わらないと思ってください。


第三十九話 再戦

パイロットスーツに着替えたレイ達はオーブ軍との戦闘の様子をモニターから見ていた。立ちながら様子を見ている3人の目は険しかったが、ベンチに座りながら考え込むシンの顔はそれとは違った複雑な表情だった。

 

「ジブリールは?どこに?」

「まだ見つかっていないそうだな。中々頑固に抵抗されている様だ」

 

マユの疑問にレイは冷静に答える。隣のルナマリアも含めて3人は既に自分達の立ち回りを考えているところだった。

 

「全員が出る必要も無いわよ。ここは私と・・・レイの二人で十分よ」

 

エリスの言葉にレイ達は首を縦に振り肯定する。今回の目的はジブリールの捜索であり、オーブ軍相手に全力を出す必要は無い。ここに居るメンバー全員が同じ考えだった。

 

「よし、ならルナマリアはいざって時の為にコクピット内で待機して。マユとシンは」

「いや、オレが行くよ」

「はっ⁉︎」

「えっ⁉︎」

 

エリスの言葉を遮る様に発言したシンの言葉にマユとルナマリアは驚いた。シンは口では悪く言うが以前アスランが言ってた様にオーブの事を憎んでいるわけでは無い。それは皆分かっていながら気付かないふりをしていた。だがシンの決断は揺るがない様に見えた。

 

「・・・本当に?」

「ああ・・・どうせやるって言うんだったら、オレが」

「・・・分かった。けど一人では行かせないからね。とりあえず私とシンで出るわ。レイ、何かあれば好きにして構わないから」

「分かった」

 

レイに一言伝えてからエリスはシンと共に自機の元に向かった。少なくとも冷静なレイにならマユとルナマリアの指揮を任せる事が出来ると考え、後の事を任せる事にした。

 

「シン・・・大丈夫かな?」

「シンが言い出した事だ。なら信じるだけだ」

 

ルナマリアはシンの背中を不安そうに見送るがレイはシンの行動を肯定した。周りからの視線を気にせずシンはデスティニーに乗り込み発進した。その後ろをリバースが追いかける様に発進した。

 

「カガリ!後ろ!」

 

アカツキの後ろに回り込んだグフイグナイテッドがテンペストビームソードを振りかぶる。それよりも速く黄ムラサメのビームライフルでグフイグナイテッドは打ち抜かれ撃墜される。

 

「済まないセナ。助かった」

「うん。とりあえず空中部隊の方は押し返されているかな?なら今は」

 

上陸しようと水面から顔を出したグーンの頭部をビームライフルで撃ち抜きながら地上の様子を見る黄ムラサメ。M1アストレイ達が頑張って抑えてはいるものの劣勢気味だった。

 

「私は地上のフォローに回るよ。何かあったらすぐ呼んで」

「ああ。けどお前は大丈夫なのか?」

「・・・大丈夫、行けるよ」

 

カガリは最初から戦い詰めのセナの体調を気遣い質問する。数日前まで体を動かす事すら難しかったセナの体力は既に限界が近づいていた。だが国の代表らしく振る舞えているカガリを前にしてセナは強がってみせた。

 

「・・・分かった、頼むぞ」

「了解です、アスハ代表」

 

黄ムラサメは地上スレスレを飛びながらビームサーベルでグーンやゾノ達を切り倒していく。地上側の敵を少しずつ押し出している頃、アカツキの高エネルギービーム砲でバビやディン達を撃ち落としていた。

 

「ジブリールの場所はまだ分からないのか?」

「申し訳ありません。口を割らせる事は出来ず」

「時間が無い!こうなれば手当たり次第捜索をするしか無い!急げ!」

「「「はっ!」」」

 

オーブ兵達に捜索命令を出しつつバビのビームライフルを反射して撃墜するアカツキ。その直後に横からビームライフルでムラサメ2機が瞬く間に撃墜される。

 

