“ ”は異世界を見る 作:侑音
…事実ではあるんですよ?いやまぁ私が100%が悪いんですが
因みに今回のも前回の続きみたいなやつです。本編はよ入れって急かしてください。本編思いつかなくてサブみたいなのを書いてる私が悪いんですが
『…僕が言いたいこと、分かるよね?』
満面の笑みで、されど目元が一切笑っていない柚葉のそんな笑みは普通の人が見れば恐怖で怯えてることだろう。しかし今彼女が対面しているのはこれに今まで一度も怯えたことがない幼馴染達なのである
「どしたんはなしきこか」
「ねぇ羚音くんこれどうやったらいい?」
「これの攻略法はねぇ〜」
『話聞いとんのかお前ら』
いつも通りである。なんだこいつら
こうなったのは数日前まで遡る
兄妹3人が平和に仲良しに戻ったのはいいものの、末の妹が酷く心配だった上2人が悩んでいるところに3人の少年少女が現れた。そしてその3人こそが…
「私らなのです」
「どうした羚音急に」
「羚音くんってそういうとこあるから。あと柚葉」
『僕はついでってか??つかその話の主犯お前って聞いたが?』
「え?うん。おもしろそうだったからつい」
『ついじゃねーよ!余計なことしやがって』
「いーじゃんか。先輩達大喜びだったよ」
『そりゃあそうでしょうねぇ…』
羚音が悪ふざけで柚葉が如何様にして甘えてくるのかを伝え、それに続いて緋那が柚葉の秘蔵の寝顔写真や小さい頃の写真を見せ、悠稀は今柚葉がハマってるゲームの話題について教えた。そりゃあもう一から十まで(特に緋那)教えていたのである
『タチ悪すぎるってお前ら』
「いいだろ、兄妹仲はより深まったんだろうし」
『姉さんに天使の寝顔を見たくってって言われながら僕の寝室に潜り込まれた時の僕の気持ち分かる??』
「しょーがないだろ、お前今学校でなんて呼ばれてるか分かってんだろ?」
『…?なんか呼ばれてんの?僕』
「…これマジで知らんやつやで、ヒナさん」
「こいつすげぇよ…マジかよ…」
因みに柚葉の周囲からの呼ばれ方は「(オタクの気持ちを理解できる)深窓の天使様」である。なぜなら有希みたいに話しかけやすい完璧な淑女であるにも関わらずこの天使様オタクだからね。完璧淑女の有希になぞって“深窓の”というのを付けられたらしい。姉妹そろって仲良しだね。余談にはなるが柚葉は学校では特に羚音とオタク丸出しで話しているのでクラスメイトから取っ付きやすいと人気である
そして可哀想なことに幼馴染と兄、姉の完璧なガードにより告白さえされた事がないのである。そのせいか本人はさして好かれてないんだろうなぁとすら思っている。可哀想だね
『…で、僕なんて呼ばれてんの?』
「知らない方がいいと思う」
『なんだそりゃ…』
呆れたように溜息をついて、ふと思い出したように羚音に聞く
『そういえばこの前羚音が言ってた新刊手に入れ』
「ください」
『…後で部屋に取りに来て』
「わぁい」
そのやり取りを今度は緋那が呆れたように見ながら告げる
「お前らも変わらんなぁ」
「まぁこれがユズと私の関係ですから!」
『なんでこれで付き合ってるって言われるのかは分からんけどね』
「それは流石に嘘であってほしい」
「…?ユーくんから見ても付き合ってるように見えるの?私ら」
「逆にどこをどう見たら付き合ってないの!?」
「以下略」
『マジで?』
「私らがおかしいってよ」
『んなわけ』
「「あるわ!!」」
…今日も今日とて元気な幼馴染達であったとさ。
柚葉なオタク設定、久しぶりに出したけど覚えてた人いるのかな…という独り言を残して。あとホントに今度こそもう来週までに書けるように頑張ります