“  ”は異世界を見る   作:侑音

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順調にお気に入り登録者数が増えていってることに嬉しさが隠しきれないのはいいんですがほんとに私遅筆すぎませんか。そろそろ怒られてもおかしくないと思うんですよね
ところで今の時系列ってどこだと思います?私も分からないです。やばいですね


家族の温かさ

 

 

 

わたわたした日が過ぎ去った後の数日、政近と有希は酷く忙しかった。というのも…2人が生徒会の仕事が増えたのである

 

 

…だったのだが

 

 

(あぁ、始まっちゃうなぁ。兄さんの風邪イベント)

 

柚葉はそんなことを考えながら兄の家にさらっと入り込む。この日のこの時間帯に兄が深い眠りに落ちていて気づかないことをわかった上でさっさと何故か用意されている自分の部屋に入り込んだ

 

 

数時間が経過して、兄が起きた気配を感じ取るも、柚葉は自分の気配を殺して兄の様子を感覚で探り続けた

 

 

集中のし過ぎによる眠気に負けるまでは

 

 

 

 

 

 

「ーー柚葉?」

 

 

 

 

気づけば熱っぽい顔の兄がこちらを覗き込んでいた

 

 

『…ごめんなさい、兄さん』

「いや、人の気配を感じたのがついさっきだからお前も随分気配殺してただろ。というかなんでこんなこと…」

『…先日、お会いしたって聞いて』

「……そう、か」

 

 

柚葉の言葉を聞いて疲れ果てたような顔になった政近に、柚葉は何も言えなかった。…いや、正しくいえば、言葉にならなかった

 

 

 

(言えるわけがない。こんな状態の兄さんに…母様と、本音で話し合えるようになりたいですか?なんて。そもそも、僕が言える立場じゃない…)

 

 

 

 

 

幼い頃に家出して迷惑をかけた末っ子に、家の事情を口出しなんてできない。そう思って顔を俯かせた柚葉に政近は優しく抱擁した

 

 

 

『…にい、さ』

「ごめんな、こんな兄ちゃんで。ごめんな…」

『!?ちが、兄さんはなにも!』

「俺が…」

『責めないで。兄さんが全部悪いわけじゃ…!』

「だって、そうだろ。俺が有希を、お前を」

 

 

『話を聞いてください!』

 

 

政近がかつて聞いたことない程の声をあげた妹にびっくりして固まる。そんな兄の手を柚葉は両手で包み込んだ

 

 

 

 

(苦しんでほしいわけじゃない。僕が、オタクだから幸せになってほしいんじゃない。ただ…)

 

 

 

『そんなこと、言わないでください。兄さんは、僕にとって、かけがえのない兄です。大事な、兄なんです』

 

 

 

ただ必死に伝えようと声を出す。柚葉の目には涙が浮かんでいた

 

 

『有希姉さんも、そんな兄さんを見たら、悲しむと思うんだ。僕も、そんな兄さん見るのは嫌だから』

「柚葉…」

『…上手く言葉にできないけど、苦しかったら、ちゃんと頼ってね。僕で力になれるかわからないけど』

「…ありがとう」

 

 

政近は苦笑しながら柚葉を見た。柚葉は不思議そうに政近を見上げ、それからはっとしたように言った

 

 

『そ、そうじゃん。兄さんはちゃんとベットで寝てて!お粥とかなら食べれる?ゼリーの方がいいかな』

「…どっちでもいいからな」

『ほんと?あぁでもとりあえずゼリー食べとく?』

「そうする」

 

 

 

 

そして暫くして、学校に行く準備をしてから政近に告げる

 

 

『多分、後から来客来るから頑張ってね』

「…?おう」

『それじゃあお大事に』

 

 

そう告げて柚葉は学校へと歩き始めた

 

 

 

 

 

 

(僕には…いや、“あたし”には、まだこの居場所が必要なんだ)

 

 

 

 

 

 

果たして、柚葉の秘めた思いはーー




最初にこの話を執筆してから1ヶ月経ってるんですよね。恐ろしいです。はよ書けやって感じですけどね

あと前回の後書きに書いてたあの宣言をした1週間後の私をぶん殴ってください…
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