「何⁉︎今のは」

「カガリ様、ザフトの新手です。アレはヘブンズベースに居たあの」

「来たのか・・・ミネルバが」

 

アカツキの視線の先にはビームライフルを撃ちムラサメ達を撃ち落としていくデスティニーとムラサメ達の射撃を躱していくリバースの姿だった。

 

「くそ、これ以上やらせるか!」

「うん?なんだアイツ?」

「アレが指揮官らしいわね。シン、ここは」

「オレ一人で十分だ。エリスはジブリールを」

「分かった。一応隊長として気を付けてとだけ言っておくわ」

 

アカツキのビームライフルをビームシールドで防ぐデスティニー。その間を掻い潜ってリバースはオーブ内に向かって飛ぶ。ムラサメ達に囲まれながら撃たれるが紙一重で躱しながらビームソードガンで切り捨てて侵攻して行く。

 

「面倒だけど、脅威では無いわね。アッチは」

 

地上に降り立ったリバースは振り返ってデスティニーの様子を見る。デスティニーはアカツキの射撃を難なく躱しながら長距離射程砲を放ち腹部に当てる。だがそのビームを真っ直ぐ反射してデスティニーに返していた。

 

「えっ⁉︎何アレ⁉︎」

「ビームを弾いた⁉︎」

 

アカツキに直撃したビームを反射されてエリスもシンも驚愕していた。デスティニーは即座にアロンダイトに持ち替えアカツキも連結ビームサーベルで切りかかる。周りでムラサメ達が援護射撃を行うもデスティニーは光の翼を展開しながら高速で飛び回りそれらを全て躱しながら次々に切り捨てていった。

 

「シン・・・いや心配するよりもさっさとジブリールを見つけて終わらせた方が良いわね。なら、ッ⁉︎」

 

リバースが前を向いた瞬間、目の前には黄ムラサメが最高速で迫りながらビームサーベルを振り抜いていた。咄嗟にビームシールドで防ぐものの態勢を崩し一歩後ずさりしてしまう。その隙に回り込んだ黄ムラサメが足元にビームサーベルを振り抜くがなんとか飛んで回避した。

 

「危な⁉︎コイツ、まだこんなパイロットが居たとはね」

 

リバースがビームソードガンで狙うもビームの隙間を潜り抜けながら黄ムラサメは接近してくる。リバースは脚部のビームブレイドで蹴り上げるがシールドで受け流されながら背中を蹴り付けられてしまう。

 

「この動き⁉︎・・・まさか、セナ?」

「やっぱり強いね、エリス。けど貴女を上がらせる訳には行かないのよ!」

 

黄ムラサメは空対空ミサイルを発射するも簡単に躱されてしまう。そのまま接近してビームソードガンの二刀流を後退して躱わすものの回避で手一杯で反撃することが出来なかった。

 

「幾ら貴女でも、この性能差を覆す事は無理な様ね、セナ!」

「クッ、流石にエリス相手じゃあどうしようも・・・ハッ⁉︎」

 

リバースの激しい攻撃をなんとか回避していたが後ろから急接近したデスティニーに気づくのが遅れてしまった。

 

「いつの間に⁉︎というかまずい!」

「これで!」

 

右手から放つパルマフィオキナーを咄嗟にシールドを犠牲に防ぐ黄ムラサメ。だが態勢を崩したところを脚部のビームブレイドで左腕を切り落とされてしまう。

 

「グゥ⁉︎」

「シン、これに乗ってるのはセナよ。ムラサメだからって油断しないでね」

「セナ?太陽の少女か⁉︎生きていたのかよ!」

「セナ!やらせるか!」

 

アカツキが高エネルギービーム砲を撃つがリバースとデスティニーは軽やかに避けて黄ムラサメに接近する

 

「なんでステラを殺したお前が生きているんだよ・・・アスランやメイリンと違って」

「シン、落ち着いて。私達の目的は」

「なんでお前が生きているんだよ、セナ・ヤマト‼︎」

 

