平成・令和トリガー ~ワールドトリガーwith平成・令和ライダー~   作:水崎旭陽

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第10話 ハザードは止まらない

-数時間後

桜子「実況は私、武富桜子。解説席には東隊の隊長、東さんと、太刀川隊の隊長、太刀川さんにお越しいただいています。」

東春秋・慶「よろしく。」

 

春秋と慶が会釈して言う。

 

遊真「おっ、今日の解説は東さんと太刀川さんか。これは見ないと行けない気がする。」

 

入口付近で立って話す。

 

桜子「今回の注目部隊はやはり、井上隊でしょうか。」

 

桜子が春秋に質問する。

 

春秋「そうですね。データによると、アタッカー、ガンナー、オールラウンダーの3人で構成されているチームです。」

慶「ということは、今回の対戦でスナイパーは常磐隊から1人だけ。近距離戦が広げられると考えられるな。」

 

-井上隊作戦室

ショウマ「行こう、みんな!」

絆斗・ラキア「あぁ。」

 

-グミ!イートグミ!イートグミ!イートグミ!イートグミ!ポッピングミ!ジューシー!

-チョコ!セットチョコ!セットチョコ!セットチョコ!セットチョコ!チョコドン!パキパキ!

-カップオン!プディング!ヴラムシステム!

 

桜子「各隊員、ランダムな場所へ転送されました。」

ショウマ「2人とも聞こえる?作戦通り、まずは合流しよう。」

 

井上隊だけでなく、他の隊も合流を優先して動く。

 

春秋「各チーム、合流を目指してますね。」

 

合流を目指している最中に、ラキアが常磐隊に捕まった。

 

ラキア「常磐隊と当たった。少し遅れる。」

 

ラキアはショウマと絆斗に伝える。

 

ラキア「だるっ…」

 

-ヴラムブレイカー!

 

桜子「おっと、いきなりラキア隊員と常磐隊がぶつかりました。数的には常磐隊の方が圧倒的に有利だが、どう動く?!」

 

ヴラムブレイカーで射撃するラキア。

常磐隊のアタッカー2人がラキアに突っ込んでいく。

ラキアはキックで吹き飛ばす。

 

-セット!

 

ヴラムブレイカーの弦をゆっくり引いていく。

 

-カップシューティング!

 

斜め前上に矢を放つ。

一本の矢がいくつもの矢に増幅。

常磐隊のスナイパー以外の3人がベイルアウト。

井上隊が3ポイントを先制。

 

桜子「と、とんでもない技が炸裂!?」

春秋「これは…かなりの実力派ですね。」

慶「あれは相手がA級だったとしても、基本やられるだろうな。そんな技をB級下位が受けたらたまったもんじゃない。」

 

一方、ショウマと絆斗も早川隊とぶつかった。

 

絆斗「ショウマ、できるだけ、俺が引きつける。だからお前は点を獲りに行ってくれ。」

ショウマ「分かった。」

 

桜子「早川隊も井上隊の2人とぶつかった!」

 

絆斗が早川隊の3人を撃ちまくる。

そして、3人の足元にチョコの塊ができ、身動きが取れなくなった。

 

-グミ!イートグミ!イートグミ!キッキングミ!チャージミー!チャージミー!チャージミー!チャージミー!

 

高くジャンプする。

 

-キッキングミキック!

 

早川隊の3人もベイルアウト。

残ったのは常磐隊のスナイパーのみ。

 

春秋「これはベイルアウトするしかないでしょうね。残っていても点を与えるだけですから。」

 

だが、ベイルアウトができない。

 

桜子「ベイルアウトできない!ランク戦では自発的にベイルアウトすることができますが、半径60m以内に相手がいるときは使えません。」

慶「つまり、これは獲られたな。」

 

ラキア「だるっ…」

 

後ろからの不意打ちで最後の1点を獲得。

 

桜子「試合終了!生存点の2点を加え、9点を獲得した井上隊の勝利!暫定順位が更新され井上隊が8位まで一気に上り詰めました。」

 

試合が終わり、作戦室から廊下に出ていく。

 

ショウマ「凄いじゃんラキア!1人で4点も獲るなんて!」

ラキア「くっつくな…だるい。」

ショウマ「もう8位なんだって!」

絆斗「当たり前だ。この3人だったら余裕でA級にまで行けるさ!」

 

談笑しながら廊下を歩いていると、前から遊真が近づいてきた。

 

