“  ”は異世界を見る   作:侑音

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今度こそ、とか言いながらまた1ヶ月に書く私をなんとかしなければ…。
そして今回よりちょっと本編から逸脱します!柚葉を焦点に中等部の様子を想像しながら書くので解釈違いになったら申し訳ないです。その時は回れ右で自衛お願いします


【現在-繋ぎの章】廻る始まりの物語
見える世界の違いは


 

 

 

「おはよ。元気ねーな」

 

 

柚葉が登校してきて席に着くと、目の前の席の緋那が声をかけた

 

 

『…僕がいつでもハイテンションだって?』

「言ってねぇよ。むしろ私らの前以外静かだろお前」

『…?そうだっけ』

「自覚なしかよ」

 

 

 

そんな会話をしていると、廊下から柚葉を呼ぶ声が聞こえた。中等部現生徒会長だった

 

 

 

「神崎さん、お話があるんだけど今いいかな」

『今行きます』

 

 

そう言って生徒会長の方に駆け寄り、一緒に空き教室まで移動した。移動中は沈黙が流れ始めるだけだった。沈黙に気まずそうに生徒会長が言葉を繋ごうとするも、会話をする気力もない柚葉は適当に相槌を打つのみで、会話のキャッチボールが繋がらなかった

 

 

 

 

 

 

 

「あーあ。ユズがあんまり話さない日に生徒会長さんはユズの事連れ出しちゃってー。ダメじゃないっすかぁ」

 

 

 

 

 

 

そんな呑気な声と共に柚葉の後ろからひょっこり現れたのは羚音だった。羚音は柚葉に後ろから抱きついて生徒会長に告げる

 

 

「話は後日にしてやってくれません?それか私が聞きますよ?なんかこいつ今日体調悪いっぽいんですよね」

 

 

へらへらと笑いながらもほんの僅かに殺気を孕んだ目を向ける羚音に生徒会長の足が一瞬止まった。しかし何事も無かったかのように笑みを浮かべ、冷や汗を流しながら言葉を紡ぐ

 

 

「そっか。じゃあまた体調が良くなったら教えてね、神崎さん。東くんもごめんね」

「いやー、私は何もしてないですよ。んじゃ、また生徒会室で」

 

 

そう言いながらご機嫌な様子で柚葉と一緒に教室に戻る姿に生徒会長は再び冷や汗が流れる

 

 

 

 

 

 

「神崎さんと話すだけで、“絶対に神崎さんの幼馴染の誰かが来る”の、なんでなの…?怖いって…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『過保護』

「お前が悪いからね。断れよ、要件わかってるんでしょ?」

『…。さぁ』

「へぇ。いいんだ?私の前でそんなこと言って?」

『やめ、ごめんって』

 

 

そんなこんなでいちゃいちゃしてる2人を眺めながら緋那と悠稀は誰にも聞こえないように配慮しながら小声で話していた

 

 

 

「まーたやってるよ、あの2人。懲りないねぇ柚葉も」

「あれ、柚葉が悪いわけでもないけどね」

「しょうがないよ。悠稀も覚えてるでしょ?」

「…まぁ、うん」

「柚葉には悪いけど、私らに守られててくんないと困るからね。柚葉にとっても、私らにとっても」

 

 

 

 

そんなことを話している2人は、気付けなかった。柚葉が、何を考えているのか。そして()()2()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

そして少女は知る。自分はいつまでも、籠の中に閉じ込められているということに。そして決意する

 

 

 

 

 

 

 

___再び、少女は行動する




えーはい。お気づきの方もいるかもしれませんが、しばらくは柚葉と幼馴染が中心となり話が進むのでロシデレの登場人物があんまり出てきません。そしてロシデレ本編に関わる内容に戻るかは不明です。あんまり本編に近い内容は出てこないかもしれないです
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