デスティニーのビームライフルの連射をギリギリで躱わす黄ムラサメだったが左脚にビームが掠り傷を負っていた。アカツキが間に入りビームを反射するとアロンダイトに持ち替えて近づいてきた。

 

「セナ、大丈夫か?」

「カガリ下がって!コイツはマズイ!多分私を倒したあの」

「邪魔するなよ!大した腕も無い癖に!」

 

割り込んできたアカツキにアロンダイトを振り下ろしてシールドを真っ二つにする。その直後にデスティニーはビームブーメランを投げつけ左腕の肘関節を正確に破壊する。

 

「ああぁ⁉︎」

「カガリ!」

「これで!」

 

アカツキにもう一つビームブーメランを投げつけるデスティニー。戻ってきたブーメランと共にアカツキは挟み込まれてしまう。

 

「なっ⁉︎しまっ」

「くっ!間に合わない!」

 

黄ムラサメがビームブーメランを撃ち落とそうとビームライフルを構えるも間に合う距離では無かった。アカツキがビームブーメランに挟み込まれて撃墜される、そう思った直後、上からビームブーメランは撃ち抜かれ爆発した。

 

「うわぁ⁉︎」

「へっ⁉︎誰?」

「何⁉︎ハッ⁉︎」

 

謎の攻撃に驚く中、上空から接近する機体に気付いたデスティニーは咄嗟に後退してビームサーベルを躱わす。デスティニーを追い払い、アカツキの前に立つストライクフリーダムはデスティニーを睨みつける様にビームサーベルの二刀流で構えていた。

 

「フリーダム?何だよ、そんな」

「フリーダム?いや、ちょっと違う。後継機って事?」

 

突如現れたストライクフリーダムにシンとエリスは驚いていた。それ故に共に地上に降りたもう一機、インフィニットジャスティスが戦場に来たアークエンジェルに回収されている事に気づかなかった。

 

「キラ?キラなの?」

「カガリは国防本部へ。ここは僕が引き受ける。セナは下がってて」

「分かった」

「気を付けてねキラ」

 

アカツキは国防本部に向けて飛び立つ。光の翼を展開しながら突撃するデスティニーの速度にストライクフリーダムはギリギリで対応する事が出来ていたが少し押し込まれていた。

 

「くぅ、速い・・・けど、対応出来ている」

「この!今更お前なんかに!」

「シン!二人でやるわよ!以前のフリーダムよりも」

「キラはやらせない!」

 

デスティニーの援護に回ろうとするリバースをビームライフルで追い払う黄ムラサメ。横目でアークエンジェルの方を見るとミネルバと戦闘しており増援を望めそうに無かった。

 

(キラと新しいフリーダムでもアイツ相手は厳しいよね。けどカガリは指揮を取らないと行けないし他のパイロットじゃあ時間稼ぎも難しい。私がなんとか援護するしか無い!)

(通信した時のセナの顔、相当疲弊していた。これ以上セナに負担をかけない様に、僕があの機体を止めるしか無い!)

 

お互いに相手の心配をしながら戦うセナとキラはデスティニーを退ける事を優先して同時に攻撃する。ストライクフリーダムのビームライフル二丁拳銃を躱しているデスティニーに空対空ミサイルが直撃する。爆風で視界が遮られた瞬間、連結ビームライフルでシールドを破壊される。

 

「グゥ⁉︎クソ、コイツら」

「シン!この!」

 

偶然取れた連携の前にデスティニーは防戦一方だった。リバースは背部ビーム砲で黄ムラサメを引き剥がし2対2の状況に持ち直した。その間に長距離射程砲とカリドゥス砲のビームがぶつかり合い相殺される。

 

「アンタは私が倒すわ、今度こそ」

「エリス・・・この!」

 

リバースにビームサーベルを切り付けるがビームシールドで受け止められそのまま推力で地上に押し込まれてしまう。黄ムラサメの危機に気付いたストライクフリーダムが援護しようとするがデスティニーの猛攻で他を気にする余裕は無かった。

 