遊真「3人ともお疲れ様でした!いやぁ、早くランク戦で当たりたい…!」

絆斗「そのときは、本気でぶっ倒してやる!」

遊真「望むところだ。」

 

仲良しそうに話す4人

 

悠一「ん?なんだ、遊真もいたのか?!」

遊真「迅さん。」

悠一「3人の戦い見てましたよ。基地にお菓子用意してあるから、みんなで食べよう。」

ショウマ「ほんと!?じゃあ早く帰ろう!」

 

凄くご機嫌で帰るショウマ。

 

-夜

三上歌歩「実況担当は風間隊の三上。そして解説は、ツインスナイプ見た?でお馴染みの佐鳥さんと、この間のランク戦で衝撃的な勝利をした宝生隊隊長の宝生さんです。」

賢・永夢「よろしく。」

 

会釈する二人。

 

歌歩「今回は、桐生隊のデビュー戦ということですが…」

永夢「その点については僕が。桐生隊は4人とも剣でも銃でも戦える、オールラウンダーですが、基本的に隊長以外の3人は打撃戦を得意としています。桐生隊長は冷静に相手の戦闘スタイルを判断し、随時対応する感じです。」

歌歩「桐生隊長は個人ランク戦で相手の動きを封じて、そこをキックするという技を見せていますが、その点もお願いします。」

永夢「はい。それは桐生隊長の必殺技の1つです。今回はどのような戦いを見せてくれるのか期待です。」

歌歩「宝生さんありがとうございます。では、海老名隊と松代隊の解説もお願いします。」

賢「オーケー。海老名隊も松代隊もバランスのとれた3人部隊だけど、海老名隊はスナイパーがいて、松代隊にはいない。代わりにトラッパーがいる。」

歌歩「佐鳥さんありがとうございます。さぁ、解説をしている間に転送が完了しそうです。」

 

-桐生隊作戦室

 

龍我「派手にかますぜ!」

 

-海賊!電車!ベストマッチ!Are you ready?定刻の反逆者!海賊レッシャー!イェーイ!

-Wake up!CROSS-Z DRAGON!Are you ready?Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON!Yeah!

-ロボットゼリー!潰れる!流れる!溢れ出る!ロボットイングリス!ブラァ!

-デンジャー!クロコダイル!割れる!食われる!砕け散る!クロコダイルインローグ!オーラァ!

 

歌歩「転送完了。」

 

戦兎「まずは作戦通りやるぞ。俺と万丈で松代隊を相手する。2人は海老名隊を頼む。」

 

歌歩「松代隊と海老名隊は合流を目指しますが、桐生隊は二手に分かれるようです。」

賢「これは、手分けして倒していくのかな?これなら三つ巴になることはないから目の前の相手に集中すればいいけど、数では劣っちゃうから相当自信が無いとできない作戦だね。」

 

まずは龍我が松代隊に襲いかかるが、躱される。

 

-各駅電車!急行電車!快速電車!海賊電車!発車!

 

戦兎「まずは1人。」

 

歌歩「桐生隊1ポイントを先制!」

 

-スクラップフィニッシュ!

-クラックアップフィニッシュ!

 

一海と幻徳が海老名隊を撃破。

3ポイント追加。

 

戦兎「早速、試してみるか!」

 

-ハザードオン!ラビットタンクスパークリング!ビルドアップ!Are you ready?アンコントロールスイッチ! ブラックハザード!ヤベーイ!

 

永夢「何これ?!」

歌歩「永夢さんも初めて見ますか?」

永夢「はい。桐生隊長とは何年も前から仲が良く、色々知っていたんですが、こんなフォームがあるとは…」

 

-マックスハザードオン!Ready Go!オーバーフォーム!ヤベーイ!

必殺キックで1ポイント追加。

残るはあと一人。

 

-マックスハザードオン!Ready Go!ハザードフィニッシュ!

最後の一人も必殺キックで倒し、試合終了。

 

歌歩「試合終了。桐生隊が8ポイント獲得で、勝利。暫定順位が更新され、10位に上昇。」

 

解説も終わり、みんなが席を立った頃、

 

永夢「賢くん!」

賢「?」

永夢「准くんから聞いたんだけど、ハンバーガーが好きなの?」

賢「そうです!」

永夢「僕もハンバーガーが大好きなんだ!良かったら、この後一緒に食べに行かない?」

賢「ホントですか?!やったー!」

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