平成・令和トリガー ~ワールドトリガーwith平成・令和ライダー~ 作:水崎旭陽
士「ようやく、辿り着いたな。」
永夢たちが戦っている間に、士たちはボーダー本部に辿り着くことができた。
すると、遠くから声が聞こえた。
翔太郎「士ー!」
士「丁度良いタイミングだ。」
士たちがボーダー本部に着いてすぐ、永夢たちも追いついた。
士「よし、入るぞ。」
???「おーーーい!」
士「ん?」
士たちが中に入ろうとした瞬間、遠くから士たちを呼ぶ者がいた。
士「誰だ?この建物の関係者か?」
???「そう。この建物の関係者!で、俺は迅悠一!よろしく!で、そちらのみんなは?」
士「俺は門矢士だ。」
士たちを呼んでいたのは、迅悠一だった。
そして、士に続き、他のみんなも挨拶をしていく。
悠一「なるほど。で、何でここにいるの?ここ、立入禁止区域だけど?」
士「立入禁止区域…?俺たちはなんやかんやあって、別世界から、この世界に来たんだ。そして、たまたまこの建物を見つけたから、行ってみようとなった。」
士は悠一にこの世界に迷い込んでしまったことを話した。
悠一「なるほど。別世界から来たってことは、ネイバーか?」
士「ネイバー?なんだそれ?」
翔太郎「まさか、大道の?」
フィリップ「それは"ネバー"!」
士「相変わらず、ハーフボイルドだな…」
翔太郎「うるせぇ!」
映司「まぁ、まぁ、まぁ。で、そのネイバーって何ですか?」
映司が素朴に疑問する。
悠一「ネイバーっていうのは…………」
悠一がネイバーについて説明する。
士「つまり、俺たちが最初に倒したあの白いやつはトリオン兵ってことか?!」
悠一「えっ?!トリオン兵を倒した?!」
永夢「はい。10メートルくらいの大きくて、白いやつです。」
悠一「まぁ、三輪隊を倒してるくらいだしなぁ…。そうだ!お前たち、この世界に迷い込んだって言ってたな?」
悠一は、士たちがトリオン兵を倒したことを納得したようだ。
そして、何か提案をしようとしている。
士「あぁ、そうだ。」
悠一「なら、泊まる場所も無いだろ?だったら付いて来い。」
士「?」
悠一に付いていく士たち。
悠一「さぁ、着いた!ここが我らが支部、玉狛支部だ!」
悠一が士たちを連れてきた先は玉狛支部だった。
悠一「あっ、中に隊員が何人かいるから。」
士「?!」
悠一「大丈夫。いきなり襲ってきたりはしないから。」
中に隊員がいると聞き、警戒する士たちだったが、玉狛支部の中に入ることにした。
悠一「ただいま。」
ドアを開けると、玄関に林道陽太郎と、雷神丸がいた。
陽太郎「新入りか?」
悠一が陽太郎の頭にチョップする。
悠一「『新入りか?』じゃなくて。」
士たちは唖然としている。
???「迅さん、おかえり!」
2階から声が聞こえた。
士たち「?」
悠一「宇佐見栞。うちのオペレーターだ。」
栞「え?何?もしかしてお客さん?!やばい、お菓子ないかも!やばい、やばい、ちょっと待ってー!」
再び唖然とする士たち。
なんやかんやありつつも、リビングへ招かれ、ソファや椅子に座る士たち。
リビングには、玉狛支部のメンバー全員がいた。
栞「ごめんね。今、グミしか無くて…」
ショウマ「グミ!?」
『グミ』と聞いて、目を輝かせるショウマ。
辛木田絆斗「あぁ、コイツ、グミ好きなんですよ。」
栞「本当!?なら、良かった。」
ショウマ「いただきまーす!美味しい!」
栞「沢山食べていいからね。」
すると、ショウマのガヴから、ゴチゾウが出てきた。
悠一たち「なんか出た?!」
ショウマ「あぁ、これはゴチゾウって言って、変身に使ったり、俺を助けたりしてくれる仲間なんだ!」
空閑遊真「こんな小さいのがか?」
ショウマ「うん!凄く頼りになるよ。」
ショウマはゴチゾウについて悠一たちに説明した。
士「そういえば、ここにいるのは全員ボーダーの関係者って聞いたが、ボーダーっていうのは、意外とこんなにのほほんとしているのか?」
悠一「いいや。こんな感じなのは玉狛支部だけだよ。玉狛支部はボーダーの中でも一番独立しているからね。ただ、ウチは強いよ。」
士「?!」
悠一「確かに、人数は他のところよりもかなり少ない。けど、各々の隊員の強さは半端じゃないよ。」
玉狛についての質問に答える悠一。
そして、本題に入る。
悠一「じゃあ、本題に入るか。お前たち、ボーダーに入らないか?」
士たち「?!」