「セナ!まずい」

「キラは自分の方を気にして!私もなんとかするから!」

「ハアァァ!」

 

リバースは黄ムラサメの腹部を蹴り付け地面に転がす。トドメにビームソードガンで切り付けようとした直後、宇宙から降りた降下ポッドの中から3機のドムトルーパーが地上に降り立つ。

 

「今度は何⁉︎新手?」

「あの機体、何故ここに・・・まさか!」

 

エリスが危機感を覚えた直後、リバースに向けてギガバズーカーを放つ3機のドムトルーパー達。咄嗟にビームシールドで防ぐがその隙に黄ムラサメに背部ビーム砲を一つ切り落とされてしまう。

 

「なっ⁉︎やってくれるわね・・・」

「助かったけど、なんで?ザフトの機体だよね?」

「大丈夫かいお嬢ちゃん?よくその状態でアレを相手に出来たな」

「俺達は味方だ。ラクス様に言われて来たんだよ」

「ラクスの・・・えっと、助けてくださってありがとうございます」

「気にしなくて良いよ。それよりもほら、こっちは任せな」

「はい、頼みます」

 

黄ムラサメが飛び立ちストライクフリーダムとデスティニーの方へと向かう。それを見送ってからドムトルーパー達はリバースへと向き直る。

 

「何者か知らないけど、簡単にやれると思うな!」

「アンタ達、行くよ」

「「応!」」

「「「ジェットストリームアタック!」」」

 

3機のドムトルーパーが連なりながらスクリーミングニンバスを展開してリバースに突撃する。背部ビーム砲で迎撃を試みるも防がれてしまう。

 

「防がれた⁉︎ビームシールドと同じ?グゥゥ⁉︎」

 

咄嗟にビームシールドで受け止めるも突撃の勢いは抑えきれずリバースは弾き飛ばされる

 

「くうっ、厄介な相手ね」

「初見でこれを躱せるとはね、宙の舞姫も伊達じゃない様だな」

「油断大敵って事だろ姐さん」

「そういうこった、アタシらで抑えるよ!」

 

突如参戦したドムトルーパー達にザフト軍もオーブ軍も困惑している中、格納庫に降りたラクスの元にメイリンに連れられたアスランがやってくる

 

「ラクス、大丈夫か?」

「私は大丈夫ですわアスラン。ただ乗っていただけですから。アスランの方こそ大丈夫ですか?」

「大丈夫だよラクス、俺は。それよりも」

「お体の事ではありませんわ」

 

ラクスから見てアスランは怪我が治りきっておらず安静にしているべきだったがそれだけでは無かった。裏切り者扱いされたとはいえアスランは今でもミネルバのメンバーの事を仲間だと思っており彼らと戦う事に葛藤を抱いており、未だどうするべきなのか迷っていた。

 

「・・・ジャスティスか、俺に?」

「何であれ選ぶのは貴方ですわ」

「・・・君も俺はただ戦士でしかないと、そう言いたいのか?」

「それを決めるのも貴方ですわ。怖いのは閉ざされてしまう事。こうなのだ、ここまでだと終えてしまう事です。

 傷ついた貴方にこれは残酷でしょう。でもキラは、何かしたい時に何も出来なかったらそれが一番辛いと仰っていましたわ」

「キラ・・・」

「力はただ力です。そして貴方は戦士かもしれませんが、アスランでしょう?」

「ラクス・・・俺は」

 

ストライクフリーダムは下がりながらビームライフルを撃つがデスティニーに躱されながら距離を詰められ防戦一方だった

 

「くっ、速い。それをここまで乗りこなせるなんて」

「コノォ!お前はお呼びじゃ無いんだよ!」

「でも、僕だって!」

 

キラのSEEDが発動する

アロンダイトを振り下ろそうとするデスティニー。それをビームライフルを二つ上に投げ空いた両手で真剣白刃取りをして受け止める。

 

「何⁉︎」うっ⁉︎」

 

デスティニーの腹部にレールガンを放ち怯ませる。その間にアロンダイトを投げ捨てビームライフルをキャッチするストライクフリーダム。

 

「これがビームだったら、もう終わっているって・・・そう言いたいのかよアンタは!」

 

光の翼を展開したデスティニーがぐるぐると周りを飛びながらストライクフリーダムに向けてビームライフルを撃つ。その速度にストライクフリーダムでもビームシールドで防ぎながら避けるので手一杯で狙いをつける事が出来なかった。

 

「くぅ、速い、このままじゃあ」

「キラ!」

 

飛び回るデスティニーにビームライフルを撃つ黄ムラサメ。その射撃は飛び回るデスティニーを正確に捉えていたがビームシールドで防がれてしまう。

 

「セナ!どうして」

「今はこっちの相手が先!行くよ」

「お前だけはオレが倒す、セナ・ヤマト‼︎」

「シン、帰投しろ」

 

黄ムラサメを見つけて激昂するシン。それを諭す様にレイの通信が入りデスティニーは攻撃の手を止める。

 

「なっ⁉︎何言ってるんだよレイ!目の前に奴が」

「ヤツに勝ちたくば一旦戻るんだ。その状態で戦い続ける気か?」

 

レイの指摘通り、光の翼を展開しながら最高速で飛び回ったデスティニーのエネルギーは残り僅かだった。そのまま戦ったところで勝てる可能性は低いことはシンも頭では分かっていた。

 

「けど、コイツら放っといたら一気に巻き返されるぞ。どうするんだよ?」

「俺とマユで出る。その間に補給を済ませてまた出撃するんだ」

「お兄ちゃん、任せてよ。今度は負けないから」

「マユ・・・分かった。レイ、任せたぞ」

 

デスティニーは反転してミネルバに戻っていく。ストライクフリーダムと黄ムラサメはそれを見送ってからオーブ国内に向かっていく。

 

「なんとかなった、よね?」

「うん。でもすぐにまた来ると思うよ。カガリ、ジブリールはまだ見つからないの?」

「ああ、ユウナは居場所を知らなかった。マスドライバーは封鎖して手当たり次第探すしか無い。その間ザフトの軍勢を」

「分かった、僕達で抑えるよ。任せて」

「ああ頼む。セナも、まだやってくれるか?」

「まだ、大丈夫、だから。それよりも・・・っ⁉︎」

 

黄ムラサメに向けられたビームを上昇して躱わす。2機とも後ろを振り返るとレジェンドとデスティニーインパルスが向かってくる姿を見つける。

 

「今度こそ終わらせる。キラ・ヤマト。そして太陽の少女」

「邪魔するなら容赦しないよ!」

「アレはあの時の⁉︎」

「あの機体は・・・似ている、あの人の機体に」

 

セナの目に映るレジェンドはかつて自身で撃墜したプロヴィデンスと姿が重なって見えていた。自分の手で殺してしまった罪悪感が戻ってきたセナは声が震えておりとても戦える状態では無かった。

 

「セナ、下がってて。あの2機は僕が」

「一人で相手するのは無茶よ。私もやる」

「けど、今のセナは」

「こっちだってキツイわよ!でも休める余裕なんて無いでしょ!」

 

セナはもう取り繕う余裕も無くなり感情を爆発させる。もう体力的にも精神的にも限界が迫っていたが退がる事が出来ない状況だと判断出来る程には周りが見えていた。

 

「セナ・・・無理だけはしないでね」

「うん、サポートは任せて」

 

レジェンドのビームライフルを左右に分かれて避けるストライクフリーダムと黄ムラサメ。両者の戦いが始まろうとしていた。




因縁の敵を見つけて落ち着きが無くなるシン。精神的に疲弊しているセナ。リベンジに燃えるマユ。体も心もボロボロのアスラン。思いつくだけでもこの辺りのキャラの心情のゴタゴタ感が凄まじいですね。こんな状態でよく戦闘出来るなと思いますね。そうさせてるのは自分なんですけど・・・
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